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拘束チェア♡
しおりを挟む「エロ可愛いな、羽美」
「………このまま……スるんですか?」
「嫌か?セックスするのは変わらないんだが?」
この状態が怖くて、泣きそうになっている羽美の頬を撫でる律也。
だが、相手は好きな相手の律也だ。羽美の身体を傷付ける事はしないと分かってはいても、やはり怖さもある。知らない世界に入ってしまいそうで、入ってしまったら抜け出せないぐらいハマってしまったら、羽美は律也以外の男で満足出来るかが不安を過ぎらせる。付き合っている間ならまだいいが、別れたら羽美は如何なってしまうのか。
「私が自由ではない、て事だけですよね?」
「手足はな……目、耳、口も拘束出来ない事もないが、喘ぎ声が俺は聞きたいから口の拘束は考えてないし、目と耳は羽美は怖がりそうだからな……まぁ、良ければその内………」
―――スるんだ……
羽美は諦めた様に俯き、律也から目線を外す。
しかし、いつまでもそのままの状態なのは、と思ったのか、律也は羽美の顎を上げ、軽くキスをして微笑んだ。
「俺に身を任せればいい……気持ちよくさせてやる」
「………でなきゃ………もっと嫌です………」
顔を赤らめて照れる羽美。求められていると分かっているし、セックスの気持ち良さを羽美に教えた人だから、言える言葉だ。
「舌出せ」
「…………ん……」
口いっぱいに貪るのではなく舌だけを絡めるキス。唾液が舌を伝い、唇から漏れていく。その都度、律也に指で拭われたり、舐め取られても、羽美は何も出来ずもどかさが募る。
そう思っていると、いきなり舌を吸われ、息苦しくなって、喘ぐ声ではなく呻き声へと変わる羽美。全部吸われてしまうのでは、と思えてならないが、律也はそれだけではやはり終わらない。
「んんんっ!」
シアーの透けたブラジャーの上から乳首を摘み上げては弾く。たぷたぷとふくよかだった乳房は、今迄苦しそうにしていた物ではない。正確なサイズの下着を着る羽美は、益々律也からしても魅力を発揮している。唆られ煽られっぱなしの買い物の時間。だが、羽美が可愛くなる為の有意義な時間だったと、律也も満足していたのだが、途中ナンパの邪魔が入ってからは、律也は嫉妬に駆られていたのだ。
勿論、律也好みの服や下着を身に着けた羽美をそのまま帰せる訳はなく、いつ戴こうかと考えてはいたが、ナンパする男達によって火が着いたのが早まっただけの事。そして、幸運な事に律也好みのラブホテルがあったものだから、羽美を律也の性欲に合わせる機会となった。
「直ぐに勃つな、羽美の乳首」
「っはっあ……はぁ………んんっ!」
強く扱くと堪らず羽美は一瞬息を我慢する。その都度顔が上がり、天を仰ぐ様に喘ぐ。
「今日はどんな味するんだ?羽美」
「っ!………ふっ……あっ……やっ……布と……擦れ……」
じゅっ、とブラジャー越しで吸われた乳首。唾液で染みた乳首は紫の布と密着し、ピンクの色から更に濃いピンクに色づく。
「こっちも同じにしなきゃな」
「ひゃっ!………ああっん……」
「………あぁ、エロいな………乳首だけで下はもう濡らす必要が無いぐらい濡れてるぞ?………ほら……」
律也に晒された秘唇を擦られ、じわじわと涎を垂らすはしたない蜜壺。
「ああっ……っあ………布越し………嫌っ!」
「………待ってろ……ゴム着ける」
律也ももう待てなかった。煽られっぱなしの姿に早く繋がりたかった。ズボンと一緒にパンツを下ろし、コンドームを装着すると、羽美のショーツの紐を解く。脱がせやすくか挿入しやすい物ばかりを選んでいたのだ。
にちゃにちゃと、秘唇を開き、蜜を杭に纏わせ、羽美が欲しがるのを待つ。秘蕾を先端で擦りつつ、腰を振る律也。
「欲しがらないのか?」
「っ!」
「………それともまだで指と舌でイッてから?」
「…………さい……」
「ん?」
「………下さい………律也さんの………ソレ……」
「…………了解した」
羽美の了承を得たので、一気に最奥へ到達する律也。グリグリと膣で馴染ませて、蜜を絡めるだけで、律也は爆ぜそうになるが、それは律也も我慢しなければならない。
羽美はまだ軽くしかイッてないのだ。派手にイッてからの方が羽美の膣は気持ちいい、と律也は昨夜知った。その為に隘路の行き来は控え、秘蕾を指で攻めて行く。
幸い椅子のおかげで、秘蕾は触りやすく、羽美の蕾は上を向いていた。
「ひゃっぁぁぁぁっ!……やだっ……入れたまま………ソレ触っちゃ……イッちゃ……イッちゃ………うぅぅぅっ!」
秘蕾の先をコリコリと引っ掻き攻める律也。そして、ぷっくりとした膨らみを摘んでいる。
羽美にはそれがまた苦しいぐらいに悶え、ベルトが軋むぐらい震えていた。
「可愛いなぁ、羽美………そんなに気持ちいいか?」
「出ちゃ……うのぉ………やぁ……イクぅ……」
「イケばいい、何度でも……」
「ああっあぁああっ!!」
「くっ!…………締め付けて来たな………動くぞ!」
羽美が達した為、秘蕾の愛撫を中断した律也は椅子が壊れるのではないか、というぐらいに軋む中、激しく羽美を突き刺した後、羽美の膣で爆ぜたのだった。
「はぁ……はぁ……羽美……」
「………ああっ……あ……」
拘束された椅子と羽美の背中の間に腕を回し、きつく抱き締めた律也。頬擦りとキスを繰り返し、落ち着かせてからベルトを外していく。
「可愛かったよ、羽美」
セックスの後は毎回、羽美に掛ける言葉は、羽美に自信を持たせたが、未だ聞けぬ『好き』と言われないのは辛かった。
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