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お仕置きはとにかく甘く♡
しおりを挟む「なっ!」
足を椅子に挟まれた羽美。その足が完了した所で、羽美とのキスを止めた森本は、スカートさえも腰迄上げてしまった。
「色気ないな……ストッキングはガーターベルトのにしてくれ」
「も、持ってませんよ!そんな卑猥なタイプのなんて!」
「なら、土曜日に買いに行こう……下着も服も俺が選んでやる」
ストッキングの上から指の腹を擦り始めた森本。それが、今から何をしようとしているのか、一目瞭然と言える。
「ほら、珈琲」
「こんな状況で飲めると思ってます?」
「飲めよ」
「っ!」
拘束される趣味は無い羽美だが、色香を醸し出す森本の声で、ビクッと身体を震わせた羽美。
「何なら、口移しで飲むか?」
「………い、いえ……」
口移しで飲まされたら、キスで溶けてしまう。ペットボトルのキャップを開けようとした羽美だが、溢したくないので森本にお願いする。
「珈琲は染みになるので、溢させないで欲しいんですが………」
「………分かった……このまま飯食おうか」
「…………え……あ、足もコレ止めて欲し……」
「駄目、お仕置き中」
「お、お仕置きって……」
「俺を名前で呼ばないから」
「そ、そんな……恥ずかしいんですけど!」
「俺は可愛い羽美の姿見てまぁまぁ満足してるが?」
『まぁまぁ』と言うのは、森本はまだ満足はしていないという事だろうか。
それでも、森本は平然とエコバックからサラダを出し、ドレッシングを掛けると、箸で摘んだ野菜を羽美の口元に持って行く。
「ほら」
「っ!自分で食べれます!」
「あ~ん」
「…………っくっ!」
森本は諦める様子はなく、恥ずかしそうに森本から差し出されたサラダを口にした。
これもお仕置きなのかは分からないが、羞恥心から身体が火照る羽美。
―――恥ずかしい!やだもう!
森本は自分で食べるのに、珈琲以外羽美の近くに食物は無く、全て森本が差し出して来る食物を食べるしか出来ない。手を伸ばそうとすると、森本がストッキングの上からクニクニと擦るのだ。
「んあっ……」
「羽美は、イッた事無いんだろ?……今日イかせてやろうか?」
「か、会社です!」
「だから?………不謹慎だが、ヤッてる社員居ると思うが?」
「でも、警備員が巡回しに来ますし!」
「まだ、この時間帯は残業する社員も多いし、巡回時間じゃないから大丈夫だ………じわじわと濡れて来たな、羽美」
触られたら濡れて行くぐらいは羽美もあるが、イク事を知らない。触られて喘ぎ声も、今迄演技だった。今甘い声が自分から出たのも不思議だった。
「も………止めて………下さいっ……」
「止めてもいいが、俺は今羽美のイキ顔見たくてな……その代わり明日下着無しで仕事してみるか?」
「………なっ!」
「続けて俺にイキ顔見せるか、今日は俺が諦めて、明日羽美がノーパンで仕事するか……ご褒美か我慢かどっちがいい?」
「何ですか、その選択は!」
「明日、朝確認するぞ?ノーパンで来たかどうかな……履いてたら脱がすけど」
―――どっちも嫌だ……
会社でイキ顔を晒すのも、それを拒否したら明日はもっと恥ずかしい思いをしそうでもっと嫌な羽美。言葉が返せないでいると、森本がサンドイッチを羽美に食べさせようとする。
「羽美………サンドイッチ」
「………あ、はい……」
味等噛み締める余裕も無く咀嚼するしかない羽美に、森本は左手の指腹に当てる、羽美の秘部への愛撫は止めようとはしなくなる。
買って来た物はもう無くなり、答えを待ち望むかの様に激しくなった。
「っんんっ!」
「邪魔なストッキングだな……破るぞ」
「え!……ち、ちょっと待っ……」
ピリッと指で引き裂かれたストッキングから、染みが出来た下着のクロッチが鮮明に見えた。
「返事が無いからな………このまま進める。俺は気長な待つ性分ではないんだ」
クロッチをズラされ、羽美の秘唇が森本の目に入る。
「やっ!」
「………美味そうな色だな……」
「は、恥ずかしいんです!」
「何方にしても、俺は羽美を食べるが?今日は最後迄はしないつもりだから、味見だけな………その前に羽美のイキ顔が見たい」
くちゅ、と秘唇の割れ目を広げ、蕾を開放する森本。
「エロ………ねっとりとして、どんな味だ?」
「や、止めて下さいっ!係長!」
「…………律也だろ!」
「んあっ!」
思わず、名前呼びせず役職で呼んでしまった羽美に対し、長い指が差し込まれた。
「駄目だろ?羽美………2人きりの時は上司と部下じゃない。恋人同士だという事を忘れるな」
「っあっ……駄目っ………やぁ」
羽美の身体の中を森本の長い指が探る様に蠢くと共に、秘蕾をグリグリと扱かれて、羽美は森本の腕を掴むがビクともしない。
「舐めてやりたいな……明日楽しませて貰うが、今も美味そうなニオイと声だ……可愛いぞ、羽美……」
「………はっ………あぁ…」
息遣いも荒くなる羽美は、目を潤ませ、森本を縋る様に見つめてしまった。
「羽美、イかせてやる」
ぐちゅ、ぐちゅ、と音を立て、指も1本から2本に増やされ、更なる蠢く指が、蜜音を掻き立てる。強い刺激が続けられ、悶えた身体が下半身に集中し、ウズウズとまたはヒクヒクと森本の指を締め付けた。
「んふっ……んんっ」
今迄、演技の様に声を出していた羽美は何だったのだろう、と思う程、森本の指が気持ちいい。
「ほら、イケよ………羽美……それともココ攻めて欲しいか?」
「!……ああっはっんんっ」
ワザと抉り突かず、擦らなかった最奥に、指を根本迄入ってしまうと、森本は執拗に攻め立てる。
「可愛いな……羽美……」
初めて疼く身体を知ったかの様に、羽美は怖くなり首を横に振る。
「もぅ……無理っ……おかし……」
森本は羽美を抱き締め耳元で囁く。
「イケ、羽美」
「っあああっああっんん」
コレがイクという感覚なのか、と思った羽美。抱き締めていた森本は、羽美の頭をポンポンと叩くと、秘唇から指を引き抜いた。
「明日はもっとイキ狂うの見せてくれよ」
方針状態の羽美を抱き締めた後、ゴミを片付け始める序でに、汚れた羽美の秘部を拭き取り、一緒に片付けた森本を、羽美は呆然と見つめる事しか出来なかった。
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