壁穴屋

うしお

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ディレーテの街

ディレーテの街 59

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「おにーさんのゆるゆるメス穴ちんぽは、おもらしするわるーい子だから、特別にこれを貸してあげるね」

からからの喉を渡された水で潤しながら、スタッフが取り出したものを見る。
それは、血のように赤い紐のようなものだった。

「縛るのか?」

「もっとイイコトだよ。どれだけ気持ちよくなっても、ぜーったいに出せなくする道具なんだけど……おにーさん、こーゆーの好きでしょ? ほら、だらしないメス穴ちんぽをふさいでくださいって、おねだりして」

「ぁ、……お願い、します。俺の淫乱ちんぽに、栓をください」

「どこに欲しいの?」

「こ、ここに……締まらなくなった、メス穴に、ください」

「欲しいなら、オレが入れやすいように、ちゃんと開いて」

「お願い、します」

俺自身に興味などないと言わんばかりの、まるで硝子玉のような目にぞくぞくしながら頷いて、腰を浮かせてちんぽを差し出す。
くったりしたちんぽを立たせ、いまだにぽっかりと開いたままの小便穴を指先で拡げながら、血のように赤い紐の先端が落ちていくのを見守った。
それほど太くないそれは、しっかりと濡れている上に開いたままの小便穴を、するするとすべり落ちていく。
スタッフは紐をある程度中に入れると、その端をちんぽの先、括れの部分に引っかけるようにくるりと巻き付けた。

「よし。【塞がれ】」

「それ、なンンッ」

それは何かとたずねる前に、赤い紐が一気に膨れ上がった。
ちんぽの先に巻き付いた紐が、大人の指と同じくらいの太さに膨れ上がり、ぽっかりと開いていた穴も同じく膨れた紐でぎっぢりと塞がれてしまう。
ちんぽに巻き付く赤い枷となった紐は、小便穴の中でどくりどくりと不気味に脈打ち、蕩けた肉襞と擦れはじめる。
ぞわぞわとした快感に震える俺のちん先に触れた少年の手が、ゆっくりと根元に向かっておりていく。

「こーやってちゃーんとふさいでおけば、おもらししなくて済むでしょ? すきまなんてないから、こーんなことをしても、大丈夫なんだよ」

「ぃ、ぎぃッッ」

ぶら下がった金玉を思いきり握り潰され、キマイラの腹の上でのたうちまわる。
そのままごりゅごりゅと揉み潰されても、一切漏らせなかった。
さらに、スタッフは腹の上にどかりと座りこんで小便袋を押し潰すと、にっこりと笑って見せる。

「ほら、ぜんぜんおもらしできないでしょう?」

押し潰されて苦しいのに、一滴も漏らせなかった。
スタッフの言葉は、すべて正しいのだと理解した。

「はひ……っ、も、おもらひ、れきまへん」

「よかったね。ゆるゆるメスまんこがふさがってくれて」

「ぁひッ、あ、あ゛あ゛……っ、あ゛りらどぉ、ごらいまひゅッッ」

「ちゃんとお礼が言えてえらいね。でも、言うのが遅すぎる。ちょっとだけ、お仕置きね? たっぷり【喰らえ】」

スタッフの指先が、赤い枷に触れる。
その瞬間、みぢっと赤い枷がさらに膨らんだのがわかった。
太くなる枷によって、小便穴が限界まで拡げられていく。
それだけでなく、みるみるうちに膨らむ枷は、しこりの中まで突き抜けた。
どくりどくりと脈打つ枷に、小便穴の奥の奥まで舐められているような、おぞましい快感だった。

「ひ、ぃっ、や゛っ、な゛ん゛っ、の゛びっ、の゛びれ゛ッッ」

「おもしろいよね。魔道具になっても、モンスターの本能ってなくならないんだよ。それ、アリクイヴェルミルガの舌から作られてるんだけど、いつもせまーいアンティの巣穴に直接舌を入れて食べてたからか、せまーい穴に入れると奥まで入って暴れるんだ。アンティをたくさん絡め取るために、表面はすごくざらざらしてるし、穴の中をいっぱい舐めてくれるでしょ? えっちの道具にも、拷問の道具にもなるすぐれものだよ」

スタッフが説明する間にも、ヴェルミルガの舌は俺の中で暴れ続けた。
ざらざらとした舌に、小便穴が舐められている。
ぞくぞくするおぞましい快感に、体がついていけていない。
容赦のない責めに、がくがくと腰を振って悶え続ける。

「ひッ、あ゛っ、あ゛あ゛っ、お゛がぢぐな゛る゛ッッ、ご、ぇ゛、ら゛め゛っ、あ゛っ、ひ、ぎゅッッ、ん゛ぃい゛い゛っ、ぢん゛ぽ、ら゛め゛ん゛な゛る゛ッッ」

「【動くな】。はーい、これで気持ちよくなるのはそこまでだよ。ヴェルミルガが勝手に動かないように、オレの言葉でカギをかけておくね。うちの子を最後まで気持ちよくしてくれたら、ごほーびに外してあげるからがんばってねー」

はひっ、はひっと乱れた呼吸のまま、動かなくなった赤い枷を蕩けた目で見る。
さっきまでの暴れぶりが嘘のように、ただの紐のように動かないそれは、小便穴を拡げるだけでなにもしてくれない。

「ほら、そこから降りて、ここでおしりを突き出して待っててよ。すぐに、気持ちいい交尾をさせてあげるからねー」

前半は俺に、後半はキマイラに。
声音すら違うスタッフに追い立てられ、種付け台の上で腹這いになる。
まだ違和感のある小便袋を潰さないよう、腹を台から少しずらせばちょうどケツも突き出ていい感じだ。

「ほら、お嫁さん。旦那さまの準備はととのってるよ。淫乱おまんこをひろげて、ちゃんとおねだりしなくちゃダメでしょ?」

「んんっ、ぁ、は……ぁっ、はひぃッ、だ、だんな、さまぁ……っ、おれの、いんらんまんこに、おちんぽ、いっぱい、たべさせてぇっ」

ぱぁんっと思いきりケツを叩かれ、今度はしっかりと両手でケツ穴を拡げてねだる。
腹這いになった種付け台に、大きな獅子の足がのしりと乗せられ、突き出したケツ穴にねっとりと濡れたちんぽが押し当てられた。

「おねだり上手なお嫁さんだね。ほら、淫乱おまんこに、いっぱい気持ちよくしてもらうといいよ。全部、食べさせてあげて」

「ああ、きてぇっ、はやっ、はやぐぅう゛う゛ぅう゛ぅう゛う゛ッッ」

ごりごりと硬い粒に包まれた竜のちんぽが、一番乗りで入ってくる。

「そんなにせかなくったって、すぐ食べさせてくれるのに、ほーんと、おにーさんってば淫乱なんだから」

ひとつ目のごり粒ちんぽが太いかさを飲み込ませきる前に、とげとげとした次のちんぽがケツ穴に頭を無理矢理捩じ込みはじめる。
ごり粒ちんぽも、とげとげちんぽも、太くて硬くて容赦がない。

「あ゛ひぃい゛い゛い゛い゛っ、お゛ま゛ん゛ご、ざげる゛ぅう゛う゛っ、お゛ぢん゛ぽ、しゅごい゛ぃい゛い゛っ、お゛っぎぃい゛い゛よぉお゛お゛っっ」

ケツ穴をぎりぎりと引っぱって、拡げて拡げて二本のちんぽを咥えこむ。
みっちりと塞がれていく感覚がたまらない。

「おにーさんの淫乱おまんこなら、まだまだよゆーなくせに。おねだりがじょーずだねー」

種付け台の下に入り込んだスタッフが、キマイラのちんぽを咥えるケツ穴を見ながら嗤う。

「あ゛っ、あ゛ぅっ、み゛っ、み゛る゛、な゛ぁっ、あ゛あ゛あ゛あ゛ッッ」

「バカだなぁ、おにーさん。いまは、オレのことなんて、気にしてる場合じゃないでしょ? もーっと大きく拡げてないと、いくらおにーさんの淫乱おまんこがゆるゆるでも、さすがに全部入れたら切れちゃうんじゃない?」

とげとげちんぽの頭を飲み込み終わると同時に、最後のごり粒ちんぽがケツ穴をめりめりと押し開く。
キマイラの体重がたっぷりと乗った太い熱杭に、体が串刺しにされていく。

「ひ、あ゛ッ、あ゛、ぁがぁあ゛あ゛ぁあ゛あ゛あ゛あ゛ぁッッ」

「うわー、すごーい。ほんとーに全部入ってくねー。おにーさんのおまんこならさ、四本でも大丈夫だったかもしれないよ。入れにくそうだから、ちょっとだけ、お手伝いしてあげるね?」

「な゛ん゛ッッ」

自分の手で左右に拡げているケツ穴を、下からも思いきり引かれて拡げられた。
三方向に拡げられたケツ穴が、キマイラの体重がしっかり乗った熱杭の群れを一気に飲み込む。
ごりごりざりざりみぢみぢと、大きな快感と激しい痛みと狂いそうな絶頂の複雑に混ざりあった何かが俺を突き抜けた。
目の前が、真っ白になるほどの激しい快感に、一突きごとに絶頂させられる。
ケツ穴から奥の穴まで容赦なくキマイラのちんぽに埋め尽くされた俺は、全身を震わせながらイき狂う。

「だらしないメス穴ちんぽ、ふさいでおいてよかったね」

どこからかスタッフの嘲笑う声が、聞こえた気がした。
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