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ウィル王子と食後のデザート③
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「ウィルの席は俺の隣だ」
王様に抱っこされている俺は、テーブルの近くに来るとテーブルの上に用意された三角のケーキにガラスコップに注がれた果汁の飲み物が用意され、ザック兄が座っていた椅子から立ち、隣の空いている椅子にエスコートして王様が「まるでウィルはお姫様みたいだな」と言われ「俺の中ではウィルはお姫様だ」と恥ずかしい言葉をスラッと言ったザック兄に、向かい側で座っている深紅色の髪の毛の女性がクスッと笑い、俺はザック兄の髪の毛の色が一緒のこの人はもしかしてザック兄の母さんなのか?と見ていたら王様が俺を椅子に座らせると「部屋に居るときと変わらず普通にしていると良い」と俺の頬にキスをして王様は自分の席へと戻った。
その後は言うまでもなくじーっと俺を見る前に座るキラキラと着飾った女性達の視線がチクチクと痛く、俺は顔を上げる事が出来ず目の前に置かれたケーキをガン見する事がやっとだった。
横からはザック兄がニコニコ笑顔で見ている為ザック兄にも感じた事の無い視線が凄かった。
「カイ、横を塞ぐようにウィルを見ますと私が見る事が出来ないですよ」
「えっ、シェル兄もウィルを見たいのか?」
「あたりま……コホン、カイがそんなに見ますとウィルが困りますよ」
シェル王子とザック兄の会話を聞いていた王様が声を掛け……
「……ウィルが来ただけで何故そんなに騒ぐのだ?せっかくウィルが来てくれたのだデザートが食べることが出来なくなるぞ?」
「失礼致しました父上」
「ハハハ悪い、悪い」
シェル王子とザック兄は姿勢を正し、さっきまで騒いで居たのが嘘のように黙っている姿を見せていた。
「……シェルがあんなに騒いでいる姿は初めて見ましたわ…いつもキリッと冷静な王子で時々母親のわたくしでも何を考えているのか分からないシェルなのですが……」
「カイも同じですわ、いつもより騒いで居ますもの、余程ウィル王子が来ました事が嬉しいのですわ」
「ジルちゃんもウィルちゃんが来てくれて喜んで居るわ」
「「えっ!?」」
「ジル王子が喜んで居るの?」
「うふふっ、不機嫌さが消えてムスッとしているでしょう、そんな時は喜んでいる顔付きなのよ」
「……」
「……」
「いつものジル王子の顔で、本当に喜んで居るのか分からないわね……ジャンヌ様はどう見えます?」
「サーラ様の言われますように、わたくしはいつもの不機嫌さが出ておりますジル王子に見えますわ……」
「もう、二人ともどうして分からないの?」
俺はエリーゼさんの話し声が聞こえ、王様の近くで座っている金色の髪の毛の女性がシェル王子の母さんで、エリーゼさんを真ん中にしてその隣が深紅の髪の毛の女性がザック兄の母さんだと分かった。
そして今ジル王子が不機嫌何だと話し声の中から聞こえた。
それに俺が座っている前の方とその隣から俺の方を見ているのが分かりそんなに見ないで欲しいと俺はテーブルの上に用意されたケーキに集中する事で気を逸らす事にした。
「ヤスミン様わたくしウィル王子を初めて見ましたわ王様には似ていないように見えますが…それに寝服姿で来られますなんて」
「わたくしも初めて見ましたわ女の子かと思いました。御体が病弱と御聞き痩せて見えますが、王様が慈愛していますのが分かりますわ」
俺の前に座っている女性達も俺の話しをしている事が分かり、一度気を落ち着かせる為、深呼吸をすーは~すーは~としていると大きな手が頭に乗っかりガシガシと触りだした。
「うえええっ!?何するんですかザック兄様!」
「ガハハハ、いつものウィルだ!ガハハハ……」
バチン!
「痛っ!?」
「ええっ!?」
俺の髪の毛をグシャグシャにしたザック兄の頭を、隣に座っていたジル王子がザック兄の後ろ頭を叩き俺は驚き、叩いた時に見えたジル王子の目があったような気がして、そして頭を叩かれたザック兄がジル王子の方を向いていた。
「痛っ、何で叩くんだジル兄」
「食卓で大声で笑うな、石頭」
「石頭?酷くねぇかそれ」
ザック兄が頭に手を当て俺は後ろからマリアさんが髪の毛を整え王様はその様子をじっと見ていた。
「カイザック王子、ウィル王子が居ることで喜ぶのは良いがデザートが食、出来ないではないか……」
「ハハハ悪い父上」
「はぁ」と息を吐いた王様はデザートを食べるように声を掛け、俺は目の前にあるケーキをいよいよ食べる事が出来るのかとゴクンと唾を飲み込み、果たしてこのケーキは堅いのか?軟らかいのか?切った時にお皿に音をたてないようにしなければ……と、目の前のケーキで俺の心臓はドキドキしていた。
王様に抱っこされている俺は、テーブルの近くに来るとテーブルの上に用意された三角のケーキにガラスコップに注がれた果汁の飲み物が用意され、ザック兄が座っていた椅子から立ち、隣の空いている椅子にエスコートして王様が「まるでウィルはお姫様みたいだな」と言われ「俺の中ではウィルはお姫様だ」と恥ずかしい言葉をスラッと言ったザック兄に、向かい側で座っている深紅色の髪の毛の女性がクスッと笑い、俺はザック兄の髪の毛の色が一緒のこの人はもしかしてザック兄の母さんなのか?と見ていたら王様が俺を椅子に座らせると「部屋に居るときと変わらず普通にしていると良い」と俺の頬にキスをして王様は自分の席へと戻った。
その後は言うまでもなくじーっと俺を見る前に座るキラキラと着飾った女性達の視線がチクチクと痛く、俺は顔を上げる事が出来ず目の前に置かれたケーキをガン見する事がやっとだった。
横からはザック兄がニコニコ笑顔で見ている為ザック兄にも感じた事の無い視線が凄かった。
「カイ、横を塞ぐようにウィルを見ますと私が見る事が出来ないですよ」
「えっ、シェル兄もウィルを見たいのか?」
「あたりま……コホン、カイがそんなに見ますとウィルが困りますよ」
シェル王子とザック兄の会話を聞いていた王様が声を掛け……
「……ウィルが来ただけで何故そんなに騒ぐのだ?せっかくウィルが来てくれたのだデザートが食べることが出来なくなるぞ?」
「失礼致しました父上」
「ハハハ悪い、悪い」
シェル王子とザック兄は姿勢を正し、さっきまで騒いで居たのが嘘のように黙っている姿を見せていた。
「……シェルがあんなに騒いでいる姿は初めて見ましたわ…いつもキリッと冷静な王子で時々母親のわたくしでも何を考えているのか分からないシェルなのですが……」
「カイも同じですわ、いつもより騒いで居ますもの、余程ウィル王子が来ました事が嬉しいのですわ」
「ジルちゃんもウィルちゃんが来てくれて喜んで居るわ」
「「えっ!?」」
「ジル王子が喜んで居るの?」
「うふふっ、不機嫌さが消えてムスッとしているでしょう、そんな時は喜んでいる顔付きなのよ」
「……」
「……」
「いつものジル王子の顔で、本当に喜んで居るのか分からないわね……ジャンヌ様はどう見えます?」
「サーラ様の言われますように、わたくしはいつもの不機嫌さが出ておりますジル王子に見えますわ……」
「もう、二人ともどうして分からないの?」
俺はエリーゼさんの話し声が聞こえ、王様の近くで座っている金色の髪の毛の女性がシェル王子の母さんで、エリーゼさんを真ん中にしてその隣が深紅の髪の毛の女性がザック兄の母さんだと分かった。
そして今ジル王子が不機嫌何だと話し声の中から聞こえた。
それに俺が座っている前の方とその隣から俺の方を見ているのが分かりそんなに見ないで欲しいと俺はテーブルの上に用意されたケーキに集中する事で気を逸らす事にした。
「ヤスミン様わたくしウィル王子を初めて見ましたわ王様には似ていないように見えますが…それに寝服姿で来られますなんて」
「わたくしも初めて見ましたわ女の子かと思いました。御体が病弱と御聞き痩せて見えますが、王様が慈愛していますのが分かりますわ」
俺の前に座っている女性達も俺の話しをしている事が分かり、一度気を落ち着かせる為、深呼吸をすーは~すーは~としていると大きな手が頭に乗っかりガシガシと触りだした。
「うえええっ!?何するんですかザック兄様!」
「ガハハハ、いつものウィルだ!ガハハハ……」
バチン!
「痛っ!?」
「ええっ!?」
俺の髪の毛をグシャグシャにしたザック兄の頭を、隣に座っていたジル王子がザック兄の後ろ頭を叩き俺は驚き、叩いた時に見えたジル王子の目があったような気がして、そして頭を叩かれたザック兄がジル王子の方を向いていた。
「痛っ、何で叩くんだジル兄」
「食卓で大声で笑うな、石頭」
「石頭?酷くねぇかそれ」
ザック兄が頭に手を当て俺は後ろからマリアさんが髪の毛を整え王様はその様子をじっと見ていた。
「カイザック王子、ウィル王子が居ることで喜ぶのは良いがデザートが食、出来ないではないか……」
「ハハハ悪い父上」
「はぁ」と息を吐いた王様はデザートを食べるように声を掛け、俺は目の前にあるケーキをいよいよ食べる事が出来るのかとゴクンと唾を飲み込み、果たしてこのケーキは堅いのか?軟らかいのか?切った時にお皿に音をたてないようにしなければ……と、目の前のケーキで俺の心臓はドキドキしていた。
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