いじめられっ子の僕が可愛い人外娘と行く冒険旅〜但し人外娘へと変える方法が独特で〜

揚惇命

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1部 デモンズフロンティアの世界に慣れよう

覚めたら覚めたで別の危機が

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 マヤとハルの視線が痛い。
「いつまでくっついてんのよ」
「マスターがまた人間の女の子をお持ち帰りしたのだ」
「マリン、人聞きの悪いことをいうなっての!」
「そうなんです。お持ち帰りされちゃったんです」
「いや、してないからナナも乗らなくて良いからって居ないし」
「プニプニ~。ひんやり~キモチイイ~。何、このスライムちゃん、可愛すぎ~」
「いきなりな挨拶なのら。そひて、そんなに引っ張ったりギュッとされると苦しいのら」
 いつの間にかナナがマリンをギュッとしたり伸ばしたりして遊んでいた。
「マスターが無事で良かったですわ~」
「バニースーツを来たウサギさんだぁ!」
「いきなり飛び込んで来られるとどこを触って、くすぐったいですわ~」
「スタイル抜群ですなぁ。モチモチとしていて、しっとりと包み込んでくる。これはまた良い胸をお持ちですなぁ」
「どこのおっさんだよ!ていうかナナってあんななの?」
「まぁフグオの前では恥じらう乙女を演じてたもんね。無理もない。ナナは可愛いものともふもふに目がない。それでいておじさん思考の持ち主だよ」
「にゃふふ。いつまでも揉んでられますなぁ」
「もうやめて、くすぐったいのですわ~」
「御主人様が目を覚まして良かったのにゃ」
「うち、心配したんやからね。マスターはんに何かあったらどないしよって」
 ルル・ミミ、今来ちゃまずい。あぁ、遅かったか。
「ワンワンとニャンニャン!」
「うちの胸に何してんねん!うちに触ってええんわマスターはんだけやねんで」
「御主人様以外の人に胸を揉まれるなんて嫌にゃん」
「良いではないか。良いではないか」
「あれが俺の憧れてたナナだってのか。ギャップありすぎだろ!」
「ほら、ナナ。それ以上、曝け出すと愛しのフグオ君に引かれてるわよ」
「なっ!?それは嫌~。お願いだから引かないで~」
「うぐっ!上目遣いでおねだりだと。大丈夫、少し驚いただけで引いてないから」
「ハル、フグオ引いてないって」
「いや、言わない優しさだから」
「ええええええ!そうなの!?だってだって、人型のスライムだよ。しかも幼児体型だよ。これで合法なんだよ。ぷにぷにからのむぎゅむぎゅはするでしょ。しないの?」
「えーっと、うーん。そうね」
「まぁマヤは初めの時、そうだったからきっと言えないのだ」
「マリン、何暴露してんのよ!」
「マヤ、自分のことは差し置いて、私のことを非難したわけ?」
「そっそれは、その」
「それに、フグオは私のだから本気になっちゃダメって言ったよね?なんで私より先に男と女の関係になってんのよ!」
「ごめんってナナ。ほら私も家庭の事情で、フグオに助けてもらってさ。好きになるでしょ普通」
「素直で宜しい。で、ハルアンタまでフグオと男と女の関係ってなんで?」
「なんでバレたし!?」
「むしろバレないとでも?」
「ひっ!その。あの。司に操られてた時にその助けてもらって、すっ好きになっちゃったんです。ごめんなさい」
「良いのよ。マヤもハルも私の大事な親友だもの。これからは3人でフグオのこと愛そうね」
「えっ?」
 何、そのハーレムな展開!?いや、嬉しいよ。寧ろ私を選んでくれるよね的な修羅場をイメージしてたから。いやでも、これってヤリチンって奴なのでは?いやいや、顔面偏差値10とか言われてるキモブタですよ?あり得ないあり得ない。嘘だよね?
「フグオったらぁ。何、驚いた顔してるの~?私が癒してア・ゲ・ル。どお。サキュバスっぽい?」
「あはは。下半身を見ればわかるかと」
「すっごいギンギン~。これでマヤとハルを堕としちゃったのかぁ。私も堕とされるのね~楽しみ~」
「えっ?ナナとやったんだけど覚えてない?」
「いつ!?どこで!?フグオと!?嘘嘘、そんな記憶ないんだけど!」
「あのサキュバスの時の記憶はない?」
「サキュバス、あぁ、私の身体を乗っ取ろうとしていた女ね。それがどうかした?」
 どうやらサキュバスだった時の記憶は全くないみたいだ。
「ナナが覚えてる記憶って?」
「あぁん。下の名前で呼ばれる度にゾクゾク興奮しちゃう。フグオの女なんだって、身体が認めちゃってる~」
「いや、そんなことは聞いてない!」
「えー、覚えてる記憶?港町アクアで。御離羅貞朝の子供の1人御離羅嵬って奴と遭遇した時かな。あれそういえば、なんで私、こんな温泉地にいるのかしら?って温泉!?美肌効果とかあったらどうしよう~これ以上綺麗になったらフグオが私を見るだけで下半身がギンギンになっちゃうかも~」
「なぁマヤ。ナナって、ひょっとして下ネタ大好き?」
「見たらわかるわよね」
「うん」
「そこ、私抜きで話をしない。さぁ一緒に温泉に入りましょう。そして、背中を流しあった後は、見えないお湯の中でしっぽりと。あぁん。想像しただけで逝っちゃいそうよ~」
「あの普段のクールなナナはどこに?」
「もう隠す必要ないもの。どんな私でも受け止めてくれるんでしょフグオが」
「えっ?あっうん。僕なんかで良ければ」
「僕なんかじゃないわ。フグオが良いの」
「あっ。うん。ありがとう。嬉しいよ。はっ。流されてた!?」
「ちぇっ。もうちょっとでなし崩し的にいけたのになぁ」
 この後、ナナがサキュバスだった時の話をしたら、私だけ覚えてないのはズルいと言われて、濃厚に絡み合ったのは言うまでもない。すぐそこに、新たな危機が迫っているとも知らずに。そう、忘れてはいけない。タカシがツカデモンに乗って、追ってきていることを。
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