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1部 デモンズフロンティアの世界に慣れよう
深祢莉愛もあの日のことを語るが特に新しい情報は得られない
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深祢莉愛の案内に従い食堂に入るとみんなが集まっていた。
「深祢莉愛、作智従兄様の案内、御苦労様でした。では、深祢莉愛、あの日あなたの身に起きたことを教えてくれるかしら?」
「はい、御嬢様。あの日も私は新作の料理作りのために厨房に籠っていたのです。そこに、見知らぬ輩が入ってきて、次の瞬間には意識を失って、気付いた時にはあの魔物の姿でした」
「えっ?それだけ?」
「それだけって、それは酷いですお嬢様」
「ごめんなさい。トト様やカカ様のことが少しわかると思ってたものだから」
「申し訳ありません。情報が少なくて、でも本当にそれぐらいしか無いんです」
「えぇ、仕方のないことよ。まさか、全員を拉致するなんて暴挙に出るなんて予測できないもの。でも困りましたわね」
「大丈夫だよ羽陽音。デモンズフロンティアの世界で救い続けたらいつかはきっと叔母さん?と叔父さん?を助けられるよ」
「ありがとうございます作智従兄様。お手数をおかけしますがよろしくお願いいたします」
こうして、僕たちは、残りの時間をトレーニングをして過ごし、夜になって眠りにつきデモンズフロンティアの世界へと向かうのだった。
ここは、魔王城付近の森。通称、死の森と呼ばれているところに1人の男が歩いていた。
「親友の貞朝が未智を監禁したことを知り、問い詰めたまでは良かったがまさか殺されそうになるとはな。安全なところでログインしてこちらの世界にやってきて、未智を探し回っているが未だ見つからない。更新されないゲームの寿命は短い。後どれ程の時間が残されているだろう。というか、今何日目なんだ?最近、時間の流れがわからなくなって来ている。不味い、向こうの世界に戻れば捕まる可能性を考えれば留まるしかない。寧ろ、未智を見つけずに帰ることはできない。貞朝が未智を監禁しているならこの世界で記憶を曖昧にしているはずだ。今、俺が陥っているみたいにな。俺がアイツの醜悪さにもっと早く気付いていれば。俺は、桶階作斗。ここに、生きている証を残す。願わくば、この世界を守ってくれる誰かに見つかることを願う者である。これで良し。さぁ歩こう。歩みを止めてはならない。俺が俺でいられる間に未智を探さないと」
frontier社の社長室。
「まだ、あの忌々しい、人外娘を操る男とやらは潰さんのか!この無能どもが」
「そんなこと言ったって父さん。俺はこのゲーム遊んだことなかったんだから初心者だしさ。レベルの上限引き上げたところでレベル1からのスタートなわけでさ」
「だから、幼馴染でもありお前の許嫁でもある流鏑馬家の令嬢を付けたであろう。泣き言など聞きたくもないわ!ワシの役に立たんと分かれば、生まれの良い貴様であろうと縁を切るぞ」
「わかってるよ父さん(兄さんみたいに使い捨てにされるのはごめんだ。この前、人外娘を連れてたアイツがターゲットなのはわかった。じっくりレベルアップして、あの人外娘たちを俺様のモノに。ニュフフ)」
「そうなったら俺が後継者で良いんだよな親父」
「暴れん坊のお前に任せられるとは思わんがな。その場合はそうなるな」
「おい、聞いたか豚」
「ブヒーーーーーー」
「良い声で鳴くなぁ。その調子で、汁を出してくれや」
「そのような気持ち悪いのを見せるな鯨」
「例え、親父だろうが俺の趣味に口出すことは許さねぇぞ」
「そういうところが任せられんと言っておるのだ」
「知るかよ。まぁ、そういうことだからよ。和、お前。さっさと失敗してくれや。俺はよ人外娘とやらを籠絡したフグオに興味があるんだ」
「それこそ。知るか(こんな馬鹿に俺の可愛い人外娘たちを作る奴を取られてたまるか。アイツがたくさん作って最後にそれを全部俺が貰うんだ)」
「フン。相変わらず気に入らない奴だな」
「それは、こちらの台詞だ」
「言ってろ。じゃあな」
「父さん、僕もそろそろ行くよ。レベルアップしないといけないから」
和と鯨がその場を後にする。
「何故、ワシの子供は馬鹿ばかりなのだ。まだまだ居るが、優秀な奴は居るのか?未だに作斗の奴も見つからん。アイツの持つ20%の株さえ手に入れば、未智の頭を薬漬けにして、アイツとの記憶を全部溶かして、ワシのモノで満足する身体にできるというのに。クソ」
「社長、秋塚です」
「入れ」
「失礼します」
「それで、新たなクエストの導入はできたか?」
「本当にあのようなことをするつもりですか?」
「当たり前だ!役に立たん息子どもを待っていれば、いつfrontier社を手に入れられるかわかったものではない」
「わかりました(作智様、申し訳ありません。この苦境をどうか耐え抜いてください)」
「グフフ。これで、ワシの勝ちだ。いかに人外娘が強かろうが多勢に無勢。所詮は、操っている男を仕留めれば終わりなのだからな。賞金額を大幅にアップじゃ」
「かしこまりました」
御離羅貞朝は、フグオに賭けた賞金額をさらに倍に増やしたのだった。現在、フグオにかけられている賞金額は、1000万G、これが2000万Gとなる。この額は、単純な話、この世界の最強防具を200人が買えるぐらいの額である。
「深祢莉愛、作智従兄様の案内、御苦労様でした。では、深祢莉愛、あの日あなたの身に起きたことを教えてくれるかしら?」
「はい、御嬢様。あの日も私は新作の料理作りのために厨房に籠っていたのです。そこに、見知らぬ輩が入ってきて、次の瞬間には意識を失って、気付いた時にはあの魔物の姿でした」
「えっ?それだけ?」
「それだけって、それは酷いですお嬢様」
「ごめんなさい。トト様やカカ様のことが少しわかると思ってたものだから」
「申し訳ありません。情報が少なくて、でも本当にそれぐらいしか無いんです」
「えぇ、仕方のないことよ。まさか、全員を拉致するなんて暴挙に出るなんて予測できないもの。でも困りましたわね」
「大丈夫だよ羽陽音。デモンズフロンティアの世界で救い続けたらいつかはきっと叔母さん?と叔父さん?を助けられるよ」
「ありがとうございます作智従兄様。お手数をおかけしますがよろしくお願いいたします」
こうして、僕たちは、残りの時間をトレーニングをして過ごし、夜になって眠りにつきデモンズフロンティアの世界へと向かうのだった。
ここは、魔王城付近の森。通称、死の森と呼ばれているところに1人の男が歩いていた。
「親友の貞朝が未智を監禁したことを知り、問い詰めたまでは良かったがまさか殺されそうになるとはな。安全なところでログインしてこちらの世界にやってきて、未智を探し回っているが未だ見つからない。更新されないゲームの寿命は短い。後どれ程の時間が残されているだろう。というか、今何日目なんだ?最近、時間の流れがわからなくなって来ている。不味い、向こうの世界に戻れば捕まる可能性を考えれば留まるしかない。寧ろ、未智を見つけずに帰ることはできない。貞朝が未智を監禁しているならこの世界で記憶を曖昧にしているはずだ。今、俺が陥っているみたいにな。俺がアイツの醜悪さにもっと早く気付いていれば。俺は、桶階作斗。ここに、生きている証を残す。願わくば、この世界を守ってくれる誰かに見つかることを願う者である。これで良し。さぁ歩こう。歩みを止めてはならない。俺が俺でいられる間に未智を探さないと」
frontier社の社長室。
「まだ、あの忌々しい、人外娘を操る男とやらは潰さんのか!この無能どもが」
「そんなこと言ったって父さん。俺はこのゲーム遊んだことなかったんだから初心者だしさ。レベルの上限引き上げたところでレベル1からのスタートなわけでさ」
「だから、幼馴染でもありお前の許嫁でもある流鏑馬家の令嬢を付けたであろう。泣き言など聞きたくもないわ!ワシの役に立たんと分かれば、生まれの良い貴様であろうと縁を切るぞ」
「わかってるよ父さん(兄さんみたいに使い捨てにされるのはごめんだ。この前、人外娘を連れてたアイツがターゲットなのはわかった。じっくりレベルアップして、あの人外娘たちを俺様のモノに。ニュフフ)」
「そうなったら俺が後継者で良いんだよな親父」
「暴れん坊のお前に任せられるとは思わんがな。その場合はそうなるな」
「おい、聞いたか豚」
「ブヒーーーーーー」
「良い声で鳴くなぁ。その調子で、汁を出してくれや」
「そのような気持ち悪いのを見せるな鯨」
「例え、親父だろうが俺の趣味に口出すことは許さねぇぞ」
「そういうところが任せられんと言っておるのだ」
「知るかよ。まぁ、そういうことだからよ。和、お前。さっさと失敗してくれや。俺はよ人外娘とやらを籠絡したフグオに興味があるんだ」
「それこそ。知るか(こんな馬鹿に俺の可愛い人外娘たちを作る奴を取られてたまるか。アイツがたくさん作って最後にそれを全部俺が貰うんだ)」
「フン。相変わらず気に入らない奴だな」
「それは、こちらの台詞だ」
「言ってろ。じゃあな」
「父さん、僕もそろそろ行くよ。レベルアップしないといけないから」
和と鯨がその場を後にする。
「何故、ワシの子供は馬鹿ばかりなのだ。まだまだ居るが、優秀な奴は居るのか?未だに作斗の奴も見つからん。アイツの持つ20%の株さえ手に入れば、未智の頭を薬漬けにして、アイツとの記憶を全部溶かして、ワシのモノで満足する身体にできるというのに。クソ」
「社長、秋塚です」
「入れ」
「失礼します」
「それで、新たなクエストの導入はできたか?」
「本当にあのようなことをするつもりですか?」
「当たり前だ!役に立たん息子どもを待っていれば、いつfrontier社を手に入れられるかわかったものではない」
「わかりました(作智様、申し訳ありません。この苦境をどうか耐え抜いてください)」
「グフフ。これで、ワシの勝ちだ。いかに人外娘が強かろうが多勢に無勢。所詮は、操っている男を仕留めれば終わりなのだからな。賞金額を大幅にアップじゃ」
「かしこまりました」
御離羅貞朝は、フグオに賭けた賞金額をさらに倍に増やしたのだった。現在、フグオにかけられている賞金額は、1000万G、これが2000万Gとなる。この額は、単純な話、この世界の最強防具を200人が買えるぐらいの額である。
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