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第27話 回想。
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「シュミラ! どこだ! シュミラ!」
俺は大声で妹の名前を叫びながら、町中を駆けずり回った。
シュミラの行きそうな場所。魔術ギルドに狩猟ギルド。冒険者ギルドに料理ギルド。
シュミラはどこにもいなかった。
「はぁ、はぁ、シュミラは絶対に見つける。でも、ちょい休憩......」
自慢じゃないが俺はあまり体力がない。限界を超えて走り続けていた為、とうとう路地裏の壁へとへたり込んだ。
「シュミラ......どこにいるんだ。お前がいたから、俺はここまでやってこれた。本当に感謝しかないよ。早く、会いたい」
俺は再び走り出す為、呼吸を整える。そうやって深呼吸していると、様々な記憶が蘇ってくる。父さんや母さん、そして爺ちゃんの言葉も。
(この子を頼んだぞ、ティム)
(シュミラをお願いね、ティム)
(ティムよ。他の人間はどうでもいいが、シュミラだけはなんとしても守れ)
父さん、母さん、爺ちゃん、シュミラは絶対、俺が守るから。例え戦いの場に出たとしても、必ず守ってみせる。
誓いを新たにする俺の足元に、誰かの影が見えた。
「お兄ちゃん」
シュミラの声! 戻って来てくれたのか!
「シュミラ!」
俺はバッと顔を上げた。だがそこには、誰も立ってはいなかった。
幻覚に幻聴か......こりゃやばいな。シュミラがいなくなった事が、俺の精神にかなりダメージを与えているようだ。
(ふふっ。妹に逃げられたのがそんなに辛いのか、ティム)
頭の中に響く念話。この声はミスト! いや。ミストなんて本当はいないんだ。正体はシュミラ。ミストの念話での声は俺の声を模倣したもの。つまりこの声は、俺自身の声だ。
また、幻聴だろう。
(あの頃もお前は、そんな風にうなだれていたな。冒険者ギルドの酒場で、一人寂しく麦酒を飲んでいた)
あの頃......。ああ、あの頃か。確かに俺は、うなだれていた。冒険者になってしばらく経った頃。俺とパーティーを組んだ奴は、すぐに俺に見切りをつけ、追放した。俺のレベルが上がらないからだ。その後もパーティーに入っては追放される、その繰り返し。
レベルが上がらないのは、「ちからをためる」を常時続けているからかも知れない。その可能性は頭にあった。
だけど、せっかく思いついた「ハズレスキル」の使い道。途中で止めたら全てが無駄になる気がした。だから「ちからをためる」は常に発動し続けた。
それに父さんの「未来視」で見えた俺の未来の姿。それは中年の俺が王の前で英雄となり、祝福されている姿だった。未来視は絶対では無く、そこに結びつく行動を取らなければならない、と父さんは言っていた。
叶える鍵は、冒険者であり続ける事。そして「ちからをためる」で力を溜め続ける事だった。
だがレベル1の冒険者がソロで迷宮探索可能なのは、最初のフロアのみ。それよりも地下へは、モンスターの強さから見て到底進めはしない。
仲間が欲しい。探索士の主な収入源である薬草などの収集に関しても、ソロで活動するよりも仲間と一緒の方が何かと心強い。だが、こんな俺と組んでくれる物好きは中々見つからなかった。だから憂さ晴らしに、酒を飲んでいたんだ。
どんなにバカにされても別の仕事なんてする気はなかった。冒険者は、バートリー家の家業だからだ。
十五歳の洗礼でスキルをもらった後は、自分で仕事を選ぶ事が出来る。スキルに応じた就職先を探したり、弟子入りしたり、借金して新たな事業を始めたり、家業を継いだりだ。
俺は家業を継ぐ事を選択した。
俺の父さんは探索ギルド所属の冒険者だった。そして母さんは、神術士ギルド所属の冒険者。
俺は幼い頃から父さんと母さんの冒険譚を聞いて育った。冒険者や英雄に対する憧れは、人一倍強かったと思う。
洗礼の儀式でもらったスキルはハズレだったが、俺は家業を継ぐ為に冒険者学校へ入学した。
魔術や剣の才能はなかったが、探索や歴史の授業は楽しかった。先生にも探索士に向いていると言われ、嬉しかった。
二年生の時に、父さんと母さんがシュミラを何処からか連れてきた。その日から、俺に妹が出来た。
三年生の時、父さんと母さんが行方不明になった。それから何日かして、両親は死んだとオースティンに告げられた。
何故両親は死んだのか。その原因や状況に関しては一切が謎に包まれている。両親の遺体も見つからないまま、葬儀は行われた。
オースティンはきっと、「アカシックレコード」で全てを知っているのだろう。だが、俺には詳細を語ろうとはしない。
だけど、俺はなんとなく悟っていた。きっと父さんも母さんも、シュミラを守る為に死んだのだと。
シュミラは二人が命がけで守ったかけがえのない存在。俺は冒険者として生計を立て、シュミラを守り育てる義務がある。
必死だった。パーティーに参加しては追放されるのを繰り返しながら、ダンジョン探索で手に入る魔石を売り、コツコツと生活費を稼いだ。
探索士ギルドの方に入る依頼である薬草の収集も、大切な収入源だった。だが、貧乏な暮らしである事には変わりなかった。
俺が仕事をしている間は、オースティンが部下の女魔術士達を家に派遣してくれた。彼女達はシュミラをとても可愛がってくれて、オースティンの計らいで食事も用意してくれた。
そんなある日。まだ幼いシュミラに、誰にも相手にされずパーティーを組んでもらえないと愚痴った事がある。
「じゃあ、じゃあ、シュミラがお兄ちゃんの相棒になる! シュミラ、お兄ちゃんをいっぱいたすけるの!」
「ハハッ、ありがとうなシュミラ。だけど冒険者は危ないからな。気持ちだけもらっておくよ」
「ええー。やだぁ。シュミラ、お兄ちゃんの相棒になるんだもん!」
そんな風に駄々をこねていた。だけどまさか、それを本気で考えていたなんて....。
それから十年が経ち、シュミラが洗礼の儀式を受けた日。あいつにも仕事を選ぶ権利や家業を継ぐ権利があった。だけど俺も爺ちゃんも、シュミラに冒険者を継がせる気はなかった。
これは完全な大人のエゴだが、俺はシュミラに家にいて欲しかった。親代わりなってシュミラを育てるうちに、俺は異常なほど過保護になっていた。
シュミラは最初は不服そうだったが、これまで俺がやっていた家事を頼むと了承してくれた。
「お兄ちゃんが疲れて帰って来ても、シュミラがいっぱい癒してあげるね」
そう言って張り切っていた。だから安心しきっていた。まさかあいつが狩猟ギルドに入ってるなんて、思いもしなかった。
(そして自分の前に冒険者として現れるなんて、夢にも思わなかったか?)
また幻聴だ。
ああ、思わなかったさ。あんな怪しい格好で、プラカードを掲げてさ。
「おいお前、仲間が欲しいんだろ? だったら俺が仲間になってやる。俺は狩猟ギルド所属だ。戦闘なら任せろ。ちょうど探索士を探していたんでな。相棒になってやるよ」
そうプラカードには書かれていた。魔術機構のプラカード。
「ああ、そりゃ願ったり叶ったりだ。俺は......」
「知ってるさ。ティム・バートリー。お前はギルドじゃ有名人だ。悪い方の意味でな。だが安心しろ。俺とコンビを組めば、もう誰にも馬鹿にされやしない。俺の名前はミスト。よろしくな」
プラカードに浮かび上がったその言葉を見て、俺は涙が溢れそうになった。
「ああ。よろしく頼むよ、相棒」
「ふふっ。任せろ、相棒」
その日から、俺とミストのコンビはスタートした。あれから三年か。
シュミラはあの頃十五歳。その頃から、あいつは強かった。
ミストに扮したシュミラとコンビを組んでも、俺は馬鹿にされ続けた。だがダンジョンの地下十階まで潜れるようになり、収入は増えた。
ジョアンナとも仲良くなり、恋人になった。まぁ結局は裏切られたけど。
あれ? ミストはジョアンナの存在を知ってた筈だ。ジョアンナは冒険者で、ミストと一緒にいる時も話をした事がある。
そっか。じゃあシュミラはジョアンナの存在を知ってて、それでも知らない振りをしていたのか。
(お兄ちゃん。私はいつだってお兄ちゃんの味方だよ。例え誰も味方になってくれなくたって、私はそばにいるからね)
そう言ってくれたシュミラの笑顔が目に浮かぶ。目頭が熱くなる。
俺は何をやってるんだ。疲れて座り込んでいる場合じゃない。早くシュミラを見つけなくては! そして一緒に帰るんだ!
自身を奮い起こし、立ち上がったその時。遠くから叫び声が聞こえた。
「闇の巫女様を見つけた! あっちに走っていったぞ!」
「現在の名前はシュミラ・バートリー! 必ず捕獲せよ! テネブラエ様の元へお連れするのだ!」
何!? シュミラだと!? シュミラが闇の巫女!? 闇の巫女ってなんだ!?
よくわからんがこうしちゃいられない!
俺は猛然と、声のした方へ走り出した。
俺は大声で妹の名前を叫びながら、町中を駆けずり回った。
シュミラの行きそうな場所。魔術ギルドに狩猟ギルド。冒険者ギルドに料理ギルド。
シュミラはどこにもいなかった。
「はぁ、はぁ、シュミラは絶対に見つける。でも、ちょい休憩......」
自慢じゃないが俺はあまり体力がない。限界を超えて走り続けていた為、とうとう路地裏の壁へとへたり込んだ。
「シュミラ......どこにいるんだ。お前がいたから、俺はここまでやってこれた。本当に感謝しかないよ。早く、会いたい」
俺は再び走り出す為、呼吸を整える。そうやって深呼吸していると、様々な記憶が蘇ってくる。父さんや母さん、そして爺ちゃんの言葉も。
(この子を頼んだぞ、ティム)
(シュミラをお願いね、ティム)
(ティムよ。他の人間はどうでもいいが、シュミラだけはなんとしても守れ)
父さん、母さん、爺ちゃん、シュミラは絶対、俺が守るから。例え戦いの場に出たとしても、必ず守ってみせる。
誓いを新たにする俺の足元に、誰かの影が見えた。
「お兄ちゃん」
シュミラの声! 戻って来てくれたのか!
「シュミラ!」
俺はバッと顔を上げた。だがそこには、誰も立ってはいなかった。
幻覚に幻聴か......こりゃやばいな。シュミラがいなくなった事が、俺の精神にかなりダメージを与えているようだ。
(ふふっ。妹に逃げられたのがそんなに辛いのか、ティム)
頭の中に響く念話。この声はミスト! いや。ミストなんて本当はいないんだ。正体はシュミラ。ミストの念話での声は俺の声を模倣したもの。つまりこの声は、俺自身の声だ。
また、幻聴だろう。
(あの頃もお前は、そんな風にうなだれていたな。冒険者ギルドの酒場で、一人寂しく麦酒を飲んでいた)
あの頃......。ああ、あの頃か。確かに俺は、うなだれていた。冒険者になってしばらく経った頃。俺とパーティーを組んだ奴は、すぐに俺に見切りをつけ、追放した。俺のレベルが上がらないからだ。その後もパーティーに入っては追放される、その繰り返し。
レベルが上がらないのは、「ちからをためる」を常時続けているからかも知れない。その可能性は頭にあった。
だけど、せっかく思いついた「ハズレスキル」の使い道。途中で止めたら全てが無駄になる気がした。だから「ちからをためる」は常に発動し続けた。
それに父さんの「未来視」で見えた俺の未来の姿。それは中年の俺が王の前で英雄となり、祝福されている姿だった。未来視は絶対では無く、そこに結びつく行動を取らなければならない、と父さんは言っていた。
叶える鍵は、冒険者であり続ける事。そして「ちからをためる」で力を溜め続ける事だった。
だがレベル1の冒険者がソロで迷宮探索可能なのは、最初のフロアのみ。それよりも地下へは、モンスターの強さから見て到底進めはしない。
仲間が欲しい。探索士の主な収入源である薬草などの収集に関しても、ソロで活動するよりも仲間と一緒の方が何かと心強い。だが、こんな俺と組んでくれる物好きは中々見つからなかった。だから憂さ晴らしに、酒を飲んでいたんだ。
どんなにバカにされても別の仕事なんてする気はなかった。冒険者は、バートリー家の家業だからだ。
十五歳の洗礼でスキルをもらった後は、自分で仕事を選ぶ事が出来る。スキルに応じた就職先を探したり、弟子入りしたり、借金して新たな事業を始めたり、家業を継いだりだ。
俺は家業を継ぐ事を選択した。
俺の父さんは探索ギルド所属の冒険者だった。そして母さんは、神術士ギルド所属の冒険者。
俺は幼い頃から父さんと母さんの冒険譚を聞いて育った。冒険者や英雄に対する憧れは、人一倍強かったと思う。
洗礼の儀式でもらったスキルはハズレだったが、俺は家業を継ぐ為に冒険者学校へ入学した。
魔術や剣の才能はなかったが、探索や歴史の授業は楽しかった。先生にも探索士に向いていると言われ、嬉しかった。
二年生の時に、父さんと母さんがシュミラを何処からか連れてきた。その日から、俺に妹が出来た。
三年生の時、父さんと母さんが行方不明になった。それから何日かして、両親は死んだとオースティンに告げられた。
何故両親は死んだのか。その原因や状況に関しては一切が謎に包まれている。両親の遺体も見つからないまま、葬儀は行われた。
オースティンはきっと、「アカシックレコード」で全てを知っているのだろう。だが、俺には詳細を語ろうとはしない。
だけど、俺はなんとなく悟っていた。きっと父さんも母さんも、シュミラを守る為に死んだのだと。
シュミラは二人が命がけで守ったかけがえのない存在。俺は冒険者として生計を立て、シュミラを守り育てる義務がある。
必死だった。パーティーに参加しては追放されるのを繰り返しながら、ダンジョン探索で手に入る魔石を売り、コツコツと生活費を稼いだ。
探索士ギルドの方に入る依頼である薬草の収集も、大切な収入源だった。だが、貧乏な暮らしである事には変わりなかった。
俺が仕事をしている間は、オースティンが部下の女魔術士達を家に派遣してくれた。彼女達はシュミラをとても可愛がってくれて、オースティンの計らいで食事も用意してくれた。
そんなある日。まだ幼いシュミラに、誰にも相手にされずパーティーを組んでもらえないと愚痴った事がある。
「じゃあ、じゃあ、シュミラがお兄ちゃんの相棒になる! シュミラ、お兄ちゃんをいっぱいたすけるの!」
「ハハッ、ありがとうなシュミラ。だけど冒険者は危ないからな。気持ちだけもらっておくよ」
「ええー。やだぁ。シュミラ、お兄ちゃんの相棒になるんだもん!」
そんな風に駄々をこねていた。だけどまさか、それを本気で考えていたなんて....。
それから十年が経ち、シュミラが洗礼の儀式を受けた日。あいつにも仕事を選ぶ権利や家業を継ぐ権利があった。だけど俺も爺ちゃんも、シュミラに冒険者を継がせる気はなかった。
これは完全な大人のエゴだが、俺はシュミラに家にいて欲しかった。親代わりなってシュミラを育てるうちに、俺は異常なほど過保護になっていた。
シュミラは最初は不服そうだったが、これまで俺がやっていた家事を頼むと了承してくれた。
「お兄ちゃんが疲れて帰って来ても、シュミラがいっぱい癒してあげるね」
そう言って張り切っていた。だから安心しきっていた。まさかあいつが狩猟ギルドに入ってるなんて、思いもしなかった。
(そして自分の前に冒険者として現れるなんて、夢にも思わなかったか?)
また幻聴だ。
ああ、思わなかったさ。あんな怪しい格好で、プラカードを掲げてさ。
「おいお前、仲間が欲しいんだろ? だったら俺が仲間になってやる。俺は狩猟ギルド所属だ。戦闘なら任せろ。ちょうど探索士を探していたんでな。相棒になってやるよ」
そうプラカードには書かれていた。魔術機構のプラカード。
「ああ、そりゃ願ったり叶ったりだ。俺は......」
「知ってるさ。ティム・バートリー。お前はギルドじゃ有名人だ。悪い方の意味でな。だが安心しろ。俺とコンビを組めば、もう誰にも馬鹿にされやしない。俺の名前はミスト。よろしくな」
プラカードに浮かび上がったその言葉を見て、俺は涙が溢れそうになった。
「ああ。よろしく頼むよ、相棒」
「ふふっ。任せろ、相棒」
その日から、俺とミストのコンビはスタートした。あれから三年か。
シュミラはあの頃十五歳。その頃から、あいつは強かった。
ミストに扮したシュミラとコンビを組んでも、俺は馬鹿にされ続けた。だがダンジョンの地下十階まで潜れるようになり、収入は増えた。
ジョアンナとも仲良くなり、恋人になった。まぁ結局は裏切られたけど。
あれ? ミストはジョアンナの存在を知ってた筈だ。ジョアンナは冒険者で、ミストと一緒にいる時も話をした事がある。
そっか。じゃあシュミラはジョアンナの存在を知ってて、それでも知らない振りをしていたのか。
(お兄ちゃん。私はいつだってお兄ちゃんの味方だよ。例え誰も味方になってくれなくたって、私はそばにいるからね)
そう言ってくれたシュミラの笑顔が目に浮かぶ。目頭が熱くなる。
俺は何をやってるんだ。疲れて座り込んでいる場合じゃない。早くシュミラを見つけなくては! そして一緒に帰るんだ!
自身を奮い起こし、立ち上がったその時。遠くから叫び声が聞こえた。
「闇の巫女様を見つけた! あっちに走っていったぞ!」
「現在の名前はシュミラ・バートリー! 必ず捕獲せよ! テネブラエ様の元へお連れするのだ!」
何!? シュミラだと!? シュミラが闇の巫女!? 闇の巫女ってなんだ!?
よくわからんがこうしちゃいられない!
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