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ゾンビは既に死んでいる。よって女だらけの修道院に行ってもエロイ事にはならない
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オレは修道院とやらに来ていた。
場所の特定は地図を見るまでもない。
村から延びる街道の反対側の道を辿ればオレの足でも3日ほどで到着するのだから。
その修道院は小さな山の谷側に存在した。
煉瓦の塀に囲われて堅牢に思えるが、何の問題もない。
このファンタジー世界の建築技術では地中は固定せず、土の上にそのまま塀を建ててるので、地中に穴を掘れば簡単に侵入出来るのだから。
オレがこの修道院まで足を伸ばしたのは女だらけとの情報を得たからだ。
エロ目的ではない。
そもそもゾンビなので出来ないしな。
オレが言う『女だらけ』とは防衛力がゼロという意味だ。
少し離れた村に兵士を駐在させてるくらいだからな。
そう、村だ。
あの村では虎に邪魔されて全然喰えなかった。
修道院では喰いまくるぜ。
その為にオレは修道院まで足を運んでいた。
修道院はボーナスタイムの一言に尽きた。
夜を待つまでもない。
修道院内の扉の開いた礼拝堂で礼拝をしてるところを突入だ。
20人程が礼拝をしていたのだが、全員眼を閉じて礼拝してる。
射程範囲5メートルの闇の手を使えばゆっくりだが根こそぎだ。
全員を闇の手で落とした後、1人ずつ首筋を噛んで全員にトドメを刺してから、美味しくいただいていたのだが、
7人を美味しくいただいた頃、
「キャアア、ゾンビっ!」
まだ居たのか開いた礼拝堂のドアの横で修道女が悲鳴を上げて逃げていった。
射程範囲の5メートルよりも離れた。
どうせ、ゾンビの足では追い付けない。
オレは逃げた修道女に構う事なく美味しくいただいていたのだが、
しばらくして武器を持った修道女10人程が勇ましく、
「ゾンビめっ! 退治してくれるっ!」
挑んできた。
握る武器は槍やメイス。
聖水の小瓶を握ってる修道女も居た。
闇の手を使うまでもない。
爪攻撃や噛みつき攻撃で、
「ヒィ、ギャアアアア」
「キャアァア」
4人を倒したら、残りは逃げていった。
おっと、1人が逃げ遅れた。
恐怖で腰を抜かしたのか。尻餅をついて失禁してる。
「こ、来ないで」
やはりファンタジーの住人は知能指数が低いのか?
この状況で見逃して貰えると思ってるのだから。
オレは構わずその修道女の首筋に噛みついて、
「キャアアア」
その修道女も絶命させたのだった。
こうして、オレは修道女24人を美味しくいただいて、兵士達の増援の到着前に庭の穴から逃げたのだった。
◇
農夫1人で追っ手が放たれたのだ。
修道院であれだけ喰えば、当然、追っ手が放たれる。
追っ手は当然、あの村に居た兵士達だ。
修道院のある山から逃げてたオレだが、オレはゾンビだ。
歩くのが遅い。
もはや、これは致命的な弱点だ。
24時間ずっと歩いたオレは、1日後には徒歩で追撃してきた兵士10人に追い付かれた。
数が10人なのは虎系の魔物退治で数が減ったからか。
それとも他の兵士達は別の方向を捜索しているのか。
ともかくオレに挑んできた。
それもお笑いな事に、剣を抜いての接近戦でだ。
何故ならばこの兵士達は弓矢や槍を装備していなかったのだ。
重量になって追跡の邪魔だから置いてきた?
知能指数が低いんじゃないのか?
槍が5本もあれば、余裕でゾンビなんて倒せたはずなのに。
そんな訳で剣を握った兵士10人だ。
闇の手を使うまでもない。
普通に戦った。
オレはゾンビだ。
なので、相手の方が敏捷性は上だ。
肩を斬られて、爪攻撃で1人始末。
剣で腹を突かれても首筋に噛みつき攻撃で1人を倒す。
背後から斬られたが、腕を振った時には避けられた。
また背後からだ。
狡い真似を。
いや、『さすがは人間だ。知恵がある』と褒めるべきか。
安全圏の背後からの攻撃。
理に適ってる。
それに、さすがは兵士だ。
集団戦闘にも長けてる。
斬った奴が横に走り抜けるので邪魔にならず、次の奴が攻撃しやすい。
背後から4度、斬られて、
「アアアァァァァ(鬱陶しい)」
イラッとした以上に『このままじゃ負ける』と危機感を覚えたオレは闇の手を解禁した。
初見だ。
兵士も回避出来ず、2人を倒す。
「何だ、これ?」
「魔法? ゾンビなのに?」
驚いてる隙に更に闇の手で更に2人を落とす。
これで残るは4人。
出し惜しみした甲斐があり、射程距離もまだバレてない。
全員、射程範囲内だ。
「おい、どうする? 一先ず逃げるか?」
「逃げれるか。貴族が子女が死んでるんだぞ」
あらら、さすがはファンタジーの修道院。
貴族の子女なんてのが居たのか。
ってか、戦闘中のそれも射程範囲内で足を止めて口を動かすなんて危機意識が低いんじゃないのか?
オレは更に闇の手を使う。
1人が小賢しくも横に避けたが、5メートルまでならオレの意思で自在に追尾は可能なのだよ。
2人を倒し、残るは2人。
「一抜けた」
1人が背を向けたが、決断が遅いんだよ。
闇の手を放って結局は10人全員を落としたのだった。
その後、全員の首筋を噛んでとどめを刺してから美味しくいただいて損傷箇所を修復したのだった。
◇
修道院襲撃から3日目の夜。
夜でもオレが歩いてると暗闇の中に明かりが見えた。
小さな林の脇でだ。
何だ?
警戒しながら近付けば兵士達が夜営をしていた。
先回りされただと?
どういう事だ?
よくよく観察すれば蜥蜴車が傍にあった。
なるほど、それで先回り可能という訳か。
兵士の数は20人。
但し、起きて見張りをしてるのは、
「明日はゾンビ狩りか」
「本当に、この辺に居るのか?」
「そのはずだ。こっちに向かってるらしいから」
「何だってこんな場所を? もしかして聖郭を目指してるのか?」
「さあな」
起きて喋ってるのは3人だった。
微妙な数だ。
2人なら余裕だったのだが。
とりあえず焚き火の明かりが届かない位置まで接近だ。
見張りの連中が真面目に見張りをせずに喋ってる隙に、
射程範囲5メートルを駆使して、遠巻きに地面で寝てる連中を闇で落としていった。
地味な作業だが、それを繰り返す。
地面に落ちてる木の枝を踏んでパキッと鳴った時にはギクリッとしたが。
見張りの錬度が低いお陰で、まだ喋ってて、その音に気付く事はなかった。
寝てる全員を闇で落とした後、オレは焚き火の外側から射程範囲5メートルに居る2人を闇の手で落とした。
「おい、どうした?」
残る兵士1人が喋ってた仲間が急に気絶した事に驚く。
そして気絶した兵士達の身体を揺さぶるだけだ。
そんな無駄な行動で最後の持ち時間を終了させた兵士をオレは闇の手を使って落としたのだった。
これで20人を完全制圧。
ったく、見張りの兵士2人を闇で落とした後に、残った1人が『寝てる兵士達を起こす』という行動を予想して地味な作業を繰り返したオレが馬鹿みたいだな。
オレは呆れつつも、兵士20人全員の首筋に噛み付いて絶命させて、
その後、兵士達を美味しくいただいたのだった。
◇
そして、『蜥蜴が引く輸送車が使えれば移動距離が格段に伸びるはず』と何とか試みたが、ゾンビは長時間、座れない事が判明。
座れないのなら腹這いになるのみだ。
20人の兵士を美味しくいただいた事で、夜は明け、太陽が昇ってる。
それでも車に腹這いになって蜥蜴車の走行を試みた。
周囲から見れば無人の輸送車が走ってる風に見えるだろう。
それよりも問題はオレが腹這いな事だ。
お陰で視界が低く、車を引く蜥蜴が邪魔で前方が見えない。
それでも何とか草原を走ったが、2時間程で蜥蜴車が窪地に嵌まった。
車が横転する程の大事故だった。
蜥蜴には見えてたはずだろ?
死んだ兵士達に義理立てして故意に嵌まったのか?
それとも蜥蜴が予想以上に頭が悪くて車を引いてた事を忘れていた?
ともかくオレも勢い良く外の草原に投げ出された。
ゾンビなので痛覚は最初からない。
痛覚がない分、こんな時、損傷個所が分からず不便だ。
蜥蜴車移動はこの事故で潔く諦めた。
蜥蜴も当然、美味しくいただいて損傷個所を修復に充てた。
その後、オレはノロノロと自分の足で歩き始めたのだった。
場所の特定は地図を見るまでもない。
村から延びる街道の反対側の道を辿ればオレの足でも3日ほどで到着するのだから。
その修道院は小さな山の谷側に存在した。
煉瓦の塀に囲われて堅牢に思えるが、何の問題もない。
このファンタジー世界の建築技術では地中は固定せず、土の上にそのまま塀を建ててるので、地中に穴を掘れば簡単に侵入出来るのだから。
オレがこの修道院まで足を伸ばしたのは女だらけとの情報を得たからだ。
エロ目的ではない。
そもそもゾンビなので出来ないしな。
オレが言う『女だらけ』とは防衛力がゼロという意味だ。
少し離れた村に兵士を駐在させてるくらいだからな。
そう、村だ。
あの村では虎に邪魔されて全然喰えなかった。
修道院では喰いまくるぜ。
その為にオレは修道院まで足を運んでいた。
修道院はボーナスタイムの一言に尽きた。
夜を待つまでもない。
修道院内の扉の開いた礼拝堂で礼拝をしてるところを突入だ。
20人程が礼拝をしていたのだが、全員眼を閉じて礼拝してる。
射程範囲5メートルの闇の手を使えばゆっくりだが根こそぎだ。
全員を闇の手で落とした後、1人ずつ首筋を噛んで全員にトドメを刺してから、美味しくいただいていたのだが、
7人を美味しくいただいた頃、
「キャアア、ゾンビっ!」
まだ居たのか開いた礼拝堂のドアの横で修道女が悲鳴を上げて逃げていった。
射程範囲の5メートルよりも離れた。
どうせ、ゾンビの足では追い付けない。
オレは逃げた修道女に構う事なく美味しくいただいていたのだが、
しばらくして武器を持った修道女10人程が勇ましく、
「ゾンビめっ! 退治してくれるっ!」
挑んできた。
握る武器は槍やメイス。
聖水の小瓶を握ってる修道女も居た。
闇の手を使うまでもない。
爪攻撃や噛みつき攻撃で、
「ヒィ、ギャアアアア」
「キャアァア」
4人を倒したら、残りは逃げていった。
おっと、1人が逃げ遅れた。
恐怖で腰を抜かしたのか。尻餅をついて失禁してる。
「こ、来ないで」
やはりファンタジーの住人は知能指数が低いのか?
この状況で見逃して貰えると思ってるのだから。
オレは構わずその修道女の首筋に噛みついて、
「キャアアア」
その修道女も絶命させたのだった。
こうして、オレは修道女24人を美味しくいただいて、兵士達の増援の到着前に庭の穴から逃げたのだった。
◇
農夫1人で追っ手が放たれたのだ。
修道院であれだけ喰えば、当然、追っ手が放たれる。
追っ手は当然、あの村に居た兵士達だ。
修道院のある山から逃げてたオレだが、オレはゾンビだ。
歩くのが遅い。
もはや、これは致命的な弱点だ。
24時間ずっと歩いたオレは、1日後には徒歩で追撃してきた兵士10人に追い付かれた。
数が10人なのは虎系の魔物退治で数が減ったからか。
それとも他の兵士達は別の方向を捜索しているのか。
ともかくオレに挑んできた。
それもお笑いな事に、剣を抜いての接近戦でだ。
何故ならばこの兵士達は弓矢や槍を装備していなかったのだ。
重量になって追跡の邪魔だから置いてきた?
知能指数が低いんじゃないのか?
槍が5本もあれば、余裕でゾンビなんて倒せたはずなのに。
そんな訳で剣を握った兵士10人だ。
闇の手を使うまでもない。
普通に戦った。
オレはゾンビだ。
なので、相手の方が敏捷性は上だ。
肩を斬られて、爪攻撃で1人始末。
剣で腹を突かれても首筋に噛みつき攻撃で1人を倒す。
背後から斬られたが、腕を振った時には避けられた。
また背後からだ。
狡い真似を。
いや、『さすがは人間だ。知恵がある』と褒めるべきか。
安全圏の背後からの攻撃。
理に適ってる。
それに、さすがは兵士だ。
集団戦闘にも長けてる。
斬った奴が横に走り抜けるので邪魔にならず、次の奴が攻撃しやすい。
背後から4度、斬られて、
「アアアァァァァ(鬱陶しい)」
イラッとした以上に『このままじゃ負ける』と危機感を覚えたオレは闇の手を解禁した。
初見だ。
兵士も回避出来ず、2人を倒す。
「何だ、これ?」
「魔法? ゾンビなのに?」
驚いてる隙に更に闇の手で更に2人を落とす。
これで残るは4人。
出し惜しみした甲斐があり、射程距離もまだバレてない。
全員、射程範囲内だ。
「おい、どうする? 一先ず逃げるか?」
「逃げれるか。貴族が子女が死んでるんだぞ」
あらら、さすがはファンタジーの修道院。
貴族の子女なんてのが居たのか。
ってか、戦闘中のそれも射程範囲内で足を止めて口を動かすなんて危機意識が低いんじゃないのか?
オレは更に闇の手を使う。
1人が小賢しくも横に避けたが、5メートルまでならオレの意思で自在に追尾は可能なのだよ。
2人を倒し、残るは2人。
「一抜けた」
1人が背を向けたが、決断が遅いんだよ。
闇の手を放って結局は10人全員を落としたのだった。
その後、全員の首筋を噛んでとどめを刺してから美味しくいただいて損傷箇所を修復したのだった。
◇
修道院襲撃から3日目の夜。
夜でもオレが歩いてると暗闇の中に明かりが見えた。
小さな林の脇でだ。
何だ?
警戒しながら近付けば兵士達が夜営をしていた。
先回りされただと?
どういう事だ?
よくよく観察すれば蜥蜴車が傍にあった。
なるほど、それで先回り可能という訳か。
兵士の数は20人。
但し、起きて見張りをしてるのは、
「明日はゾンビ狩りか」
「本当に、この辺に居るのか?」
「そのはずだ。こっちに向かってるらしいから」
「何だってこんな場所を? もしかして聖郭を目指してるのか?」
「さあな」
起きて喋ってるのは3人だった。
微妙な数だ。
2人なら余裕だったのだが。
とりあえず焚き火の明かりが届かない位置まで接近だ。
見張りの連中が真面目に見張りをせずに喋ってる隙に、
射程範囲5メートルを駆使して、遠巻きに地面で寝てる連中を闇で落としていった。
地味な作業だが、それを繰り返す。
地面に落ちてる木の枝を踏んでパキッと鳴った時にはギクリッとしたが。
見張りの錬度が低いお陰で、まだ喋ってて、その音に気付く事はなかった。
寝てる全員を闇で落とした後、オレは焚き火の外側から射程範囲5メートルに居る2人を闇の手で落とした。
「おい、どうした?」
残る兵士1人が喋ってた仲間が急に気絶した事に驚く。
そして気絶した兵士達の身体を揺さぶるだけだ。
そんな無駄な行動で最後の持ち時間を終了させた兵士をオレは闇の手を使って落としたのだった。
これで20人を完全制圧。
ったく、見張りの兵士2人を闇で落とした後に、残った1人が『寝てる兵士達を起こす』という行動を予想して地味な作業を繰り返したオレが馬鹿みたいだな。
オレは呆れつつも、兵士20人全員の首筋に噛み付いて絶命させて、
その後、兵士達を美味しくいただいたのだった。
◇
そして、『蜥蜴が引く輸送車が使えれば移動距離が格段に伸びるはず』と何とか試みたが、ゾンビは長時間、座れない事が判明。
座れないのなら腹這いになるのみだ。
20人の兵士を美味しくいただいた事で、夜は明け、太陽が昇ってる。
それでも車に腹這いになって蜥蜴車の走行を試みた。
周囲から見れば無人の輸送車が走ってる風に見えるだろう。
それよりも問題はオレが腹這いな事だ。
お陰で視界が低く、車を引く蜥蜴が邪魔で前方が見えない。
それでも何とか草原を走ったが、2時間程で蜥蜴車が窪地に嵌まった。
車が横転する程の大事故だった。
蜥蜴には見えてたはずだろ?
死んだ兵士達に義理立てして故意に嵌まったのか?
それとも蜥蜴が予想以上に頭が悪くて車を引いてた事を忘れていた?
ともかくオレも勢い良く外の草原に投げ出された。
ゾンビなので痛覚は最初からない。
痛覚がない分、こんな時、損傷個所が分からず不便だ。
蜥蜴車移動はこの事故で潔く諦めた。
蜥蜴も当然、美味しくいただいて損傷個所を修復に充てた。
その後、オレはノロノロと自分の足で歩き始めたのだった。
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