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第五話 聖女ユカリコ様の異名。
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アーシェリヲンは、剣が苦手だった。そのこともあり、父フィリップから体術を学んだ。
その際に体得した回避の技術はフィリップも褒めるほどのものだった。
どんなに回避行動がうまくなったとしても、剣の腕も槍の腕も上達する見込みがない。だから父の後を継いで騎士団に入るのはきっと、弟のフィールズなのだろう。幼いながらもそう思っていた。
その代わりにアーシェリヲンは勤勉で、知識の量も同世代の子供と比べてはいけないと思えるほどに、頭がひとつどころか十も二十も飛び抜けている。姉のテレジアがアーシェリヲンに勉強を教わっている姿を見て、フィリップも母エリシアも苦笑してしまうことがあるくらいだ。
もしアーシェリヲンが騎士などの武官になれなかったとしても、彼の頭脳があれば優秀な文官になれるだろう。彼ほどの魔力の総量があれば、鍛錬次第では優秀な魔術師、それこそ宮廷魔術師にまで上り詰めるかもしれない。
アーシェリヲンがどちらの道を進んだとしても、立派な大人になってこの家を継いでくれる。フィリップもエリシアも、テレジアもそう信じて疑わない。
アーシェリヲンの、魔力の総量が多いと判明したのは五歳のときであった。
△▽△▽
アーシェリヲンは五歳のころ、高熱を出して寝込んでしまったことがある。抵抗力の低い、子供がよくかかる感冒熱だと思ってエリシアが治療にあたった。だが彼女の治癒魔法をもってして、症状を緩和させることができなかったのだ。
一晩発熱が続き、自分だけではどうにもならないと、以前お世話になっていたユカリコ教の司祭に相談をした。すると司祭はある道具を鞄に詰め、屋敷を訪れてくれることになった。
司祭が屋敷を訪れ、アーシェリヲンの部屋へ入るなり鞄を開けた。そこから取り出したのは、女性の手のひらほどある太さの腕輪だった。
司祭がアーシェリヲンの左腕に腕輪を装着。するとすぐに、中央の小さな魔石が染まっていく。青から緑、緑から黄色、黄色から朱色、朱色から深紅へ。司祭は安心したように言う。
「おそらくなのですが、この子は魔力がはちきれそうになっているものと思われますね」
「この子はまだ小さな子供なんです。そんなことがあり得るのですか?」
「子供は希にですね、魔力の消費と回復の釣り合いを崩してしまうことが多いのです」
司祭が鞄から改めて出したふたつの道具。それはエリシアもみたことがある道具だった。
片方を先ほどの太い腕輪と交換してつけかえる。その腕輪にも魔石はついていて、最初は赤かったのだが青く色を変えていった。
もうひとつは『魔石でんち』によく似ている。司祭が魔石部分にアーシェリヲンの手を乗せると、青い魔石が透明な状態から赤く変わっていく。
「私たちは日々、生活しているだけでも微量の魔力を使用費しています。もちろん、子供が成長するための糧ともなっているのです」
「はい、以前教わりました」
「そうですね。外で元気に遊ぶ子であればある程度釣り合いが取れるのですけども」
「はい。この子はあまり外で遊ばないものですから……」
アーシェリヲンはこのころにはもう、寝ているか本を読んでいるか。中庭で遊ぶことは少ないのであった。
「なるほど。成長するにつれて魔力の回復は大きくなる子がいます。そのため、消費の釣り合いがとれなくなってしまったのでしょうね。結果、漏れ出しそうになった魔力を身体がどうにかしようとして、発熱をさせないと間に合わなくなってしまったのでしょう。早く私に相談してくれたので、よかったと言えるわけですね」
「そうですか。ありがとうございます……」
『魔石でんち』の魔石が青くなると同時に、司祭は怪訝そうな表情をする。
「おや?」
司祭はアーシェリヲンの左腕を見る。するとそこにある魔石はまだ青い。首を傾げなからも司祭は、新しい魔石が赤い『魔石でんち』を鞄から取り出した。
「何かあったのですか?」
「いえね、普通はこの『魔石でんち』は、子供では一本染めることができないのです」
「えぇ」
エリシアも充填したことがあるからよく知っている。
「ですがこの子の左腕にある『魔力ちぇっかー』を見てください。青いままですよね?」
アーシェリヲンの左腕につけられている腕輪は、『魔力ちぇっかー』というものだった。道理でエリシアも見たことがあると思っていた。彼女は十歳のころ、治癒魔法の鍛錬のときに使ったことがあったからだ。
『魔力ちぇっかー』についている魔石は、青から緑、緑から黄色、黄色から朱色、朱色から赤へと色を変える。さきほどの腕輪の逆の意味だ。ということになると、先ほどの腕輪は魔力がどうなっているかを調べるものだったのだろう。
「はい」
「大人で多い人でも緑色に、予想では黄色から朱色に変わると思っていたのですが……」
アーシェリヲンから魔力を吸い出している、二本目の『魔石でんち』にある魔石が青く染まっていく。そこでやっと、左腕の『魔力ちぇっかー』の魔石が緑色になっていた。
「…………」
「…………」
司祭もエリシアも言葉にならない状態。沈黙が続いている間、アーシェリヲンの顔色が良くなっているのに気づいた。
「と、とにかくですね」
「はい」
そそくさと『魔石でんち』をもう一本鞄から取り出して、アーシェリヲンに触らせる。三本目の『魔石でんち』が青く染まるころにやっと、『魔力ちぇっかー』の魔石が黄色くなっていた。
「こちらのお屋敷にも数は違えど、『魔石でんち』があるかと思います」
「はい。あります」
「『魔力ちぇっかー』がこの状態になるまで、毎晩『魔石でんち』へ魔力を注がせるようにしてあげてください。そうすることで、均衡が保てるようになると思います」
「わかりました。ありがとうございます、司祭様」
「もしかしたら、……いえ、ですがその」
「あの、どうかされましたか?」
「この子はもしかしたら、『馬鹿魔力』の異名を持つ、聖女ユカリコ様のようになるのかもしれませんね」
異なる世界より呼び出されたからか、それとも鍛錬によるものなのかはわからなかったが、聖女ユカリコはとてつもない魔力の総量をもっていた。それ故に『魔力馬鹿』の異名をもったのだろうと記述されている。
「それはそれで、色々と困りますね」
▽△▽△
エリシアもテレジアも、『魔力ちぇっかー』を持っている。だが、基本的には治癒魔法を使って、奉仕活動をしているときだけ。お風呂と寝ているとき以外ずっとつけているのは、アーシェリヲンくらいなのだろう。
その際に体得した回避の技術はフィリップも褒めるほどのものだった。
どんなに回避行動がうまくなったとしても、剣の腕も槍の腕も上達する見込みがない。だから父の後を継いで騎士団に入るのはきっと、弟のフィールズなのだろう。幼いながらもそう思っていた。
その代わりにアーシェリヲンは勤勉で、知識の量も同世代の子供と比べてはいけないと思えるほどに、頭がひとつどころか十も二十も飛び抜けている。姉のテレジアがアーシェリヲンに勉強を教わっている姿を見て、フィリップも母エリシアも苦笑してしまうことがあるくらいだ。
もしアーシェリヲンが騎士などの武官になれなかったとしても、彼の頭脳があれば優秀な文官になれるだろう。彼ほどの魔力の総量があれば、鍛錬次第では優秀な魔術師、それこそ宮廷魔術師にまで上り詰めるかもしれない。
アーシェリヲンがどちらの道を進んだとしても、立派な大人になってこの家を継いでくれる。フィリップもエリシアも、テレジアもそう信じて疑わない。
アーシェリヲンの、魔力の総量が多いと判明したのは五歳のときであった。
△▽△▽
アーシェリヲンは五歳のころ、高熱を出して寝込んでしまったことがある。抵抗力の低い、子供がよくかかる感冒熱だと思ってエリシアが治療にあたった。だが彼女の治癒魔法をもってして、症状を緩和させることができなかったのだ。
一晩発熱が続き、自分だけではどうにもならないと、以前お世話になっていたユカリコ教の司祭に相談をした。すると司祭はある道具を鞄に詰め、屋敷を訪れてくれることになった。
司祭が屋敷を訪れ、アーシェリヲンの部屋へ入るなり鞄を開けた。そこから取り出したのは、女性の手のひらほどある太さの腕輪だった。
司祭がアーシェリヲンの左腕に腕輪を装着。するとすぐに、中央の小さな魔石が染まっていく。青から緑、緑から黄色、黄色から朱色、朱色から深紅へ。司祭は安心したように言う。
「おそらくなのですが、この子は魔力がはちきれそうになっているものと思われますね」
「この子はまだ小さな子供なんです。そんなことがあり得るのですか?」
「子供は希にですね、魔力の消費と回復の釣り合いを崩してしまうことが多いのです」
司祭が鞄から改めて出したふたつの道具。それはエリシアもみたことがある道具だった。
片方を先ほどの太い腕輪と交換してつけかえる。その腕輪にも魔石はついていて、最初は赤かったのだが青く色を変えていった。
もうひとつは『魔石でんち』によく似ている。司祭が魔石部分にアーシェリヲンの手を乗せると、青い魔石が透明な状態から赤く変わっていく。
「私たちは日々、生活しているだけでも微量の魔力を使用費しています。もちろん、子供が成長するための糧ともなっているのです」
「はい、以前教わりました」
「そうですね。外で元気に遊ぶ子であればある程度釣り合いが取れるのですけども」
「はい。この子はあまり外で遊ばないものですから……」
アーシェリヲンはこのころにはもう、寝ているか本を読んでいるか。中庭で遊ぶことは少ないのであった。
「なるほど。成長するにつれて魔力の回復は大きくなる子がいます。そのため、消費の釣り合いがとれなくなってしまったのでしょうね。結果、漏れ出しそうになった魔力を身体がどうにかしようとして、発熱をさせないと間に合わなくなってしまったのでしょう。早く私に相談してくれたので、よかったと言えるわけですね」
「そうですか。ありがとうございます……」
『魔石でんち』の魔石が青くなると同時に、司祭は怪訝そうな表情をする。
「おや?」
司祭はアーシェリヲンの左腕を見る。するとそこにある魔石はまだ青い。首を傾げなからも司祭は、新しい魔石が赤い『魔石でんち』を鞄から取り出した。
「何かあったのですか?」
「いえね、普通はこの『魔石でんち』は、子供では一本染めることができないのです」
「えぇ」
エリシアも充填したことがあるからよく知っている。
「ですがこの子の左腕にある『魔力ちぇっかー』を見てください。青いままですよね?」
アーシェリヲンの左腕につけられている腕輪は、『魔力ちぇっかー』というものだった。道理でエリシアも見たことがあると思っていた。彼女は十歳のころ、治癒魔法の鍛錬のときに使ったことがあったからだ。
『魔力ちぇっかー』についている魔石は、青から緑、緑から黄色、黄色から朱色、朱色から赤へと色を変える。さきほどの腕輪の逆の意味だ。ということになると、先ほどの腕輪は魔力がどうなっているかを調べるものだったのだろう。
「はい」
「大人で多い人でも緑色に、予想では黄色から朱色に変わると思っていたのですが……」
アーシェリヲンから魔力を吸い出している、二本目の『魔石でんち』にある魔石が青く染まっていく。そこでやっと、左腕の『魔力ちぇっかー』の魔石が緑色になっていた。
「…………」
「…………」
司祭もエリシアも言葉にならない状態。沈黙が続いている間、アーシェリヲンの顔色が良くなっているのに気づいた。
「と、とにかくですね」
「はい」
そそくさと『魔石でんち』をもう一本鞄から取り出して、アーシェリヲンに触らせる。三本目の『魔石でんち』が青く染まるころにやっと、『魔力ちぇっかー』の魔石が黄色くなっていた。
「こちらのお屋敷にも数は違えど、『魔石でんち』があるかと思います」
「はい。あります」
「『魔力ちぇっかー』がこの状態になるまで、毎晩『魔石でんち』へ魔力を注がせるようにしてあげてください。そうすることで、均衡が保てるようになると思います」
「わかりました。ありがとうございます、司祭様」
「もしかしたら、……いえ、ですがその」
「あの、どうかされましたか?」
「この子はもしかしたら、『馬鹿魔力』の異名を持つ、聖女ユカリコ様のようになるのかもしれませんね」
異なる世界より呼び出されたからか、それとも鍛錬によるものなのかはわからなかったが、聖女ユカリコはとてつもない魔力の総量をもっていた。それ故に『魔力馬鹿』の異名をもったのだろうと記述されている。
「それはそれで、色々と困りますね」
▽△▽△
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