私が異世界物を書く理由

京衛武百十

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パワハラ上司と同じことをしてる<親>って、尊敬できる? 信頼できる? 私は無理。私の両親がまさにそれだったけど、一ミリも尊敬してないし

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『怒鳴らないと部下が仕事しないからだ!』

なんて理屈は、ホントに『他人の所為にしてる』だけだよね。

仕事しないんだったら、淡々と査定に反映させたらいいじゃん。それとも、

<自分が育ててやってる感>

でも出したいの?

むしろ『浅ましさ』しか感じないよ。

私も、担当編集とは喧々諤々やりあうけど,彼女とは立場が<対等>だからね。

私は<作家先生>かもしれないけど、私の作品を通すか没にするかは彼女が決める。彼女がOKを出してくれないと、私は、何本作品を書き上げても仕事をこなしたことにならない。

そういう関係だから、お互いに厳しいことを言い合ってもお互いに納得できるんだ。

まあ、気分は良くなかったりするけどさ。でも、反論も反撃もできない状態で一方的にって関係じゃないことは確か。

彼女は本当に私にとってはなくてはならない仕事上のパートナーだ。それどころか、私の人生においても欠かせない存在だよ。彼女がいなかったら、私は今頃、すっごい荒んだ人生を送ってたかもしれない。

彼女がもし男性で、そしてお互いに今の伴侶と出逢ってなかったら、マジで結婚してたかも。そういう意味でも彼女は魅力的なんだ。

だけど、自分のストレスを転嫁してくるような、具体的な指示も出さずにただ怒鳴ってるだけのような、そんなのに何の意味があるのか、まったく分からない。

でさ、そういうパワハラ上司と同じことをしてる<親>って、尊敬できる? 信頼できる? 私は無理。私の両親がまさにそれだったけど、一ミリも尊敬してないし信頼もできない。

あれを尊敬したり信頼したりとか、正気の沙汰じゃない。

と、ついつい感情的になってしまうな。あの人達のこととなると。

ただそれも、『親子だから』っていうのもあるかな。他人に対してはここまで感情が揺さぶられることはあんまりないし。

だから他人の親に対しては責めるつもりもないしその資格もないと思ってる。文句言っていいのは、自分の親に対してだけだと思う。自分の親に対してなら、言いたいだけ言ってもいいんじゃないかな。言いたくなるだけのことがあったんだろうからさ。

そもそも何もなきゃ文句も言わないじゃん? 自分の子供に文句言われるってことは、文句言われるようなことをしてきたって話だよ。

なんにせよ、<生んでやった恩>とか<育ててやった恩>なんてのは存在しないっていう現実を見ないと、何が問題なのかも分かんないよ。

『生んでやった』『育ててやった』なんてのは、子供の方から、

『あなたの子供に生まれてきたい』

って言われて初めて成立するもんだよ。自分から応募して入った会社で上司に『面倒見てやってる』みたいな態度とられるだけでもムカつくくらいなんだから、『生んでください』と頼んだわけでもない親に『生んでやった』『育ててやった』なんて態度とられて素直に納得できる方がレアだって。

それで納得できるんなら、子供が納得できるだけのことを親がしたってことだしね。

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