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気付かなかった僕の方の負けだ
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五月と真凛は、相変わらずうちに遊びに来てくれていた。やっぱりTRPGで遊ぶことが多いけど、テレビゲームも好きだった。
三人で同時にプレイできるゲームが多い。
あと、太鼓型のコントローラーを使う<太鼓ゲーム>も好きで、二時間くらいなら平気でやってたりする。
ただそれは、床に直においてやるとすごく響くから、座布団の上に置いてやってもらうことにしてる。
この家を建てた時、一応は防音防振で注文してたはずだったそうなんだけどね。『ホントに防音防振になってる?』って思うほど他の部屋にまで届いてくる。
しかも、リビングが特に。寝室とかはそれほどじゃないんだけどな。もしかしたら<欠陥>なのかもしれないけど、もう今更だからということでダンナは気にしないようにしてるらしい。観音が太鼓ゲームをするようになってそれで気付いたんだ。
観音は、小さい頃には活発だったんだけど、彼女のために用意された部屋を、多少暴れても怪我をしないように床も壁もクッション材で覆ってそれで好きに遊ばせる代わりに、リビングとかではあまり遊んだりしないようにしてたかららしい。
ダンナも前の奥さんも、リビングでは寛ぐだけで騒々しくしなかったから。
彼は言ってたよ。
「何でもかんでも調子よくいく方がおかしいから、そういうこともあるだろう。って思ってる。さすがに新築の時点で気付いてたら気になったかもしれないけどね。気付かなかった僕の方の負けだ」
としか思わないんだって。
それで悪質業者が野放しになるのはどうなのかなって思わなくもないけど、そういう業者は、クレームとか気にしないんだろうなあ。
自分がお客の立場でやられたらどう思うんだろ。メチャクチャ文句を付けてたりしたら、なんだかなあって気がする。大人として恥ずかしくないのかなって。
だから私は、園でも、丁寧に子供達と接しようと心掛けてるんだ。自分の子供が雑に扱われてたら嫌だから。
観音が通ってた時も、そう思って丁寧に接するようにしてた。
そして、小学校も中学校も、丁寧に対応してくれるところだから本当に助かってる。
もちろん、不満がまったくないと言ったら噓になるけど、私自身、保育士として完璧かって言われたらそこまではと思うから、細かいことについてはそんなに気にしないようにしてる。
少なくとも、観音が、
『もう嫌だ。行きたくない』
って言いだしたりしない限りは。
その代わり、観音がそう言いだした時には、相談はするけどね。小学校の時だってそうだった。彼女が『行きたくない』って言いだすくらいだったから相当のことだって思ったんだ。
ダンナもそう思ってくれたんだ。
三人で同時にプレイできるゲームが多い。
あと、太鼓型のコントローラーを使う<太鼓ゲーム>も好きで、二時間くらいなら平気でやってたりする。
ただそれは、床に直においてやるとすごく響くから、座布団の上に置いてやってもらうことにしてる。
この家を建てた時、一応は防音防振で注文してたはずだったそうなんだけどね。『ホントに防音防振になってる?』って思うほど他の部屋にまで届いてくる。
しかも、リビングが特に。寝室とかはそれほどじゃないんだけどな。もしかしたら<欠陥>なのかもしれないけど、もう今更だからということでダンナは気にしないようにしてるらしい。観音が太鼓ゲームをするようになってそれで気付いたんだ。
観音は、小さい頃には活発だったんだけど、彼女のために用意された部屋を、多少暴れても怪我をしないように床も壁もクッション材で覆ってそれで好きに遊ばせる代わりに、リビングとかではあまり遊んだりしないようにしてたかららしい。
ダンナも前の奥さんも、リビングでは寛ぐだけで騒々しくしなかったから。
彼は言ってたよ。
「何でもかんでも調子よくいく方がおかしいから、そういうこともあるだろう。って思ってる。さすがに新築の時点で気付いてたら気になったかもしれないけどね。気付かなかった僕の方の負けだ」
としか思わないんだって。
それで悪質業者が野放しになるのはどうなのかなって思わなくもないけど、そういう業者は、クレームとか気にしないんだろうなあ。
自分がお客の立場でやられたらどう思うんだろ。メチャクチャ文句を付けてたりしたら、なんだかなあって気がする。大人として恥ずかしくないのかなって。
だから私は、園でも、丁寧に子供達と接しようと心掛けてるんだ。自分の子供が雑に扱われてたら嫌だから。
観音が通ってた時も、そう思って丁寧に接するようにしてた。
そして、小学校も中学校も、丁寧に対応してくれるところだから本当に助かってる。
もちろん、不満がまったくないと言ったら噓になるけど、私自身、保育士として完璧かって言われたらそこまではと思うから、細かいことについてはそんなに気にしないようにしてる。
少なくとも、観音が、
『もう嫌だ。行きたくない』
って言いだしたりしない限りは。
その代わり、観音がそう言いだした時には、相談はするけどね。小学校の時だってそうだった。彼女が『行きたくない』って言いだすくらいだったから相当のことだって思ったんだ。
ダンナもそう思ってくれたんだ。
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