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【雇用№015】愛と魔法創造その2
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◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆
◆魔法創生
【手動作成】・・・自分で一つ一つ丁寧に魔法を作りたい玄人の方にお勧め
【自動作成】・・・魔法に使用するパーツを組み合わせるだけで作れる簡単設計
初心者にお勧め
【登録魔法一覧】・・・作成した魔法&この世界で使用されている魔法が表示されます。
◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆
これはもう、自動作成で進めるしかないでしょう。使い方わからないし、それともゲームみたいにチュートリアルがあるのかな?昔のゲームみたいに、説明書を読みながら進めるタイプは私にはちょっときついかな。
「えいっ」と自動作成のボタンを押した。
◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆
◆魔法創生―【自動作成】
下記の選択肢の中から一つずつ選び、決定ボタンを押してください。
【属性】・・・【火】【風】【水】【土】【光】【闇】・・・【空間】【時空】
【形状】・・・【線】【球】【円】【正方形】・・・【円錐】
【威力】・・・【1】【2】【3】【4】・・・【10】
【対象】・・・【発動者】・・・【任意指定対象】
【使用魔素】・・・【1】【2】【3】【4】・・・【10】
【発動キー】・・・【 】
【決定】【キャンセル】
◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆
うん、これなら私でもなんとか出来そうだね。ハローワークでやっている求人検索のシステムに近いから、感覚で操作出来るわ。色々あるけど、初めてだし、無難なものがいいよね、火は危ないかな、小さい火でも飛び火すると火事になるかもしれないから、風は、今日はあまりいい感じがしないのよね。なんか、スカートがふわっとまた、捲れそうな感じがするからパスだわ。
土?土って、アースパレットとか、アースシールドとかが思い浮かぶけど、どちらも戦闘用の魔法だし、パスよね。生活で使える魔法にしたいのよ。なるべく殺生は起こさない感じで行きたいから、やっぱり水が一番かしらね。それにしても、属性は4大元素になっているのね、ベースは、陰陽5行説ではないんだ。
生活で使える魔法だとやっぱり飲料水みたいに飲める水がいいよね。これなら、殺傷というよりは生きるためって感じだし、大丈夫でしょう。これでダメならどんな魔法でも殺傷能力があることになっちゃうから。
となると
◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆
【属性】・・・【水】
【形状】・・・【球】
【威力】・・・【1】
【対象】・・・【任意指定対象】
【使用魔素】・・・【1】
【発動キー】・・・【ミネラルウォーター】
【決定】【キャンセル】
◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆
これでいいわよね。使用魔素ってのがよくわからないけど、一番低い【1】にしとけば大丈夫だと思うし、水なら、球状よね。線状だと、ウォーターカッターを創造しちゃうから、ダイヤモンドでも切断できる魔法はお呼びじゃないもの。
そして、発動キーか、中二病の人なら、カッコイイ発動キーをつけるんだろうけど、私はそんなにこだわりはないから、わかりやすさ優先でいいかな。だとやっぱり、『ミネラルウォーター』よね。よし、問題なさそうだし『決定』をPUSHだよ。
◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆
おめでとうございます。新規魔法が作成されました。
呪文は
『万物の根源たる愛しき水よ。女神フェリシアの名の元にわが前に少量の飲み水を与えよ。ミネラルウォーター』
となります。
【登録魔法一覧】に新規登録されましたので、変更の際はそちらから行ってください。
◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆
「よし、出来たー」
「おお、愛様。魔法作った?見せて」
ロゼさんが期待を膨らませ、目をキラキラしながらこちらを見てくる。さっきまで、私が黙って黙々と作業していたのを横でずっと見てたからね。何もない空中を読んでいじっている姿は奇妙なはずなんだけど。私の声を聞いて、食事が丁度終わった、フランダさんと、エミリーさんも一緒に寄って来た。
「じゃ~、みんな行くよ。危ないかもしれないから、少し離れててね」
っと、3人のメイド衆が私の後ろに下がっていった。
「本日初公開!!幻想世界での初魔法だよ」
び¥
『万物の根源たる愛しき水よ。女神フェリシアの名の元にわが前に少量の飲み水を与えよ。ミネラルウォーター』
かっこよく、右腕を前に延ばして、人差し指を出して、呪文を唱えた。まさか、発動キー以外にも呪文が必要になるとは思ってなかったよ。魔素は魔神様の領分かと思っていたけど、魔法は女神の領分なんだね。
正直、権威を高めるためとはいえ、自分の名前を呪文に入れるのはいささか自意識過剰なんじゃないかな。でも、権威を高めるためには有効な方法かもしれないね。なにせ、女神の名前を憶えて祈らなければ、決して発動することはないのだから、魔法を使いたかったら絶対に女神の名前を覚える必用があるからね。
そして、発動キーを唱えてから数秒後、ちょび~~~~っとだけ、人差し指の先端に水の玉が出来た。ビー玉よりも小さいね。しっかりとみないと、魔法が発動したかわからない感覚だよ。米粒みたいな水って、飲んでも逆に喉が渇きそうな気がするな。
「「おおお~~~~~っ」」」
◆魔法創生
【手動作成】・・・自分で一つ一つ丁寧に魔法を作りたい玄人の方にお勧め
【自動作成】・・・魔法に使用するパーツを組み合わせるだけで作れる簡単設計
初心者にお勧め
【登録魔法一覧】・・・作成した魔法&この世界で使用されている魔法が表示されます。
◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆
これはもう、自動作成で進めるしかないでしょう。使い方わからないし、それともゲームみたいにチュートリアルがあるのかな?昔のゲームみたいに、説明書を読みながら進めるタイプは私にはちょっときついかな。
「えいっ」と自動作成のボタンを押した。
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◆魔法創生―【自動作成】
下記の選択肢の中から一つずつ選び、決定ボタンを押してください。
【属性】・・・【火】【風】【水】【土】【光】【闇】・・・【空間】【時空】
【形状】・・・【線】【球】【円】【正方形】・・・【円錐】
【威力】・・・【1】【2】【3】【4】・・・【10】
【対象】・・・【発動者】・・・【任意指定対象】
【使用魔素】・・・【1】【2】【3】【4】・・・【10】
【発動キー】・・・【 】
【決定】【キャンセル】
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うん、これなら私でもなんとか出来そうだね。ハローワークでやっている求人検索のシステムに近いから、感覚で操作出来るわ。色々あるけど、初めてだし、無難なものがいいよね、火は危ないかな、小さい火でも飛び火すると火事になるかもしれないから、風は、今日はあまりいい感じがしないのよね。なんか、スカートがふわっとまた、捲れそうな感じがするからパスだわ。
土?土って、アースパレットとか、アースシールドとかが思い浮かぶけど、どちらも戦闘用の魔法だし、パスよね。生活で使える魔法にしたいのよ。なるべく殺生は起こさない感じで行きたいから、やっぱり水が一番かしらね。それにしても、属性は4大元素になっているのね、ベースは、陰陽5行説ではないんだ。
生活で使える魔法だとやっぱり飲料水みたいに飲める水がいいよね。これなら、殺傷というよりは生きるためって感じだし、大丈夫でしょう。これでダメならどんな魔法でも殺傷能力があることになっちゃうから。
となると
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【属性】・・・【水】
【形状】・・・【球】
【威力】・・・【1】
【対象】・・・【任意指定対象】
【使用魔素】・・・【1】
【発動キー】・・・【ミネラルウォーター】
【決定】【キャンセル】
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これでいいわよね。使用魔素ってのがよくわからないけど、一番低い【1】にしとけば大丈夫だと思うし、水なら、球状よね。線状だと、ウォーターカッターを創造しちゃうから、ダイヤモンドでも切断できる魔法はお呼びじゃないもの。
そして、発動キーか、中二病の人なら、カッコイイ発動キーをつけるんだろうけど、私はそんなにこだわりはないから、わかりやすさ優先でいいかな。だとやっぱり、『ミネラルウォーター』よね。よし、問題なさそうだし『決定』をPUSHだよ。
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おめでとうございます。新規魔法が作成されました。
呪文は
『万物の根源たる愛しき水よ。女神フェリシアの名の元にわが前に少量の飲み水を与えよ。ミネラルウォーター』
となります。
【登録魔法一覧】に新規登録されましたので、変更の際はそちらから行ってください。
◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆
「よし、出来たー」
「おお、愛様。魔法作った?見せて」
ロゼさんが期待を膨らませ、目をキラキラしながらこちらを見てくる。さっきまで、私が黙って黙々と作業していたのを横でずっと見てたからね。何もない空中を読んでいじっている姿は奇妙なはずなんだけど。私の声を聞いて、食事が丁度終わった、フランダさんと、エミリーさんも一緒に寄って来た。
「じゃ~、みんな行くよ。危ないかもしれないから、少し離れててね」
っと、3人のメイド衆が私の後ろに下がっていった。
「本日初公開!!幻想世界での初魔法だよ」
び¥
『万物の根源たる愛しき水よ。女神フェリシアの名の元にわが前に少量の飲み水を与えよ。ミネラルウォーター』
かっこよく、右腕を前に延ばして、人差し指を出して、呪文を唱えた。まさか、発動キー以外にも呪文が必要になるとは思ってなかったよ。魔素は魔神様の領分かと思っていたけど、魔法は女神の領分なんだね。
正直、権威を高めるためとはいえ、自分の名前を呪文に入れるのはいささか自意識過剰なんじゃないかな。でも、権威を高めるためには有効な方法かもしれないね。なにせ、女神の名前を憶えて祈らなければ、決して発動することはないのだから、魔法を使いたかったら絶対に女神の名前を覚える必用があるからね。
そして、発動キーを唱えてから数秒後、ちょび~~~~っとだけ、人差し指の先端に水の玉が出来た。ビー玉よりも小さいね。しっかりとみないと、魔法が発動したかわからない感覚だよ。米粒みたいな水って、飲んでも逆に喉が渇きそうな気がするな。
「「おおお~~~~~っ」」」
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