670 / 2,140
ー雪山ー99
しおりを挟む
望の方もご飯を食べ終えて食器を片付けると自分の部屋へと向かってスーツへと着替え家を出る。
そして病院へと向かうと駐車場で和也と会ったようだ。
「おう!」
「よっ! 望! なんでかな? 久しぶりに会ったような気がするんだけどさ」
「それは気のせいだろ? 一昨日会ったばっかりだぜ」
「ま、まぁ……そうなんだけどさ……ほら、仕事場での望と家での望とは違うだろ? だからなのかな?」
和也が何か言おうとしたのが分かったのか歩きながら和也の頭をポカリと叩く。
「ちゃんと遊びの事は忘れて、仕事に気持ちを切り替えろよ」
「俺の方はちゃんと切り替えてますよーだ。 望と違ってね」
どうしてこう和也は意味ありげに言うのであろうか。 そう和也という人物はこうも意味ありげに言ってくる事多いような気がする。
だからなのか、いらないような記憶まで思い出せてくれるというのであろうか。
今の和也の言い方だと、きっと、あの時の事を言っているのであろう。
そう望と雄介が付き合い始めた頃の事をだ。
そして病院へと向かうと駐車場で和也と会ったようだ。
「おう!」
「よっ! 望! なんでかな? 久しぶりに会ったような気がするんだけどさ」
「それは気のせいだろ? 一昨日会ったばっかりだぜ」
「ま、まぁ……そうなんだけどさ……ほら、仕事場での望と家での望とは違うだろ? だからなのかな?」
和也が何か言おうとしたのが分かったのか歩きながら和也の頭をポカリと叩く。
「ちゃんと遊びの事は忘れて、仕事に気持ちを切り替えろよ」
「俺の方はちゃんと切り替えてますよーだ。 望と違ってね」
どうしてこう和也は意味ありげに言うのであろうか。 そう和也という人物はこうも意味ありげに言ってくる事多いような気がする。
だからなのか、いらないような記憶まで思い出せてくれるというのであろうか。
今の和也の言い方だと、きっと、あの時の事を言っているのであろう。
そう望と雄介が付き合い始めた頃の事をだ。
応援ありがとうございます!
0
お気に入りに追加
171
1 / 5
この作品を読んでいる人はこんな作品も読んでいます!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる