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ー雪山ー81

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 雄介はそう望に笑顔を送るのだが、望の方はさっきからずっと顔を赤くしたままだ。

 本当に今日は望は何を言い出しているのかがよく分かってないような感じだ。 よくよく考えてみると今まで発言していた言葉は結構恥ずかしい事を言っているのではないか。 と思う程だ。

 いつもは雄介が蕾を慣らしてくれている事なのだけど今日の望は自分でヤると口にしてしまっていた。 確かに前にもやった事はあったけど、でも、こう何かが違う感じがしているようだ。

「ん? ここまでしといて怖気付いたんか?」
「そ、そんな事……ある訳ねぇじゃねぇか。 やるって決めたんだから、今日は俺がやるに決まってるだろっ!」

 望の性格は素直ではない上にプライドや頑固もある。 だからなのか一回自分で決めた事は実行するタイプなのかもしれない。

 そんな望に雄介は微笑み望の頭を撫でる。

「ほな、やってみるんやろ? やってみたらええやんか」
「わ、分かってるよ」

 さっきまでの勢いは何処に行ったのであろうか。 望の方はもう顔が真っ赤なままだ。 さっきまでは勢いで雄介に手を出していたのかもしれないのだが今は若干落ち着いてきてしまっているようでなかなか動き出さない望。

「どないしたん? やっぱ、望はマグロの方がええんか?」
「……いや、やるに決まってるだろっ! やるって決めたんだからなっ! そういう事は決めたらやるタイプなんだからよ」
「そうか……」

 そう雄介は半分ため息交じりで言うと、

「ほなら、早よして。 俺のを舐めたり、自分のを慣らしたりせぇへんと先に進めへんで。 それに、今日は俺の方がそうでもなかったのに、望が俺の事、本気にさせてもうたんやからな。 ほら、もう、俺のムスコさんいい感じになってきておるし」

 雄介はそう言いながら望の手を取るとズボンの上から自分のモノを触らせる。

 確かにこの状態なら直に触らなくてもいい具合にズボンの上からでも勃ってるのが分かる位だ。

 望はそのまま意を決したように雄介のモノをズボンの上から撫で続け始める。

「こんなんでいいのか?」

 まだ恥ずかしいという気持ちがあるのであろうか。 ぎこちなく雄介のモノをズボンの上からではあるのだが、撫で続けていた。

「せやな……もうちょい優しくっていうのか、まだ、手の動きが固いっていうんかな?」
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