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ー空間ー136

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「あ、ああ……ありがとう。 本当に俺はお前の事が好きなんだからな」

 和也はそう言うと裕実の体を起き上がらせ仰向けにさせると和也は裕実の足と足の間に体を置くのだった。 そして、ゆっくりとではあるのだが、和也のモノを裕実の後ろの蕾の中へと埋めていく。

 最初はまだ慣れてないだけあってか痛みで顔を歪ませていた裕実だったのだが、和也が十分に慣らしただけあったのか後はすんなりと和也のモノが裕実の中へとおさまっていったようだ。

「相変わらず、お前の中は熱いな……でもな、締め具合もちょうどいい感じだし…。 な、裕実……もう、動いても大丈夫そうか?」

 和也は裕実の右足を持ち上げると裕実の顔へと顔を近付ける。

「ぁ……いやぁん……ん……和也さんは……本当に……っ……心配性なんですから……ぁ……そんなに……切なそうな顔しないで下さいよ……僕は、だ、大丈夫なんですからね……」

 和也は裕実にそんな事を言われて安心したのか少し体から力を抜くと、

「わかった……本当に……裕実……ありがとうな……」

 和也はそう言うと裕実の額へとキスを落とすのだ。

 そして和也はゆっくりとなのだが、腰を動かし始める。

「やぁ……ん……ぁ……」

 和也が腰を揺らし始めると裕実の口からは可愛い声が上がり、その度に裕実は体をビクビクとさせていた。 どうやら裕実は相当今日は感じているように思える。

 それを見て更に安心した和也は少し腰の動きを早め、中に入っているローションの水音で聴覚をも刺激させると激しく動かしてみたり、ゆっくり動かしてみたりを繰り返す。

「ん……ぃ……ぁああん!」
「相変わらずいい声だな……。 今さ、お前の中に入っているのは誰のだ?」

 和也という人物は確かに優しい所もあるのだが、こうして、たまに意地悪な発言もするようなタイプでもある。

 前回の時には裕実の事を玩具で攻めたのだが、今回は雄介達もいる事もあってノーマル。 だからなのか今回は少し意地悪な言葉が増えたのかもしれない。

 そんな言葉に対して裕実の方は顔を赤くすると更に手で自分の顔を隠してしまっていた。

「なぁ、裕実……どうなんだ? 誰のがお前の中に入ってるんだ?」

 裕実がそういう行動を取っても多分、和也の場合には言うまで言い続けるのかもしれない。

「も、もう……! か、和也さんの……意地悪っ! そ、そんな事……っ……分かってるんじゃないんですか!?」

 裕実の方はこれでもかって位に顔を真っ赤にして恥ずかしさの為か一気に言葉を言い切ると、

「……あー……だから、それは……和也さんのです……」

 と小さな声ではあるのだが、そう答える裕実。

 そこは裕実の性格なのであろうか。 こう恥ずかしくても素直に答える所だ。

 きっと和也の方は予想もしないような裕実の答えに胸を更に高鳴らせているだろう。 今度は裕実の体を強くも優しく抱き締め更に腰を激しく動かし始めたのだから。

 和也はそれで満足したのか今度は裕実の顔に沢山のキスを送ると腰の動きの方は時には優しく時には激しくを繰り返す。

「ぁ……なぁ……はぁ……はぁ……なぁ? もう、裕実……達ってもいいか?」
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