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パーティー
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私のひと騒動があってから日が経ち、隣国アムールでのパーティーに参加する日になった。
「では、いってきます。早めに帰ってきますね」
「いやいや、陛下とごゆっくりお過ごし下さい、ソマリア様」
ごゆっくりなんて言われても私の気持ちは陛下と一緒いる時間が苦痛で…。出来ればパーティーもそこそこに帰りたいと思っている。
段々とアムールの王宮が見えてくるとさらに憂鬱な気持ちになる。
他の国も招待したんだろう。王宮に向かう馬車が多くなってきた。
「ソマリア。可愛い装いだな。俺の為に?」
「えぇ…まぁ…」
あまり機嫌を損ねないようにしないと、いつ手が出るか分からない…。でも今は嬉しそうなオーラが周りを包んでいるからこれをなるべく…。
「さぁ、こっちだ」とパーティー会場に案内される。
中には豪華絢爛な装飾を施し、様々な料理を振る舞っている。
すでに他国の陛下や妃、令嬢などが多数見られる。
「お腹空いてないか?」と私が好きそうなものをアレコレ給仕に指示し、皿いっぱいにした状態で私の前に差し出して来た。…こんなに食べろと言うんだろうか。一つ二つを摘み、残りは後で。とお願いした。
「他の国の陛下などに、俺の婚約者として紹介したいが、いいよな?」
「もちろん」と言わないとまた機嫌を損ねそうだ。
でも私は今、婚約者として紹介されたら後々面倒になりそうだ。と思い、
「ちょっと緊張しますから、トイレに」と逃げた。
トイレに入り、座って時間を稼ぎ、パーティーが始まれば色々理由を付けて逃れられるかもと考えた。
「カブス陛下見た?」
「見たわ、わたしが唾つけたいくらいだわ」
と他国の令嬢だろうか?陛下にお近づきしたい感じだった。
だったらくっつけてわたしは自由になりたいって思い、ゆっくりトイレの扉を開け、顔を覚えた。
「遅いじゃないか、ソマリア、心配したぞ?体調悪いのか…?」
「いえ…大丈夫です。ご心配ありがとうございます」
「じゃあ紹介しに行くぞ」
と私の腰に手を回し、他国の陛下達の下に歩いて行く。
「あの…陛下。少しお話しが」
「なんだ?今必要なことか?後にしてくれ」
「今じゃなきゃダメです」
と足を止めさせ、他国の令嬢が陛下と話したいと伝え、あの令嬢とあちらの…と指を指した。
両方の令嬢を見てどちらかを気に入って欲しい!と願った。
「あっちの令嬢もいいが、ソマリアだけだ」と一蹴され、あっさり作戦は失敗に終わった。
「さぁ、行くぞ」
「あの…」
「なんだ?今度は」
「喉…そう、喉が渇いたので飲み物取りに行きたいです」
と陛下からスッっと離れた。
そうこうするうちに「皆様…」と挨拶が始まり、パーティーが始まった。
「ソマリア、もういいだろ?紹介させてくれ」
「そ、それより、二人になりたいです」
と紹介されるくらいなら二人で、と嫌だがこの手を使うしか無かった。
ソマリア…と真剣な目で見る陛下に私は恐怖を感じずにはいられなかった。私が言うからには…と考えているに違いない。
「分かった」
人目を避け、部屋の方に連れて行こうとする陛下に
「まだ早いです!ベランダで夜風に当たりたい」と懇願した。
お預けか、と言った顔を見せる陛下に、やっぱり…としか思わなかった。
「たまには飲んだらどうだ、ソマリア」とお酒を勧めてきた。酔わすつもりなんだ…それで少しでも抵抗出来ない様に…と勘ぐった。
「いやいや、お酒はまた…」
「これからこんなパーティーが増える。だからお酒に慣れないといけない」と強引に勧めてくる。
「次の機会に…」
と押し問答してると、先程トイレで見た令嬢達がベランダにやって来た。
「では、いってきます。早めに帰ってきますね」
「いやいや、陛下とごゆっくりお過ごし下さい、ソマリア様」
ごゆっくりなんて言われても私の気持ちは陛下と一緒いる時間が苦痛で…。出来ればパーティーもそこそこに帰りたいと思っている。
段々とアムールの王宮が見えてくるとさらに憂鬱な気持ちになる。
他の国も招待したんだろう。王宮に向かう馬車が多くなってきた。
「ソマリア。可愛い装いだな。俺の為に?」
「えぇ…まぁ…」
あまり機嫌を損ねないようにしないと、いつ手が出るか分からない…。でも今は嬉しそうなオーラが周りを包んでいるからこれをなるべく…。
「さぁ、こっちだ」とパーティー会場に案内される。
中には豪華絢爛な装飾を施し、様々な料理を振る舞っている。
すでに他国の陛下や妃、令嬢などが多数見られる。
「お腹空いてないか?」と私が好きそうなものをアレコレ給仕に指示し、皿いっぱいにした状態で私の前に差し出して来た。…こんなに食べろと言うんだろうか。一つ二つを摘み、残りは後で。とお願いした。
「他の国の陛下などに、俺の婚約者として紹介したいが、いいよな?」
「もちろん」と言わないとまた機嫌を損ねそうだ。
でも私は今、婚約者として紹介されたら後々面倒になりそうだ。と思い、
「ちょっと緊張しますから、トイレに」と逃げた。
トイレに入り、座って時間を稼ぎ、パーティーが始まれば色々理由を付けて逃れられるかもと考えた。
「カブス陛下見た?」
「見たわ、わたしが唾つけたいくらいだわ」
と他国の令嬢だろうか?陛下にお近づきしたい感じだった。
だったらくっつけてわたしは自由になりたいって思い、ゆっくりトイレの扉を開け、顔を覚えた。
「遅いじゃないか、ソマリア、心配したぞ?体調悪いのか…?」
「いえ…大丈夫です。ご心配ありがとうございます」
「じゃあ紹介しに行くぞ」
と私の腰に手を回し、他国の陛下達の下に歩いて行く。
「あの…陛下。少しお話しが」
「なんだ?今必要なことか?後にしてくれ」
「今じゃなきゃダメです」
と足を止めさせ、他国の令嬢が陛下と話したいと伝え、あの令嬢とあちらの…と指を指した。
両方の令嬢を見てどちらかを気に入って欲しい!と願った。
「あっちの令嬢もいいが、ソマリアだけだ」と一蹴され、あっさり作戦は失敗に終わった。
「さぁ、行くぞ」
「あの…」
「なんだ?今度は」
「喉…そう、喉が渇いたので飲み物取りに行きたいです」
と陛下からスッっと離れた。
そうこうするうちに「皆様…」と挨拶が始まり、パーティーが始まった。
「ソマリア、もういいだろ?紹介させてくれ」
「そ、それより、二人になりたいです」
と紹介されるくらいなら二人で、と嫌だがこの手を使うしか無かった。
ソマリア…と真剣な目で見る陛下に私は恐怖を感じずにはいられなかった。私が言うからには…と考えているに違いない。
「分かった」
人目を避け、部屋の方に連れて行こうとする陛下に
「まだ早いです!ベランダで夜風に当たりたい」と懇願した。
お預けか、と言った顔を見せる陛下に、やっぱり…としか思わなかった。
「たまには飲んだらどうだ、ソマリア」とお酒を勧めてきた。酔わすつもりなんだ…それで少しでも抵抗出来ない様に…と勘ぐった。
「いやいや、お酒はまた…」
「これからこんなパーティーが増える。だからお酒に慣れないといけない」と強引に勧めてくる。
「次の機会に…」
と押し問答してると、先程トイレで見た令嬢達がベランダにやって来た。
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