ダンジョンが出来た世界でお金儲けをする⁉︎

ガチ中のガチ

文字の大きさ
2 / 20

俺の過去

しおりを挟む

東京の郊外に生まれた。家庭は普通だった。まー、なぜか家の敷地だけはすごくひろかった。そんな家庭で楽しく幸せに過ごしていた。


しかし、ある日を境に楽しい日常は崩れた。

それは、俺が10歳のこと。


俺の大好きだった母が重い病気で倒れ、救急搬送されそのまま死んでしまった。


俺はそれから3日間ろくにご飯を食べずに泣きつずけた。

母の葬儀を身内だけで行い、それも滞りなく終わった。

そして、葬儀が終わってから1週間が経とうとした時、父が壊れるかのようにしておかしくなった。仕事を辞め、昼から酒を飲み、ついには、ギャンブルにまで手を出し始めた。




でも、まだこの頃はよかった。酷くなったのは、母が死んで2年がたち、俺が中学に通い出した頃だった。その頃には、父は借金まみれになっており、そして俺に暴力を振るってきた。


それとほぼ同時期、学校でいじめられた。いじめに定義はないが、さすがに集団で殴られたり蹴られたりの暴力はいじめだと思う。俺が何をしたのか、気に障ったのか知らないが、急にいじめられた。もちろんこのことを学校にも相談したが取り合ってもらえなかった。


家で殴られ、学校でも殴られで嫌気がさして、母方の親戚に頼み込んで家から少し離れた場所に格安のアパートを借りてもらった。家賃や生活費は、自分で稼いでいた。朝と夕方は基本新聞配達をして、新聞配達が終わったら居酒屋で8時までバイトをした。それでも、たかが中学生のバイト代、両方合わせて日給3000円にも満たない。それで、あまりが出た時は、できるだけ貯金していった。


この時、俺の唯一の楽しみは勉強になっていた。勉強と言っても学校の勉強ではない。法律や経営、建築などジャンルを問わず様々な知識を蓄えた。まず第一に、法律について勉強した。これは社会に出て、騙されないようにするためと、散々俺をいじめてきた奴らを見返すためだ。それがだんだん楽しくなってきて、趣味で様々なことを学んだ。




そんなこんなで、月日は経ち俺が三年になって近くの工場に就職が決まって卒業まじかのとき、追い打ちをかけるかのように実家が燃えた。母との思い出が詰まった家が燃えたのだ。そして、その火事により父は死んだ。正直いって父が死んだことはどうでもいい。一番めんどくさいことが降りかかってきた。まず、今回の火事による生命保険や火災保険などの保険関係、そして、の遺産を巡って父方の親戚がケチをつけてきたが、法律について勉強していたので、負けずに全て取り返した。


しかし、1週間が経ったころ、借金取りがきた。借金取りは俺のところに来て、借金を払えと言ってきたが、これも勉強した甲斐があり、父方の親族が連帯保証人になっており、それは、遺産を取ろうとしてきた親族だった。



それから、保険でお墓を作った。集団墓地に、小さくてみすぼらしいがお墓を作った。そこに、父と母を埋葬した。あんな父でも俺の唯一の父なのだ。

しおりを挟む
感想 4

あなたにおすすめの小説

現実世界にダンジョンが出現したのでフライングして最強に!

おとうふ
ファンタジー
2026年、突如として世界中にダンジョンが出現した。 ダンジョン内は無尽蔵にモンスターが湧き出し、それを倒すことでレベルが上がり、ステータスが上昇するという不思議空間だった。 過去の些細な事件のトラウマを克服できないまま、不登校の引きこもりになっていた中学2年生の橘冬夜は、好奇心から自宅近くに出現したダンジョンに真っ先に足を踏み入れた。 ダンジョンとは何なのか。なぜ出現したのか。その先に何があるのか。 世界が大混乱に陥る中、何もわからないままに、冬夜はこっそりとダンジョン探索にのめり込んでいく。 やがて来る厄災の日、そんな冬夜の好奇心が多くの人の命を救うことになるのだが、それはまだ誰も知らぬことだった。 至らぬところも多いと思いますが、よろしくお願いします!

最遅で最強のレベルアップ~経験値1000分の1の大器晩成型探索者は勤続10年目10度目のレベルアップで覚醒しました!~

ある中管理職
ファンタジー
 勤続10年目10度目のレベルアップ。  人よりも貰える経験値が極端に少なく、年に1回程度しかレベルアップしない32歳の主人公宮下要は10年掛かりようやくレベル10に到達した。  すると、ハズレスキル【大器晩成】が覚醒。  なんと1回のレベルアップのステータス上昇が通常の1000倍に。  チートスキル【ステータス上昇1000】を得た宮下はこれをきっかけに、今まで出会う事すら想像してこなかったモンスターを討伐。  探索者としての知名度や地位を一気に上げ、勤めていた店は討伐したレアモンスターの肉と素材の販売で大繁盛。  万年Fランクの【永遠の新米おじさん】と言われた宮下の成り上がり劇が今幕を開ける。

クラス転移したけど、皆さん勘違いしてません?

青いウーパーと山椒魚
ファンタジー
加藤あいは高校2年生。 最近ネット小説にハマりまくっているごく普通の高校生である。 普通に過ごしていたら異世界転移に巻き込まれた? しかも弱いからと森に捨てられた。 いやちょっとまてよ? 皆さん勘違いしてません? これはあいの不思議な日常を書いた物語である。 本編完結しました! 相変わらず話ごちゃごちゃしていると思いますが、楽しんでいただけると嬉しいです! 1話は1000字くらいなのでササッと読めるはず…

【超速爆速レベルアップ】~俺だけ入れるダンジョンはゴールドメタルスライムの狩り場でした~

シオヤマ琴@『最強最速』発売中
ファンタジー
ダンジョンが出現し20年。 木崎賢吾、22歳は子どもの頃からダンジョンに憧れていた。 しかし、ダンジョンは最初に足を踏み入れた者の所有物となるため、もうこの世界にはどこを探しても未発見のダンジョンなどないと思われていた。 そんな矢先、バイト帰りに彼が目にしたものは――。 【自分だけのダンジョンを夢見ていた青年のレベリング冒険譚が今幕を開ける!】

親友と婚約者に裏切られ仕事も家も失い自暴自棄になって放置されたダンジョンで暮らしてみたら可愛らしいモンスターと快適な暮らしが待ってました

空地大乃
ファンタジー
ダンジョンが日常に溶け込んだ世界――。 平凡な会社員の風間は、身に覚えのない情報流出の責任を押しつけられ、会社をクビにされてしまう。さらに、親友だと思っていた男に婚約者を奪われ、婚約も破棄。すべてが嫌になった風間は自暴自棄のまま山へ向かい、そこで人々に見捨てられた“放置ダンジョン”を見つける。 どこか自分と重なるものを感じた風間は、そのダンジョンに住み着くことを決意。ところが奥には、愛らしいモンスターたちがひっそり暮らしていた――。思いがけず彼らに懐かれた風間は、さまざまなモンスターと共にダンジョンでのスローライフを満喫していくことになる。

軽トラの荷台にダンジョンができました★車ごと【非破壊オブジェクト化】して移動要塞になったので快適探索者生活を始めたいと思います

こげ丸
ファンタジー
===運べるプライベートダンジョンで自由気ままな快適最強探索者生活!=== ダンジョンが出来て三〇年。平凡なエンジニアとして過ごしていた主人公だが、ある日突然軽トラの荷台にダンジョンゲートが発生したことをきっかけに、遅咲きながら探索者デビューすることを決意する。 でも別に最強なんて目指さない。 それなりに強くなって、それなりに稼げるようになれれば十分と思っていたのだが……。 フィールドボス化した愛犬(パグ)に非破壊オブジェクト化して移動要塞と化した軽トラ。ユニークスキル「ダンジョンアドミニストレーター」を得てダンジョンの管理者となった主人公が「それなり」ですむわけがなかった。 これは、プライベートダンジョンを利用した快適生活を送りつつ、最強探索者へと駆け上がっていく一人と一匹……とその他大勢の配下たちの物語。

帰って来た勇者、現代の世界を引っ掻きまわす

黄昏人
ファンタジー
ハヤトは15歳、中学3年生の時に異世界に召喚され、7年の苦労の後、22歳にて魔族と魔王を滅ぼして日本に帰還した。帰還の際には、莫大な財宝を持たされ、さらに身につけた魔法を始めとする能力も保持できたが、マナの濃度の低い地球における能力は限定的なものであった。しかし、それでも圧倒的な体力と戦闘能力、限定的とは言え魔法能力は現代日本を、いや世界を大きく動かすのであった。 4年前に書いたものをリライトして載せてみます。

友人(勇者)に恋人も幼馴染も取られたけど悔しくない。 だって俺は転生者だから。

石のやっさん
ファンタジー
パーティでお荷物扱いされていた魔法戦士のセレスは、とうとう勇者でありパーティーリーダーのリヒトにクビを宣告されてしまう。幼馴染も恋人も全部リヒトの物で、居場所がどこにもない状態だった。 だが、此の状態は彼にとっては『本当の幸せ』を掴む事に必要だった 何故なら、彼は『転生者』だから… 今度は違う切り口からのアプローチ。 追放の話しの一話は、前作とかなり似ていますが2話からは、かなり変わります。 こうご期待。

処理中です...