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番外編
プロポーズ【仙崎】
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仕事だと思っていた冬悟さんと羽花さんの温泉旅行。
自分でも驚くくらいのんびりすることができた。
羽花さんの持つ雰囲気おかげだろうか。
あの冬悟さんですら、優しい顔になる。
羽花さんは不思議な人だ。
「おい。仙崎。そろそろお前もケジメをつけろよ」
ヒノキ作りのカウンター席に冬悟さんが座り、厳しい声で言った。
そう言われるのも無理はない。
中途半端な関係を今まで続けてきた。
「まあ。冬悟さん。私は今のままでもいいのよ」
どうぞと冷酒を渡してくれた小料理屋の女将―――長年付き合っている女性で名前を雪可という。
雪可は両親の店が失敗し、借金で困っていたところを冬悟さんに助けられ、嶋倉の援助を受けて店を開いた。
両親は借金を返済後、田舎の方へ移住し、定食屋をしているらしい。
残った雪可が店を継いだというわけだ。
美人な女将が作る美味しい料理。
店が流行らないわけがなかった。
「仙崎もいい歳だ」
「歳より扱いしないでください。まだ四十前です」
「そうだったか?」
「……はい」
確かに老けて見えるかもしれないが……
冬悟さんの世話を先代組長から頼まれたのは高校生の時だった。
まずは人の面倒をみることから始めろと言われて、冬悟さんの身の回りの世話をすることになった。
正直、ガキのお守りかよと思っていた。
だが、冬悟さんは普通の子供ではなかった―――
「冬悟さんは昔から変わりませんね」
「は?子ども扱いするな」
「そのセリフも変わりませんね」
小学生からそう言われた時の心境はなんとも言えなかった。
だが、冬悟さんは頭がよく、勉強を教えることも身の回りの支度も誰の手も煩わせることがなく、むしろ、若い衆の相談にのったり、世話をするような子供だった。
組長の孫というだけじゃない。
全員が冬悟さんに一目置いていた。
『俺はまだガキだ。力だけはどうにもならない。仙崎。言っていることはわかるな?』
小学生とは思えない怜悧な目をした冬悟さんが自分に言った言葉だ。
つまり、身の回りの世話というのはボディガードをしろということだった。
自分が強くなるまで。
「俺はもう小学生じゃない。そばに羽花もいる」
冬悟さんは出された先付けのポテトサラダを食べながら言った。
ブラックペッパーがたっぷりかかったポテトサラダはピリッとしていて酒に合う。
「冬悟さんが一途に想い続けてきた方と添われて、嶋倉の皆さんもホッとされたでしょうね」
「ああ。それで、俺はそろそろ羽花を連れて嶋倉本邸に戻ろうと思う」
「羽花さんが姐さんになるということですか……」
ぽやんとした顔を思い浮かべた。
強面連中の中でやっていけるだろうか。
いや、むしろ、あいつらが羽花さんに振り回されそうな気が……
「仙崎。もうヤクザじゃねえぞ」
「わかってます」
「ならいい。だから、仙崎。お前は嶋倉を出て雪可と暮らせ」
「……俺は冬悟さんの世話係ですから」
「もう非力なガキじゃねえよ」
知っている。
もう誰よりも強く、自分が敵わないことも。
けれど―――それでもそばにいたいと思うのはずっと成長を隣で見守ってきたせいだろう。
「父親よりもお前は俺の父親だった。俺には羽花がいて、家族になった。だから、お前も幸せになれよ」
「冬悟さん……」
「俺は帰る。羽花が待っているからな」
刺身の盛り合わせを食べ終えると、箸をおいた。
それ以上は注文していなかった。
そこまで、と冬悟さんは最初から決めていたようだった。
「雪可。仙崎を頼む」
「ありがとうございます」
雪可は深々と冬悟さんにお辞儀をした。
手を振り、冬悟さんは迎えに来た竜江と一緒に帰っていく。
竜江が待っていたということは冬悟さんは最初から俺にこの話をするつもりでいたことになる。
本当に敵わない。
昔から、常に自分の上を行く。
一度も世話をさせてはくれない人だ。
まったくとんでもない人の世話を先代は任せてくれたものだ。
「冬悟さん。温泉、楽しかったようですね」
雪可が機嫌のいい冬悟さんを見送って、くすりと笑った。
「ああ。楽しまれていた」
「あなたも?」
「……仕事だが、楽しかった」
「よかったわ。いつも険しい顔をしているのに今日は眉間にしわがないと思っていたのよ」
おでんの盛り合わせを置いてくれた。
「土産がある」
「温泉の?」
なにかしらと雪可は笑っていた。
紙袋をすっと差し出した。
「まあ、ありがとう」
紙袋をのぞき、それから俺を見る。
「冬悟さんに言われたから決めたわけじゃない」
「はい」
「一生、そばにいてくれるか」
「ええ」
雪可は嬉しそうにうなずいた。
紙袋に入っていたのは煮干し。
「これで、味噌汁を作りますね」
「ああ」
わかってくれるだろうと思っていた。
雪可なら―――
「でも、もう一袋ありますね?」
ドキッとした。
それがバレてしまうのもやはり付き合いが長いせいか。
「いや、それは」
「私が大事なのか、あの子が大事なのかわかりませんね」
じろりとにらまれてしまった。
「そろそろ店が忙しくなるな。お前のマンションで待っている」
「あなたにはいつも私以外に大事な人がいるんですからね」
「女はお前だけだ」
「またうまいこと言って」
なぜだ。
プロポーズがうまくいったのに雪可は不貞腐れてしまった。
首をかしげながら、店を出た。
女の扱いはやはり難しい。
冬悟さんですら、羽花さんに手を焼いているのを考えると仕方のないことなのだろうか。
近くにある雪可のマンションへ歩いて向かう。
そう―――部屋の中には俺を待つ一人の女がいる。
がちゃりとドアを開けた。
俺が来ると駆けつけてくるのだ。
彼女は。
不在の詫びをいれよう。
「待っていたか」
美しい黒い毛、切れ長のみどりの瞳とこの間、買った可愛いリボンを首につけている。
素晴らしく美人だ。
「悪かったな。寂しかっただろう」
なでると、頭を寄せてきた。
なんて可愛らしい!
雪可がいないときはこうして、俺にだけ甘えてくる。
「お前に土産だぞ」
煮干しの袋を見せるとわかるのか、甘えた声で鳴いた。
「今、あげような!」
いそいそと袋の封を切った。
煮干しをスッと差し出すと手のひらから食べてくれた。
「にゃー」
俺が雨の日に拾った黒猫。
俺達は家族になる。
雪可とともに―――
自分でも驚くくらいのんびりすることができた。
羽花さんの持つ雰囲気おかげだろうか。
あの冬悟さんですら、優しい顔になる。
羽花さんは不思議な人だ。
「おい。仙崎。そろそろお前もケジメをつけろよ」
ヒノキ作りのカウンター席に冬悟さんが座り、厳しい声で言った。
そう言われるのも無理はない。
中途半端な関係を今まで続けてきた。
「まあ。冬悟さん。私は今のままでもいいのよ」
どうぞと冷酒を渡してくれた小料理屋の女将―――長年付き合っている女性で名前を雪可という。
雪可は両親の店が失敗し、借金で困っていたところを冬悟さんに助けられ、嶋倉の援助を受けて店を開いた。
両親は借金を返済後、田舎の方へ移住し、定食屋をしているらしい。
残った雪可が店を継いだというわけだ。
美人な女将が作る美味しい料理。
店が流行らないわけがなかった。
「仙崎もいい歳だ」
「歳より扱いしないでください。まだ四十前です」
「そうだったか?」
「……はい」
確かに老けて見えるかもしれないが……
冬悟さんの世話を先代組長から頼まれたのは高校生の時だった。
まずは人の面倒をみることから始めろと言われて、冬悟さんの身の回りの世話をすることになった。
正直、ガキのお守りかよと思っていた。
だが、冬悟さんは普通の子供ではなかった―――
「冬悟さんは昔から変わりませんね」
「は?子ども扱いするな」
「そのセリフも変わりませんね」
小学生からそう言われた時の心境はなんとも言えなかった。
だが、冬悟さんは頭がよく、勉強を教えることも身の回りの支度も誰の手も煩わせることがなく、むしろ、若い衆の相談にのったり、世話をするような子供だった。
組長の孫というだけじゃない。
全員が冬悟さんに一目置いていた。
『俺はまだガキだ。力だけはどうにもならない。仙崎。言っていることはわかるな?』
小学生とは思えない怜悧な目をした冬悟さんが自分に言った言葉だ。
つまり、身の回りの世話というのはボディガードをしろということだった。
自分が強くなるまで。
「俺はもう小学生じゃない。そばに羽花もいる」
冬悟さんは出された先付けのポテトサラダを食べながら言った。
ブラックペッパーがたっぷりかかったポテトサラダはピリッとしていて酒に合う。
「冬悟さんが一途に想い続けてきた方と添われて、嶋倉の皆さんもホッとされたでしょうね」
「ああ。それで、俺はそろそろ羽花を連れて嶋倉本邸に戻ろうと思う」
「羽花さんが姐さんになるということですか……」
ぽやんとした顔を思い浮かべた。
強面連中の中でやっていけるだろうか。
いや、むしろ、あいつらが羽花さんに振り回されそうな気が……
「仙崎。もうヤクザじゃねえぞ」
「わかってます」
「ならいい。だから、仙崎。お前は嶋倉を出て雪可と暮らせ」
「……俺は冬悟さんの世話係ですから」
「もう非力なガキじゃねえよ」
知っている。
もう誰よりも強く、自分が敵わないことも。
けれど―――それでもそばにいたいと思うのはずっと成長を隣で見守ってきたせいだろう。
「父親よりもお前は俺の父親だった。俺には羽花がいて、家族になった。だから、お前も幸せになれよ」
「冬悟さん……」
「俺は帰る。羽花が待っているからな」
刺身の盛り合わせを食べ終えると、箸をおいた。
それ以上は注文していなかった。
そこまで、と冬悟さんは最初から決めていたようだった。
「雪可。仙崎を頼む」
「ありがとうございます」
雪可は深々と冬悟さんにお辞儀をした。
手を振り、冬悟さんは迎えに来た竜江と一緒に帰っていく。
竜江が待っていたということは冬悟さんは最初から俺にこの話をするつもりでいたことになる。
本当に敵わない。
昔から、常に自分の上を行く。
一度も世話をさせてはくれない人だ。
まったくとんでもない人の世話を先代は任せてくれたものだ。
「冬悟さん。温泉、楽しかったようですね」
雪可が機嫌のいい冬悟さんを見送って、くすりと笑った。
「ああ。楽しまれていた」
「あなたも?」
「……仕事だが、楽しかった」
「よかったわ。いつも険しい顔をしているのに今日は眉間にしわがないと思っていたのよ」
おでんの盛り合わせを置いてくれた。
「土産がある」
「温泉の?」
なにかしらと雪可は笑っていた。
紙袋をすっと差し出した。
「まあ、ありがとう」
紙袋をのぞき、それから俺を見る。
「冬悟さんに言われたから決めたわけじゃない」
「はい」
「一生、そばにいてくれるか」
「ええ」
雪可は嬉しそうにうなずいた。
紙袋に入っていたのは煮干し。
「これで、味噌汁を作りますね」
「ああ」
わかってくれるだろうと思っていた。
雪可なら―――
「でも、もう一袋ありますね?」
ドキッとした。
それがバレてしまうのもやはり付き合いが長いせいか。
「いや、それは」
「私が大事なのか、あの子が大事なのかわかりませんね」
じろりとにらまれてしまった。
「そろそろ店が忙しくなるな。お前のマンションで待っている」
「あなたにはいつも私以外に大事な人がいるんですからね」
「女はお前だけだ」
「またうまいこと言って」
なぜだ。
プロポーズがうまくいったのに雪可は不貞腐れてしまった。
首をかしげながら、店を出た。
女の扱いはやはり難しい。
冬悟さんですら、羽花さんに手を焼いているのを考えると仕方のないことなのだろうか。
近くにある雪可のマンションへ歩いて向かう。
そう―――部屋の中には俺を待つ一人の女がいる。
がちゃりとドアを開けた。
俺が来ると駆けつけてくるのだ。
彼女は。
不在の詫びをいれよう。
「待っていたか」
美しい黒い毛、切れ長のみどりの瞳とこの間、買った可愛いリボンを首につけている。
素晴らしく美人だ。
「悪かったな。寂しかっただろう」
なでると、頭を寄せてきた。
なんて可愛らしい!
雪可がいないときはこうして、俺にだけ甘えてくる。
「お前に土産だぞ」
煮干しの袋を見せるとわかるのか、甘えた声で鳴いた。
「今、あげような!」
いそいそと袋の封を切った。
煮干しをスッと差し出すと手のひらから食べてくれた。
「にゃー」
俺が雨の日に拾った黒猫。
俺達は家族になる。
雪可とともに―――
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