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第七章 幻の都
663 ゴブリンとの交渉
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「チチチ・チ?」「チチチチチ……」
迷宮鼠が、隠し扉の向こうからぞろぞろ出て来た。
「うはぁ、何匹いるんだ?」
勇者がその様子を見ながらげっそりとしたように言う。
「今の時点で、だいたい二十匹前後かな?」
迷宮鼠は、ともかく繁殖力が凄い。
一つの巣に数百匹棲んでいたという話もある。
食料とかどうなっているのか気になるところだが、それだけ迷宮内での行動に優れていると言えるだろう。
「さて、どうするかな」
俺はその光景を見ながら考えた。
迷宮鼠は知恵ある魔物で、退治するとなったらそうとう工夫が必要だ。
とは言え、迷宮内に棲んでいる迷宮鼠は、俺達人間にとって、見たらすぐに退治しなければならないという存在ではない。
地上では農作物を守るために駆逐しなければならないが、迷宮内では食料の取り合いという問題が発生しないからだ。
ただし、冒険者を襲うようになってしまっていた場合は、せん滅するしかない。
「ちょっと相談だが、迷宮鼠と交渉してみたい。反対の者はいるか?」
「魔物と交渉?」
メルリルがびっくりしたように言った。
ほかのみんなも驚いたような顔をしている。
あ、いや、聖女だけはあまり驚いていないな。
そりゃあお姫さまと結婚する迷宮鼠の物語を信じていたなら、俺の言うことがおかしいとは思わないか。
「師匠。迷宮鼠はそこまで知能が高いのか? 土妖精とは問答無用で戦ったよな」
「土妖精はテリトリー意識が高くて、ほかの生き物は食い物っていう連中だからな。交渉の余地がない。しかも意思の疎通がほぼ無理だし」
「迷宮鼠は意思の疎通が出来るのか?」
「場合によるが。何か相手にとって価値あるものをこっちが持っていた場合、うまくいくこともあるんだよな」
俺がそう言うと、勇者がものすごく真剣な顔になった。
なんだ?
「干しナツメはダメだぞ。特に、特別なほうは!」
「……お前、何を言うかと思えば」
自分の好物を死守したかったのか。
子どもか?
「それ以外に反対がないようだったら行くぞ?」
「わたくしも一緒について行ってよろしいでしょうか?」
と、聖女。
「ダメだ」
きっぱりと断る。
聖女はがっかりしたようにしょげてしまう。
む? モンク睨むな。
「迷宮鼠は身の危険を感じるとすぐに逃げてしまうんだが、追い詰められると反撃して来る。ちと乱暴な交渉になるから、危険がないとは言えないんだ」
「わかりました。わがままは言いません」
俺の説明に、聖女はキリッと口を引き締めて決然と言った。
そんな決死の覚悟のような顔をしなくてもいいから。
「じゃあ、待っていてくれ。……フォルテ」
「ピャ?」
「俺が合図したら、あの光り物を身に着けている奴を抑え込め」
「クルル」
ちょっとした打ち合わせを終えると、俺はそっと隠れ場所から歩み出た。
物音を立てないように、近づく。
迷宮鼠達の耳はピクピクと動き、常に周囲を窺っている。
「よし行け!」
俺の声にフォルテが飛び立つのと、気づいた迷宮鼠達が巣穴に飛び込むのとが同時だった。
しかし迷宮鼠達は数が多い。
より遠くに出ていた者は狭い巣穴に入り込むのがどうしても遅れてしまう。
そこをフォルテに襲われた。
「キーッ!」
迷宮鼠のなかでも魔鉱石を加工して、装身具のようなものを身に着けていた奴を、フォルテが両脚で掴んで引き倒す。
あれだけいた迷宮鼠が、たちまち巣穴に収まる様子は見ていて面白いものだったが、フォルテに捕まって取り残された迷宮鼠にとっては、悲劇でしかない。
「キー! キッキッ」
必死にじたばたしているが、駆け付けた俺にまで抑え込まれて、観念したようにおとなしくなった。
「まぁ落ち着け、取って食おうってんじゃない」
「チチチ……チュチュウ?」
ものすごくブルブル震えている。
なんか弱い者いじめをしているような気分になるな。
いや、迷宮鼠だって人間と敵対している魔物であることは間違いない。
冒険者と狩場が重なることもあって、ちょくちょく冒険者がやられているしな。
決して弱者ではないんだ。
ただ、迷宮鼠の巣がある場所は、危険が少ないので、冒険者のほうが巣穴を襲って自分達が利用するということもある。
言ってみればお互いさまかな?
「ちょっと相談なんだが、この鳥の羽根を分けてやるから、下の層に行く通路を教えてくれないか?」
俺がフォルテを指し示しながら懐から今まで集めていたその羽根の一枚を取り出すと、相手は不思議そうにその羽根と俺を見比べた。
迷宮鼠はある程度は人語を解すると言われている。
どのぐらい通じるかな?
俺は地面の下を示して、もう一度羽根を渡す仕草をする。
「チュウ……チチチ・チ」
迷宮鼠は小狡そうな表情になった。
「チュウ?」
短い指を三本立てる。
三枚寄越せということか。
「おいおい、見て見ろ、この羽根を。その魔鉱石の結晶なんかより、ずっとキラキラしてて綺麗だぞ。透き通っているだろ?」
「チュウチュウ、チッチチチ」
すると、迷宮鼠は、フォルテに捕まれたところを示して、指の数を五本に増やす。
こいつ、要求を増やすとか、なめてるのか?
ケガをしたからその分補償しろとでも言っているんだろうが。
「……そういう強欲な奴は信用出来ないな。無益な殺生はしたくないが、そういうつもりなら仕方ないな」
俺はわざとらしくはぁ、と、ため息を吐いた。
「チュウ!」
迷宮鼠は焦ったようにジタバタし始める。
「どうする?」
「チ・チチチ……チュウ?」
迷宮鼠は諦めたようにうなずいた。
ただし、俺の持っている羽根を示して二本指を立てることは忘れなかった。
この諦めの悪さは嫌いじゃない。
俺はうなずいて渡してやる。
「チュウチュ、チチチチッチ!」
あ、喜んで魔鉱石の飾りに結びつけたぞ。
かなりのしゃれ者だな。
まぁそう思ったから交渉相手に選んだんだが。
迷宮鼠ほど迷宮を知り尽くした者はいない。
頼りになる案内を捕まえることが出来た。
「やれやれ」
一仕事終えて仲間達のほうを振り向くと、ものすごく呆れたような顔で見られた。
よく考えたら子どものようなサイズの人型の魔物を、脅しながら言うことを聞かせた形になるのか。
いや、迷宮鼠というのは、油断ならない相手なんだぞ?
だから、酷いことを子どもにする大人を見るような目をするのはやめろ。
迷宮鼠が、隠し扉の向こうからぞろぞろ出て来た。
「うはぁ、何匹いるんだ?」
勇者がその様子を見ながらげっそりとしたように言う。
「今の時点で、だいたい二十匹前後かな?」
迷宮鼠は、ともかく繁殖力が凄い。
一つの巣に数百匹棲んでいたという話もある。
食料とかどうなっているのか気になるところだが、それだけ迷宮内での行動に優れていると言えるだろう。
「さて、どうするかな」
俺はその光景を見ながら考えた。
迷宮鼠は知恵ある魔物で、退治するとなったらそうとう工夫が必要だ。
とは言え、迷宮内に棲んでいる迷宮鼠は、俺達人間にとって、見たらすぐに退治しなければならないという存在ではない。
地上では農作物を守るために駆逐しなければならないが、迷宮内では食料の取り合いという問題が発生しないからだ。
ただし、冒険者を襲うようになってしまっていた場合は、せん滅するしかない。
「ちょっと相談だが、迷宮鼠と交渉してみたい。反対の者はいるか?」
「魔物と交渉?」
メルリルがびっくりしたように言った。
ほかのみんなも驚いたような顔をしている。
あ、いや、聖女だけはあまり驚いていないな。
そりゃあお姫さまと結婚する迷宮鼠の物語を信じていたなら、俺の言うことがおかしいとは思わないか。
「師匠。迷宮鼠はそこまで知能が高いのか? 土妖精とは問答無用で戦ったよな」
「土妖精はテリトリー意識が高くて、ほかの生き物は食い物っていう連中だからな。交渉の余地がない。しかも意思の疎通がほぼ無理だし」
「迷宮鼠は意思の疎通が出来るのか?」
「場合によるが。何か相手にとって価値あるものをこっちが持っていた場合、うまくいくこともあるんだよな」
俺がそう言うと、勇者がものすごく真剣な顔になった。
なんだ?
「干しナツメはダメだぞ。特に、特別なほうは!」
「……お前、何を言うかと思えば」
自分の好物を死守したかったのか。
子どもか?
「それ以外に反対がないようだったら行くぞ?」
「わたくしも一緒について行ってよろしいでしょうか?」
と、聖女。
「ダメだ」
きっぱりと断る。
聖女はがっかりしたようにしょげてしまう。
む? モンク睨むな。
「迷宮鼠は身の危険を感じるとすぐに逃げてしまうんだが、追い詰められると反撃して来る。ちと乱暴な交渉になるから、危険がないとは言えないんだ」
「わかりました。わがままは言いません」
俺の説明に、聖女はキリッと口を引き締めて決然と言った。
そんな決死の覚悟のような顔をしなくてもいいから。
「じゃあ、待っていてくれ。……フォルテ」
「ピャ?」
「俺が合図したら、あの光り物を身に着けている奴を抑え込め」
「クルル」
ちょっとした打ち合わせを終えると、俺はそっと隠れ場所から歩み出た。
物音を立てないように、近づく。
迷宮鼠達の耳はピクピクと動き、常に周囲を窺っている。
「よし行け!」
俺の声にフォルテが飛び立つのと、気づいた迷宮鼠達が巣穴に飛び込むのとが同時だった。
しかし迷宮鼠達は数が多い。
より遠くに出ていた者は狭い巣穴に入り込むのがどうしても遅れてしまう。
そこをフォルテに襲われた。
「キーッ!」
迷宮鼠のなかでも魔鉱石を加工して、装身具のようなものを身に着けていた奴を、フォルテが両脚で掴んで引き倒す。
あれだけいた迷宮鼠が、たちまち巣穴に収まる様子は見ていて面白いものだったが、フォルテに捕まって取り残された迷宮鼠にとっては、悲劇でしかない。
「キー! キッキッ」
必死にじたばたしているが、駆け付けた俺にまで抑え込まれて、観念したようにおとなしくなった。
「まぁ落ち着け、取って食おうってんじゃない」
「チチチ……チュチュウ?」
ものすごくブルブル震えている。
なんか弱い者いじめをしているような気分になるな。
いや、迷宮鼠だって人間と敵対している魔物であることは間違いない。
冒険者と狩場が重なることもあって、ちょくちょく冒険者がやられているしな。
決して弱者ではないんだ。
ただ、迷宮鼠の巣がある場所は、危険が少ないので、冒険者のほうが巣穴を襲って自分達が利用するということもある。
言ってみればお互いさまかな?
「ちょっと相談なんだが、この鳥の羽根を分けてやるから、下の層に行く通路を教えてくれないか?」
俺がフォルテを指し示しながら懐から今まで集めていたその羽根の一枚を取り出すと、相手は不思議そうにその羽根と俺を見比べた。
迷宮鼠はある程度は人語を解すると言われている。
どのぐらい通じるかな?
俺は地面の下を示して、もう一度羽根を渡す仕草をする。
「チュウ……チチチ・チ」
迷宮鼠は小狡そうな表情になった。
「チュウ?」
短い指を三本立てる。
三枚寄越せということか。
「おいおい、見て見ろ、この羽根を。その魔鉱石の結晶なんかより、ずっとキラキラしてて綺麗だぞ。透き通っているだろ?」
「チュウチュウ、チッチチチ」
すると、迷宮鼠は、フォルテに捕まれたところを示して、指の数を五本に増やす。
こいつ、要求を増やすとか、なめてるのか?
ケガをしたからその分補償しろとでも言っているんだろうが。
「……そういう強欲な奴は信用出来ないな。無益な殺生はしたくないが、そういうつもりなら仕方ないな」
俺はわざとらしくはぁ、と、ため息を吐いた。
「チュウ!」
迷宮鼠は焦ったようにジタバタし始める。
「どうする?」
「チ・チチチ……チュウ?」
迷宮鼠は諦めたようにうなずいた。
ただし、俺の持っている羽根を示して二本指を立てることは忘れなかった。
この諦めの悪さは嫌いじゃない。
俺はうなずいて渡してやる。
「チュウチュ、チチチチッチ!」
あ、喜んで魔鉱石の飾りに結びつけたぞ。
かなりのしゃれ者だな。
まぁそう思ったから交渉相手に選んだんだが。
迷宮鼠ほど迷宮を知り尽くした者はいない。
頼りになる案内を捕まえることが出来た。
「やれやれ」
一仕事終えて仲間達のほうを振り向くと、ものすごく呆れたような顔で見られた。
よく考えたら子どものようなサイズの人型の魔物を、脅しながら言うことを聞かせた形になるのか。
いや、迷宮鼠というのは、油断ならない相手なんだぞ?
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