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ローズと死神ハリソンの対決

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  ローズは、ジョセフ達が頷くのを見るや否や、すぐに死神ハリソンの首に手を回し、飛び上がった。
死神ハリソンは、それを振り払うとローズの首、目掛けてカマを振り下ろした。ローズは、横に素早く避けた。死神ハリソンは、また、カマを振り下ろすと、ローズは、カマの柄を掴み、カマを遠くへ放り投げた。
「クソッ!!こんな女に負けるか!!」
ローズは、笑って言った。
「ハハッ!あんた、こんな女に負けてるのよ。悔しい?ならば、もっと本気でかかってきなさい。」
死神ハリソンの目が悔しそうにギラッと光った。
「オリャッ!!」
そう叫ぶと、ローズに飛び掛かり、ローズの腹部を拳で殴った。
「ウゥッ!!」ローズは、その場に屈み込んだ。
すると、オリバーが死神ハリソンを今まで見たことのないような鋭い目で睨み付け、
「ローズに何すんだ!!」と言って、短剣で死神ハリソンの背中を刺した。
死神ハリソンは、苦しそうにうずくまった。
 その間に、オリバーが気を失っているローズをおんぶして、ジョセフ達は、寝床に走っていった。

  ノアは、寝床に帰ると言った。
「これは、ローズにも呪術を教えないとな。」

  その時、死神ハリソンは、立ち上がって、自分のカマを拾った。
 「女ヴァンパイア、ローズ!お前を絶対消滅させてやる!!」
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