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1章 第1部 エデン協会アイギス
18話 新人の少女
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部屋に入ってきた制服姿の少女は、レイジたちの方に近づいてくる。
少女は長い茶色がかった髪をしていて、一つ一つの洗練された動作から育ちのよさが見てとれる。さらにその粛然(しゅくぜん)たる雰囲気から、一厘の高値の花といったイメージが浮かぶほど。
「うわー、かなり可愛い女の子ですねー……。これは案外、那由多ちゃんのピンチかもしれません……」
那由他はその少女を見て、なにやら危機感をあらわに。
確かに那由他レベルに可愛い女の子なので思わずうなずいてしまうが、すぐさま彼女が言った言葉に疑問を持つ。
「――そうだな。――ん? なんのピンチだ?」
「もちろんレイジの奪い合いに決まってるじゃないですかー! あとアイギスナンバーワン美少女の座もそうですし!」
ぐいっとレイジに詰め寄り、真剣なまなざしで主張してくる那由他。
「あー、そうかい……。真面目に相手したオレがバカだった……」
「ど、どうも初めまして。今日からアイギスに加わることになった片桐結月、十六歳です。えーと……、いろいろご迷惑をおかけすると思いますが、よろしくお願いします!」
那由他のいつも通りの感じにあきれていると、結月がたどたどしく自己紹介を。緊張しているのだろうか、必死さがよく伝わってきた。
(――片桐ってあの……)
その苗字を聞いて、あることが脳裏をかすめる。もしレイジが想像した通りなら、彼女はただ者ではないことになるはず。
「そんなに固くならなくても大丈夫ですよ! 片桐さん! わたしたちは仲間なんですから仲良くやっていきましょー!」
そんな様子を見かねたのか、那由他は結月のすぐそばまで。そして彼女の手をにぎって陽だまりのような笑顔で、歓迎の言葉を伝えた。
結月は一瞬驚きながらも、少し緊張が解けたのか柔らかく微笑み那由他と話し始める。
「それならお言葉に甘えることにしようかな。えっと……」
「これはこれは申し遅れました! わたしの名前は美少女エージェント、柊那由他ちゃんです! つ
いでにそっちに座ってるのが、アイギスのメンバーの久遠レイジですよ!」
「――え、あ、あはは……、えっと……、柊さんと久遠くんだね……」
那由他のいきなりのぶっ飛んだ自己紹介に、結月は困惑した表情を。
しかしそれも当然の反応。いきなり自分のことを美少女やちゃんづけをしながらどや顔で宣言してきたら、誰だって反応に困るというものだ。
「おい、こら、那由他。いきなり片桐さんを困らせるなよ」
レイジも立ち上がり、彼女たちの方へと近づく。
「ムムム、失礼な! 片桐さんとは今現在、友好関係を結んでるところなんですから邪魔しないでください! ですよねー。 片桐さん!」
「――あ、うん。柊さんの言う通りよ……。あはは……」
那由他のあまりのごり押しに、結月は少し困ったような笑みを浮かべうなずいている状況。もはや脅迫じゃねえかとツッコミを入れたいが、とりあえずだまって見守ることに。
「まさかアイギスにこんな可愛い子が来てくれるなんて、うれしい限りです! 実は女の子はいつもわたし一人だったので、寂しかったところなんですよー! なので仕事だけでなくプライベートでも仲良くしてくださいね! 片桐
さん!」
このまま那由他がやらかしたままおわるかと思いきや、彼女は屈託のないほほえみを向ける。
「そうなんだ。うん、私でよければ喜んで。それと結月って呼んでくれたらうれしいかな」
「わっかりましたー! 結月! わたしのことは那由他と呼んでください! これからはお互い頑張っていきましょー!」
そして二人は手を取り合い、楽しそうにおしゃべりを。どうやら那由他は結月の警戒心を解いて、さっそく仲良くなれたらしい。
「あはは! よかったですねー、レイジ! これでアイギスが二人の美少女がいる、はなやかな場所になりましたよー。しかもレイジがご所望だった、ハーレム空間まで実現したんですから、まさに大万歳!」
すると那由他がクスクスいたずらっぽい笑みを浮かべながら、ウィンクしてきた。
「え? ハーレムって……?」
その言葉を聞き、結月は怪訝そうに問うてくる。
アイギスの事務所内での冗談を、まさかこのタイミングで掘り返してくるとは。予想外すぎてもはや混乱するしかない。
しかしこのままでは結月に不名誉なイメージを与えかねないので、すぐさま誤魔化すことに。
「そ、そんなことよりも自己紹介が終わったことだし、アイギスの事務所に帰るとしよう!」
「あ! こらー! なに逃げようとしてるんですかー!」
「那由他の言う通りだぜ。こんな面白そうな話題をスルーさせようなんて、この俺が見逃すわけねーだろーが」
さっきまで事の成り行きを見守っていたレーシスだが、意地の悪そうな笑みを浮かべて割り込む。どうやら彼も逃がしてくれないらしい。
「レーシス、これからもお前の仕事を喜んで手伝ってやるから、ここはだまってろ。な?」
すぐさまレーシスの肩を両手でつかみ、言い聞かせる。
教育係になっていきなり不信感を持たれたら、後々やりにくいに決まっているので背に腹は代えられない。なのでレーシスをエサで釣って、味方に引き入れようと。
「ハハッ、しゃーねーな。じゃー、レイジと片桐さんはこのままアイギスの事務所で待機しとけ。俺たちは今後のことについて、話し合わないといけねーからさ」
これによりなんとかレーシスを買収することに成功する。
「なっ!? レーシス! 裏切る気とでも!?」
「悪いな、那由他。俺は親友の肩をもたせてもらうぜ」
レーシスはレイジの肩に手を置き、胸を張って宣言を。
「よし、そうと決まれば行こうか、片桐さん」
現状の状況について行けず困っている結月に、声をかける。
すると彼女はこの状況に少し戸惑いながらも、了承してくれる。
「――あ、うん、そうね……」
「今なら邪魔者がいないから、可愛い後輩と親睦を深める絶好のチャンスってもんだ。せいぜい頑張れ、レイジ!」
さっそく部屋を出ようとすると、レーシスが親指を立てながらふくみのある言い方を。
「はっ!? その事態を考えてませんでした!? もし結月とレイジが急接近して付き合うことにでもなったら、わたしってもはや邪魔者じゃないですかー!? レーシス! この話はまた今度に!」
「あほか。アラン・ライザバレットの件もあるし、今すぐ打ち合わせするに決まってるだろーが」
レーシスは危機感をあらわにしついて行こうとすり那由他の肩をつかんで、引き戻してくれる。
「くっ! レイジ! くれぐれも結月に手を出しちゃ、ダメですからねー!」
腕をブンブン振りながら注意してくる那由他をスルーし、レイジたちは部屋を出た。
「ははは……、なんかいろいろとごめんな。あの連中はいつもあんな感じだから、ついて行くのが大変だと思うけど、まあ、がんばってくれ」
「あはは……、でも明るくてステキな職場みたいだから、逆に安心したよ」
レイジの苦笑交じりの応援に、結月はほっとしたような感じで感想を。
さっきからずっと押されっぱなしだった結月を心配したが、この様子だとどうやら杞憂だったようだ。
「――ところで、久遠くん。私のことは名字じゃなくて、名前で呼んでくれる方が嬉しいな。私あまり片桐で呼ばれるの好きじゃないから……。あと、さん付けもなしでお願い。那由他も言ってたみたいに、これからは仲間としてやっていくんだから肩苦しいのはなしにしようよ」
結月は胸に手を当て、ほがらかにほほえんでくる。
「そういうことならわかったよ、結月。オレのことも普通に名前を呼び捨てにしてくれてかまわないからな」
「あ、それは……、あはは……、今思うと男の子の下の名前を呼ぶのは少し恥ずかしいね……。だから悪いんだけど久遠くんって、呼ばせてもらっていい?」
結月はほおをかきながら、申し訳なさそうに言ってくる。
「ははは、結月の好きなようにしてくれたらいいよ。――さっ、立ち話しもなんだし、さっそくアイギスの事務所に向かうとするか」
「うん、そうしよう、久遠くん!」
こうして結月と軽く自己紹介をした後、二人はアイギスの事務所に向かうのであった。
少女は長い茶色がかった髪をしていて、一つ一つの洗練された動作から育ちのよさが見てとれる。さらにその粛然(しゅくぜん)たる雰囲気から、一厘の高値の花といったイメージが浮かぶほど。
「うわー、かなり可愛い女の子ですねー……。これは案外、那由多ちゃんのピンチかもしれません……」
那由他はその少女を見て、なにやら危機感をあらわに。
確かに那由他レベルに可愛い女の子なので思わずうなずいてしまうが、すぐさま彼女が言った言葉に疑問を持つ。
「――そうだな。――ん? なんのピンチだ?」
「もちろんレイジの奪い合いに決まってるじゃないですかー! あとアイギスナンバーワン美少女の座もそうですし!」
ぐいっとレイジに詰め寄り、真剣なまなざしで主張してくる那由他。
「あー、そうかい……。真面目に相手したオレがバカだった……」
「ど、どうも初めまして。今日からアイギスに加わることになった片桐結月、十六歳です。えーと……、いろいろご迷惑をおかけすると思いますが、よろしくお願いします!」
那由他のいつも通りの感じにあきれていると、結月がたどたどしく自己紹介を。緊張しているのだろうか、必死さがよく伝わってきた。
(――片桐ってあの……)
その苗字を聞いて、あることが脳裏をかすめる。もしレイジが想像した通りなら、彼女はただ者ではないことになるはず。
「そんなに固くならなくても大丈夫ですよ! 片桐さん! わたしたちは仲間なんですから仲良くやっていきましょー!」
そんな様子を見かねたのか、那由他は結月のすぐそばまで。そして彼女の手をにぎって陽だまりのような笑顔で、歓迎の言葉を伝えた。
結月は一瞬驚きながらも、少し緊張が解けたのか柔らかく微笑み那由他と話し始める。
「それならお言葉に甘えることにしようかな。えっと……」
「これはこれは申し遅れました! わたしの名前は美少女エージェント、柊那由他ちゃんです! つ
いでにそっちに座ってるのが、アイギスのメンバーの久遠レイジですよ!」
「――え、あ、あはは……、えっと……、柊さんと久遠くんだね……」
那由他のいきなりのぶっ飛んだ自己紹介に、結月は困惑した表情を。
しかしそれも当然の反応。いきなり自分のことを美少女やちゃんづけをしながらどや顔で宣言してきたら、誰だって反応に困るというものだ。
「おい、こら、那由他。いきなり片桐さんを困らせるなよ」
レイジも立ち上がり、彼女たちの方へと近づく。
「ムムム、失礼な! 片桐さんとは今現在、友好関係を結んでるところなんですから邪魔しないでください! ですよねー。 片桐さん!」
「――あ、うん。柊さんの言う通りよ……。あはは……」
那由他のあまりのごり押しに、結月は少し困ったような笑みを浮かべうなずいている状況。もはや脅迫じゃねえかとツッコミを入れたいが、とりあえずだまって見守ることに。
「まさかアイギスにこんな可愛い子が来てくれるなんて、うれしい限りです! 実は女の子はいつもわたし一人だったので、寂しかったところなんですよー! なので仕事だけでなくプライベートでも仲良くしてくださいね! 片桐
さん!」
このまま那由他がやらかしたままおわるかと思いきや、彼女は屈託のないほほえみを向ける。
「そうなんだ。うん、私でよければ喜んで。それと結月って呼んでくれたらうれしいかな」
「わっかりましたー! 結月! わたしのことは那由他と呼んでください! これからはお互い頑張っていきましょー!」
そして二人は手を取り合い、楽しそうにおしゃべりを。どうやら那由他は結月の警戒心を解いて、さっそく仲良くなれたらしい。
「あはは! よかったですねー、レイジ! これでアイギスが二人の美少女がいる、はなやかな場所になりましたよー。しかもレイジがご所望だった、ハーレム空間まで実現したんですから、まさに大万歳!」
すると那由他がクスクスいたずらっぽい笑みを浮かべながら、ウィンクしてきた。
「え? ハーレムって……?」
その言葉を聞き、結月は怪訝そうに問うてくる。
アイギスの事務所内での冗談を、まさかこのタイミングで掘り返してくるとは。予想外すぎてもはや混乱するしかない。
しかしこのままでは結月に不名誉なイメージを与えかねないので、すぐさま誤魔化すことに。
「そ、そんなことよりも自己紹介が終わったことだし、アイギスの事務所に帰るとしよう!」
「あ! こらー! なに逃げようとしてるんですかー!」
「那由他の言う通りだぜ。こんな面白そうな話題をスルーさせようなんて、この俺が見逃すわけねーだろーが」
さっきまで事の成り行きを見守っていたレーシスだが、意地の悪そうな笑みを浮かべて割り込む。どうやら彼も逃がしてくれないらしい。
「レーシス、これからもお前の仕事を喜んで手伝ってやるから、ここはだまってろ。な?」
すぐさまレーシスの肩を両手でつかみ、言い聞かせる。
教育係になっていきなり不信感を持たれたら、後々やりにくいに決まっているので背に腹は代えられない。なのでレーシスをエサで釣って、味方に引き入れようと。
「ハハッ、しゃーねーな。じゃー、レイジと片桐さんはこのままアイギスの事務所で待機しとけ。俺たちは今後のことについて、話し合わないといけねーからさ」
これによりなんとかレーシスを買収することに成功する。
「なっ!? レーシス! 裏切る気とでも!?」
「悪いな、那由他。俺は親友の肩をもたせてもらうぜ」
レーシスはレイジの肩に手を置き、胸を張って宣言を。
「よし、そうと決まれば行こうか、片桐さん」
現状の状況について行けず困っている結月に、声をかける。
すると彼女はこの状況に少し戸惑いながらも、了承してくれる。
「――あ、うん、そうね……」
「今なら邪魔者がいないから、可愛い後輩と親睦を深める絶好のチャンスってもんだ。せいぜい頑張れ、レイジ!」
さっそく部屋を出ようとすると、レーシスが親指を立てながらふくみのある言い方を。
「はっ!? その事態を考えてませんでした!? もし結月とレイジが急接近して付き合うことにでもなったら、わたしってもはや邪魔者じゃないですかー!? レーシス! この話はまた今度に!」
「あほか。アラン・ライザバレットの件もあるし、今すぐ打ち合わせするに決まってるだろーが」
レーシスは危機感をあらわにしついて行こうとすり那由他の肩をつかんで、引き戻してくれる。
「くっ! レイジ! くれぐれも結月に手を出しちゃ、ダメですからねー!」
腕をブンブン振りながら注意してくる那由他をスルーし、レイジたちは部屋を出た。
「ははは……、なんかいろいろとごめんな。あの連中はいつもあんな感じだから、ついて行くのが大変だと思うけど、まあ、がんばってくれ」
「あはは……、でも明るくてステキな職場みたいだから、逆に安心したよ」
レイジの苦笑交じりの応援に、結月はほっとしたような感じで感想を。
さっきからずっと押されっぱなしだった結月を心配したが、この様子だとどうやら杞憂だったようだ。
「――ところで、久遠くん。私のことは名字じゃなくて、名前で呼んでくれる方が嬉しいな。私あまり片桐で呼ばれるの好きじゃないから……。あと、さん付けもなしでお願い。那由他も言ってたみたいに、これからは仲間としてやっていくんだから肩苦しいのはなしにしようよ」
結月は胸に手を当て、ほがらかにほほえんでくる。
「そういうことならわかったよ、結月。オレのことも普通に名前を呼び捨てにしてくれてかまわないからな」
「あ、それは……、あはは……、今思うと男の子の下の名前を呼ぶのは少し恥ずかしいね……。だから悪いんだけど久遠くんって、呼ばせてもらっていい?」
結月はほおをかきながら、申し訳なさそうに言ってくる。
「ははは、結月の好きなようにしてくれたらいいよ。――さっ、立ち話しもなんだし、さっそくアイギスの事務所に向かうとするか」
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