8 / 10
8.スライムの味
しおりを挟む
22にもなってギャン泣きしてしまうとは恥ずかしい。
「タキガワは泣いてる顔が一番可愛いね」
「それ褒めてる?」
「これ以上ないくらいに」
「そっか、一応ありがとう」
まあエリーには泣き顔どころか裸で卑猥なことを叫んでいるところまで全部見られてしまっている。
恥ずかしがるのも今更だろう。
「そういえばエリーは他の人たちがいる時は姿を見せなかったのに、なんで俺一人になったら出てきたんだ?」
「うーん、単純に面白かったのと、あとタキガワはたぶん良い人間だから。妖精は匂いで人間の良し悪しがわかるんだよ」
「匂い?」
「そう。良い人間は甘い匂いがして、悪い人間はなんか臭い。ここにいた人間はタキガワ以外は全員臭かったから、そういう人間は妖精を見つけると捕まえて売ろうとしたりするから妖精は姿を現さないんだよ」
なるほど確かにあいつらならやりそうだ。
チャラ男2人はまず間違いなく捕まえようとするだろう。
片方はJCとやっちゃうロリコンだから妖精も守備範囲内かもしれない。
「あ、そうだ。そういえばタキガワにお願いがあったんだった」
「ん?」
「あのドロッとしたの出してよ。あれすっごいいい匂いがしてたんだ」
「ドロッとしたの?」
下ネタじゃないよな?
そもそもあれはそんなに良い匂いのものじゃあないし。
他にドロッとしたのといえば、スライムか。
俺は指先から透明のスライムをドロッと出して見せる。
「これか?」
「それそれー!うわぁっ、やっぱりいい匂い。美味しそうな匂い」
「そんな匂いするか?」
俺もスライムを嗅いでみるが、別段いい匂いがしたりはせず無臭だ。
良い人間を嗅ぎ分けることのできる妖精にだけ香る匂いなのだろうか。
「ねえ、食べてみてもいい?」
「え?これ食べるのか?お腹壊すと思うけどな」
「ねえねえお願い。絶対お腹壊さないから。妖精のお腹は丈夫なんだよ」
「わかったよ。ほら」
指から直というのはちょっとアレなので、そのへんに生えていた葉っぱを千切ってその上にスライムを乗せてやる。
こうして盛り付けてみると水あめみたいで美味そうに見えなくもないな。
「もう食べてもいい?いいよね?」
「ああ、どうぞ」
「いっただきまーす!」
エリーは葉っぱに盛られたスライムに顔からダイブすると、そのままズルズルと啜るようにスライムを貪り食った。
凄い勢いだ。
妖精をハイにさせる妙な薬でも入っているんじゃないだろうな。
「あっまーい!!すっごい甘くて美味しいよ!!」
「え、甘いのか?」
「うん。甘い!もっと頂戴!」
あっという間に空になってしまった葉っぱを差し出すので、そこに追加のスライムを乗せてやる。
エリーはまた顔からダイブしてスライムを啜り始めた。
その顔はとろけるようなメシの顔で、もしかしたら本当に甘いのかもしれないと思ってしまう。
俺は恐る恐るスライムを口に入れてみた。
デュルンとしていて粘りの強い食感は水あめと水饅頭の中間くらいで悪くはないが、残念ながら無味無臭だった。
やはりこれはスライムだ。
俺は口に入っていたスライムを吐き出した。
「ああ、もったいない」
「さすがに俺が吐き出したものはやめてくれ。それより本当にこれ甘いのか?」
「うん、甘いよ?でも人間には感じられない甘さかもしれない。たぶん味覚で甘いって感じてるわけじゃないと思うから。良い人間から感じる甘い匂いと一緒だよ」
「そうか。俺には感じられないのか……」
自分のスキルなのにな。
甘い物なんてどれくらい食べていないだろう。
全財産と引き換えに渡された菓子パンが最後かな。
どうせ俺のいないところではみんな甘い物とか食べてたんだろうな。
「まあまあタキガワ元気出してよ。このスライムっていうのたぶん妖精だったら誰でも大好きだよ。妖精とお友達になり放題。いいスキルだと思うよ?」
「そうだな。まあ何も役に立たないよりはよかったよ、エリーの役に立てて」
「うーん、役に立たないスキルなんかじゃないと思うけどなぁ」
「何か使い道を思いついたのか?妖精とお友達になる以外で」
「たとえば精霊もこれは大好きみたいだよ。さっきから私の食べてるのを奪おうとしてくるもん」
「精霊?」
エリーは何もない場所にブンブン手を振ってあっち行けーと叫び始めた。
俺が見えていないだけで精霊というのがいるらしい。
異世界っぽいことがどんどん起こるな。
「こんなに精霊が大好きなのは霊木の花の蜜くらいだから、きっと精霊ともお友達になれるよ」
「でも精霊は俺には見えないじゃん。妖精みたいに姿を見せたりはしてくれないんだよな?」
「うん、精霊は基本的に人間には見えないね。でも契約すればその子だけは見えるようになるよ」
「契約って人間でもできるのか?なんか俺のイメージだとエルフとかしかできなさそうだけど」
「うーん、詳しくは知らない。エルフに聞きに行く?」
エリーは気軽にそう言うが、いくら森だからってそのへんにエルフが歩いているわけもないだろう。
それに俺の偏見かもしれないけれどエルフって排他的で人間を見ると嫌な顔をしそうだし、嫌な想いをしてまで聞きに行きたくはないかな。
「大丈夫だって、エルフは精霊に愛される人間には優しいから。妖精は精霊と近しい存在だから私がいればタキガワもそんなに悪い扱いは受けないはずだよ」
「でもやっぱり最初は弓とか構えられるんだろ?」
「それは仕方ないよ。エルフも人間に捕まえられちゃう危険があるから警戒してるんだよ。でも大丈夫。私がすぐに出て行ってタキガワを虐めるなーって言ってあげるから。ね?エルフのとこ行こうよ。精霊と契約してすっごい強くなったらタキガワを仲間外れにした人間たちを見返せるかもしれないよ?」
俺の脳裏にこの1か月の生活が走馬灯のように浮かび上がってくる。
さんざん馬鹿にされて、見下されて、搾取されて、最後には一人きり置いていかれた。
ただスキルが役に立たないというただそれだけの理由で、なぜそこまでされなければならないのか。
今になって悔しい気持ちが溢れてきた。
「エリー、頼むよ。俺をエルフのところに連れていってくれ」
「いいよ。その代わりスライムもっと頂戴?」
「いくらでも」
俺はエリーが望むだけスライムを出してやった。
「タキガワは泣いてる顔が一番可愛いね」
「それ褒めてる?」
「これ以上ないくらいに」
「そっか、一応ありがとう」
まあエリーには泣き顔どころか裸で卑猥なことを叫んでいるところまで全部見られてしまっている。
恥ずかしがるのも今更だろう。
「そういえばエリーは他の人たちがいる時は姿を見せなかったのに、なんで俺一人になったら出てきたんだ?」
「うーん、単純に面白かったのと、あとタキガワはたぶん良い人間だから。妖精は匂いで人間の良し悪しがわかるんだよ」
「匂い?」
「そう。良い人間は甘い匂いがして、悪い人間はなんか臭い。ここにいた人間はタキガワ以外は全員臭かったから、そういう人間は妖精を見つけると捕まえて売ろうとしたりするから妖精は姿を現さないんだよ」
なるほど確かにあいつらならやりそうだ。
チャラ男2人はまず間違いなく捕まえようとするだろう。
片方はJCとやっちゃうロリコンだから妖精も守備範囲内かもしれない。
「あ、そうだ。そういえばタキガワにお願いがあったんだった」
「ん?」
「あのドロッとしたの出してよ。あれすっごいいい匂いがしてたんだ」
「ドロッとしたの?」
下ネタじゃないよな?
そもそもあれはそんなに良い匂いのものじゃあないし。
他にドロッとしたのといえば、スライムか。
俺は指先から透明のスライムをドロッと出して見せる。
「これか?」
「それそれー!うわぁっ、やっぱりいい匂い。美味しそうな匂い」
「そんな匂いするか?」
俺もスライムを嗅いでみるが、別段いい匂いがしたりはせず無臭だ。
良い人間を嗅ぎ分けることのできる妖精にだけ香る匂いなのだろうか。
「ねえ、食べてみてもいい?」
「え?これ食べるのか?お腹壊すと思うけどな」
「ねえねえお願い。絶対お腹壊さないから。妖精のお腹は丈夫なんだよ」
「わかったよ。ほら」
指から直というのはちょっとアレなので、そのへんに生えていた葉っぱを千切ってその上にスライムを乗せてやる。
こうして盛り付けてみると水あめみたいで美味そうに見えなくもないな。
「もう食べてもいい?いいよね?」
「ああ、どうぞ」
「いっただきまーす!」
エリーは葉っぱに盛られたスライムに顔からダイブすると、そのままズルズルと啜るようにスライムを貪り食った。
凄い勢いだ。
妖精をハイにさせる妙な薬でも入っているんじゃないだろうな。
「あっまーい!!すっごい甘くて美味しいよ!!」
「え、甘いのか?」
「うん。甘い!もっと頂戴!」
あっという間に空になってしまった葉っぱを差し出すので、そこに追加のスライムを乗せてやる。
エリーはまた顔からダイブしてスライムを啜り始めた。
その顔はとろけるようなメシの顔で、もしかしたら本当に甘いのかもしれないと思ってしまう。
俺は恐る恐るスライムを口に入れてみた。
デュルンとしていて粘りの強い食感は水あめと水饅頭の中間くらいで悪くはないが、残念ながら無味無臭だった。
やはりこれはスライムだ。
俺は口に入っていたスライムを吐き出した。
「ああ、もったいない」
「さすがに俺が吐き出したものはやめてくれ。それより本当にこれ甘いのか?」
「うん、甘いよ?でも人間には感じられない甘さかもしれない。たぶん味覚で甘いって感じてるわけじゃないと思うから。良い人間から感じる甘い匂いと一緒だよ」
「そうか。俺には感じられないのか……」
自分のスキルなのにな。
甘い物なんてどれくらい食べていないだろう。
全財産と引き換えに渡された菓子パンが最後かな。
どうせ俺のいないところではみんな甘い物とか食べてたんだろうな。
「まあまあタキガワ元気出してよ。このスライムっていうのたぶん妖精だったら誰でも大好きだよ。妖精とお友達になり放題。いいスキルだと思うよ?」
「そうだな。まあ何も役に立たないよりはよかったよ、エリーの役に立てて」
「うーん、役に立たないスキルなんかじゃないと思うけどなぁ」
「何か使い道を思いついたのか?妖精とお友達になる以外で」
「たとえば精霊もこれは大好きみたいだよ。さっきから私の食べてるのを奪おうとしてくるもん」
「精霊?」
エリーは何もない場所にブンブン手を振ってあっち行けーと叫び始めた。
俺が見えていないだけで精霊というのがいるらしい。
異世界っぽいことがどんどん起こるな。
「こんなに精霊が大好きなのは霊木の花の蜜くらいだから、きっと精霊ともお友達になれるよ」
「でも精霊は俺には見えないじゃん。妖精みたいに姿を見せたりはしてくれないんだよな?」
「うん、精霊は基本的に人間には見えないね。でも契約すればその子だけは見えるようになるよ」
「契約って人間でもできるのか?なんか俺のイメージだとエルフとかしかできなさそうだけど」
「うーん、詳しくは知らない。エルフに聞きに行く?」
エリーは気軽にそう言うが、いくら森だからってそのへんにエルフが歩いているわけもないだろう。
それに俺の偏見かもしれないけれどエルフって排他的で人間を見ると嫌な顔をしそうだし、嫌な想いをしてまで聞きに行きたくはないかな。
「大丈夫だって、エルフは精霊に愛される人間には優しいから。妖精は精霊と近しい存在だから私がいればタキガワもそんなに悪い扱いは受けないはずだよ」
「でもやっぱり最初は弓とか構えられるんだろ?」
「それは仕方ないよ。エルフも人間に捕まえられちゃう危険があるから警戒してるんだよ。でも大丈夫。私がすぐに出て行ってタキガワを虐めるなーって言ってあげるから。ね?エルフのとこ行こうよ。精霊と契約してすっごい強くなったらタキガワを仲間外れにした人間たちを見返せるかもしれないよ?」
俺の脳裏にこの1か月の生活が走馬灯のように浮かび上がってくる。
さんざん馬鹿にされて、見下されて、搾取されて、最後には一人きり置いていかれた。
ただスキルが役に立たないというただそれだけの理由で、なぜそこまでされなければならないのか。
今になって悔しい気持ちが溢れてきた。
「エリー、頼むよ。俺をエルフのところに連れていってくれ」
「いいよ。その代わりスライムもっと頂戴?」
「いくらでも」
俺はエリーが望むだけスライムを出してやった。
19
あなたにおすすめの小説
アイテムボックスの最も冴えた使い方~チュートリアル1億回で最強になったが、実力隠してアイテムボックス内でスローライフしつつ駄竜とたわむれる~
うみ
ファンタジー
「アイテムボックス発動 収納 自分自身!」
これしかないと思った!
自宅で休んでいたら突然異世界に拉致され、邪蒼竜と名乗る強大なドラゴンを前にして絶対絶命のピンチに陥っていたのだから。
奴に言われるがままステータスと叫んだら、アイテムボックスというスキルを持っていることが分かった。
得た能力を使って何とかピンチを逃れようとし、思いついたアイデアを咄嗟に実行に移したんだ。
直後、俺の体はアイテムボックスの中に入り、難を逃れることができた。
このまま戻っても捻りつぶされるだけだ。
そこで、アイテムボックスの中は時間が流れないことを利用し、チュートリアルバトルを繰り返すこと1億回。ついにレベルがカンストする。
アイテムボックスの外に出た俺はドラゴンの角を折り、危機を脱する。
助けた竜の巫女と共に彼女の村へ向かうことになった俺だったが――。
帝国の王子は無能だからと追放されたので僕はチートスキル【建築】で勝手に最強の国を作る!
雪奈 水無月
ファンタジー
帝国の第二王子として生まれたノルは15才を迎えた時、この世界では必ず『ギフト授与式』を教会で受けなくてはいけない。
ギフトは神からの祝福で様々な能力を与えてくれる。
観衆や皇帝の父、母、兄が見守る中…
ノルは祝福を受けるのだが…手にしたのはハズレと言われているギフト…【建築】だった。
それを見た皇帝は激怒してノルを国外追放処分してしまう。
帝国から南西の最果ての森林地帯をノルは仲間と共に開拓していく…
さぁ〜て今日も一日、街作りの始まりだ!!
ボクが追放されたら飢餓に陥るけど良いですか?
音爽(ネソウ)
ファンタジー
美味しい果実より食えない石ころが欲しいなんて、人間て変わってますね。
役に立たないから出ていけ?
わかりました、緑の加護はゴッソリ持っていきます!
さようなら!
5月4日、ファンタジー1位!HOTランキング1位獲得!!ありがとうございました!
授かったスキルが【草】だったので家を勘当されたから悲しくてスキルに不満をぶつけたら国に恐怖が訪れて草
ラララキヲ
ファンタジー
(※[両性向け]と言いたい...)
10歳のグランは家族の見守る中でスキル鑑定を行った。グランのスキルは【草】。草一本だけを生やすスキルに親は失望しグランの為だと言ってグランを捨てた。
親を恨んだグランはどこにもぶつける事の出来ない気持ちを全て自分のスキルにぶつけた。
同時刻、グランを捨てた家族の居る王都では『謎の笑い声』が響き渡った。その笑い声に人々は恐怖し、グランを捨てた家族は……──
※確認していないので二番煎じだったらごめんなさい。急に思いついたので書きました!
※「妻」に対する暴言があります。嫌な方は御注意下さい※
◇ふんわり世界観。ゆるふわ設定。
◇なろうにも上げています。
他人の寿命が視える俺は理を捻じ曲げる。学園一の美令嬢を助けたら凄く優遇されることに
千石
ファンタジー
【第17回ファンタジー小説大賞 奨励賞受賞】
魔法学園4年生のグレイ・ズーは平凡な平民であるが、『他人の寿命が視える』という他の人にはない特殊な能力を持っていた。
ある日、学園一の美令嬢とすれ違った時、グレイは彼女の余命が本日までということを知ってしまう。
グレイは自分の特殊能力によって過去に周りから気味悪がられ、迫害されるということを経験していたためひたすら隠してきたのだが、
「・・・知ったからには黙っていられないよな」
と何とかしようと行動を開始する。
そのことが切っ掛けでグレイの生活が一変していくのであった。
他の投稿サイトでも掲載してます。
※表紙の絵はAIが生成したものであり、著作権に関する最終的な責任は負いかねます。
レベルが上がらずパーティから捨てられましたが、実は成長曲線が「勇者」でした
桐山じゃろ
ファンタジー
同い年の幼馴染で作ったパーティの中で、ラウトだけがレベル10から上がらなくなってしまった。パーティリーダーのセルパンはラウトに頼り切っている現状に気づかないまま、レベルが低いという理由だけでラウトをパーティから追放する。しかしその後、仲間のひとりはラウトについてきてくれたし、弱い魔物を倒しただけでレベルが上がり始めた。やがてラウトは精霊に寵愛されし最強の勇者となる。一方でラウトを捨てた元仲間たちは自業自得によるざまぁに遭ったりします。※小説家になろう、カクヨムにも同じものを公開しています。
隠して忘れていたギフト『ステータスカスタム』で能力を魔改造 〜自由自在にカスタマイズしたら有り得ないほど最強になった俺〜
桜井正宗
ファンタジー
能力(スキル)を隠して、その事を忘れていた帝国出身の錬金術師スローンは、無能扱いで大手ギルド『クレセントムーン』を追放された。追放後、隠していた能力を思い出しスキルを習得すると『ステータスカスタム』が発現する。これは、自身や相手のステータスを魔改造【カスタム】できる最強の能力だった。
スローンは、偶然出会った『大聖女フィラ』と共にステータスをいじりまくって最強のステータスを手に入れる。その後、超高難易度のクエストを難なくクリア、無双しまくっていく。その噂が広がると元ギルドから戻って来いと頭を下げられるが、もう遅い。
真の仲間と共にスローンは、各地で暴れ回る。究極のスローライフを手に入れる為に。
チートスキル【レベル投げ】でレアアイテム大量獲得&スローライフ!?
桜井正宗
ファンタジー
「アウルム・キルクルスお前は勇者ではない、追放だ!!」
その後、第二勇者・セクンドスが召喚され、彼が魔王を倒した。俺はその日に聖女フルクと出会い、レベル0ながらも【レベル投げ】を習得した。レベル0だから投げても魔力(MP)が減らないし、無限なのだ。
影響するステータスは『運』。
聖女フルクさえいれば運が向上され、俺は幸運に恵まれ、スキルの威力も倍増した。
第二勇者が魔王を倒すとエンディングと共に『EXダンジョン』が出現する。その隙を狙い、フルクと共にダンジョンの所有権をゲット、独占する。ダンジョンのレアアイテムを入手しまくり売却、やがて莫大な富を手に入れ、最強にもなる。
すると、第二勇者がEXダンジョンを返せとやって来る。しかし、先に侵入した者が所有権を持つため譲渡は不可能。第二勇者を拒絶する。
より強くなった俺は元ギルドメンバーや世界の国中から戻ってこいとせがまれるが、もう遅い!!
真の仲間と共にダンジョン攻略スローライフを送る。
【簡単な流れ】
勇者がボコボコにされます→元勇者として活動→聖女と出会います→レベル投げを習得→EXダンジョンゲット→レア装備ゲットしまくり→元パーティざまぁ
【原題】
『お前は勇者ではないとギルドを追放され、第二勇者が魔王を倒しエンディングの最中レベル0の俺は出現したEXダンジョンを独占~【レベル投げ】でレアアイテム大量獲得~戻って来いと言われても、もう遅いんだが』
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる