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31話・一緒に鑑定
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アイテムボックス内を整理しながら、アイテムを取り出していく。
盗賊は、お金やポーションだけでなく、アイテムも溜め込んでいたようで、結構な量があった。もしかしたら、売りさばく前に、頂けたのかもしれない。
全てのアイテムを取り出し終えたので、ベッドに腰かけ、一休みする。
少しして、
「セウン!! お客さんが来たよ!!」
下からおばちゃんの声が聞こえる。
俺は、返事をしながら下に下りると、マオは入り口の近くで待っていた。
「お待たせ、マオ。今日は、無理言って悪いな」
「別に、いいのじゃ。私も、セウンに見せたいものがあったしのぉ」
「見せたいもの?」
「後でのお楽しみじゃ。」
「そっか、なら楽しみにしとくよ。それにしても、その服似合ってるな、マオ」
今日のマオは、薄緑色のワンピースを着ていた。
「!? あ… ありがとうなのじゃ…」
マオは、俯きながらお礼を言う。
「そ… それで、鑑定して欲しいアイテムはどこじゃ?」
俯きながら、聞いてくる。
「それは、部屋に置いてあるから、ついて来て貰ってもいいか?」
「わ… 分かったのじゃ」
「それじゃあ、部屋は2階だから、こっちだな」
俺は、マオを連れて部屋に戻る。部屋に行く途中、ニタニタ顔のおばちゃんが視界に入ったが、スルーしておく。
2階に上がり、マオを部屋に入れる。
「お… 思ったより、たくさんあるのじゃ…」
積み重ねた、アイテムを見てマオがそう呟やいた。
「そうだな、俺も取り出してて驚いたよ。大丈夫そうか?」
「まぁ、頑張るのじゃ」
「ありがとな。それじゃあ、手分けしてやろうか?」
「分かったのじゃ」
俺たちは、手分けしてアイテムを鑑定していく。
◆
「「やっと、終わった(のじゃ)…」」
休憩を挟みながら鑑定をし、2時間程かけてやっと終わった。
「思っていたより、いいアイテムも結構あったな」
「そうじゃの。溜め込むタイプの盗賊だったのかもしれんのぉ」
「かもな… あ、そうだ。ほら、マオ」
俺は、首飾りをマオに手渡す。
「ん、何じゃこれ?」
「魔法威力向上の首飾りだよ。マオにやるよ」
2人で鑑定しなかで、マオの役に立ちそうな物がこれだった。何気に、希少度は、伝説級だ。
「!? こんな高価な物、貰えないのじゃ!!」
マオは、すぐに首飾りを返そうとしてくるが、さっと手を引っ込める。
「気にしなくれいいぞ。今日、世話になったな」
「じゃが… 私だけ、貰うのも…」
「ん? 何か言ったか?」
「な… 何でもないのじゃ!!」
「そうか? なら、それ貰ってくれるな?」
「わ… 分かったのじゃ!! 但し、条件があるのじゃ!!」
「条件? 何だ?」
「シエルとシェーンの2人にも、何かあげて欲しいのじゃ!!」
「2人にか?」
「そうじゃ!!」
まぁ、2人にも世話になったし、もともと渡す予定だったから、別に問題はない。
「分かった」
「本当か?」
「あぁ。てか、もともと渡す予定だったしな」
「!? そうじゃったのか… な… なら、これは有り難く貰うのじゃ!!」
「あぁ、貰ってくれ」
首飾りは、ちゃんと受け取って貰えた。
盗賊は、お金やポーションだけでなく、アイテムも溜め込んでいたようで、結構な量があった。もしかしたら、売りさばく前に、頂けたのかもしれない。
全てのアイテムを取り出し終えたので、ベッドに腰かけ、一休みする。
少しして、
「セウン!! お客さんが来たよ!!」
下からおばちゃんの声が聞こえる。
俺は、返事をしながら下に下りると、マオは入り口の近くで待っていた。
「お待たせ、マオ。今日は、無理言って悪いな」
「別に、いいのじゃ。私も、セウンに見せたいものがあったしのぉ」
「見せたいもの?」
「後でのお楽しみじゃ。」
「そっか、なら楽しみにしとくよ。それにしても、その服似合ってるな、マオ」
今日のマオは、薄緑色のワンピースを着ていた。
「!? あ… ありがとうなのじゃ…」
マオは、俯きながらお礼を言う。
「そ… それで、鑑定して欲しいアイテムはどこじゃ?」
俯きながら、聞いてくる。
「それは、部屋に置いてあるから、ついて来て貰ってもいいか?」
「わ… 分かったのじゃ」
「それじゃあ、部屋は2階だから、こっちだな」
俺は、マオを連れて部屋に戻る。部屋に行く途中、ニタニタ顔のおばちゃんが視界に入ったが、スルーしておく。
2階に上がり、マオを部屋に入れる。
「お… 思ったより、たくさんあるのじゃ…」
積み重ねた、アイテムを見てマオがそう呟やいた。
「そうだな、俺も取り出してて驚いたよ。大丈夫そうか?」
「まぁ、頑張るのじゃ」
「ありがとな。それじゃあ、手分けしてやろうか?」
「分かったのじゃ」
俺たちは、手分けしてアイテムを鑑定していく。
◆
「「やっと、終わった(のじゃ)…」」
休憩を挟みながら鑑定をし、2時間程かけてやっと終わった。
「思っていたより、いいアイテムも結構あったな」
「そうじゃの。溜め込むタイプの盗賊だったのかもしれんのぉ」
「かもな… あ、そうだ。ほら、マオ」
俺は、首飾りをマオに手渡す。
「ん、何じゃこれ?」
「魔法威力向上の首飾りだよ。マオにやるよ」
2人で鑑定しなかで、マオの役に立ちそうな物がこれだった。何気に、希少度は、伝説級だ。
「!? こんな高価な物、貰えないのじゃ!!」
マオは、すぐに首飾りを返そうとしてくるが、さっと手を引っ込める。
「気にしなくれいいぞ。今日、世話になったな」
「じゃが… 私だけ、貰うのも…」
「ん? 何か言ったか?」
「な… 何でもないのじゃ!!」
「そうか? なら、それ貰ってくれるな?」
「わ… 分かったのじゃ!! 但し、条件があるのじゃ!!」
「条件? 何だ?」
「シエルとシェーンの2人にも、何かあげて欲しいのじゃ!!」
「2人にか?」
「そうじゃ!!」
まぁ、2人にも世話になったし、もともと渡す予定だったから、別に問題はない。
「分かった」
「本当か?」
「あぁ。てか、もともと渡す予定だったしな」
「!? そうじゃったのか… な… なら、これは有り難く貰うのじゃ!!」
「あぁ、貰ってくれ」
首飾りは、ちゃんと受け取って貰えた。
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