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舐められるより噛まれたい
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緊張しながら先輩のマンションへ。
マンションへ行けばそういう事をするだろうし、俺もしたい。
そういうのって何て言うか、流れ?で、するものだと思ってる。
いまからするぞってなると、恥ずかしいし緊張する。
…噛む…至るところを。
なんて言われたら…。
先程の先輩の発言が頭の中を占める。
俺どうなっちゃっうんだろう。
怖い以上に期待してしまっている俺がいる。
隣を歩く先輩の口元がばかりが気になる。
あー…今すぐあの口に噛まれたい。
ねぇ、キスしたいよ。
熱い視線を贈っていると不意に先輩が立ち止まり、俺との距離が縮まる。
あーキスだと目を瞑る。
「お前期待し過ぎ、ここで犯して欲しいのかよ」
「なっ、ち、ちがうぅ」
耳元で囁かれる予想外の言葉に目を見開き動揺し先輩から距離を取った。
そ、そんな過激な事は考えてない、外だし…ただ軽くチュッってして欲しかっただけなのに。
先輩のバカっ。
早足で先輩のマンションに向かう。
先輩が鍵を使い扉を開け先に俺を入れ、続けて先輩も。
扉が閉まるのと同時に背後から強く抱き締められた。
ドサッと鞄が落ちる音が聞こえた。
「芯を犯してぇ」
誘い文句にしては最低なはずなのに興奮する。
先輩の腕の中で身動きも出来ずドクンと心臓が高鳴る。
先輩に束縛されればされる程、高揚する。
「芯の身体は俺のもんだ、俺のだって証刻み付けていいだろ」
「…」
「誰が見ても分かるように、芯が一瞬足りとも誰のものか忘れないように…な」
「ぁん」
俺はずっと先輩のモノだよと言いたかったのに耳を舐められ言葉がでなかった。
「その身体は俺のだ、芯のでもない」
うなじを噛み付かれた。
ベルトを外されワイシャツの中に手が入る。
こんなに求めてくれる先輩を拒めるはずがない。
先輩になら何されても良い。
先輩に流されているのか、受け入れる俺が弱いのか。
例え理不尽であっても相手が先輩なら全てを受け入れてしまいたくなる。
先輩の束縛気持ちいい。
「いろんな奴、誘ってんじゃねぇよ」
「えっ?誘ってなんかない」
何故そんな事を急に言い出すのかさっぱり分からなかった。
「周りの奴らが芯をどんな目で見てるか分かってねぇのかよ」
「…」
どんな目って、好奇の目。
動物園のパンダみたいな感じ?
「分かってて誘惑してんのか」
「してない」
してないのにどうしたの先輩?
全く身に覚えがないよ。
誘惑っていつの事?
「俺だけじゃ足りねぇのかよ?」
「なっそんな事思ってない」
「本当か」
「本当」
「なら、芯は誰のものだよ」
「…あ、きら先輩の」
「あぁ、忘れんなよ」
何を勘違いして俺が誰かを誘惑したって思ったのか何一つ思い当たらない。
先輩、どうしちゃったんだろう。
先輩の拘束が緩みワイシャツを奪われズボンもパンツも脱がされた。
玄関で裸にされてしまった。
恥ずかしいけど、素直に従った。
首、肩、肩甲骨、背骨に沿ってキスか降りてくる。
お尻に来たとき両尻を掴まれ開かれる。
先輩の舌が尻の周りを舐め始める。
「や、やめてお尻はダメ。せめてお風呂、ねぇ先輩お風呂いこっ」
俺の必死の懇願は全く聞き入れてもらえず、一番舐められたくないところを舐められる。
そんなところ舐めないで。
誰よりも好きな人に舐められたくないよ。
涙目になるも、舐められ続けるしかなかった。
「腰突きだせよ」
いや、この状況ではしたくない。
それだけは、先輩の指示に従いたくない。
「芯は誰のだ」
それズルい。
俺は先輩ので、先輩命令は絶対。
だけど、お尻突き出すのは…それで先輩のが来るなら良いけど舐められるのは抵抗しかない。
「きゃっ」
動かずにいたらお尻を噛まれた。
「また、噛むぞ」
覚悟を決め、おずおずとお尻を突きだした。
せめてもの抵抗にお尻をキュッと締めて太ももに力を込めた。
倒れないように壁にてを突いてバランスを保つ。
躊躇う事なく先輩は俺の一番観られたくない場所に口を付け舌で舐める。
その行為を感じたくないのに、俺のモノがジワジワと反応し出す。
もう、辞めて。
痛くてもいいから先輩のを無理矢理押し込んで欲しい。
こんなの恥ずかしいよ。
こんなことなら舐められるより噛まれた方が増しだった。
マンションへ行けばそういう事をするだろうし、俺もしたい。
そういうのって何て言うか、流れ?で、するものだと思ってる。
いまからするぞってなると、恥ずかしいし緊張する。
…噛む…至るところを。
なんて言われたら…。
先程の先輩の発言が頭の中を占める。
俺どうなっちゃっうんだろう。
怖い以上に期待してしまっている俺がいる。
隣を歩く先輩の口元がばかりが気になる。
あー…今すぐあの口に噛まれたい。
ねぇ、キスしたいよ。
熱い視線を贈っていると不意に先輩が立ち止まり、俺との距離が縮まる。
あーキスだと目を瞑る。
「お前期待し過ぎ、ここで犯して欲しいのかよ」
「なっ、ち、ちがうぅ」
耳元で囁かれる予想外の言葉に目を見開き動揺し先輩から距離を取った。
そ、そんな過激な事は考えてない、外だし…ただ軽くチュッってして欲しかっただけなのに。
先輩のバカっ。
早足で先輩のマンションに向かう。
先輩が鍵を使い扉を開け先に俺を入れ、続けて先輩も。
扉が閉まるのと同時に背後から強く抱き締められた。
ドサッと鞄が落ちる音が聞こえた。
「芯を犯してぇ」
誘い文句にしては最低なはずなのに興奮する。
先輩の腕の中で身動きも出来ずドクンと心臓が高鳴る。
先輩に束縛されればされる程、高揚する。
「芯の身体は俺のもんだ、俺のだって証刻み付けていいだろ」
「…」
「誰が見ても分かるように、芯が一瞬足りとも誰のものか忘れないように…な」
「ぁん」
俺はずっと先輩のモノだよと言いたかったのに耳を舐められ言葉がでなかった。
「その身体は俺のだ、芯のでもない」
うなじを噛み付かれた。
ベルトを外されワイシャツの中に手が入る。
こんなに求めてくれる先輩を拒めるはずがない。
先輩になら何されても良い。
先輩に流されているのか、受け入れる俺が弱いのか。
例え理不尽であっても相手が先輩なら全てを受け入れてしまいたくなる。
先輩の束縛気持ちいい。
「いろんな奴、誘ってんじゃねぇよ」
「えっ?誘ってなんかない」
何故そんな事を急に言い出すのかさっぱり分からなかった。
「周りの奴らが芯をどんな目で見てるか分かってねぇのかよ」
「…」
どんな目って、好奇の目。
動物園のパンダみたいな感じ?
「分かってて誘惑してんのか」
「してない」
してないのにどうしたの先輩?
全く身に覚えがないよ。
誘惑っていつの事?
「俺だけじゃ足りねぇのかよ?」
「なっそんな事思ってない」
「本当か」
「本当」
「なら、芯は誰のものだよ」
「…あ、きら先輩の」
「あぁ、忘れんなよ」
何を勘違いして俺が誰かを誘惑したって思ったのか何一つ思い当たらない。
先輩、どうしちゃったんだろう。
先輩の拘束が緩みワイシャツを奪われズボンもパンツも脱がされた。
玄関で裸にされてしまった。
恥ずかしいけど、素直に従った。
首、肩、肩甲骨、背骨に沿ってキスか降りてくる。
お尻に来たとき両尻を掴まれ開かれる。
先輩の舌が尻の周りを舐め始める。
「や、やめてお尻はダメ。せめてお風呂、ねぇ先輩お風呂いこっ」
俺の必死の懇願は全く聞き入れてもらえず、一番舐められたくないところを舐められる。
そんなところ舐めないで。
誰よりも好きな人に舐められたくないよ。
涙目になるも、舐められ続けるしかなかった。
「腰突きだせよ」
いや、この状況ではしたくない。
それだけは、先輩の指示に従いたくない。
「芯は誰のだ」
それズルい。
俺は先輩ので、先輩命令は絶対。
だけど、お尻突き出すのは…それで先輩のが来るなら良いけど舐められるのは抵抗しかない。
「きゃっ」
動かずにいたらお尻を噛まれた。
「また、噛むぞ」
覚悟を決め、おずおずとお尻を突きだした。
せめてもの抵抗にお尻をキュッと締めて太ももに力を込めた。
倒れないように壁にてを突いてバランスを保つ。
躊躇う事なく先輩は俺の一番観られたくない場所に口を付け舌で舐める。
その行為を感じたくないのに、俺のモノがジワジワと反応し出す。
もう、辞めて。
痛くてもいいから先輩のを無理矢理押し込んで欲しい。
こんなの恥ずかしいよ。
こんなことなら舐められるより噛まれた方が増しだった。
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