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夏の暑さは思考をダメにする

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先輩に抱き締められている体勢を起こし唇へ。
今日は先輩の匂いがいつもより強く感じる。

「今日体育が有ったの?」

「あぁシャワー、浴びるか」

起き上がろうとする先輩をベッドへ戻す。

「ダメ、このまま」

いつもより濃く感じる汗の匂い。
未だにクーラーの効いていない蒸し暑い部屋。
先輩の首筋を流れる汗。
全てがエロ差を引き立たせる。
先輩の身体を流れる汗の一滴一滴が媚薬となり俺の口に。
俺暑さで可笑しくなったのかも、止められない。
先輩の身体をペロペロと舐め回す。
カチャカチャと先輩のベルトを緩めボタンも外す。
ズボンの上からでも解る先輩のモノ。
パンツに手をかけて先輩のを取り出す。
始めて触る先輩の。
人のなんてお父さんと凛のしか見たこと無い。
ましてや触るなんて。
…大きい。
お父さんと同じくらいかな。
これが俺の中にと思うと不思議…入るんだ。
先輩のを両手で包みヤワヤワと刺激する。
始めて貰ったオモチャに夢中になる子供のように意識がそこだけに集中する。
次第に俺自身が先輩のを満喫してると気付き誤魔化すように口を近付ける。
近付きはしたものの、舐めるべきか口に含むべきか悩んでしまう。

「擽ってぇよ」

触れるか触れないかの距離ではぁはぁしていたため、息だけが先輩を愛撫していた。
先輩の言葉を合図に先端をチュッと口に含む。
一度口付けてしまえばその後はペロペロと先輩のを舐めまくる。
目を瞑って先輩を刺激するというより、俺が先輩のを堪能していた。
美味しいとかは全く無い、ただ愛おしい。
愛撫するって難しい。
先輩を気持ち良くって思うより俺が先輩を味わいたくなってる。
自分でも分からない。
本能のまま先輩のを口に含みだした。
口の中でアイスを舐めとるように舌で先輩のを愛撫する。
その間、先程教わったように吸ったりもすると先輩のが反応し始める。
もっと大きくなって欲しくて、一生懸命愛撫する。
愛撫している俺の方が甘い吐息をついていることには一切気付かない。
もっともっとと先輩が欲しいよ。
口では先輩を愛撫しつつ、我慢出来ず自分でベルトを外しズボンも脱いだ。
一緒にパンツも床に落とした。
先輩が入れやすいように後ろも解した。
先輩のが確りと反応したのを確認して口を離す。
欲しくて欲しくて堪らず、大して解れてもないが先輩の膝の上に跨がった。
心が急いてるのは分かってる。
欲しい気持ちが抑えられない。
そそり立つ先輩のを俺の奥に招き入れようとするも手首を捕まれる。

「まて」

「ぁん、なんで」

「まだ解れてねぇだろ」

「いい、大丈夫だからっ、ねっしよっ」

「ちょっと、待て」

意地悪で焦らされてる訳ではない事は分かってる。
けど、もうツラい。

「欲しい、頂戴」

涙目で懇願するも先輩からの許しは得られなかった。
先輩は起き上がりサイドテーブルにあるローションを手に取り俺の受け入れ場所を優しく指を進めてくる。
そのまどろっこしい刺激と擦れ合う先輩のとで俺のモノからはタラタラと露が溢れ出す。

「今すぐ欲しいのに」

身体の中を蠢く快感に耐えられず先輩にぎゅっとしがみつく。
ローションと先輩の指で解されていく快楽に耐えきれず、先輩の肩に噛みついた。「うっ」という呻き声が聞こえたが快感の逃し方が解らず同じ場所をきつく吸ったりして耐え続けた。
漸くお許しが出た頃には俺のはドロドロに、先輩の肩はグロい色をしていた。
何故そんな色をしているのか解らないほど俺の意識は限界だった。
受け入れようと腰を浮かせようとするも、膝が震える。
先輩に支えられながら降ろされる。

「ああああぁぁぁぁぁあ」

待ち望んだ刺激。
目の前がチカチカとなり意識が飛ぶのと同時に受け入れただけで弾けてしまった。
先輩は自身の胸や腹に飛び散った俺のを指で掬い口にする姿を見せ付けてくる。

「お前の味」
 
指を咥えてるエロい先輩から咥え込んだ指を奪い、俺が口に含んだ。
先輩のを愛撫した時のように、先輩の指を丹念に愛撫する。
俺のされるがままの先輩は指を必死に愛撫する俺の姿を見つめる。

「うまいか?」

「おぃひぃ」

先輩の指を噛まないように返答する、口を離せば良いのだがそれは出来ない。
離したくない。
あ、なんか俺の精液が美味しいって聞こえるよね?
先輩の指がって意味なんだけど。
俺の口の中で指が勝手に動き出す。
上顎を撫でたり、舌を擽る。
その間必死に俺も口の中の先輩を追いかける。

「ぁあん」

指が引き抜かれ途端に切なくなる。
顎を取られ口付けか交わされる。
今までと違って先輩の舌を俺から絡めることが出来るようになった。
キスに夢中になっていると膝裏から抱えられ揺さぶられ始める。
上下に打ち付け先輩の与える快感にしがみつく。
奥をつかれる度に脳まで響いてくる。
ぁあ、俺もう先輩から離れられない。


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