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二章 ハーレムルート
皆を怒らせちゃいけない
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明日皆は帰ってしまうらしいが、悲しくなんてなく寧ろ楽しみで仕方がなかった。
何故なら明日から僕は、皆のところをご挨拶兼お泊まりが決まったからだ。
うふふ…楽しみすぎる。
順番はライ、エド、リック、アレックスとなった。
アレックスは今日の婚約者の集まりの為に今日だけ休みを確保したらしい。
明日から再び学園に戻らなければならないと知った。
生徒の長期休暇が始まっても、先生達はまだ休みじゃないなんて…。
今流行りのリモートに出来たら良いのに…魔法があるのにそれは出来ないらしい。
魔法って万能じゃないんだね。
来週から本格的に先生達の休暇が始まるみたい…先生って大変だなぁ。
なのでお泊まりの順番はアレックスがラストとなった。
なんだろう…そう思ったからかな、アレックスの事を考えると胸が締め付けられる。
側に行きたい、抱き締めて欲しい。
お父様と真剣な話をしていたので、邪魔はせず何度も視線で確認しながら待っていた。
二人の会話が終わるとタイミングが悪く食事の時間になってしまい皆と食事をして、皆と過ごした。
側に皆がお父様達もいるので、なかなかイチャつけないのでもどかしい。
出来ないと思うと余計エッチな事を考えちゃう。
「シャル?エロい事考えてるだろ?」
耳元でライに言い当てられてしまい驚いた。
「えっどうして分かったの?」
「ふっ、顔に出過ぎだ。」
「へっ僕、顔に出してた?」
「丸分かりだな。」
「ふぇ~」
両手で顔を隠したけど、エロい顔ってどんな顔?
ニヤケ顔?スケベな顔ってこと?
そんな顔皆に見せてたのかな?恥ずかしい。
「んぎゃぁあんぎゃぁあんぎゃぁあ゛あ゛」
僕を助けてくれるようにアドルフが泣き出した。
うん、お腹空いたんだね。
今あげるからねぇ。
「こらっ」
服を捲ろうとしたら、突然ライに腕を捕まれた。
「ふぇっ?」
「ルマン?」
「何?」
「ここであげる気か?」
あげるって母乳の事だよね?
「うん…だめなの?」
「「「「だめだ」」」」
ライ、アレックス、エド、リック皆の声が重なった。
「えっでも…アドルフお腹空いてるよ?」
「アドルフの部屋か、誰もいない個室に行くぞっ。」
「えっあっはい」
なんでだめなの?
あれ?なんだか皆見てる…。
お父様達もだけど、お兄様は怒ってるように見える…あっ…確かあげてるところを見せるなって言われてたんだ…だから皆僕を止めたのかな?
赤ちゃんに母乳をあげるところ見せちゃいけないんだっけ?
アドルフと一緒に部屋を出ると、後ろからライやエド、リックとアレックスと乳母と、騎士も付いてきた。
アドルフの部屋まで移動してから母乳をあげている。
「シャル…分かってるか?」
「ふぇ?」
「俺たちの家族とは言え無防備に胸を晒すな。」
「……はぃ」
やっぱり、そう言うことだったんだ。
エッチな視線ではない視線で見られながらアドルフに母乳を与え続けた。
早く飲み終わってと祈るも、今日はなんだかいつもよりゆっくりに思える。
アドルフってもしや今の僕の状況を楽しんでたり…なんてないよね。
その笑顔もお腹が満たされての表情だよね?
お腹一杯で僕の胸から口を離した瞬間にアドルフはライに奪われ、そのまま乳母に渡された。
何か耳元で指示していたかと思えば、乳母と騎士は部屋を出ていってしまった。
僕は胸を露にしたままの状態で腕をエドとリックに捕まれている。
「あっん…だめっ…無くなっ…ちゃう…」
逃げることも出来ず、二人に残りの母乳を飲まれ続けていた。
「あっん…やぁあん…アレックス…ライィん…」
「俺達をこうさせてるのはシャルだ。少しは自覚しろ。」
助けるどころかライは僕を責め、アレックスに視線を送れば優しく微笑まれた。
「ルゥは無防備過ぎますね、少しは周囲の状況を確認してください。」
「…んっ…はぃっんっんぁん…き…気を…付ける…から…もぅ…ぁんんっ」
エドとリックは一向に辞めてはくれず、エッチな声が止めらんない。
ライの気配を感じて二人を制止してくれると思ったのに、唇を塞がれ舌を絡め取られていた。
強引な三人の行為に僕の身体は久し振りの愛撫に歓喜し、耳も尻尾も現れ身体の奥が刺激を求め始めた。
「はぁんんっんもっと…ちょうらい…みんにゃの…ほちぃ。」
「ん~?」
いつの間にか真後ろにいたアレックスがするりと僕のパンツの中に手が入り込んだ。
皆をいつも受け入れているお尻の奥に指が触れ、それだけでゾクゾクと身体が震える。
「はっんん…そこ…そこにゃ…欲ちぃっ…にぁんんぁん」
アレックスの長い指が入り身体の中で動き出し、指はすぐに増やされ広げられていく。
早く…早く…欲しい。
「………ふぇ?…ぁん」
僕の中にあった指がするりとなくなり、次を待ったのに何にも起こらなかった。
ズボンを脱がされることはなく、それどころか好きではない洗浄魔法を掛けられた。
「ぇ?…アレックス?…ライ?エド?リック?」
なぜか皆も僕から離れていった。
「少しは反省しろっ。」
僕は中途半端な状態のまま、皆のいる談話室に戻された。
耳と尻尾を仕舞うことも出来ず、身体の奥もムズムズしたまま…。
こんな状態の僕を皆に見られたくないよ。
平静を装っているけど、内心は自分を制御するのに必死だった。
お父様達も何も言わないので、僕の状態は皆にバレてないだろうが油断すると皆の前でエッチしてしまいそうで怖かった。
僕の身体をここまで煽っておき、更には尻尾の付け根や耳を触れてくる。
胸の前で手を重ね快感を耐え我慢するのに必死で周囲の反応なんて気にする余裕は全くなかった。
お父様とお兄様からは鋭い視線を向けられ、皆のお父様達からには「ほどほどにしなさい」と態度で示され、お母様達は「まぁ、いいわねぇ」なんて思われているとは知らず、「はしたない」って思われたらどうしようとずっと不安に襲われながら快感と戦っていた。
何故なら明日から僕は、皆のところをご挨拶兼お泊まりが決まったからだ。
うふふ…楽しみすぎる。
順番はライ、エド、リック、アレックスとなった。
アレックスは今日の婚約者の集まりの為に今日だけ休みを確保したらしい。
明日から再び学園に戻らなければならないと知った。
生徒の長期休暇が始まっても、先生達はまだ休みじゃないなんて…。
今流行りのリモートに出来たら良いのに…魔法があるのにそれは出来ないらしい。
魔法って万能じゃないんだね。
来週から本格的に先生達の休暇が始まるみたい…先生って大変だなぁ。
なのでお泊まりの順番はアレックスがラストとなった。
なんだろう…そう思ったからかな、アレックスの事を考えると胸が締め付けられる。
側に行きたい、抱き締めて欲しい。
お父様と真剣な話をしていたので、邪魔はせず何度も視線で確認しながら待っていた。
二人の会話が終わるとタイミングが悪く食事の時間になってしまい皆と食事をして、皆と過ごした。
側に皆がお父様達もいるので、なかなかイチャつけないのでもどかしい。
出来ないと思うと余計エッチな事を考えちゃう。
「シャル?エロい事考えてるだろ?」
耳元でライに言い当てられてしまい驚いた。
「えっどうして分かったの?」
「ふっ、顔に出過ぎだ。」
「へっ僕、顔に出してた?」
「丸分かりだな。」
「ふぇ~」
両手で顔を隠したけど、エロい顔ってどんな顔?
ニヤケ顔?スケベな顔ってこと?
そんな顔皆に見せてたのかな?恥ずかしい。
「んぎゃぁあんぎゃぁあんぎゃぁあ゛あ゛」
僕を助けてくれるようにアドルフが泣き出した。
うん、お腹空いたんだね。
今あげるからねぇ。
「こらっ」
服を捲ろうとしたら、突然ライに腕を捕まれた。
「ふぇっ?」
「ルマン?」
「何?」
「ここであげる気か?」
あげるって母乳の事だよね?
「うん…だめなの?」
「「「「だめだ」」」」
ライ、アレックス、エド、リック皆の声が重なった。
「えっでも…アドルフお腹空いてるよ?」
「アドルフの部屋か、誰もいない個室に行くぞっ。」
「えっあっはい」
なんでだめなの?
あれ?なんだか皆見てる…。
お父様達もだけど、お兄様は怒ってるように見える…あっ…確かあげてるところを見せるなって言われてたんだ…だから皆僕を止めたのかな?
赤ちゃんに母乳をあげるところ見せちゃいけないんだっけ?
アドルフと一緒に部屋を出ると、後ろからライやエド、リックとアレックスと乳母と、騎士も付いてきた。
アドルフの部屋まで移動してから母乳をあげている。
「シャル…分かってるか?」
「ふぇ?」
「俺たちの家族とは言え無防備に胸を晒すな。」
「……はぃ」
やっぱり、そう言うことだったんだ。
エッチな視線ではない視線で見られながらアドルフに母乳を与え続けた。
早く飲み終わってと祈るも、今日はなんだかいつもよりゆっくりに思える。
アドルフってもしや今の僕の状況を楽しんでたり…なんてないよね。
その笑顔もお腹が満たされての表情だよね?
お腹一杯で僕の胸から口を離した瞬間にアドルフはライに奪われ、そのまま乳母に渡された。
何か耳元で指示していたかと思えば、乳母と騎士は部屋を出ていってしまった。
僕は胸を露にしたままの状態で腕をエドとリックに捕まれている。
「あっん…だめっ…無くなっ…ちゃう…」
逃げることも出来ず、二人に残りの母乳を飲まれ続けていた。
「あっん…やぁあん…アレックス…ライィん…」
「俺達をこうさせてるのはシャルだ。少しは自覚しろ。」
助けるどころかライは僕を責め、アレックスに視線を送れば優しく微笑まれた。
「ルゥは無防備過ぎますね、少しは周囲の状況を確認してください。」
「…んっ…はぃっんっんぁん…き…気を…付ける…から…もぅ…ぁんんっ」
エドとリックは一向に辞めてはくれず、エッチな声が止めらんない。
ライの気配を感じて二人を制止してくれると思ったのに、唇を塞がれ舌を絡め取られていた。
強引な三人の行為に僕の身体は久し振りの愛撫に歓喜し、耳も尻尾も現れ身体の奥が刺激を求め始めた。
「はぁんんっんもっと…ちょうらい…みんにゃの…ほちぃ。」
「ん~?」
いつの間にか真後ろにいたアレックスがするりと僕のパンツの中に手が入り込んだ。
皆をいつも受け入れているお尻の奥に指が触れ、それだけでゾクゾクと身体が震える。
「はっんん…そこ…そこにゃ…欲ちぃっ…にぁんんぁん」
アレックスの長い指が入り身体の中で動き出し、指はすぐに増やされ広げられていく。
早く…早く…欲しい。
「………ふぇ?…ぁん」
僕の中にあった指がするりとなくなり、次を待ったのに何にも起こらなかった。
ズボンを脱がされることはなく、それどころか好きではない洗浄魔法を掛けられた。
「ぇ?…アレックス?…ライ?エド?リック?」
なぜか皆も僕から離れていった。
「少しは反省しろっ。」
僕は中途半端な状態のまま、皆のいる談話室に戻された。
耳と尻尾を仕舞うことも出来ず、身体の奥もムズムズしたまま…。
こんな状態の僕を皆に見られたくないよ。
平静を装っているけど、内心は自分を制御するのに必死だった。
お父様達も何も言わないので、僕の状態は皆にバレてないだろうが油断すると皆の前でエッチしてしまいそうで怖かった。
僕の身体をここまで煽っておき、更には尻尾の付け根や耳を触れてくる。
胸の前で手を重ね快感を耐え我慢するのに必死で周囲の反応なんて気にする余裕は全くなかった。
お父様とお兄様からは鋭い視線を向けられ、皆のお父様達からには「ほどほどにしなさい」と態度で示され、お母様達は「まぁ、いいわねぇ」なんて思われているとは知らず、「はしたない」って思われたらどうしようとずっと不安に襲われながら快感と戦っていた。
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