50 / 414
一章 純愛…ルート
ペア継続初日
しおりを挟む
「飲むか?今度は俺が飲ませてやるよ。」
「ん?ぅん。」
ライアン様にカップで飲ませてもらう機会なんて、今後有るかどうかわからないと思い頷いてしまった。
飲ませてくれると言ったのに、ライアン様が紅茶を口にした。
どうして?と疑問に思いなが見つめていれば、カップを置きライアン様が近付いてくる。
顎を捕らえられ口を塞がれ、紅茶が流れ込んできた。
僕はライアン様の制服を掴み、紅茶が溢れちゃうと焦りコクコクと必死に飲んだ。
それでも口の端から紅茶が垂れた。
ライアン様の口にある分全部を飲み干せば、口の端に垂れた紅茶をライアン様の舌が拭ってくれた。
それだけで気持ち良くなってしまった。
もうライアン様しか視界に映らなくなる。
「はぁはぁはぁ……フフ、美味しかった。」
「おかわりか?」
「ライアン様は?」
「飲ませてくれんのかよ?」
「…ぅん。」
「なら、貰おうかな。」
カップを手に取り紅茶を口に含み、ライアン様の足を跨ぎ膝立ちになり首に腕を回した。
カップはテーブルの上に置いた。
ライアン様を見下ろす体勢で紅茶を口移しで飲ませた。
ゆっくり溢れないようにライアン様の口に注いだ。
僕の口に有った全ての紅茶を飲ませ、空になった口でキスを求めた。
「仲良くなるのは良いですが、やり過ぎはダメですよ。」
誰かの声が聞こえ唇を離し、声のした方向を確認した。
ギノフォード先生と目が合い、漸く今はライアン様と二人きりではないことを思い出した。
今はペアの授業中で、皆がいることをすっかり忘れていた。
「ぁっ。」
理解した途端、一気に顔が熱くなった。
恥ずかしさのあまり両手で顔を隠し、ライアン様の身体に隠れるよう小さくなった。
それからは顔を上げることが出来ず、後ろからライアン様が抱きしめてくれるけど、ライアン様の手が不穏な動きをしだした。
徐々に下に移動し僕のモノを布越しに刺激し始める。
僕は焦り頭を振り、ライアン様の手を引き離そうと動けばそれ以上はなかった。
安心して振り向けば、カチャカチャとベルトを緩められボタンが外されライアン様の手がスルリと中に入り直接僕のを扱き始めた。
「んっ、だめっだよ…怒られちゃう。」
「シャルマンが我慢すればバレない。」
小声で抗議するも、止めてくれる気配は無かった。
「ぁっんっぁっだめぇ…ラ…ライアンさまぁん。」
身体を丸め両手で僕のを扱くライアン様の手を止めようと必死になった。
ライアン様の空いている片手で状態を起こされてしまい、足をモジモジさせ片手で口を押さえ、もう片方の手でライアン様の手を止めようとしても止まらない。
「ぁっんんんんぁんっふっんふはぁんんぁんっラ…イぁんさま…ほん…とにぃだめぇだっょ…。」
「止めて欲しいか?」
耳元で囁くライアン様の問いかけに何度も頷いた。
「なら、今日俺の上に乗るなら今はこれ以上しない。」
「乗る?」
「そっシャルマンが俺の上に乗って動くんだよ。」
エッチの話だよね?
そ、そんなこと漫画や小説でしか知らない。
「…できなっ」
「なら、このまま続けるぞ、俺は構わない。」
拒否した瞬間から再び始まった。
「ぁんっだめぇ…ぇっぇ…す、する…するから今はだめぇん。」
「わかった。」
「ふぅふぅはぁはぁはぁはぁ。」
ライアン様の手が引き抜かれ、ボタンを留めベルトを戻したが僕のものは元の状態になってくれない。
その後授業が終わるまで興奮状態で耐え抜く事になった。
授業が終わっても立つことが出来ずにいた僕をお姫様だっこでライアン様が移動した。
僕は顔をライアン様の胸で顔を隠し続けた。
周囲の人間も先生も何が起きていたか分かっていたし、勘の良い遠くにいた生徒も風魔法で僕の喘ぎ声をこっそり聞いていたみたい。
僕は魔法が得意ではないので、遠くの人の声を風に乗せて聞くことができる魔法があるなんて知らなかった。
「ん?ぅん。」
ライアン様にカップで飲ませてもらう機会なんて、今後有るかどうかわからないと思い頷いてしまった。
飲ませてくれると言ったのに、ライアン様が紅茶を口にした。
どうして?と疑問に思いなが見つめていれば、カップを置きライアン様が近付いてくる。
顎を捕らえられ口を塞がれ、紅茶が流れ込んできた。
僕はライアン様の制服を掴み、紅茶が溢れちゃうと焦りコクコクと必死に飲んだ。
それでも口の端から紅茶が垂れた。
ライアン様の口にある分全部を飲み干せば、口の端に垂れた紅茶をライアン様の舌が拭ってくれた。
それだけで気持ち良くなってしまった。
もうライアン様しか視界に映らなくなる。
「はぁはぁはぁ……フフ、美味しかった。」
「おかわりか?」
「ライアン様は?」
「飲ませてくれんのかよ?」
「…ぅん。」
「なら、貰おうかな。」
カップを手に取り紅茶を口に含み、ライアン様の足を跨ぎ膝立ちになり首に腕を回した。
カップはテーブルの上に置いた。
ライアン様を見下ろす体勢で紅茶を口移しで飲ませた。
ゆっくり溢れないようにライアン様の口に注いだ。
僕の口に有った全ての紅茶を飲ませ、空になった口でキスを求めた。
「仲良くなるのは良いですが、やり過ぎはダメですよ。」
誰かの声が聞こえ唇を離し、声のした方向を確認した。
ギノフォード先生と目が合い、漸く今はライアン様と二人きりではないことを思い出した。
今はペアの授業中で、皆がいることをすっかり忘れていた。
「ぁっ。」
理解した途端、一気に顔が熱くなった。
恥ずかしさのあまり両手で顔を隠し、ライアン様の身体に隠れるよう小さくなった。
それからは顔を上げることが出来ず、後ろからライアン様が抱きしめてくれるけど、ライアン様の手が不穏な動きをしだした。
徐々に下に移動し僕のモノを布越しに刺激し始める。
僕は焦り頭を振り、ライアン様の手を引き離そうと動けばそれ以上はなかった。
安心して振り向けば、カチャカチャとベルトを緩められボタンが外されライアン様の手がスルリと中に入り直接僕のを扱き始めた。
「んっ、だめっだよ…怒られちゃう。」
「シャルマンが我慢すればバレない。」
小声で抗議するも、止めてくれる気配は無かった。
「ぁっんっぁっだめぇ…ラ…ライアンさまぁん。」
身体を丸め両手で僕のを扱くライアン様の手を止めようと必死になった。
ライアン様の空いている片手で状態を起こされてしまい、足をモジモジさせ片手で口を押さえ、もう片方の手でライアン様の手を止めようとしても止まらない。
「ぁっんんんんぁんっふっんふはぁんんぁんっラ…イぁんさま…ほん…とにぃだめぇだっょ…。」
「止めて欲しいか?」
耳元で囁くライアン様の問いかけに何度も頷いた。
「なら、今日俺の上に乗るなら今はこれ以上しない。」
「乗る?」
「そっシャルマンが俺の上に乗って動くんだよ。」
エッチの話だよね?
そ、そんなこと漫画や小説でしか知らない。
「…できなっ」
「なら、このまま続けるぞ、俺は構わない。」
拒否した瞬間から再び始まった。
「ぁんっだめぇ…ぇっぇ…す、する…するから今はだめぇん。」
「わかった。」
「ふぅふぅはぁはぁはぁはぁ。」
ライアン様の手が引き抜かれ、ボタンを留めベルトを戻したが僕のものは元の状態になってくれない。
その後授業が終わるまで興奮状態で耐え抜く事になった。
授業が終わっても立つことが出来ずにいた僕をお姫様だっこでライアン様が移動した。
僕は顔をライアン様の胸で顔を隠し続けた。
周囲の人間も先生も何が起きていたか分かっていたし、勘の良い遠くにいた生徒も風魔法で僕の喘ぎ声をこっそり聞いていたみたい。
僕は魔法が得意ではないので、遠くの人の声を風に乗せて聞くことができる魔法があるなんて知らなかった。
54
お気に入りに追加
2,869
あなたにおすすめの小説
婚約者に会いに行ったらば
龍の御寮さん
BL
王都で暮らす婚約者レオンのもとへと会いに行ったミシェル。
そこで見たのは、レオンをお父さんと呼ぶ子供と仲良さそうに並ぶ女性の姿。
ショックでその場を逃げ出したミシェルは――
何とか弁解しようするレオンとなぜか記憶を失ったミシェル。
そこには何やら事件も絡んできて?
傷つけられたミシェルが幸せになるまでのお話です。
完結·助けた犬は騎士団長でした
禅
BL
母を亡くしたクレムは王都を見下ろす丘の森に一人で暮らしていた。
ある日、森の中で傷を負った犬を見つけて介抱する。犬との生活は穏やかで温かく、クレムの孤独を癒していった。
しかし、犬は突然いなくなり、ふたたび孤独な日々に寂しさを覚えていると、城から迎えが現れた。
強引に連れて行かれた王城でクレムの出生の秘密が明かされ……
※完結まで毎日投稿します
社畜だけど異世界では推し騎士の伴侶になってます⁈
めがねあざらし
BL
気がつくと、そこはゲーム『クレセント・ナイツ』の世界だった。
しかも俺は、推しキャラ・レイ=エヴァンスの“伴侶”になっていて……⁈
記憶喪失の俺に課されたのは、彼と共に“世界を救う鍵”として戦う使命。
しかし、レイとの誓いに隠された真実や、迫りくる敵の陰謀が俺たちを追い詰める――。
異世界で見つけた愛〜推し騎士との奇跡の絆!
推しとの距離が近すぎる、命懸けの異世界ラブファンタジー、ここに開幕!
俺は勇者のお友だち
むぎごはん
BL
俺は王都の隅にある宿屋でバイトをして暮らしている。たまに訪ねてきてくれる騎士のイゼルさんに会えることが、唯一の心の支えとなっている。
2年前、突然この世界に転移してきてしまった主人公が、頑張って生きていくお話。
運悪く放課後に屯してる不良たちと一緒に転移に巻き込まれた俺、到底馴染めそうにないのでソロで無双する事に決めました。~なのに何故かついて来る…
こまの ととと
BL
『申し訳ございませんが、皆様には今からこちらへと来て頂きます。強制となってしまった事、改めて非礼申し上げます』
ある日、教室中に響いた声だ。
……この言い方には語弊があった。
正確には、頭の中に響いた声だ。何故なら、耳から聞こえて来た感覚は無く、直接頭を揺らされたという感覚に襲われたからだ。
テレパシーというものが実際にあったなら、確かにこういうものなのかも知れない。
問題はいくつかあるが、最大の問題は……俺はただその教室近くの廊下を歩いていただけという事だ。
*当作品はカクヨム様でも掲載しております。
婚約破棄されたから能力隠すのやめまーすw
ミクリ21
BL
婚約破棄されたエドワードは、実は秘密をもっていた。それを知らない転生ヒロインは見事に王太子をゲットした。しかし、のちにこれが王太子とヒロインのざまぁに繋がる。
軽く説明
★シンシア…乙女ゲームに転生したヒロイン。自分が主人公だと思っている。
★エドワード…転生者だけど乙女ゲームの世界だとは知らない。本当の主人公です。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる