王立辺境警備隊にがお絵屋へようこそ!

小津カヲル

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番外小話

小話 洗濯屋ドナシファンの憂鬱

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 今日もいい天気です。
 秋口に差し掛かり、空は高く、風は頬を撫でる。こんな日はそう、洗濯日和と呼ぶのです。

「なにが面白い」

 大鍋を覗き込む私の後ろから、聞こえてくるのは不愛想な声。その逞しい二の腕は、水けを含んだ洗濯物を絞り込む為に鍛え上げられたもの。私一人くらいなら、簡単にぶら下がれそうです。働き盛りの壮年の男性は洗濯屋の主。その深く刻まれた顔の皺は、熱くて冷たい水にじっと耐えてきた証でしょうか。
 洗濯屋のドナシファンさんは、これから洗う大量の布を抱え、私を見下ろしています。

「ちょっと気になっていることがあって、見学に来ました」
「見学だぁ?」
「ダメですか?」

 ドナシファンさんはちょっと考え込んでから、小さく頷いて下さいました。

「邪魔になるなよ、それに熱湯と火に気をつけな」
「はい、よろしくお願いします」

 ドナシファンさんは抱えた布を下ろし、巨大たらいに水を張ります。細かく砕いた石鹸を混ぜて、洗い始めます。たらいの中に入って、小気味良くパンパンと叩きつける音は、リズミカルです。
 思わずスケッチブックを開き、後ろ姿を描きとめます。屈んで一心不乱に洗濯する姿は、私の目にはとても、美しく映るのです。

 軒下に座る私の後ろには、熱い湯気をもうもうと立ち上がらせる小さめの鍋が、赤々と燃える炭の上にかけられています。鍋の中でぼこぼこと揺れる白い水が、今日の私の目的です。
 ドナシファンさんは、泡立つ洗濯物を棒に巻き付け、勢いよく絞ります。そしてわき水を大量に流し入れている水槽で、すすぎ洗いに入りました。
 その間にたらいの水を捨て、代わりに新しい水と、鍋の中の熱湯を柄杓に一杯、混ぜました。

「そんなに身を乗り出すと落ちるぞ? まったく、何が面白いんだか」

 ドナシファンさんは呟きながらも、次の作業に入ります。すすぎの終わった生地を再び絞り、そしてたらいに張った水にさっと浸けます。そしてすぐに、また脱水です。今度はハンモックのような網に、広げた洗濯物を挟み、片側からクルクルと回して、そっと絞ります。

「ドナシファンさん、お話を聞かせてもらえますか?」
「ちょっと待ってろ、これ干したら後は中での作業だからよ」

 店の中庭に広がる干場に、手早く洗濯物を広げて干してしまったドナシファンさん。店の中に入って、大きなアイロンに炭を入れています。

「何が聞きてぇ?」
「あの鍋の中身についてです」

 ドナシファンさんは、片眉だけを上げてこちらを見ます。

「洗濯糊か? 絵描きにあれが必要とは思えんが」
「すっごく必要です。ドナシファンさんの糊は、長くしまっておいてもカビが生えたり、虫に喰われたりしないって、セリアさんが太鼓判押してました」
「褒めたって、何も出ねぇぞ」

 ドナシファンさんは照れているのか、ぶっきらぼうにそう言って、大きな台に乾いた洗濯物を広げます。どうやら、オランド亭のシーツのようです。

「何に使いたい?」
「紙すきに」
「紙? 洗濯糊をか?」

 意外に思ったみたいですが、紙すきに洗濯糊は必須です。…………て、親友のさおちゃんが言ってました。受け売りです。

「材料は何ですか? いえ、どちらかと言えば、この鍋の中身そのまんまが欲しいんです」

 少し考える仕草のドナシファンさん。だけど手は止まらず、園芸用の噴霧器のようなもので、シーツを濡らし、アイロンを当てていきます。

「本当はトロロアオイがいいんですけど、私には見つけられませんし、諦めかけてました。ドナシファンさんの糊があれば、もっと目の揃った上質な紙が出来るんです」

 本当の本当は、ポリビニルアルコールなどの合成樹脂でもいいのですが、それこそ私には用意できません。こういう時、元の世界は物に溢れていたなと実感するのです。

「トロロアオイ……聞いたことはねぇが、紙屋なら何か良いもの使ってるだろ。糊がなくとも紙は紙になる」
「接着剤ではないんです。水の中に紙の繊維を均等に浮かせれば、密度が揃って表面に艶のある紙が出来るはずです。密度が揃えば、浸透も均等になって描き損じも無くなります。修正もしやすいですし、より絵の完成度が増します。ああ、絵によって使い分けたいです。そしてカビたり虫が食わなければ尚良しですよ。そもそも、絵は保存するためにあるのですから」

 ドナシファンさんは、驚いているようです。そんなに熱く語ったつもりはないのですが。
 第一、私は油絵が専攻です。紙は本来なら専門外なんですよ。紙に関しては、ほぼ染色科のさおちゃんから仕入れたネタです。
 実験好きのさおちゃんは、立体樹脂制作にもはまっていて、薬品の配合に関しては無駄に豊富でした。たまたま居合わせたときの事です。液体から固まるとき、配合次第で樹脂が熱を持ち、派手に割れるのです。それを見たさおちゃんが、低く笑いながら「イイ……破壊衝動……」と呟いたときは、薄ら寒くなったのを思い出します。きっと、誰しも心の中に悪魔が囁く時があるのですよ。
 後には、その手の講義は先生に代わって、後輩に指導していたとか。何でもやり過ぎてブレーキが効かないさおちゃん…………元気にやっているでしょうか。

 いけません、つい思い出に浸ってしまいました。

「紙屋のお爺ちゃんのところで、とりあえず試してみたいんです。少しだけでいいので、分けてもらえないでしょうか」

 びしりとシワの伸びたシーツを折り畳み、ドナシファンさんはそれを私に持たせました。

「ついでだから、持っていけ」
「え? あ、はい頼んであった洗濯物ですね」
「明日でよけりゃ、余分に作っておいてやる。鍋持って来な」
「……ありがとうございます!」

 やった、頼んでみるものですね。私がシーツを抱えたまま、喜びにうち震えていますと、再び水場に向かおうとしたドナシファンさんが、足を止めます。

「そういやあんた、警備隊にしょっちゅう顔出してたんだったな」
「はい、まあ目の前に住んでますし」

 ドナシファンさんは言葉を選んでいるようでした。

「……うちの奴は、見かけるか?」
「ガスパール君のことですか? よく見かけますよ、といいますか受付担当じゃないですか。私だけじゃなく、用がある方みんな顔合わせますよ?」
「あぁ、そうなんだが、その。心配でな」

 ガスパール君というのは、ドナシファンさんの歳の離れた弟さんです。警備隊の受付担当をしている、人懐こい子です。若いけどしっかりしているので、よく伝言をお願いしたりされたり、頼りにしています。
 そんな彼の心配とは、どういうことでしょう。

「最近、妙にそわそわしてる気がしてなぁ。あいつもようやく、誰か好きな娘でもできたかと思って。あんた何か聞いてないか?」
「うそ、ガスパール君が? うーん……」

 ガスパール君は愛想がいいですし、誰にでも気軽に話しかけてますし、気が利くんですよ。とにかく、良い子。粉をかけたい娘さんも多いのでは?
 そういえば彼、この前のお茶会の時あたりに、どんなお菓子が女子に人気かとか、アクセサリーの流行などを聞かれたような。

「いや、何もなければいいんだ。すまなかったな、変な事聞いて」
「じゃあ私、それとなく探りを入れてみますよ? 糊のお礼もありますから!」
「そうか? じゃあ、それとなく頼む。こういうことは、なかなか俺じゃ聞きづらくてな」
「任せて下さい!」

 どーんと大船に乗ったつもりで待ってて下さい。微に入り細にわたる情報を、是非とも掴んで見せましょう。
 大見得を切って洗濯屋を後にした私は、紙屋のお爺ちゃんのところに顔を出します。明日の試し漉きをお願いしておかなければ。
 ついでに、ちょこっと世間話したらお土産にお菓子をくれました。お爺ちゃん、よくお駄賃だよと言ってお菓子をくれますけど、私の事いくつだと思っているのでしょう。気になるけれど、未だに怖くて聞けません。

 お菓子の包みをぶら下げながら、オランド亭のシーツを抱えての帰路、ひとり作戦会議開催です。
 ガスパール君に、どのように切り出すかが問題ですから。たとえば、最近イケてるね君? いやいや、軍隊服姿しか会ってませんよね。じゃあ、友達が君の事いいよね、て言ってたけど彼女いるの? とか。
 もしくはお姉さんぶって、恋のお悩み相談を買って出ますか。
 うーん、どれもイマイチ。だいたい、ガスパール君は可愛いし、何より安定職。ドナシファンさんが心配せずとも、待っていれば良い人連れてくるのではないでしょうか。まだ若いのですしね。
 
 ぶつぶつと考えながら歩いていたのが悪かったのでしょうか、シーツ越しにどなたかにぶつかってしまいました。落としそうになった荷物を、その人が支えてくれます。

「ごめんなさい! 考え事してて…………って、ガスパール君?」
「こちらこそ、大丈夫でしたかカズハさん?」

 私と同じくらいの目線で、柔らかく微笑むのはドナシファンさんの弟ガスパール君。お兄さんとは違って線が細く、色白で淡い栗毛の好青年。いえ、少年と言って差し支えない雰囲気を持っています。
 こんなところで遭遇するとは、天の采配でしょうか。
 聞け。今しかないと神が告げている。でなければ、しばらく君のことで頭がいっぱいになってしまうのです。

「ガスパール君!」
「は、はい?」
「き、聞きたいことがあるのだけど!」
「なんでしょう?」

 まずいです、そういえばまだ考えをまとめていませんでした。目の前のガスパール君は、爽やかに待っています、早くせねば。はやく…………ええい!

「君、好きな娘いるの?」

 あ、しまった。まんまストレートでした。

「え?」

 蜂蜜色の大きな目を瞬かせた後、見る見るうちにガスパール君の頬が薔薇色に染まります。

「……え?」

 予想外の反応に、私の方もびっくりです。
 な、ななな何ですかその乙女的反応は。聞いたこっちも照れるじゃないですか。
 そもそも往来で、何を聞いた、私は。しかも大声で。なんて後悔しながら視線を上げて、心臓が止まるかと思いました。
 ひいぃ、怖いです。その碧がぎらりと光っているのは、気のせいと思いたい。通りの反対側から、とてつもないオーラを放っている人物が!

 私の緊張が伝わったのか、ガスパール君も振り返り、小さく悲鳴をもらしました。

「ひっ、た、隊長」

 薔薇色に染まった頬が、あっという間に青白く色が抜けていく様は、見事としか言いようがありません。
 アルベリックさんは、道端に落ちたお菓子の袋を拾うと、その中身をそっと確認してから、こちらに歩いて来ます。そういえば、最近も何度かお菓子の差し入れをしましたっけ。見た目に反して甘いものが好きみたいなんですよね、アルベリックさん。ああ、だから怒っているのでしょうか、不可抗力とはいえ、お菓子をあんなところまで、放り出してしまいましたから。

 アルベリックさんは、無言で私に袋を差し出すので、ありがたく受けとります。
 すると、そばにいたガスパール君が、三歩ほど後ずさりました。それを、アルベリックさんもじっと見ています。

「どうしたんですか、ガスパール君?」
「カ、カズハさん、さっきのは無かったことに」
「えー、ダメです! 後できちんと答えてくださいよね!」
「ひぃ、カズハさん!」

 ガスパール君が、目線でなにかを訴えてます。そんな仕草も可愛らしいですね、お姉さんが保護してあげたくなります。

「用が済んだのなら、持ち場へ戻れ」

 低い声がすると、ガスパール君は慌てて敬礼し、逃げるように走って行ってしまいます。
 せっかく、何か聞けるかと思ったのに。仕方ありません、明日に持ち越しですね。

 今日は肩透かしな結果に終わりましてが、どうやらドナシファンさんの予想は、あながち外れてはいなさそうです。こうなったら、詳しく聞けるまで食らい付くとしましょう。

 そう決意し、相変わらず不機嫌そうなアルベリックさんに、お菓子のお裾分けをしておきました。なんかよくわからないけど、元気だして?



「というわけでして、これからの調査にご期待下さい!」

 空鍋を抱えてドナシファンさんに、僅かながら昨日の成果を報告です。
 ドヤ顔の私を、ドナシファンさんは盛大なため息で迎えてくれましたけれど、何故ですか!

「あんたに頼んだ俺が馬鹿だった……」
 「ちょ、なんですかそれ? 少なくとも頬を薔薇色に染める相手がいるということが、分かったんですよ」
「頼むから、弟から職を奪わないでくれ……」

 なぜ私が聞くと、警備隊をクビになるんですか。

「だいたい、あんな愛くるしい子がモテないわけないんですから、ドナシファンさんも心配性ですね。まだ若いんだし、大丈夫、大丈夫!」

 ドナシファンさんは、悲観しすぎです。顔を上げて下さい、今日も洗濯日和ですよ。

「誤解してるみたいだが、あいつは今年で二十五だ。嫁のもらい損ねに、充分足を突っ込んでるぜ。まったく、こっちの心配も知らねぇで」

 にじゅうご……。

「えええぇ」

 抱えていた鍋を落とし、自身も崩れ落ちます。
 二十五。そんな、てっきり私より年下かと! あ、あんな可愛い二十五があるなんて、詐欺です。
 しかも、二十五で婚期逃してるの……。へえ、そう。


 異世界、恐ろしい。
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