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1665.複雑
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「光の吸収ってよく判らないから先に乱反射ってのをやってみるわ」
魔法使いは魔法の鏡の表面を磨りガラス状にアレンジした。
「おー、白くなった」
「ですけど、ギラギラしてますわね」
「反射を抑えればいいのかしら?」
魔法使いは魔法の鏡の反射率の変更を試みる。
素では反射率100%のところを50%は透過させる。
「ギラつかなくはなったけど、うっすら透けるようになったよ」
「え? あー、それで吸収になるのね」
ところが魔法使いは再度鏡を出そうとして首を傾げる。
「吸収って、どうやったらいいのかしら?」
「謎の闇でいいのではありませんか?」
「鏡と謎の闇との融合かぁ。見た目より随分複雑になったわね」
魔法使いは少し難しい顔になりながら灰色の板を出した。
魔法使いは魔法の鏡の表面を磨りガラス状にアレンジした。
「おー、白くなった」
「ですけど、ギラギラしてますわね」
「反射を抑えればいいのかしら?」
魔法使いは魔法の鏡の反射率の変更を試みる。
素では反射率100%のところを50%は透過させる。
「ギラつかなくはなったけど、うっすら透けるようになったよ」
「え? あー、それで吸収になるのね」
ところが魔法使いは再度鏡を出そうとして首を傾げる。
「吸収って、どうやったらいいのかしら?」
「謎の闇でいいのではありませんか?」
「鏡と謎の闇との融合かぁ。見た目より随分複雑になったわね」
魔法使いは少し難しい顔になりながら灰色の板を出した。
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