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1226.姿見
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「し、失礼いたします!」
女将はこの場を取り繕うようにして客室を辞し、擦れ違った仲居が目を剥くのにも気付かないまま自室へと飛び込んだ。
「どうして急に服が!?」
女将の認識では突然着物が変形してしまったのだ。だから脱いで広げて確かめる。
だが着物は朝身に着けた時と寸分違わない様子だ。
ブラジャーは元々着けておらず、パンツは千切れた布切れに成り代わっていたので確証は無いが、変化しているようには見えない。
「そんな……!?」
怯えたように自らの身体を抱いて、ここで漸く気付く。
「む、胸が!」
今まではささやかだった胸がはち切れんばかりの感触を腕に伝えてくる。
慌てて姿見を覗き込んだ。
「こ、これがわたし!? でも、どうして!?」
鏡に映ったのは、20代前半を思わせる容貌、透き通るような白い肌、はち切れんばかりのたわわな胸、キュッと引き締まったウエスト、魅惑的なヒップラインと張りのあるお尻。
女将は動転して目を開けたまま半ば気絶した。
女将はこの場を取り繕うようにして客室を辞し、擦れ違った仲居が目を剥くのにも気付かないまま自室へと飛び込んだ。
「どうして急に服が!?」
女将の認識では突然着物が変形してしまったのだ。だから脱いで広げて確かめる。
だが着物は朝身に着けた時と寸分違わない様子だ。
ブラジャーは元々着けておらず、パンツは千切れた布切れに成り代わっていたので確証は無いが、変化しているようには見えない。
「そんな……!?」
怯えたように自らの身体を抱いて、ここで漸く気付く。
「む、胸が!」
今まではささやかだった胸がはち切れんばかりの感触を腕に伝えてくる。
慌てて姿見を覗き込んだ。
「こ、これがわたし!? でも、どうして!?」
鏡に映ったのは、20代前半を思わせる容貌、透き通るような白い肌、はち切れんばかりのたわわな胸、キュッと引き締まったウエスト、魅惑的なヒップラインと張りのあるお尻。
女将は動転して目を開けたまま半ば気絶した。
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