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915.慎重な男は発つ
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慎重な男は1日分の非常食と可能な限りの水とを背負って出発した。
食料は現地調達の見込みがあるが、水は見込みが無いのでこんな配分になっている。
「殆どのヤツが行っちまったが、勝負はこれからだ。俺が一着を取ってやる」
別に一番でなくても男優として採用されるのだが、一番を目指したいのが男の性であろうか。
それから7日。
「マジかよ。まだ半分も来てねぇぞ」
男はマップを見ながら嘆いた。今は概ね行程の4分の1だろうか。
だがもう水が無くなった。これ以上無理に進むのは危険。となれば……。
「支店を建てるとするか」
『冒険者ギルド支店設置チケット』で支店を建て、『支店』の壁に『蛇口』を付ける。
これなら水も補給し放題である。
食料は現地調達の見込みがあるが、水は見込みが無いのでこんな配分になっている。
「殆どのヤツが行っちまったが、勝負はこれからだ。俺が一着を取ってやる」
別に一番でなくても男優として採用されるのだが、一番を目指したいのが男の性であろうか。
それから7日。
「マジかよ。まだ半分も来てねぇぞ」
男はマップを見ながら嘆いた。今は概ね行程の4分の1だろうか。
だがもう水が無くなった。これ以上無理に進むのは危険。となれば……。
「支店を建てるとするか」
『冒険者ギルド支店設置チケット』で支店を建て、『支店』の壁に『蛇口』を付ける。
これなら水も補給し放題である。
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