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847.ぶつけたのね
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「あり得るとしたらゴーレムに殴り殺されたんだろう。ほら、よく見ればキャベツに血痕がある」
自警団員はメイたんに説明した。
現場から追い出そうとしていながらその現場で説明までしてやるとはこれ如何に。
二人が失念している上、2人ばかり来ている自警団員の同僚には二人の状況が見えなくて突っ込むに突っ込めない。
「つまりそこに頭をぶつけたのね!」
「!」
「メイたんの推理は完璧よ!」
「違うだろ! さっきの女がキャベツになったのを見たろ! あの女がゴーレムで、このキャベツがその成れの果てだろ! そしてゴーレムが立っていた場所には撲殺死体とくりゃ、ゴーレムが撲殺したに決まってるだろ!」
「ゴーレムと頭がぶつかったのは違いないじゃない」
「ぐああっ! 絞め殺したくなった」
「きゃーっ! 殺人鬼よーっ! お巡りさーん!」
「だからお巡りさんは俺だ!」
その後もすったもんだの末、ゴーレムが男を撲殺した後キャベツになったとして話が纏まった。
自警団員はメイたんに説明した。
現場から追い出そうとしていながらその現場で説明までしてやるとはこれ如何に。
二人が失念している上、2人ばかり来ている自警団員の同僚には二人の状況が見えなくて突っ込むに突っ込めない。
「つまりそこに頭をぶつけたのね!」
「!」
「メイたんの推理は完璧よ!」
「違うだろ! さっきの女がキャベツになったのを見たろ! あの女がゴーレムで、このキャベツがその成れの果てだろ! そしてゴーレムが立っていた場所には撲殺死体とくりゃ、ゴーレムが撲殺したに決まってるだろ!」
「ゴーレムと頭がぶつかったのは違いないじゃない」
「ぐああっ! 絞め殺したくなった」
「きゃーっ! 殺人鬼よーっ! お巡りさーん!」
「だからお巡りさんは俺だ!」
その後もすったもんだの末、ゴーレムが男を撲殺した後キャベツになったとして話が纏まった。
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