上 下
487 / 1,394

830.感覚で

しおりを挟む
 ヒーラーは食べ物を直接魔力に変換する練習に励んでいる。
 方法を魔王に尋ねても「我は知らぬ間にそうなっていた」との返事で全く参考にならない。
 オリエに尋ねれば「え? そうなの?」と自身の事に何も気付いてない様子だ。

「さっぱりですね……」

 何も取っ掛かりが無い。
 だがよくよく考えると「あ、でも……」と魔王がいつも物品を魔力に変換しているのを目にしている。
 改めてそのことを尋ねた。

「グッとやってフン! とするのだ」
「判りません!」

 魔王は感覚で魔法を使う存在であった。
しおりを挟む
1 / 5

この作品を読んでいる人はこんな作品も読んでいます!

今度こそ穏やかに暮らしたいのに!どうして執着してくるのですか?

恋愛 / 連載中 24h.ポイント:29,849pt お気に入り:3,441

異世界ゆるり紀行 ~子育てしながら冒険者します~

ファンタジー / 連載中 24h.ポイント:44,531pt お気に入り:35,287

本当はあなたを愛してました

m
恋愛 / 完結 24h.ポイント:4,657pt お気に入り:218

女教師・潤〜絶望の寝取られ教師〜

大衆娯楽 / 連載中 24h.ポイント:21pt お気に入り:30

ある国の王の後悔

恋愛 / 完結 24h.ポイント:2,891pt お気に入り:101

街角のパン屋さん

SF / 完結 24h.ポイント:2,257pt お気に入り:2

盗賊とペット

BL / 連載中 24h.ポイント:461pt お気に入り:98

黒の瞳の覚醒者

ファンタジー / 連載中 24h.ポイント:14pt お気に入り:507

処理中です...