ニューステージ〜始まれ、私の大きな一歩!〜

大井 芽茜

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かがやく世界

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 ヒカリちゃんやみんなのかがやきをみていると私もおどりたくなっちゃう!

「じゃあ歌ってもいい?」
「えぇ、もちろん!」
 わたしもみんなに負けないくらい、かがやきたい。その想いを形にするんだ。

 色んな人をみて、自分の想いにしていくんだ。


「――!!!」
 前よりもさらに高く!
 もっともっとかがやきを、夢を届けたい。

 この世界が私の背中を押すように応援してくれる気がするんだ。

 声が前より届いている気がするの。前より動きが軽やかな気がするの!

「――♪!!!」


「……どんどん成長しているわ。背中を押す、力強く優しい声。」
「ツイは、あまりにも速く人間を引きつけていく。夢というかがやきを自分に取り込んで成長する。彼女なら、再起のエクスメーカーにそして」


『ニューステージ!!』

「この世界を昔みたいに沢山のかがやきで輝くかも。そして、虹のエクスメーカーまで届くかも知れないわ。」

「これは反動なのかもな。ずっとこの世界を、おさえていたものが、ツイの歌声で目覚めて全てを押し上げている。そして、彼女もこの場所だからこそ、キッカケを手にした今こそかがやきが増える」


「ありがとうございました!!」
 パチパチパチパチ!!
 前より、拍手の音が大きい。
 すると、歓声が消え上からキラキラしたものが落ちてきた。


「「――!」」
 レシアとニゲラはそのかがやきを見て、おどろいていた。
 このキラキラ、声は聞こえてこないけど。
 なんか、わたしをみた皆から生まれたかがやきみたい。


「これはね。あなたをみて、かがやきを手に入れたのよ。みんなが感じたかがやきが、新たなかがやき創り出してこの世界をみんなの世界を彩っていく」

 かがやきを創るなんて夢みたい。彩っていくって素敵だね。



「この世界がもとに戻って、さらに輝いたら、色んな人がこの世界を求めてもっとかがやく! 」

「それだけじゃない。もし、この場所を求めなくてもそれぞれの場所でかがやく人、夢へと走る気持ちが増えていく」

「それってすごいじゃん、ツイ!」
 ヒカリちゃんも嬉しそうに手を叩いていた。


「わたしもツイちゃんを追い越せるようにがんばらないと。」
「わたしももっとがんばる」
「その調子よ。あなた達に出会えた事が、こんなことになるなんて」

 レシアは嬉しそう微笑み、ニゲラは「そうだな」となにかを考えているようだった。


「あら、もう日が落ちるわ。今日はここまでよ。」
「「はーい」」
 今日もすっごく楽しかった。
 人が増えるってことは、色んな出会いがふえて想いがみえるっていう素晴らしいことなんだ。


「今日初めておどったけどね。最初は緊張したけど歌い出したら楽しくなっちゃった。」

「私もそうなの!なんか背中を押されるみたいに身体が動いて大きな声がだせるの」

 そういうと、ヒカリちゃんは「そうそう」とうなずいてくれた。


「わたし気づいたよ。自分の想いを確認して夢と向かい合って考えてみるのも大切だって。自分を表すって色んなわたしがみえてくるの」
「そうだね。想いって大切なものだって気づいたよ」


「そして、新しいことをしたり、自分でなにか始めたりして、動いてみるのも大事ってこと!」
 ヒカリちゃんとわたしは、自分のことやパフォーマンスについて話しながら帰った。


「今日ね。ツイがおどっているのをみたって子が居るの。」
「そうなの?」
「えぇ、楽しそうにおどって上手って言っていたわよ」
 身近な人にもわたしが見えているんだ。
 想いが伝わっているって実感するな。


「おかあさん、応援するから。なにかあったら言いなさい。力になるから。かがやく我が子って親として自分のように嬉しいのよ」

 お母さんの言葉と笑顔に、なんか温かみを感じる。
 心がぽかぽかする。

 自分をだして、パフォーマンスをするとみんなにもその気持ちが伝わって、自分が前を向ける。

 かがやくわたしか。


「ありがとう」
 わたしはあまりにも嬉しくて、ごはんをおかわりして食べた。


「太るわよ?」
「太らない、育ち盛りだもん。」
「そうね、バンバン食べなさい」


 私はご飯を食べ終わり、部屋に戻って本を手に待って抱きしめた。
 これが、わたしのゆめのかけらなんだ。
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