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昔取った杵柄
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『昔取った杵柄』とは、かつてしっかりと鍛えた腕前や技なので、腕に覚えがあるということ。
私自身は『登録販売者』と『調理師』の資格を持っています。腕に覚えがあるかといわれるとすぐには頷けないものの、登録販売者の知識は自分自身が薬局で買い物するときに役立つことがあります。仕事で半ば強制的に取得させられた資格ですが、今ではとって良かったなと思います。
そして夫は現在では違う業種ですが、もともとは理容師でした。
彼の実家は三代続く床屋で、もうすぐ創業100年なんだとか。昔ながらの小さな店で、現在は舅が山奥にてひっそりと営業中です。
舅のみならず姑も理容師で、当然のように息子である夫も理容師の資格を持っています。昔は住み込みで他店で修業したんだそうです。
なんでも内緒でそこのお嬢さんと恋仲になったこともあったそうな。創作に是非使わせていただきたいネタですが、ちょっと時代が古い……。
そんな家だと知ったときは「え、理容師の免許持ってない嫁でいいの?」と思いましたが、夫はもうずっと前に手を故障しまして、理容師を続けられなくなったそうなので、店はここで途絶えるらしい。
舅は夫の妹一家の髪を無料で切っています。手に職を持っているって強い。
姑は普段は店に出ていませんが、老人ホームなどにボランティアで髪を切りにいっているそうです。
うちの息子も髪を切ってほしいんですが、舅と姑は勝手に切ったら怒るかなぁと私に遠慮しているようです。いえいえ、どんな髪型でも黙っているのは今のうちなので、どんどん切ってほしいんです。けれど、こちらからタダで切れというのも言いにくいので、黙っています。
夫などはじっとしていられない子にハサミを向けるのが怖いみたいで、結局私が切っています。
大胆に、お風呂場にてスキハサミでざっくざくです。素人ですから、最初はカッパのようになり、二度目は『おさるのジョージ』そっくりの仕上がりになりました。思春期だったら口きいてもらえないレベルです。何も知らない息子はにこにこしながら、切った髪をいじっています。
うぅん、髪型にこだわり始めたら一緒に美容室に行こうねと、心の中で詫びた母なのでした。
私自身は『登録販売者』と『調理師』の資格を持っています。腕に覚えがあるかといわれるとすぐには頷けないものの、登録販売者の知識は自分自身が薬局で買い物するときに役立つことがあります。仕事で半ば強制的に取得させられた資格ですが、今ではとって良かったなと思います。
そして夫は現在では違う業種ですが、もともとは理容師でした。
彼の実家は三代続く床屋で、もうすぐ創業100年なんだとか。昔ながらの小さな店で、現在は舅が山奥にてひっそりと営業中です。
舅のみならず姑も理容師で、当然のように息子である夫も理容師の資格を持っています。昔は住み込みで他店で修業したんだそうです。
なんでも内緒でそこのお嬢さんと恋仲になったこともあったそうな。創作に是非使わせていただきたいネタですが、ちょっと時代が古い……。
そんな家だと知ったときは「え、理容師の免許持ってない嫁でいいの?」と思いましたが、夫はもうずっと前に手を故障しまして、理容師を続けられなくなったそうなので、店はここで途絶えるらしい。
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うちの息子も髪を切ってほしいんですが、舅と姑は勝手に切ったら怒るかなぁと私に遠慮しているようです。いえいえ、どんな髪型でも黙っているのは今のうちなので、どんどん切ってほしいんです。けれど、こちらからタダで切れというのも言いにくいので、黙っています。
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大胆に、お風呂場にてスキハサミでざっくざくです。素人ですから、最初はカッパのようになり、二度目は『おさるのジョージ』そっくりの仕上がりになりました。思春期だったら口きいてもらえないレベルです。何も知らない息子はにこにこしながら、切った髪をいじっています。
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