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24話
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「「「「「はい」」」」」
それもあり、全員この授業には大学生とは思えない程に真剣に取り組んでいる。
「では、一旦キリが良いのでここまでにして次回は続きから始めましょうか。というわけで加藤君、次回もお願いしますね」
「はい、分かりました」
「それじゃあ今日は用事があるのでお先に失礼しますね」
「「「「「ありがとうございました」」」」」
柴田教授は時間ぴったりに授業を終わらせ、部屋から出ていった。
「じゃあ久しぶりに集まった事だし、皆で学食に行こうか」
柴田教授が出て行って間もなく、野崎先輩がそんな提案をした。
「良いですね。久々に集まった事ですし。皆さんもどうですか?」
「問題ないぞ」
「大丈夫だ」
「良いよ」
「じゃあ決まりだね。早速行こう!」
野崎先輩の提案に真っ先に遠藤が同意し、他も全員同意したので学食に行くことに。
「で、優斗君。何があったの?」
私以外も結構集まっていないらしいので、お互いの近況について話すのかと思っていたのだが、当然のように私に対する質問攻めが始まった。
「何がとは?」
「OurTuberになったことだよ。イラストレーターじゃなかったの?」
「イラストレーターとしての知名度を上げるために始めただけだ。というか野崎先輩。どうして知っているんだ。あなたはOurTubeなんて見ないだろう。なんなら他の皆も」
「彼氏に教えてもらったんだ。優斗君がOurTube始めてかなり凄い勢いで伸びてるって」
「だから知っているのか」
「そういうこと。ちなみに柴田教授もチャンネルの事は知っているよ。研究室で仲良く全員で配信を見たから」
「全員で……?」
別に知り合いに配信を見られることが嫌だとか恥ずかしいという感情は無いのだが、なんだか妙な気分だな。
「ああ。でっかいプロジェクター使って大画面で見ていたんだ。で一つ質問なんだがサキって何者だ?」
「サキか?」
「うん。私も少し知りたいかなあ」
「次葉?」
研究室のメンバーで話していると、次葉が昼食を持ってこちらにやってきた。
「春乃さんか。隣に座るか?」
「はい。ありがとうございます」
加藤先輩は次葉に席を譲り、俺の隣に座らせた。確かに俺たちは仲が良いが、別にそこまでする必要は無いと思うが。
「じゃあサキちゃんの話をお願いしても良いかな?」
隣に座った次葉が急かすように聞いてきた。そういえばちゃんとサキの話をしたことが無かったな。
「分かった。まずは出会いか。最初はサキからツリッターのDMでコラボの依頼をされたのがきっかけだな」
「最初はあっちからなんだ」
「そうだ。そもそも私はOurTubeを殆ど見ていなかったからな。だから当然最初はサキの事など一切知らなかった」
「でもコラボを受けたんだな」
「ああ。その時にサキが素晴らしい女性だと気づいてしまったからな」
「目標の為に?」
「そうだ。サキは自身のチャンネルを伸ばすために俺に接触してきた」
「チャンネルを伸ばすため」
「ああ。チャンネルの登録者数もツリッターのフォロワー数も圧倒的にあちらの方が上なのだが、将来性を見越んだらしい」
「あの配信を見たら今後伸びるかもって思うよね。でも、今のところ素晴らしい女性って要素は一切見つからなかったけれど」
「もうこの時点で素晴らしいじゃないか。自身のチャンネルを伸ばすというただ一つの目的の為にプライドを捨ててまで努力しているという事なのだから」
「「「……」」」
『ねえねえ次葉ちゃん。あの子思っていた数倍チョロくない?』
『私もそう思います。歌唱力とか何かしらの強みが気に入ったのかなって思っていたんですが。まさかこんなのが理由だとは思いませんでした』
『将来見知らぬ女の子に騙されそうじゃない?ちゃんと次葉ちゃんが目を掛けてあげてね』
『はい。今後の事も考えて監視はしっかりしようと思います』
「おい。全部聞こえているぞ」
女性陣が私に聞こえないようにひそひそと話し合いを始めていたが、話し合いをしているのが私の目の前なので思いっきり全部聞こえている。
「なに?別に何も話してないけど?」
「あの集まり方していて何も話していないは無茶があるだろ」
「連絡先の交換をしただけだよ?」
「既に連絡先を交換し合っていることは知っている。そもそも怒っていないから誤魔化すな」
「はーい」
「分かったよ」
それもあり、全員この授業には大学生とは思えない程に真剣に取り組んでいる。
「では、一旦キリが良いのでここまでにして次回は続きから始めましょうか。というわけで加藤君、次回もお願いしますね」
「はい、分かりました」
「それじゃあ今日は用事があるのでお先に失礼しますね」
「「「「「ありがとうございました」」」」」
柴田教授は時間ぴったりに授業を終わらせ、部屋から出ていった。
「じゃあ久しぶりに集まった事だし、皆で学食に行こうか」
柴田教授が出て行って間もなく、野崎先輩がそんな提案をした。
「良いですね。久々に集まった事ですし。皆さんもどうですか?」
「問題ないぞ」
「大丈夫だ」
「良いよ」
「じゃあ決まりだね。早速行こう!」
野崎先輩の提案に真っ先に遠藤が同意し、他も全員同意したので学食に行くことに。
「で、優斗君。何があったの?」
私以外も結構集まっていないらしいので、お互いの近況について話すのかと思っていたのだが、当然のように私に対する質問攻めが始まった。
「何がとは?」
「OurTuberになったことだよ。イラストレーターじゃなかったの?」
「イラストレーターとしての知名度を上げるために始めただけだ。というか野崎先輩。どうして知っているんだ。あなたはOurTubeなんて見ないだろう。なんなら他の皆も」
「彼氏に教えてもらったんだ。優斗君がOurTube始めてかなり凄い勢いで伸びてるって」
「だから知っているのか」
「そういうこと。ちなみに柴田教授もチャンネルの事は知っているよ。研究室で仲良く全員で配信を見たから」
「全員で……?」
別に知り合いに配信を見られることが嫌だとか恥ずかしいという感情は無いのだが、なんだか妙な気分だな。
「ああ。でっかいプロジェクター使って大画面で見ていたんだ。で一つ質問なんだがサキって何者だ?」
「サキか?」
「うん。私も少し知りたいかなあ」
「次葉?」
研究室のメンバーで話していると、次葉が昼食を持ってこちらにやってきた。
「春乃さんか。隣に座るか?」
「はい。ありがとうございます」
加藤先輩は次葉に席を譲り、俺の隣に座らせた。確かに俺たちは仲が良いが、別にそこまでする必要は無いと思うが。
「じゃあサキちゃんの話をお願いしても良いかな?」
隣に座った次葉が急かすように聞いてきた。そういえばちゃんとサキの話をしたことが無かったな。
「分かった。まずは出会いか。最初はサキからツリッターのDMでコラボの依頼をされたのがきっかけだな」
「最初はあっちからなんだ」
「そうだ。そもそも私はOurTubeを殆ど見ていなかったからな。だから当然最初はサキの事など一切知らなかった」
「でもコラボを受けたんだな」
「ああ。その時にサキが素晴らしい女性だと気づいてしまったからな」
「目標の為に?」
「そうだ。サキは自身のチャンネルを伸ばすために俺に接触してきた」
「チャンネルを伸ばすため」
「ああ。チャンネルの登録者数もツリッターのフォロワー数も圧倒的にあちらの方が上なのだが、将来性を見越んだらしい」
「あの配信を見たら今後伸びるかもって思うよね。でも、今のところ素晴らしい女性って要素は一切見つからなかったけれど」
「もうこの時点で素晴らしいじゃないか。自身のチャンネルを伸ばすというただ一つの目的の為にプライドを捨ててまで努力しているという事なのだから」
「「「……」」」
『ねえねえ次葉ちゃん。あの子思っていた数倍チョロくない?』
『私もそう思います。歌唱力とか何かしらの強みが気に入ったのかなって思っていたんですが。まさかこんなのが理由だとは思いませんでした』
『将来見知らぬ女の子に騙されそうじゃない?ちゃんと次葉ちゃんが目を掛けてあげてね』
『はい。今後の事も考えて監視はしっかりしようと思います』
「おい。全部聞こえているぞ」
女性陣が私に聞こえないようにひそひそと話し合いを始めていたが、話し合いをしているのが私の目の前なので思いっきり全部聞こえている。
「なに?別に何も話してないけど?」
「あの集まり方していて何も話していないは無茶があるだろ」
「連絡先の交換をしただけだよ?」
「既に連絡先を交換し合っていることは知っている。そもそも怒っていないから誤魔化すな」
「はーい」
「分かったよ」
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