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溺れる愛は泳げない(サダルメリク×レグルス)@┌(┌^o^)┐ 3
しおりを挟む薄い胸元の両側に、ぷくりと赤く色づいた果実があった。触れると弾力があってみずみずしく、食んでほしいと言わんばかりにつんと立つ。女性特有の膨らみもやわらかさもない胸の中で、そこだけが中性的であった。
指の腹で優しく、時に人差し指と親指で挟んで軽く引っ張る。わたしを包みこむあたたかな内側がビクッと強く締めつけた。ペニスを通して伝わるきつさの甘やかな刺激にゾク、と腰が震える。弟の体は胸への愛撫を正しく敏感に受け取ってくれていた。
粒の一つに唇を寄せる。仄かな甘い香りが鼻腔をくすぐった。舌で舐めてみるとまろやかで優しい味を感じる気がする。ふふ。意図せず笑みがこぼれ落ちた。わたしのかわいい弟は、この愛らしい果実からミルクを分泌しているらしい。
癖になりそうな中毒性のある風味。もっと味わいたくて赤子のように吸いついている間にもヒクヒクと中が健気に震えていた。
下腹部を弾力があってしとどに濡れた硬いものがこすれる。顔を離すと、一度達した弟のペニスがゆるやかに首をもたげているのが見えた。無意識だろう、わたしの肌を使ってなぐさめるように擦り寄せたのを目の当たりにして、胸に抑えきれない衝動が駆け巡った。ああ、なんと愛らしくいやらしい!
こみあげる欲に突き動かされ、ゆさりと腰を動かす。くちゅ、と小さく水音がしてペニスが壁を滑った。ひくついた肉筒がきゅっと引き絞られたが、最初ほどの痛覚にも似た強烈な狭さはない。
「ああ、レグルス……わたしの愛しい弟よ! ようやくそなたに天国を見せてあげられる!」
わたしの心は歓喜に満ちあふれていた。馴染んだ、馴染んだ! やっとわたしの形に拡がった隘路に、ペニスが熱く猛り昂る。
当然、形を覚えさせただけでは物足りない。ゆっくりと腰を引いた。ぷちゅりとはみ出たローションとともに、濡れた根元が姿をさらす。
いかないでと懇願するように媚肉がうごめいている。せっかくつながったのだから、もちろんこのまま出ていくつもりはない。時間をかけてくびれのあたりまで顔を覗かせたところで再び楔を埋めこんだ。
「ぁ……。ぁ……。ぁ……っ」
椅子の上という少々動きにくい環境で、抜いて、挿してを繰り返す。一突きごとに角度を変え、レグルスの心地よい内側を味わった。
なめらかで痛みのない挿入のためだけに満たしたローションをかきだし、かわりにあふれ出る先走りを余すところなく塗りつける。本音を言えばわたしの体液ではなくローションで満たされているという状態に、すさまじい嫉妬が燃え上がって今にも気が狂いそうだ。弟はわたしのもの。なればこの細くて無垢な聖域も、わたしの情液のみに浸されていなければならない。
乾けば摩擦で痛みが生じてしまう。少しずつ、入れかえるように送りこんだ。中からたっぷりと唾をつけてあげよう。この美しい体がわたしのものであると、だれの目にもわかるように。
こすって、抜いて、挿して、引っかいて。先走りを塗って、塗って、さらに重ねて塗りつけて。
「ぁ、ひ、ンッ!」
ふとレグルスの吐息が跳ね上がった。ちょうど先端がぷっくりとしたしこりのようなものをかすめた瞬間だった。
一際強い締めつけに、ゾクゾクと快感が腰あたりではじける。ここがそなたの気持ちいいところなのだね? あえて指では探らなかったポイントに狙いを定めた。
そこは女性の快楽にも匹敵するエクスタシーを生み出す場所なのだという。突然強く突いて息の根を止めてしまったら元も子もない。
だからまずはペニスの先端で軽くつつく。儚く割れる脆い泡に触れるように。溶け消える繊細な初雪をそっと手の中に閉じこめるように。
「ン……ッ」
もう少しペニスを呑みこませ、次に竿の表面でこする。赤子のやわらかい肌を優しく洗い上げるように。子猫の固まりきっていない肉球を優しくもみほぐすように。
「ぁ、ァ、ッ、……~~ッ」
そして徐々に快感を受け入れ始めたところで引いた腰を勢いよく叩きつける!
「あぅッ! あッ、ああッ!!」
強弱をつけてかわいがるたびに、ビクン、ビクンとレグルスの全身が激しく跳ねた。背が大きくのけ反り、自ら差し出すように唾液で光る果実を突き出す。腹部でなにかが上下していると思ったら、弟の腰がより一層明確にゆるゆると揺れていた。ペニスが肌にこすれてとろりとあふれた先走りが卑猥な跡を残す。
肘かけにくくりつけた足の先がピンと伸びていた。手も、うしろで一まとめにしていなければ己のものかわたしのどちらかにすがっていたことだろう。細くて長い器用な手が背中や首に回されるのは悪くないが、もっと蕩けさせてからでないと紐を外すつもりはない。
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