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溺れる愛は泳げない(サダルメリク×レグルス)@┌(┌^o^)┐ 2
しおりを挟むわたしは歓喜に打ち震えた。それはつまりわたしの愛撫を受け入れ、快楽に感じ入ったに等しい証。一方的であるはずの行為を、彼も望んでいたと示しているようなものだ。
ああ、かわいく淫らなわたしの弟よ! 感極まってそっと彼のペニスに唇を寄せた。ピンと張った双つの袋から根元、くびれ、先端へと順番よく裏筋にキスを落としていく。
とろりと鈴口から蜜が一筋こぼれ落ちた。数多の虫を誘う魅惑の香り。花開いたそれを、舌を伸ばして拾い上げる。レグルスのものから滴ったというだけで、青臭い味も上質な花蜜のよう。
たった一しずくでは物足りない。先端を口内に招き入れてむしゃぶりつく。上下の歯で軽く挟み、逃げ場を失ったそこに舌を這わせた。表面でねっとりと舐め上げたり、とがらせた先で蜜の出口をくすぐったり。
「ぁ、……は。ぁ……ん……」
次々と蜜があふれ、レグルスの愛らしい唇からも甘い吐息がこぼれ落ちていく。ペニスが小さく膨らみ、ピクピクと震え出した。ああ、絶頂が近いのだね。口角がつり上がっていくのを止められなかった。かまわないよ。この兄の口の中に思いっきり出してごらん。
「あ……、ぁ……──ッ」
ジュッと鋭く吸い上げてやると、濃厚な味と香りが口腔に広がった。びゅるびゅると放出される粘っこい液体を余さず飲み下す。視界の両端でレグルスの太ももがピクピクと震えていたので、なだめるようにさすってあげた。
最後の一滴まで舌で拭い取ってから顔を上げる。放精を終えてくったりとくずおれるペニスとわたしの間に銀色の糸が引かれ、やがてぷつんと途絶えた。つながりが切れたかのようで一瞬のさみしさを覚えたが、すぐにその感情を丸めて放る。わたしとレグルス、兄弟の麗しい愛はこんなに脆く儚くはない。
ベルトを外し、下着とともに下衣を床に落とした。ああ、待たせたね。わたしのペニスは目の前の愛すべき存在を、全力で愛する瞬間を涎を垂らして待っていた。弟の慎ましやかな入口も、仕込まれたぬめりでてらてらと光りながら待ちきれないとばかりにひくついている。
ひたりと先端を弟の入口に押し当てる。腰を下ろし、椅子の背と──弟と向かい合うように座面の先端に座した。待ち望んだ悲願の達成の予感がいよいよ現実じみてきて胸が打ち震える。あごを掬い上げて唇を重ね、隙間から舌をすべりこませて深く絡めあった。さあ、今こそわたしと一つに解け合おう!
つぷん。たっぷりと解し、ローションで潤わせた弟の中へ。じりじりとにじり寄り、先端からゆっくりと、わたしという楔を奥へと打ちこんでいく。ああ、ああ! 体の震えが止まらない。だれも足を踏み入れたことがない、秘された秘密の聖域が! わたしだけのものになる!
とろとろに蕩けきった中は熱く、やわらかく、ねっとりと濡れてわたしを包みこんだ。人生で一度も感じたことのない極上の快楽に、興奮で息が早々と上がってしまう。激しく腰を振りたくり、わたしのペニスの中で急速に作られては駆け上がっていく精液をぶちまけたくて仕方がない。
だが欲にものをいわせて獣のようにガツガツと貪るのは品がない。乱暴に扱って、傷を、痛みを与えるなんて三流だ。かわいいかわいい弟に、悦楽以外の感触をもたらすなど論外である。
まずはペニスを根元まで挿入し、わたしという存在を馴染ませねば。指では届かなかった個所が急に狭くなった。ゆっくりと突いて押し広げ、すぐに引いてまた押す。指で慣らした時と同じ原理だ。優しく無理をしない愛撫は頑なな扉の警戒心を溶かす最強の鍵。
やがて互いの股間が隙間なく密着した。ふう……。解錠の成功に、まずは一息。目視でも、感覚でも、わたしと弟の強固なつながりをしっかりと感じ取れる。
いかに時間をかけて踏み入っても、はじめはやはり他者の存在に驚くものだ。レグルスの体はわたしを奥深くまで呑みこみながらも困惑に固くなっている。わたしが中にいることの方が当たり前であると認識するまで待ってあげなければ。
引きずり出した舌をやわく食み、ちゅ、と解放してやりながら手をレグルスの胸元に這わせた。パフォーマーという体を張った仕事を生業としているのに、大人になるまであと一年足りなかったその身は薄く華奢だ。余分な肉がついていない点はさすが我が弟、といったところか。
彼に必要なのは筋肉だろうが、肉体美を目指してがっつりと鍛えたムキムキなボディはわたしの好みから大きく外れる。あれはむだにつければいいというものではない。
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