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リッツ王国物語編
Episode.6
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「では!! 王城限定イベント開催です!!」
と盛り上がったのは王女のジャスミン。
「えっと……」と僕はだいぶ引いている。
どうしてかというと家族の前でセックスをし子を孕むための儀式をしないといけないからだ。
とおーい昔とある国ではそれが当たり前だったとかなんとかで
「すまない、マロン」といい全員が見ているベッドに押し倒しキスをした。
「あっふっ/// 本当にするの?」
「ああ」
といいズボンが脱がされあっという間に裸になった。
「私も昔はあなたとここでセックスしたのを覚えてるわ」
「ああ、子作りのために何回か見られながらやったな」
「あっあっ」
ぐぷぷぷっと挿入され、激しく中を掻き回される。
「意外とΩ男の鳴き声もいいな、エロい」
「あなたたちはちゃんとαのお姫さんと結婚するのよ」
「「はーい」」
ズブズブと中を掻き回し時折体を持ち上げ接合部を見えるように抱いた。
そして中に出しビクビクとマロンも体が震えていた。
「これで終わりなので」
「はくっ……もうちょっと」
とマロンが甘えてきた。
「おお、ユーリやってやれ、ご希望だぞ」
すでに兄たちの下半身は限界を迎えていた。
さすがに扱ってはいなかったが勃起していたのは分かった。
それは陛下も同じで
怖いなと思いつつ裏から私たちは自室に戻ったのであった。
「あのやろ逃げやがったな」
「まぁいいんじゃないの、Ωとのセックスなんて早々見れることなんてないしさ」
「そうだな」
それからロック王国に戻り
ヨハンたちに久々に会い、この加工技術はΩが行っていることと店を新たに開くことにした。
アスベル陛下も許可だし、このΩが作るアクセサリー宝石店はリッツ王国御用達になった。
客足も絶えずΩには繊細な技術があるとして受け入れられたのだった。
マロンとユーリの物語 end
---------------------
リッツ王国 ノルダーム領
海の見える教会のそばに男がいた。
シルビアと書かれている墓の前で男は涙を流していた。
「さよならシルビア」と何度も聞こえた。
茂みがざわざわと動きそちらを向く男。
1人の少年が茂みから出てくると木に寄りかかりながらこちらを見ていた。
少年は青い顔をしてUターンしようとしたが体はふるつき倒れそうになった。
その瞬間を私はキャッチした。
ふわっと香る甘い匂い、この子は間違えないΩだ。
服はボロボロでところどころ怪我をし血を流していた。
ガサっと大きな音がして少年は立ち上がろうとするも私は彼を抑えた。
こちらに来るであろう気配に恐怖していた。
「安心して」というと
少年と共に茂みに隠れた。
「はぁ…はぁ……」
「ここら辺にいるはずだ、探せ!!」
男が大声をあげるたび少年はビクビクと震えていた。
あれは奴隷商人? ということはこの子は逃げた子ということが分かった。
「ちょっとここにいてね、絶対に出てきちゃダメだよ」
少年は小さくこくりと頷いた。
「ここは私が管理している庭なのだが、何用か」
「ここに紛れ込んだこのくらいの背をした男を捜している」
男は手で高さを言ってきた。
「あまり見ない高さだな、もしかするとさきほど遠目で見ただけだがあっちの森をゆっくりと走って行く姿を見た」
「そうか、礼を言う」といい森の方へ向かった。
「いえ、神のご加護がありますように……」
墓を荒らされては困るからな。
少年の傍に行くと震えていた。
ここはリッツ王国の北にある領地
寒さは尋常ではない、こんな薄着をして、と思い上着を着せ教会に入れた。
時折膝が崩れ落ちるようになるが何度か支えてミサを行うベンチに座らせた。
名前は? どこから逃げてきたの?
と聞いてもこの子は答えてくれるかわからなかった。
「あの助けてくださりありがとうございました、僕はルカと言います、どこから来たかは……ちょっと分かりません、あのあなたは?」
意外と喋れるんだ、この子。
「私はこのノルダーム領、領主のクエラと言います、クエラ・ノルダームです」
「ノルダームはザリガスとは離れてますか?」
「ザリガス? はそうだね、馬に乗っても10日はかかるかな、北と南で反対側だしね!」
「そうですか」
とホッとしていた。
となるとこの子はザリガスから来た?
いやいや馬にも乗らないであの距離を歩くには相当な時間がそれに追ってもいたってなると……。
と盛り上がったのは王女のジャスミン。
「えっと……」と僕はだいぶ引いている。
どうしてかというと家族の前でセックスをし子を孕むための儀式をしないといけないからだ。
とおーい昔とある国ではそれが当たり前だったとかなんとかで
「すまない、マロン」といい全員が見ているベッドに押し倒しキスをした。
「あっふっ/// 本当にするの?」
「ああ」
といいズボンが脱がされあっという間に裸になった。
「私も昔はあなたとここでセックスしたのを覚えてるわ」
「ああ、子作りのために何回か見られながらやったな」
「あっあっ」
ぐぷぷぷっと挿入され、激しく中を掻き回される。
「意外とΩ男の鳴き声もいいな、エロい」
「あなたたちはちゃんとαのお姫さんと結婚するのよ」
「「はーい」」
ズブズブと中を掻き回し時折体を持ち上げ接合部を見えるように抱いた。
そして中に出しビクビクとマロンも体が震えていた。
「これで終わりなので」
「はくっ……もうちょっと」
とマロンが甘えてきた。
「おお、ユーリやってやれ、ご希望だぞ」
すでに兄たちの下半身は限界を迎えていた。
さすがに扱ってはいなかったが勃起していたのは分かった。
それは陛下も同じで
怖いなと思いつつ裏から私たちは自室に戻ったのであった。
「あのやろ逃げやがったな」
「まぁいいんじゃないの、Ωとのセックスなんて早々見れることなんてないしさ」
「そうだな」
それからロック王国に戻り
ヨハンたちに久々に会い、この加工技術はΩが行っていることと店を新たに開くことにした。
アスベル陛下も許可だし、このΩが作るアクセサリー宝石店はリッツ王国御用達になった。
客足も絶えずΩには繊細な技術があるとして受け入れられたのだった。
マロンとユーリの物語 end
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リッツ王国 ノルダーム領
海の見える教会のそばに男がいた。
シルビアと書かれている墓の前で男は涙を流していた。
「さよならシルビア」と何度も聞こえた。
茂みがざわざわと動きそちらを向く男。
1人の少年が茂みから出てくると木に寄りかかりながらこちらを見ていた。
少年は青い顔をしてUターンしようとしたが体はふるつき倒れそうになった。
その瞬間を私はキャッチした。
ふわっと香る甘い匂い、この子は間違えないΩだ。
服はボロボロでところどころ怪我をし血を流していた。
ガサっと大きな音がして少年は立ち上がろうとするも私は彼を抑えた。
こちらに来るであろう気配に恐怖していた。
「安心して」というと
少年と共に茂みに隠れた。
「はぁ…はぁ……」
「ここら辺にいるはずだ、探せ!!」
男が大声をあげるたび少年はビクビクと震えていた。
あれは奴隷商人? ということはこの子は逃げた子ということが分かった。
「ちょっとここにいてね、絶対に出てきちゃダメだよ」
少年は小さくこくりと頷いた。
「ここは私が管理している庭なのだが、何用か」
「ここに紛れ込んだこのくらいの背をした男を捜している」
男は手で高さを言ってきた。
「あまり見ない高さだな、もしかするとさきほど遠目で見ただけだがあっちの森をゆっくりと走って行く姿を見た」
「そうか、礼を言う」といい森の方へ向かった。
「いえ、神のご加護がありますように……」
墓を荒らされては困るからな。
少年の傍に行くと震えていた。
ここはリッツ王国の北にある領地
寒さは尋常ではない、こんな薄着をして、と思い上着を着せ教会に入れた。
時折膝が崩れ落ちるようになるが何度か支えてミサを行うベンチに座らせた。
名前は? どこから逃げてきたの?
と聞いてもこの子は答えてくれるかわからなかった。
「あの助けてくださりありがとうございました、僕はルカと言います、どこから来たかは……ちょっと分かりません、あのあなたは?」
意外と喋れるんだ、この子。
「私はこのノルダーム領、領主のクエラと言います、クエラ・ノルダームです」
「ノルダームはザリガスとは離れてますか?」
「ザリガス? はそうだね、馬に乗っても10日はかかるかな、北と南で反対側だしね!」
「そうですか」
とホッとしていた。
となるとこの子はザリガスから来た?
いやいや馬にも乗らないであの距離を歩くには相当な時間がそれに追ってもいたってなると……。
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