遅発性Ω

枝浬菰

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第一章

番とのセック○ってこんなに気持ちいいの??

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「あっあっダメもう……」
ドビュッと窓ガラスに精液が飛んだ。

「うわぁーエロ」

四つん這いにおろし、それを舌で舐めとっている。
「ああああ、もう恭平さん///」
と恥ずかしくなった。

背面で出し入れを繰り返される。
「あっつ、もう」
? あれ、恭平さんってもしかして1回もイッてないのでは?
と気が付いた。

もしかして、気持ちよくないのかな?

腰を掴まれ、激しく打ち付けている。
そんなことはないよね?

ちらっと後ろを向くと、汗だくの恭平さんが一生懸命に腰を振っていた。
「あーごめん、ちょっと足貸して」
片足を持ち上げられた、この体勢、片側の内壁が擦られてたまらなくヤバイ。
感じすぎてきゅうきゅうまたしめてしまう。

「あ、ちょっも、しめすぎ」
「あっんんでもこれ大きい」

「あーもう煽んな」
内壁擦れすぎてておかしくなりそう。

もう、気持ちよくて死ぬ!!


「ちょっもう、休憩……」
さすがに疲れた、奥ズコズコとされ続けていると体力が……。

「ごめん」
と一言漏らすと性器が取り出された。
え?

そこについていたのはコンドームだった。

なんで?

と不安な気持ちになる。

「うわー見てこれちょー溜まってるんだけど、あ、ちょっと中に精液出しちゃった」
と言われた。

また、指を入れられ中から出している。

「はぁはぁ」
「あー最高に気持ちよかった」
と満足しているが、不安になってしまう。

中出ししてもいいのに……。
してほしいのに……。

そんな気持ちがぐるぐると頭と心に渦巻く。
胸が締めつけられるように苦しい。

ぐらっと目の前が歪んだ。
「ひゅーひゅー」と呼吸も荒くなる。

「航!!! 航!!」叫ぶ声が聞こえるのに答えられない。
どうしたらいいんだろう。

ダメだ、落ちる。

-----------------

少し遡る。
休暇をもらったと言ってきた航に、我慢できなくてキスをした、そしたら航も答えてくれた。
嬉しくてでも可愛すぎる航を俺以外のαが知ってると思うと、嫉妬しか生まれなかった。

同意ではないかもしれないが航のこんないやらしい仕草を見て、男は獣になるだろう。
お風呂に誘い、意地悪気味に航を気持ちよくした、ライトが俺を誘い、次ピンクになったら挿入しようと決める。

まだまだ人生は長い、俺たち2人の人生も始まったばかりだ。

コンドームをつけ挿入した。
ぐちゅりと番の体の中は絡みつき、俺のを離さない。コンドー○越しがなんとも言えない。

喜んでいる航が可愛くて仕方がない。
もっと恥ずかしがっている姿を見たい、他のαにはまだ見せたことのない航を見てみたい。

外に連れ出し、窓ガラスに手をつかせる、杉本に聞いた話だと外からは見えない仕組みになっていると聞いていたので乳首も擦りつけさせた。
きゅうきゅうと喜んで俺のを咥え込んでいる。

にやにや顔が留まらない。
本当にこの子はどこまでエロいんだ、こんな航をもう他には渡さないし、そんなことするやつが現れたら殺すぐらいの勢いで抱いた。


激しく体位を変え、出し入れを繰り返す、気持ち良すぎて8回くらいは射精したと思う。
これは秘密な。

案の定、コンドームから溢れだした精液が蕾から垂れた。
慌てて掻き出すが、航の様子が変だ。
急に倒れ、急いでΩ専用病院に運んだ。

もしかしてやりすぎた。
ぐっと拳を握り、目覚めるのを待つ。
せっかくの休暇なのに……、俺のバカ。
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