111 / 171
第111話 黒でお揃い
しおりを挟む
俺はギルドでたまたま出会った男に軍への紹介状を書いてあげた。
見る人が見ればすぐに俺だとわかるけど、一応形式的にはお忍びの視察みたいなものなので自分から俺の身分は名乗らなかったが、もし彼が軍に採用されたら後で会うのが楽しみだ。
その後、本来の目的である依頼の受注状況などを把握した俺はギルドの建物を後にした。職員に聞いたらギルド長は忙しそうだったのでよろしく伝えておいてねと伝言を頼んで会わずに出てきた。
さて、次は商業関係のお店を見に行くか。その前に少し小腹が空いたので露店にでも寄って何か食べ物を買ってみようかな。このナダイの街には大きな壺のような形をした窯の内側にペタっと材料を貼り付けて焼く平べったいパンに、甘辛く味付けして焼いた肉を載せてくるくると巻いて食べるナンデマイタという料理が有名だ。歩いていたら丁度その食べ物を売っているお店があったので寄ってみよう。
「おっちゃん、ナンデマイタをひとつ頂戴」
「あいよ、ナンデマイタをひとつだね。今焼くから待っててね……って。あなたはエリオ様じゃないですかい! 従魔を連れて街の見回りですか?」
「ハハ、そんなところかな。街中を視察してるんだよ。自分の目で見て街の様子を確認したかったのでね。おっちゃんの目から見て最近のこの街はどう見える?」
「そうですねえ。街の住民達も避難先からほとんど戻ってきて活気が出てきましたね。それだけでなく、今まで見た事がなかった新しい住民もチラホラと見かけます。以前のナダイの街にはゴロツキが結構いたのですけど、青巾賊騒動のついでにエリオ様達の軍が不逞の輩を一掃してくれたので一気に治安が良くなりました。前は公的に必要な道路使用料の他に、ゴロツキ達にみかじめ料を払わないと嫌がらせをされるのが普通でしたが、今はそのゴロツキ達もいなくなって安心して店を出せるようになりました」
「そうなのか。これからもゴロツキの取り締まりを続けるように指示しておくから安心して商売を続けてくれ」
「ありがとうございます。あっ、ナンデマイタも丁度出来上がりましたよエリオ様」
俺はおっちゃんから紙に包まれた焼き上がったばかりの熱々のナンデマイタを受け取ってその場を後にした。熱々のナンデマイタを頬張ると甘辛いタレで焼かれた肉の旨味が口の中で弾けていく。肉を巻いてある少し柔らかめの平たいパンも歯触りがいい。さすがナダイの露店名物料理なだけあって最高の旨さだ。
『コルとマナ。おまえらの食べ物はもうちょっと待ってくれ。後でおまえらの好物の果物をいっぱい買ってやるからな』
『主様、僕はリンゴが食べたいです』
『私にはブルーベリーを買ってください』
以前にも説明したが、うちの従魔達は基本的に食事をしなくても平気な不思議な生き物だが、果物が好きなのでちょくちょく与えている。
『わかった。後でいっぱい買ってあげるからな』
次は市場へ行く前にこのエルン地方の特産品である織物と革製品の店、それに鍛冶屋を見ていこう。エルン地方は昔から牧畜と馬の生産が盛んなので必然的に革製品の加工品が特産になっているのだ。鍛冶屋は腕の良い職人が何人かいるらしい。
また。エルン地方は木綿の栽培が盛んで毎年多くの量の木綿が生産されている。織物もエルン地方の特産品であり、ここで作られた綿織物は周辺地域に売られていて大事な収入源になっている。
青巾賊騒動で革製品も綿織物もガクッと生産量が落ちてしまったが、これらを元の水準に戻すだけでなく、それ以上の生産量にして発展させるのが当面の目標だ。元々エルン地方はゴドール地方と違って財政的には全く困ってなかった地域なので、地力を取り戻せばお金の面では気遣うことなくやっていけるはずだ。
革製品を取り扱っている店が立ち並ぶ地区には十軒ほどの立派な革製品専門店が軒を連ねていた。そのうちの目についた一軒の店を訪問する。
「こんちは」
店の中には多くの革製品が並べられている。
革のコートやベスト、バッグにベルトなど品揃えも豊富だ。
「お客様ですか?」
革のベストを着こなしたダンディな男が店の奥から顔を見せた。
「ああ、ちょっとベルトを買おうと思ってね」
「おや、その従魔は……もしかしてエリオ様ではないですか! 当店にお越しいただくとは誠に光栄です」
「ちょっとした私用でね。ゴツくて丈夫なベルトはあるかな?」
「ゴツくて丈夫なベルトですか。それではこちらなどはどうでしょう」
店の主人が見せてくれたのは分厚い革でゴツい金属の金具がワイルドさを主張してる焦げ茶色のベルトだった。確かに見た目は俺の要望通りだ。
「試しに身につけてもいいかな?」
「どうぞ。よろしいですよ」
店の主人に手渡されたベルトを腰に装着する。がっしりと腰をホールドしてくれて身が引き締まる感じがする。
『主様かっこいい!』
『ベルトの無骨さがエリオ様のスタイルの良さを引き立てますよ』
コルとマナからの評判も良いみたいだな。
「これはいいね。一本買わせてもらうよ」
「ありがとうございます。エリオ様に買って頂くなんてこの店の自慢になります!」
たかだかベルト一本の買い物だけど、店の主人に大いに感謝されてしまった。そして店の主人から丁寧な見送りを受けて店を後にした。
『コルとマナ。次は鍛冶屋に行っておまえらに頭に被るヘルムをお揃いで作ってやるつもりだ』
『主様本当ですか? 僕は主様と同じ黒いのが欲しいです』
『ありがとうございます。作ってくれるのならやはりエリオ様と同じように黒で揃えたいです』
『まだ作ってもらえるかわからないけど、おまえ達のヘルムを作る事が出来るというなら黒で揃えてみるか』
ふふふ、俺と従魔が黒の装備で揃えたら目立つだろうな。鍛冶屋が何件か集まっている地区に行くと、いかにも老舗のような店構えの鍛冶屋が目についた。
「こんにちは。誰かいますか?」
「おう、ちょっと待ってな」
鍛冶屋の中から聞こえたのは野太い男の声だ。何人かの職人が手を動かしているが、その場で待っているとすくっと立ち上がった中年のがっしりとした体つきの男が奥から歩いてやってきた。
「どうも。もしかしてあなたがこの鍛冶屋の親方ですか?」
「おう、そうだ。俺がこの鍛冶屋の親方のゴンザだ。何の用だ?」
「実はここにいる二匹の従魔用に頭に被るヘルムを作ってもらえないかなと思って来たんだ。それとヘルムに刃をつけられるかな?」
「この二匹の従魔用かい? ところであんたどこかで見たような。もしかしておまえさん……エリオ様でねえか! これはご無礼をいたしました!」
「ハハ、大声を出さないでもらえるとありがたい。一応お忍びみたいなもんでね。まあ、そうは言ってもこの二匹の従魔を連れている時点で街の者にはバレバレなんだけどさ。でも、気の利いた住民は俺だとわかっても気がつかないフリをしてくれているんだ」
「これは大変失礼しやした。まさかエリオ様がこの鍛冶屋に来るなるなんて思ってもいなかったので、嬉しくてつい大声を出してしまいやした。誠に申し訳ない」
「いいってば。ところで従魔用のヘルムなんだけどここで作ってくれるのかな。それと刃は付けられる?」
「はい、採寸さえ出来れば従魔用のヘルムも作れます。刃は縦に付けますか?」
おっ、出来るらしいな。刃は簡単には欠けないように分厚くしてもらおう。
「ならばそれを黒色で作ってもらえるかな。刃はちょっとやそっとの衝撃じゃ欠けないように分厚くしてくれないか? それと納期はどれくらいになる?」
「採寸してみないとわかりませんが、この二匹分のヘルムならたぶん十日ほどで出来ると思います。職人に急がせましたらもっと早く出来ますよ」
「そんなに無理しなくてもいいよ。十日でも十分早いから」
「ありがとうございます。それでは通常通りに十日ほどで仕上げさせます。では早速従魔達の頭の採寸を始めましょう」
「よろしく頼む」
『コル、マナ。あの人におまえ達の頭の寸法を測ってもらうから大人しくしとけよ』
『はい、わかりました』
『エリオ様。この鍛冶屋さんはモフ分補給は必要でしょうか?』
ハハ、マナはそこを気にしてるのか。よく覚えてるな。
『どうだろう? もしも要求されたら撫でさせてあげなさい』
『はい』
暫くして無事に採寸が終わったが、親方のゴンザさんがチラチラとコルとマナを名残惜しそうに見ているぞ。もしかして…
「親方、コルとマナの毛並みは素晴らしいでしょ?」
「ああ、採寸しながら少し撫でてみたが最高級の毛並みだな。それでちょっと頼みがあるのだがもう少しだけ撫でさせてもらえないか。この通りだ!」
ふふふ、やはりこの鍛冶屋の親方もコルとマナの毛並みの虜になってしまったようだ。仕方ない、モフ分補給をさせてあげよう。
『コル、マナ頼む』
『主様、準備は出来ています』
『わかりました』
「いいですよ、どうぞ」
俺と従魔の許しを得た鍛冶屋のゴンザ親方はそのゴツい手でコルとマナを撫でて十分に満足したようだ。
「それじゃよろしく頼むよ」
「へい、お任せを!」
そしてその後、従魔を連れてまた視察に戻った俺は綿織物を扱う商会や市場などを巡り、二匹との約束通りに可愛い従魔達へ果物をいっぱい買ってあげたのだった。付き合ってくれたコルとマナには領主館に帰ったらいっぱいモフってやらないとな。
見る人が見ればすぐに俺だとわかるけど、一応形式的にはお忍びの視察みたいなものなので自分から俺の身分は名乗らなかったが、もし彼が軍に採用されたら後で会うのが楽しみだ。
その後、本来の目的である依頼の受注状況などを把握した俺はギルドの建物を後にした。職員に聞いたらギルド長は忙しそうだったのでよろしく伝えておいてねと伝言を頼んで会わずに出てきた。
さて、次は商業関係のお店を見に行くか。その前に少し小腹が空いたので露店にでも寄って何か食べ物を買ってみようかな。このナダイの街には大きな壺のような形をした窯の内側にペタっと材料を貼り付けて焼く平べったいパンに、甘辛く味付けして焼いた肉を載せてくるくると巻いて食べるナンデマイタという料理が有名だ。歩いていたら丁度その食べ物を売っているお店があったので寄ってみよう。
「おっちゃん、ナンデマイタをひとつ頂戴」
「あいよ、ナンデマイタをひとつだね。今焼くから待っててね……って。あなたはエリオ様じゃないですかい! 従魔を連れて街の見回りですか?」
「ハハ、そんなところかな。街中を視察してるんだよ。自分の目で見て街の様子を確認したかったのでね。おっちゃんの目から見て最近のこの街はどう見える?」
「そうですねえ。街の住民達も避難先からほとんど戻ってきて活気が出てきましたね。それだけでなく、今まで見た事がなかった新しい住民もチラホラと見かけます。以前のナダイの街にはゴロツキが結構いたのですけど、青巾賊騒動のついでにエリオ様達の軍が不逞の輩を一掃してくれたので一気に治安が良くなりました。前は公的に必要な道路使用料の他に、ゴロツキ達にみかじめ料を払わないと嫌がらせをされるのが普通でしたが、今はそのゴロツキ達もいなくなって安心して店を出せるようになりました」
「そうなのか。これからもゴロツキの取り締まりを続けるように指示しておくから安心して商売を続けてくれ」
「ありがとうございます。あっ、ナンデマイタも丁度出来上がりましたよエリオ様」
俺はおっちゃんから紙に包まれた焼き上がったばかりの熱々のナンデマイタを受け取ってその場を後にした。熱々のナンデマイタを頬張ると甘辛いタレで焼かれた肉の旨味が口の中で弾けていく。肉を巻いてある少し柔らかめの平たいパンも歯触りがいい。さすがナダイの露店名物料理なだけあって最高の旨さだ。
『コルとマナ。おまえらの食べ物はもうちょっと待ってくれ。後でおまえらの好物の果物をいっぱい買ってやるからな』
『主様、僕はリンゴが食べたいです』
『私にはブルーベリーを買ってください』
以前にも説明したが、うちの従魔達は基本的に食事をしなくても平気な不思議な生き物だが、果物が好きなのでちょくちょく与えている。
『わかった。後でいっぱい買ってあげるからな』
次は市場へ行く前にこのエルン地方の特産品である織物と革製品の店、それに鍛冶屋を見ていこう。エルン地方は昔から牧畜と馬の生産が盛んなので必然的に革製品の加工品が特産になっているのだ。鍛冶屋は腕の良い職人が何人かいるらしい。
また。エルン地方は木綿の栽培が盛んで毎年多くの量の木綿が生産されている。織物もエルン地方の特産品であり、ここで作られた綿織物は周辺地域に売られていて大事な収入源になっている。
青巾賊騒動で革製品も綿織物もガクッと生産量が落ちてしまったが、これらを元の水準に戻すだけでなく、それ以上の生産量にして発展させるのが当面の目標だ。元々エルン地方はゴドール地方と違って財政的には全く困ってなかった地域なので、地力を取り戻せばお金の面では気遣うことなくやっていけるはずだ。
革製品を取り扱っている店が立ち並ぶ地区には十軒ほどの立派な革製品専門店が軒を連ねていた。そのうちの目についた一軒の店を訪問する。
「こんちは」
店の中には多くの革製品が並べられている。
革のコートやベスト、バッグにベルトなど品揃えも豊富だ。
「お客様ですか?」
革のベストを着こなしたダンディな男が店の奥から顔を見せた。
「ああ、ちょっとベルトを買おうと思ってね」
「おや、その従魔は……もしかしてエリオ様ではないですか! 当店にお越しいただくとは誠に光栄です」
「ちょっとした私用でね。ゴツくて丈夫なベルトはあるかな?」
「ゴツくて丈夫なベルトですか。それではこちらなどはどうでしょう」
店の主人が見せてくれたのは分厚い革でゴツい金属の金具がワイルドさを主張してる焦げ茶色のベルトだった。確かに見た目は俺の要望通りだ。
「試しに身につけてもいいかな?」
「どうぞ。よろしいですよ」
店の主人に手渡されたベルトを腰に装着する。がっしりと腰をホールドしてくれて身が引き締まる感じがする。
『主様かっこいい!』
『ベルトの無骨さがエリオ様のスタイルの良さを引き立てますよ』
コルとマナからの評判も良いみたいだな。
「これはいいね。一本買わせてもらうよ」
「ありがとうございます。エリオ様に買って頂くなんてこの店の自慢になります!」
たかだかベルト一本の買い物だけど、店の主人に大いに感謝されてしまった。そして店の主人から丁寧な見送りを受けて店を後にした。
『コルとマナ。次は鍛冶屋に行っておまえらに頭に被るヘルムをお揃いで作ってやるつもりだ』
『主様本当ですか? 僕は主様と同じ黒いのが欲しいです』
『ありがとうございます。作ってくれるのならやはりエリオ様と同じように黒で揃えたいです』
『まだ作ってもらえるかわからないけど、おまえ達のヘルムを作る事が出来るというなら黒で揃えてみるか』
ふふふ、俺と従魔が黒の装備で揃えたら目立つだろうな。鍛冶屋が何件か集まっている地区に行くと、いかにも老舗のような店構えの鍛冶屋が目についた。
「こんにちは。誰かいますか?」
「おう、ちょっと待ってな」
鍛冶屋の中から聞こえたのは野太い男の声だ。何人かの職人が手を動かしているが、その場で待っているとすくっと立ち上がった中年のがっしりとした体つきの男が奥から歩いてやってきた。
「どうも。もしかしてあなたがこの鍛冶屋の親方ですか?」
「おう、そうだ。俺がこの鍛冶屋の親方のゴンザだ。何の用だ?」
「実はここにいる二匹の従魔用に頭に被るヘルムを作ってもらえないかなと思って来たんだ。それとヘルムに刃をつけられるかな?」
「この二匹の従魔用かい? ところであんたどこかで見たような。もしかしておまえさん……エリオ様でねえか! これはご無礼をいたしました!」
「ハハ、大声を出さないでもらえるとありがたい。一応お忍びみたいなもんでね。まあ、そうは言ってもこの二匹の従魔を連れている時点で街の者にはバレバレなんだけどさ。でも、気の利いた住民は俺だとわかっても気がつかないフリをしてくれているんだ」
「これは大変失礼しやした。まさかエリオ様がこの鍛冶屋に来るなるなんて思ってもいなかったので、嬉しくてつい大声を出してしまいやした。誠に申し訳ない」
「いいってば。ところで従魔用のヘルムなんだけどここで作ってくれるのかな。それと刃は付けられる?」
「はい、採寸さえ出来れば従魔用のヘルムも作れます。刃は縦に付けますか?」
おっ、出来るらしいな。刃は簡単には欠けないように分厚くしてもらおう。
「ならばそれを黒色で作ってもらえるかな。刃はちょっとやそっとの衝撃じゃ欠けないように分厚くしてくれないか? それと納期はどれくらいになる?」
「採寸してみないとわかりませんが、この二匹分のヘルムならたぶん十日ほどで出来ると思います。職人に急がせましたらもっと早く出来ますよ」
「そんなに無理しなくてもいいよ。十日でも十分早いから」
「ありがとうございます。それでは通常通りに十日ほどで仕上げさせます。では早速従魔達の頭の採寸を始めましょう」
「よろしく頼む」
『コル、マナ。あの人におまえ達の頭の寸法を測ってもらうから大人しくしとけよ』
『はい、わかりました』
『エリオ様。この鍛冶屋さんはモフ分補給は必要でしょうか?』
ハハ、マナはそこを気にしてるのか。よく覚えてるな。
『どうだろう? もしも要求されたら撫でさせてあげなさい』
『はい』
暫くして無事に採寸が終わったが、親方のゴンザさんがチラチラとコルとマナを名残惜しそうに見ているぞ。もしかして…
「親方、コルとマナの毛並みは素晴らしいでしょ?」
「ああ、採寸しながら少し撫でてみたが最高級の毛並みだな。それでちょっと頼みがあるのだがもう少しだけ撫でさせてもらえないか。この通りだ!」
ふふふ、やはりこの鍛冶屋の親方もコルとマナの毛並みの虜になってしまったようだ。仕方ない、モフ分補給をさせてあげよう。
『コル、マナ頼む』
『主様、準備は出来ています』
『わかりました』
「いいですよ、どうぞ」
俺と従魔の許しを得た鍛冶屋のゴンザ親方はそのゴツい手でコルとマナを撫でて十分に満足したようだ。
「それじゃよろしく頼むよ」
「へい、お任せを!」
そしてその後、従魔を連れてまた視察に戻った俺は綿織物を扱う商会や市場などを巡り、二匹との約束通りに可愛い従魔達へ果物をいっぱい買ってあげたのだった。付き合ってくれたコルとマナには領主館に帰ったらいっぱいモフってやらないとな。
65
あなたにおすすめの小説
みそっかす銀狐(シルバーフォックス)、家族を探す旅に出る
伽羅
ファンタジー
三つ子で生まれた銀狐の獣人シリル。一人だけ体が小さく人型に変化しても赤ん坊のままだった。
それでも親子で仲良く暮らしていた獣人の里が人間に襲撃される。
兄達を助ける為に囮になったシリルは逃げる途中で崖から川に転落して流されてしまう。
何とか一命を取り留めたシリルは家族を探す旅に出るのだった…。
捨て子の僕が公爵家の跡取り⁉~喋る聖剣とモフモフに助けられて波乱の人生を生きてます~
伽羅
ファンタジー
物心がついた頃から孤児院で育った僕は高熱を出して寝込んだ後で自分が転生者だと思い出した。そして10歳の時に孤児院で火事に遭遇する。もう駄目だ! と思った時に助けてくれたのは、不思議な聖剣だった。その聖剣が言うにはどうやら僕は公爵家の跡取りらしい。孤児院を逃げ出した僕は聖剣とモフモフに助けられながら生家を目指す。
無限に進化を続けて最強に至る
お寿司食べたい
ファンタジー
突然、居眠り運転をしているトラックに轢かれて異世界に転生した春風 宝。そこで女神からもらった特典は「倒したモンスターの力を奪って無限に強くなる」だった。
※よくある転生ものです。良ければ読んでください。 不定期更新 初作 小説家になろうでも投稿してます。 文章力がないので悪しからず。優しくアドバイスしてください。
改稿したので、しばらくしたら消します
ザコ魔法使いの僕がダンジョンで1人ぼっち!魔獣に襲われても石化した僕は無敵状態!経験値が溜まり続けて気づいた時には最強魔導士に!?
さかいおさむ
ファンタジー
戦士は【スキル】と呼ばれる能力を持っている。
僕はスキルレベル1のザコ魔法使いだ。
そんな僕がある日、ダンジョン攻略に向かう戦士団に入ることに……
パーティに置いていかれ僕は1人ダンジョンに取り残される。
全身ケガだらけでもう助からないだろう……
諦めたその時、手に入れた宝を装備すると無敵の石化状態に!?
頑張って攻撃してくる魔獣には申し訳ないがダメージは皆無。経験値だけが溜まっていく。
気づけば全魔法がレベル100!?
そろそろ反撃開始してもいいですか?
内気な最強魔法使いの僕が美女たちと冒険しながら人助け!
チートスキル【レベル投げ】でレアアイテム大量獲得&スローライフ!?
桜井正宗
ファンタジー
「アウルム・キルクルスお前は勇者ではない、追放だ!!」
その後、第二勇者・セクンドスが召喚され、彼が魔王を倒した。俺はその日に聖女フルクと出会い、レベル0ながらも【レベル投げ】を習得した。レベル0だから投げても魔力(MP)が減らないし、無限なのだ。
影響するステータスは『運』。
聖女フルクさえいれば運が向上され、俺は幸運に恵まれ、スキルの威力も倍増した。
第二勇者が魔王を倒すとエンディングと共に『EXダンジョン』が出現する。その隙を狙い、フルクと共にダンジョンの所有権をゲット、独占する。ダンジョンのレアアイテムを入手しまくり売却、やがて莫大な富を手に入れ、最強にもなる。
すると、第二勇者がEXダンジョンを返せとやって来る。しかし、先に侵入した者が所有権を持つため譲渡は不可能。第二勇者を拒絶する。
より強くなった俺は元ギルドメンバーや世界の国中から戻ってこいとせがまれるが、もう遅い!!
真の仲間と共にダンジョン攻略スローライフを送る。
【簡単な流れ】
勇者がボコボコにされます→元勇者として活動→聖女と出会います→レベル投げを習得→EXダンジョンゲット→レア装備ゲットしまくり→元パーティざまぁ
【原題】
『お前は勇者ではないとギルドを追放され、第二勇者が魔王を倒しエンディングの最中レベル0の俺は出現したEXダンジョンを独占~【レベル投げ】でレアアイテム大量獲得~戻って来いと言われても、もう遅いんだが』
~唯一王の成り上がり~ 外れスキル「精霊王」の俺、パーティーを首になった瞬間スキルが開花、Sランク冒険者へと成り上がり、英雄となる
静内燕
ファンタジー
【カクヨムコン最終選考進出】
【複数サイトでランキング入り】
追放された主人公フライがその能力を覚醒させ、成り上がりっていく物語
主人公フライ。
仲間たちがスキルを開花させ、パーティーがSランクまで昇華していく中、彼が与えられたスキルは「精霊王」という伝説上の生き物にしか対象にできない使用用途が限られた外れスキルだった。
フライはダンジョンの案内役や、料理、周囲の加護、荷物持ちなど、あらゆる雑用を喜んでこなしていた。
外れスキルの自分でも、仲間達の役に立てるからと。
しかしその奮闘ぶりは、恵まれたスキルを持つ仲間たちからは認められず、毎日のように不当な扱いを受ける日々。
そしてとうとうダンジョンの中でパーティーからの追放を宣告されてしまう。
「お前みたいなゴミの変わりはいくらでもいる」
最後のクエストのダンジョンの主は、今までと比較にならないほど強く、歯が立たない敵だった。
仲間たちは我先に逃亡、残ったのはフライ一人だけ。
そこでダンジョンの主は告げる、あなたのスキルを待っていた。と──。
そして不遇だったスキルがようやく開花し、最強の冒険者へとのし上がっていく。
一方、裏方で支えていたフライがいなくなったパーティーたちが没落していく物語。
イラスト 卯月凪沙様より
勇者パーティーにダンジョンで生贄にされました。これで上位神から押し付けられた、勇者の育成支援から解放される。
克全
ファンタジー
エドゥアルには大嫌いな役目、神与スキル『勇者の育成者』があった。力だけあって知能が低い下級神が、勇者にふさわしくない者に『勇者』スキルを与えてしまったせいで、上級神から与えられてしまったのだ。前世の知識と、それを利用して鍛えた絶大な魔力のあるエドゥアルだったが、神与スキル『勇者の育成者』には逆らえず、嫌々勇者を教育していた。だが、勇者ガブリエルは上級神の想像を絶する愚者だった。事もあろうに、エドゥアルを含む300人もの人間を生贄にして、ダンジョンの階層主を斃そうとした。流石にこのような下劣な行いをしては『勇者』スキルは消滅してしまう。対象となった勇者がいなくなれば『勇者の育成者』スキルも消滅する。自由を手に入れたエドゥアルは好き勝手に生きることにしたのだった。
独身貴族の異世界転生~ゲームの能力を引き継いで俺TUEEEチート生活
髙龍
ファンタジー
MMORPGで念願のアイテムを入手した次の瞬間大量の水に押し流され無念の中生涯を終えてしまう。
しかし神は彼を見捨てていなかった。
そんなにゲームが好きならと手にしたステータスとアイテムを持ったままゲームに似た世界に転生させてやろうと。
これは俺TUEEEしながら異世界に新しい風を巻き起こす一人の男の物語。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる