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第138話 王国からの侵略 第一次攻防戦② ルドベック視点
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ロッシュの代理という大役を頼まれてしまった。明日の朝までになんとか、大軍と対抗できるだけの準備をしなければならない。まずは、戦力の集中だ。戦力となる者たちをとにかく街に集結させなければならない。ただ、街に武器を持った者たちを集結させられば、無用な混乱の元となるだろう。そうなると、街と村の間の砦に集めるのがいいだろう。あそこは、大軍を相手にしても持ちこたえられるように設計されているため、収容人数もかなり多い。それに、宿泊施設も備え付けられているため、決戦前に十分な休息を取ることが出来るだろう。
僕はライルさんと今後の打ち合わせをすることにした。
「ライルさん。これからは私達が一丸となって公国を守り抜こうではないか。そのためにも、ライルさんの協力が不可欠だ。よろしく頼む」
「もちろんだ。オレは絶対にこの領土を他人に侵させることはさせねぇよ。隊長に誓ってな。とりあえず、ルドベックの考えを聞かせてくれ」
隊長? 誰のことだ。ただ、ライルさんの並々ならぬ意気込みに水を差すわけには行かないな。僕は、兵力の集中を提案し、その指揮をライルさんにお願いすることにした。食料や水、武器などの補給は、既にゴードンさんが手配を始めているはずだ。砦には、今日の昼過ぎには順次届けられていく予定だ。街にいる兵達は、これから私が街に行った時に伝えることにしよう。ライルさんには村にいる兵となる人たちのことを任せた。
「なるほど。わかったぜ。すぐにとりあえず、この屋敷に集めるが問題ないだろう? それよりも、少し気になることがある。というか、戦局を分けるかもしれない重要なことだが。クロスボウとは何か知っているか?」
クロスボウ? 聞いたことがないな。たしかに、さっき説明があったが想像が出来るものではなかった。そろそろ現物が届くだろうと、ロッシュが行っていた気がするが。
すると、調査隊の者が屋敷にやってきた。どうやら、続報のようだ。内容はあまり芳しく無いものだった。王国軍の兵力は、やはり見立て通り約二万人。王国騎士団が中心となって組織された軍隊みたいだ。王弟もどうやらいるようだ。
王国騎士団か……厄介だな。あれは王国でも精鋭中精鋭。戦争によって、かなり質が落ちたとは言え、攻略するのは一筋縄ではいかないだろうな。更に報告は続いた。
軍の構成についてだ。王国騎士団は約五百名、鎧など武装しているのは二千名、他一万五千人強は、見窄らしい姿で剣だけを持った亜人だという。士気は高いようには見えないということだった。
どうゆうことだ? 亜人が主力ではないか。しかも、見窄らしいとは一体どうゆうことだ? 考えようによっては、勝機が見えてきたな。おそらく、亜人達は王国に忠実ではないだろう。そうなると、王国騎士団と武装した兵をなんとかすれば、烏合の衆となりはてるだろうな。しかしながら、向こうもそれは承知しているだろうから、亜人の肉の盾とすることは目に見えている。やはり、遠距離攻撃の必要性がより高まったな。
すると、エリスさんが、鍛冶工房のカーゴさんが来訪したことを告げにやってきてくれた。私は、感謝しつつ、カーゴさんを迎えに行った。表で待っていたカーゴさんを屋敷内に招き入れたが、却って屋外に連れ出されてしまった。どうやら、クロスボウとやらをお披露目してくれるようだ。せっかくだから、ライルさんも呼ぼう。
案内されたのは、数両の荷車の前だった。そこには布が被されており、カーゴさんがその一部をめくり、クロスボウなるものを私とライルさんに手渡してきた。見た目は弓のようだが、台座が取り付けられており、弓が知っているものよりかなり小さいな。これが戦局を左右するものになりうるのか? とても疑わしいな。僕が半信半疑と行った様子で、クロスボウを眺めていると、カーゴさんは持ってきた的を数十メートル離れた位置にセットして、こちらに戻ってきた。
カーゴさんはクロスボウを構えだし、あっという間に矢を設置し、構えると矢が勢い良く飛び出し、的の端の方にかろうじて当たった。すると、すぐにもう一本の矢を設置し、放つと的の真ん中に見事的中した。その一連の動作を見ていて、僕は確信した。これは素晴らしい物だ。連射性の高さと狙いの精度が優れているように見れた。なるほど、これならば、誰でも扱えるし、即戦力として機能してくれるな。ライルさんも試しとばかりに、クロスボウから矢を放ち、的をこれでもかと射抜いていた。
「これはすげぇや。オレでも、あんな遠い的に当てることが出来るなんてな。しかも見た感じ、威力も相当なものだな。これを人に使ったら、確実に重傷を負わせることが出来そうだな。この武器があれば、負けない戦くらいなら出来る気がしてきたな」
私も同意見だ。この武器が200丁もあれば、敵にとっても脅威となるだろうな。しかも、ロッシュがこれから作る塀の上から射られたのではたまったものではないだろうな。カーゴさんの作品を褒め称えると、恥ずかしそうにして笑っていた。しかし、とても気になることがあるのだ。クロスボウの荷車の横に、明らかに違うものがあるのだ。布に隠れていて、それが何かはわからないのだ。カーゴさんに聞くと、自信満々と行った様子で、その布を取り払うと、現れたのは巨大なクロスボウだ。
カーゴさんの説明によれば、まさに私が想像したとおりのものだった。しかし、射る矢があきらかに槍のような大きさだ。これをどうやって使えば良いのだろうか? 狙撃? いや、この巨大さでそこまでの精度は期待できないだろう。だとすると、威嚇程度には使えそうか。
ライルさんもこれが使えるか、かなり考え込んでいたが、とりあえず、戦場に持ち込むということで話がついた。カーゴさんには、クロスボウの量産をしてもらうことをお願いした。数丁でも多ければ、戦局を有利に運ぶことが出来る。
すると、ひょいとカーゴさんが私に手渡したものがある。それは、花火につかった火薬玉だ。それに気付いて、つい手放そうとしてしまった。これをいったいどうするんだろ? ライルがふと閃いたようだが、かなり悩んだ表情をしていた。僕には皆目見当も付かない。
「カーゴさん。あんた、恐ろしいことを考える人だな。これを戦場に投入すれば……おそらく、戦場は地獄と化すだろうな」
カーゴさんは首を振り、考えたのはロッシュだというのだ。私はライルさんの説明を聞いて、流石に恐怖した。これの使用は危険極まりない。しかし、この戦では、これが必要となる気がした。私は、火薬玉も一緒に街に運び込むことを決めた。あとはロッシュに一任しよう。彼ならば、きっと適切に判断が出来るだろう。それにしても、やはり、恐ろしい男になったものだよ、ロッシュ。
私は街に向かうことにした。マリーヌと共に。
「マリーヌ、怖いか?」
「いいえ。貴方と一緒ならば、どんな場所でも怖くないわ。私はずっと貴方の側から離れませんわ」
街に向かう途中で、ゴーダと出くわした。なんでも、ロッシュから私からの指示を聞けと言われ村に向かっていたそうだ。私を待っていれば良いものを。ゴーダも意外とせっかちなんだな。向かいながら、ゴーダに街の住民についての指示を出した。戦える者の選抜を急ぐことと避難を誘導するもの、私財の移動、食料や水などの備蓄の移動などを相談した。とにかく時間がない。優先順位を決め、とにかく急がせることにした。私も、街に着いたら、陣頭指揮を執らねばなるまい。ロッシュの期待を裏切るわけには行かないな。
僕はライルさんと今後の打ち合わせをすることにした。
「ライルさん。これからは私達が一丸となって公国を守り抜こうではないか。そのためにも、ライルさんの協力が不可欠だ。よろしく頼む」
「もちろんだ。オレは絶対にこの領土を他人に侵させることはさせねぇよ。隊長に誓ってな。とりあえず、ルドベックの考えを聞かせてくれ」
隊長? 誰のことだ。ただ、ライルさんの並々ならぬ意気込みに水を差すわけには行かないな。僕は、兵力の集中を提案し、その指揮をライルさんにお願いすることにした。食料や水、武器などの補給は、既にゴードンさんが手配を始めているはずだ。砦には、今日の昼過ぎには順次届けられていく予定だ。街にいる兵達は、これから私が街に行った時に伝えることにしよう。ライルさんには村にいる兵となる人たちのことを任せた。
「なるほど。わかったぜ。すぐにとりあえず、この屋敷に集めるが問題ないだろう? それよりも、少し気になることがある。というか、戦局を分けるかもしれない重要なことだが。クロスボウとは何か知っているか?」
クロスボウ? 聞いたことがないな。たしかに、さっき説明があったが想像が出来るものではなかった。そろそろ現物が届くだろうと、ロッシュが行っていた気がするが。
すると、調査隊の者が屋敷にやってきた。どうやら、続報のようだ。内容はあまり芳しく無いものだった。王国軍の兵力は、やはり見立て通り約二万人。王国騎士団が中心となって組織された軍隊みたいだ。王弟もどうやらいるようだ。
王国騎士団か……厄介だな。あれは王国でも精鋭中精鋭。戦争によって、かなり質が落ちたとは言え、攻略するのは一筋縄ではいかないだろうな。更に報告は続いた。
軍の構成についてだ。王国騎士団は約五百名、鎧など武装しているのは二千名、他一万五千人強は、見窄らしい姿で剣だけを持った亜人だという。士気は高いようには見えないということだった。
どうゆうことだ? 亜人が主力ではないか。しかも、見窄らしいとは一体どうゆうことだ? 考えようによっては、勝機が見えてきたな。おそらく、亜人達は王国に忠実ではないだろう。そうなると、王国騎士団と武装した兵をなんとかすれば、烏合の衆となりはてるだろうな。しかしながら、向こうもそれは承知しているだろうから、亜人の肉の盾とすることは目に見えている。やはり、遠距離攻撃の必要性がより高まったな。
すると、エリスさんが、鍛冶工房のカーゴさんが来訪したことを告げにやってきてくれた。私は、感謝しつつ、カーゴさんを迎えに行った。表で待っていたカーゴさんを屋敷内に招き入れたが、却って屋外に連れ出されてしまった。どうやら、クロスボウとやらをお披露目してくれるようだ。せっかくだから、ライルさんも呼ぼう。
案内されたのは、数両の荷車の前だった。そこには布が被されており、カーゴさんがその一部をめくり、クロスボウなるものを私とライルさんに手渡してきた。見た目は弓のようだが、台座が取り付けられており、弓が知っているものよりかなり小さいな。これが戦局を左右するものになりうるのか? とても疑わしいな。僕が半信半疑と行った様子で、クロスボウを眺めていると、カーゴさんは持ってきた的を数十メートル離れた位置にセットして、こちらに戻ってきた。
カーゴさんはクロスボウを構えだし、あっという間に矢を設置し、構えると矢が勢い良く飛び出し、的の端の方にかろうじて当たった。すると、すぐにもう一本の矢を設置し、放つと的の真ん中に見事的中した。その一連の動作を見ていて、僕は確信した。これは素晴らしい物だ。連射性の高さと狙いの精度が優れているように見れた。なるほど、これならば、誰でも扱えるし、即戦力として機能してくれるな。ライルさんも試しとばかりに、クロスボウから矢を放ち、的をこれでもかと射抜いていた。
「これはすげぇや。オレでも、あんな遠い的に当てることが出来るなんてな。しかも見た感じ、威力も相当なものだな。これを人に使ったら、確実に重傷を負わせることが出来そうだな。この武器があれば、負けない戦くらいなら出来る気がしてきたな」
私も同意見だ。この武器が200丁もあれば、敵にとっても脅威となるだろうな。しかも、ロッシュがこれから作る塀の上から射られたのではたまったものではないだろうな。カーゴさんの作品を褒め称えると、恥ずかしそうにして笑っていた。しかし、とても気になることがあるのだ。クロスボウの荷車の横に、明らかに違うものがあるのだ。布に隠れていて、それが何かはわからないのだ。カーゴさんに聞くと、自信満々と行った様子で、その布を取り払うと、現れたのは巨大なクロスボウだ。
カーゴさんの説明によれば、まさに私が想像したとおりのものだった。しかし、射る矢があきらかに槍のような大きさだ。これをどうやって使えば良いのだろうか? 狙撃? いや、この巨大さでそこまでの精度は期待できないだろう。だとすると、威嚇程度には使えそうか。
ライルさんもこれが使えるか、かなり考え込んでいたが、とりあえず、戦場に持ち込むということで話がついた。カーゴさんには、クロスボウの量産をしてもらうことをお願いした。数丁でも多ければ、戦局を有利に運ぶことが出来る。
すると、ひょいとカーゴさんが私に手渡したものがある。それは、花火につかった火薬玉だ。それに気付いて、つい手放そうとしてしまった。これをいったいどうするんだろ? ライルがふと閃いたようだが、かなり悩んだ表情をしていた。僕には皆目見当も付かない。
「カーゴさん。あんた、恐ろしいことを考える人だな。これを戦場に投入すれば……おそらく、戦場は地獄と化すだろうな」
カーゴさんは首を振り、考えたのはロッシュだというのだ。私はライルさんの説明を聞いて、流石に恐怖した。これの使用は危険極まりない。しかし、この戦では、これが必要となる気がした。私は、火薬玉も一緒に街に運び込むことを決めた。あとはロッシュに一任しよう。彼ならば、きっと適切に判断が出来るだろう。それにしても、やはり、恐ろしい男になったものだよ、ロッシュ。
私は街に向かうことにした。マリーヌと共に。
「マリーヌ、怖いか?」
「いいえ。貴方と一緒ならば、どんな場所でも怖くないわ。私はずっと貴方の側から離れませんわ」
街に向かう途中で、ゴーダと出くわした。なんでも、ロッシュから私からの指示を聞けと言われ村に向かっていたそうだ。私を待っていれば良いものを。ゴーダも意外とせっかちなんだな。向かいながら、ゴーダに街の住民についての指示を出した。戦える者の選抜を急ぐことと避難を誘導するもの、私財の移動、食料や水などの備蓄の移動などを相談した。とにかく時間がない。優先順位を決め、とにかく急がせることにした。私も、街に着いたら、陣頭指揮を執らねばなるまい。ロッシュの期待を裏切るわけには行かないな。
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