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逆プロポーズ作戦は結局成功なのか失敗なのか、曖昧なまま幕を閉じた。
(一応するって現地取れたし、成功でいいんだよね?)
やや確信は持てないにしても、すると言った以上はするのだろう。だがなんだか締まりがない。
なんだかなあ……と悩む陽菜だが、悩んでいても仕方ない。結婚はする!それでいいのだ。それにやはり大金使っての演出ありだったものを阻止はしたのでいいとしよう。
「あちらではこれとこれ、それからこれもですね。資料データは随時送りますので確認よろしくお願いします」
「わかりました」
長期出張(扱い)の準備を伊澄とかくにんしながら、スケジュールをタブレットに入れていく陽菜。
アレンの両親及び一族と会って、イギリス観光とまではいかない。扱いは出張な以上、仕事もしなくてはいけない。
今回は一ヶ月近い出張なので、ヒースルー関連事業とのやり取りをする事は勿論だが、アレンには新規事業参入の為の交渉もしてもらう。まあここに関してはなんの問題もないだろう。
陽菜が思う小さな問題としては、近隣諸国にも周遊する事だが、それまで出来ていた入出国スルーがなくなって、いちいち手続きしないといけない事だ。
(アレンからしたらそんな事?なんだろうなぁ……)
まず手続きのルートが一般的なそれとは違うので、問題なしなアレンと違い、陽菜はなんだか大変だと感じた。
「まぁ何日かは遊ぶ時間もあるでしょうから、大いに楽しんで来てください」
「いろいろな状況が重なって、仕事もあるのに楽しめると思いますか?」
「そこは気合と根性ですよ。イギリスは食事は置いといたとして、見所はいっぱいありますし」
それらを楽しめるかどうかはわからないが、ちゃっかりイギリス版歩き方の本は買ってチェックはしている。
「とりあえず頑張って来てください」
「はい……」
波乱の幕開けは明後日。明後日陽菜はアレンと共にイギリスへ行くことになる。
ちなみに今回も澤永からはあれこれと買い物を頼まれた。もちろん他の秘書課の人達からも。
荷造りをする陽菜は、持って行くもののチェックを入念に行う。大型キャリーケースに荷物を詰める陽菜を見てアレンは首を傾げた。
「荷物の準備なんて必要ないのに。パスポートだけあればいいんだよ」
「それはアレンだけでしょ?私は庶民なので自分の荷物は自分で用意するよ」
金持ちの感覚はわからない。必要なものは現地で買う。服も日用品も。これを享受すると身の回りがハイブランドになるのは間違いない。
「大きなケースなんて邪魔になるよぉ」
「いいのよ。とにかく!いろいろ自分で持って行きたいものもあるの!」
荷造りの概念が理解出来ないといった風なアレンは置いといて、準備を終えた陽菜は、明日を待つだけだと気合を入れる。
だが翌日。仕事に必要なものとパスポートのみを手に持たされ、アレンは荷造りしたキャリーケースを置いて陽菜を空港へと連れ出したのだ。
「ちょっと!アレン!」
「だって本当に邪魔なんだもん」
抗議する陽菜を他所に、二人はイギリスの地へと向かった。
(一応するって現地取れたし、成功でいいんだよね?)
やや確信は持てないにしても、すると言った以上はするのだろう。だがなんだか締まりがない。
なんだかなあ……と悩む陽菜だが、悩んでいても仕方ない。結婚はする!それでいいのだ。それにやはり大金使っての演出ありだったものを阻止はしたのでいいとしよう。
「あちらではこれとこれ、それからこれもですね。資料データは随時送りますので確認よろしくお願いします」
「わかりました」
長期出張(扱い)の準備を伊澄とかくにんしながら、スケジュールをタブレットに入れていく陽菜。
アレンの両親及び一族と会って、イギリス観光とまではいかない。扱いは出張な以上、仕事もしなくてはいけない。
今回は一ヶ月近い出張なので、ヒースルー関連事業とのやり取りをする事は勿論だが、アレンには新規事業参入の為の交渉もしてもらう。まあここに関してはなんの問題もないだろう。
陽菜が思う小さな問題としては、近隣諸国にも周遊する事だが、それまで出来ていた入出国スルーがなくなって、いちいち手続きしないといけない事だ。
(アレンからしたらそんな事?なんだろうなぁ……)
まず手続きのルートが一般的なそれとは違うので、問題なしなアレンと違い、陽菜はなんだか大変だと感じた。
「まぁ何日かは遊ぶ時間もあるでしょうから、大いに楽しんで来てください」
「いろいろな状況が重なって、仕事もあるのに楽しめると思いますか?」
「そこは気合と根性ですよ。イギリスは食事は置いといたとして、見所はいっぱいありますし」
それらを楽しめるかどうかはわからないが、ちゃっかりイギリス版歩き方の本は買ってチェックはしている。
「とりあえず頑張って来てください」
「はい……」
波乱の幕開けは明後日。明後日陽菜はアレンと共にイギリスへ行くことになる。
ちなみに今回も澤永からはあれこれと買い物を頼まれた。もちろん他の秘書課の人達からも。
荷造りをする陽菜は、持って行くもののチェックを入念に行う。大型キャリーケースに荷物を詰める陽菜を見てアレンは首を傾げた。
「荷物の準備なんて必要ないのに。パスポートだけあればいいんだよ」
「それはアレンだけでしょ?私は庶民なので自分の荷物は自分で用意するよ」
金持ちの感覚はわからない。必要なものは現地で買う。服も日用品も。これを享受すると身の回りがハイブランドになるのは間違いない。
「大きなケースなんて邪魔になるよぉ」
「いいのよ。とにかく!いろいろ自分で持って行きたいものもあるの!」
荷造りの概念が理解出来ないといった風なアレンは置いといて、準備を終えた陽菜は、明日を待つだけだと気合を入れる。
だが翌日。仕事に必要なものとパスポートのみを手に持たされ、アレンは荷造りしたキャリーケースを置いて陽菜を空港へと連れ出したのだ。
「ちょっと!アレン!」
「だって本当に邪魔なんだもん」
抗議する陽菜を他所に、二人はイギリスの地へと向かった。
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