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第八章 帝国との紛争
第五百三十六話 教会に沢山の人が
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翌日は、第四治療施設と第一治療施設に追加入院した兵の治療を行います。
この治療が終われば、僕とマイアさんも国境の軍の施設に向かいます。
今日もフレアさんとミシャさんが手伝ってくれるので、とっても心強いです。
「おっ、おっ、おー!」
でも折角なので、お仕事の前にアンソニーちゃんと触れ合います。
一歳半を過ぎているので、今日も元気よく廊下を歩いています。
マイアさんも、ニコニコなアンソニーちゃんと仲良くなって、思わずニコニコしています。
それに、ユキちゃんとも仲良くなりました。
仲良くなって直ぐに離れちゃうのは淋しいけど、お仕事で来ているのだから仕方ないですね。
では、馬車に乗って第四治療施設から向かいましょう。
「よいしょっと。これで大丈夫ですよ。リハビリ頑張って下さい」
「おお、流石は黒髪の魔術師だ。これで、帝国の奴らに反撃できるぞ!」
各治療施設で僕たちが治療していると噂になっていたので、入院していた兵も僕たちを待ち侘びていました。
でも、しっかり動けるようにリハビリをしないと駄目ですよ。
無理してまた怪我をしたら、動けなくなっちゃいますよ。
こんな感じで第四治療施設での治療を終え、僕たちは第一治療施設のある大教会に向かいました。
すると、何と多くの人が教会に並んでいました。
えーっと、これはいったいどういうことでしょうか?
フレアさんとミシャさんも、この状況に困惑していました。
僕たちのことを見つけたシスターさんが、少し慌てた様子で馬車に駆け寄ってきました。
「はあはあ、ちょ、ちょうど良い所に」
「シスターさん、これはいったいどうしたんですか?」
「じ、実は黒髪の天使様が各治療施設で治療していると町中で噂になって、それで多くの人が集まったみたいでして」
シスターさんも思わず困惑していたけど、人が集まった理由が分かってホッとしました。
何か大きな事故でもあったのかと、一瞬思っちゃったよ。
「じゃあ、先に治療施設に入院している兵の治療を行います。それで、魔力が残っていたら町の人の治療も行いますね。でも、明日から暫くは国境にある軍の施設に行っちゃいますので……」
「申し訳ございません。町の人にも、そのように伝えますので」
シスターさんは大変恐縮していたけど、このくらいは行っても問題ありません。
マイアさんも、フレアさんもミシャさんも快く頷いてくれました。
まずは目の前にいる兵を治療しないとということになり、僕たちは第一治療施設に向かいました。
ブン、ブン、ブン!
すると、何と一昨日治療した兵が一団になって元気よく木剣を振るっていました。
えーっと、もう動いて大丈夫なのでしょうか?
「ははは、このくらいなら全然問題ないぞ。というか、明日には国境に戻るがな」
えー、そんなに早く回復するんですか!
やっぱり、普段から鍛えている人は違うんですね。
すると、兵が教会前の行列について聞いてきたので、何があったか返答しました。
「おお、そういうことか。なら、俺らも体を動かす代わりに列の整理を手伝おうか」
「どうせ黒髪の魔術師の治療は今日だけだって噂が広がって、更に人が集まるだろう」
うう、兵の言ったことが容易に想像できちゃった。
フレアさんとミシャさんも、うんうんと頷いています。
もうしょうがないのかなと思いつつ、僕たちは入院している兵の治療を始めました。
「はーい、順番に並んで下さい!」
「しっかりと列を作って下さい!」
そして、兵の治療を終えて教会前に行ったら、本当に人の列が増えていました。
兵だけでなく、フレアさんとミシャさんも列の整理を手伝っていました。
人の数が多すぎるので、今日はスピード重視で治療していきます。
「おー、黒髪の魔術師が、本物の魔術師になったか」
「こりゃすげーな。宮廷魔術師様か」
冒険者は、僕が二つ名の魔術師じゃなくて宮廷魔術師になったのに驚いていました。
宮廷魔術師って、凄いことなんだってね。
僕は、偉いって感じじゃないけど。
「黒髪の天使様も、随分と出世したものだのう」
「ゆくゆくは、大貴族様じゃなあ。楽しみじゃのう」
そして、年配の人は僕が騎士爵になったのを喜んでいました。
でも、流石に大貴族はないと思いますよ。
そんなことを思いながら治療するけど、本当に人の波が止まりません。
僕とシロちゃん、それにユキちゃんとマイアさんも、段々と魔力が少なくなってきました。
「ごめんなさい、もう魔力が限界です……」
「アオン……」
そして、遂にマイアさんとユキちゃんの魔力が尽きてしまいました。
それでも、たくさんの人を治療してくれたので、後は僕とシロちゃんが頑張らないとね。
こうして、更に二時間かけて、僕とシロちゃんは町の人を治療しました。
「流石に疲れました……」
「ご苦労さま。でも、やっぱりレオ君の魔力量が上がっているわ」
「後は、魔力制御も上がっているわね。魔力の必要量が少ないのでしょう」
何とか並んでいる人の治療は終えたけど、もう流石にヘロヘロです。
フレアさんとミシャさんが褒めてくれたけど、もう答えるだけの余裕はありませんでした。
「やはり、レオ君は凄いです。私ももっと魔力制御を磨かないとと思いました」
「アオン!」
マイアさんとユキちゃんは、僕とシロちゃんの奮闘を見てやる気を見せていました。
こんな僕でも、人の役に立ててとても嬉しいです。
でも、今は少し休みますね。
この治療が終われば、僕とマイアさんも国境の軍の施設に向かいます。
今日もフレアさんとミシャさんが手伝ってくれるので、とっても心強いです。
「おっ、おっ、おー!」
でも折角なので、お仕事の前にアンソニーちゃんと触れ合います。
一歳半を過ぎているので、今日も元気よく廊下を歩いています。
マイアさんも、ニコニコなアンソニーちゃんと仲良くなって、思わずニコニコしています。
それに、ユキちゃんとも仲良くなりました。
仲良くなって直ぐに離れちゃうのは淋しいけど、お仕事で来ているのだから仕方ないですね。
では、馬車に乗って第四治療施設から向かいましょう。
「よいしょっと。これで大丈夫ですよ。リハビリ頑張って下さい」
「おお、流石は黒髪の魔術師だ。これで、帝国の奴らに反撃できるぞ!」
各治療施設で僕たちが治療していると噂になっていたので、入院していた兵も僕たちを待ち侘びていました。
でも、しっかり動けるようにリハビリをしないと駄目ですよ。
無理してまた怪我をしたら、動けなくなっちゃいますよ。
こんな感じで第四治療施設での治療を終え、僕たちは第一治療施設のある大教会に向かいました。
すると、何と多くの人が教会に並んでいました。
えーっと、これはいったいどういうことでしょうか?
フレアさんとミシャさんも、この状況に困惑していました。
僕たちのことを見つけたシスターさんが、少し慌てた様子で馬車に駆け寄ってきました。
「はあはあ、ちょ、ちょうど良い所に」
「シスターさん、これはいったいどうしたんですか?」
「じ、実は黒髪の天使様が各治療施設で治療していると町中で噂になって、それで多くの人が集まったみたいでして」
シスターさんも思わず困惑していたけど、人が集まった理由が分かってホッとしました。
何か大きな事故でもあったのかと、一瞬思っちゃったよ。
「じゃあ、先に治療施設に入院している兵の治療を行います。それで、魔力が残っていたら町の人の治療も行いますね。でも、明日から暫くは国境にある軍の施設に行っちゃいますので……」
「申し訳ございません。町の人にも、そのように伝えますので」
シスターさんは大変恐縮していたけど、このくらいは行っても問題ありません。
マイアさんも、フレアさんもミシャさんも快く頷いてくれました。
まずは目の前にいる兵を治療しないとということになり、僕たちは第一治療施設に向かいました。
ブン、ブン、ブン!
すると、何と一昨日治療した兵が一団になって元気よく木剣を振るっていました。
えーっと、もう動いて大丈夫なのでしょうか?
「ははは、このくらいなら全然問題ないぞ。というか、明日には国境に戻るがな」
えー、そんなに早く回復するんですか!
やっぱり、普段から鍛えている人は違うんですね。
すると、兵が教会前の行列について聞いてきたので、何があったか返答しました。
「おお、そういうことか。なら、俺らも体を動かす代わりに列の整理を手伝おうか」
「どうせ黒髪の魔術師の治療は今日だけだって噂が広がって、更に人が集まるだろう」
うう、兵の言ったことが容易に想像できちゃった。
フレアさんとミシャさんも、うんうんと頷いています。
もうしょうがないのかなと思いつつ、僕たちは入院している兵の治療を始めました。
「はーい、順番に並んで下さい!」
「しっかりと列を作って下さい!」
そして、兵の治療を終えて教会前に行ったら、本当に人の列が増えていました。
兵だけでなく、フレアさんとミシャさんも列の整理を手伝っていました。
人の数が多すぎるので、今日はスピード重視で治療していきます。
「おー、黒髪の魔術師が、本物の魔術師になったか」
「こりゃすげーな。宮廷魔術師様か」
冒険者は、僕が二つ名の魔術師じゃなくて宮廷魔術師になったのに驚いていました。
宮廷魔術師って、凄いことなんだってね。
僕は、偉いって感じじゃないけど。
「黒髪の天使様も、随分と出世したものだのう」
「ゆくゆくは、大貴族様じゃなあ。楽しみじゃのう」
そして、年配の人は僕が騎士爵になったのを喜んでいました。
でも、流石に大貴族はないと思いますよ。
そんなことを思いながら治療するけど、本当に人の波が止まりません。
僕とシロちゃん、それにユキちゃんとマイアさんも、段々と魔力が少なくなってきました。
「ごめんなさい、もう魔力が限界です……」
「アオン……」
そして、遂にマイアさんとユキちゃんの魔力が尽きてしまいました。
それでも、たくさんの人を治療してくれたので、後は僕とシロちゃんが頑張らないとね。
こうして、更に二時間かけて、僕とシロちゃんは町の人を治療しました。
「流石に疲れました……」
「ご苦労さま。でも、やっぱりレオ君の魔力量が上がっているわ」
「後は、魔力制御も上がっているわね。魔力の必要量が少ないのでしょう」
何とか並んでいる人の治療は終えたけど、もう流石にヘロヘロです。
フレアさんとミシャさんが褒めてくれたけど、もう答えるだけの余裕はありませんでした。
「やはり、レオ君は凄いです。私ももっと魔力制御を磨かないとと思いました」
「アオン!」
マイアさんとユキちゃんは、僕とシロちゃんの奮闘を見てやる気を見せていました。
こんな僕でも、人の役に立ててとても嬉しいです。
でも、今は少し休みますね。
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