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7 I'm Takahasi Yuki.
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はいはい、どうも。
久しぶりのタカハシユキだよ。
皆も飽きてきたよね。この自己紹介。俺も飽きた。
さて……
何で授業の始まる10分前に起きてるんだろう?
…急げ急げ!!!!
このままじゃ遅刻する!
俺は自転車を必死で漕いだ。
絶対に「いけな~い★遅刻ぅ★遅刻ぅ★」とかは言わないから!
意地でも言わないから!
とか言ってる間に大学に着いてちゃんと間に合った。
遅刻しなくてよかった。
次の授業まで10分だし、余裕はある。
「いけな~い★遅刻ぅ★遅刻ぅ★」
絶対に間に合うであろう時間にこんなことを言っているのは一人しかいない。
絶対に由紀さんだ。
あの子は多分隠す気が無い。なのに隠せてると思っている。
「到着だぜ!基本的にいけない★遅刻★遅刻★とかほざいいてる割に遅刻しないのがこの高橋由紀!」
そういえば、時間に遅れているところを見たことが無い。
意外と時間には厳しいんだなあの子…
「意外と常識人、そう私は常識と良識を兼ね備えた変人!」
こんなことを言っているのに俺の前では普通になれるよな…
別にどんな由紀さんでも嫌いじゃないけど。
つづく
久しぶりのタカハシユキだよ。
皆も飽きてきたよね。この自己紹介。俺も飽きた。
さて……
何で授業の始まる10分前に起きてるんだろう?
…急げ急げ!!!!
このままじゃ遅刻する!
俺は自転車を必死で漕いだ。
絶対に「いけな~い★遅刻ぅ★遅刻ぅ★」とかは言わないから!
意地でも言わないから!
とか言ってる間に大学に着いてちゃんと間に合った。
遅刻しなくてよかった。
次の授業まで10分だし、余裕はある。
「いけな~い★遅刻ぅ★遅刻ぅ★」
絶対に間に合うであろう時間にこんなことを言っているのは一人しかいない。
絶対に由紀さんだ。
あの子は多分隠す気が無い。なのに隠せてると思っている。
「到着だぜ!基本的にいけない★遅刻★遅刻★とかほざいいてる割に遅刻しないのがこの高橋由紀!」
そういえば、時間に遅れているところを見たことが無い。
意外と時間には厳しいんだなあの子…
「意外と常識人、そう私は常識と良識を兼ね備えた変人!」
こんなことを言っているのに俺の前では普通になれるよな…
別にどんな由紀さんでも嫌いじゃないけど。
つづく
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