8 / 16
8 当たり前にフィーリングが無い
しおりを挟む
どうもどうも。
俺はタカハシユキ。
今日は休暇なので、由紀さんと出かける事にした。
え?いつそんな仲になったって?
ハハハ。いつだろうね?
「そういえば、スタパで新作が出たらしいよ!」
俺はあんまりスタパに行かないから、詳しくないけど、美味しいのは知っている。
「へぇ…」
知り合いから聞いた話ではハロウィンとかのイベントの時、とても変わったものやお洒落なものだったりするらしい。
「抹茶フラペで!」
「ホットコーヒーで。」
この時期にフラペチーノは寒いんじゃないかなと思う。
もう今は秋だ。
桜の葉は全て枯れ落ち、冷たい空気が昼にも吹いている。
「うんまぁ~」
由紀さんはとても満足しているようだし、俺もコーヒーを堪能しているし、まあ秋の寒さも悪くは無いね。
二人とも飲み終わり、店を出る。
「寒っい……」
「…そりゃ、冷たいフラペチーノなんか飲むから…」
彼女は一度クリスマスに飲んで死ぬほど体の震えが止まらなかった事があるらしい。
同じことを繰り返さないで…
「…手も冷たくなってる。」
俺は由紀さんの手に触れる。
ガチで冷たい。
「次は暖かいのにしようね…」
由紀さんの耳は赤くなっていた。
つづく
俺はタカハシユキ。
今日は休暇なので、由紀さんと出かける事にした。
え?いつそんな仲になったって?
ハハハ。いつだろうね?
「そういえば、スタパで新作が出たらしいよ!」
俺はあんまりスタパに行かないから、詳しくないけど、美味しいのは知っている。
「へぇ…」
知り合いから聞いた話ではハロウィンとかのイベントの時、とても変わったものやお洒落なものだったりするらしい。
「抹茶フラペで!」
「ホットコーヒーで。」
この時期にフラペチーノは寒いんじゃないかなと思う。
もう今は秋だ。
桜の葉は全て枯れ落ち、冷たい空気が昼にも吹いている。
「うんまぁ~」
由紀さんはとても満足しているようだし、俺もコーヒーを堪能しているし、まあ秋の寒さも悪くは無いね。
二人とも飲み終わり、店を出る。
「寒っい……」
「…そりゃ、冷たいフラペチーノなんか飲むから…」
彼女は一度クリスマスに飲んで死ぬほど体の震えが止まらなかった事があるらしい。
同じことを繰り返さないで…
「…手も冷たくなってる。」
俺は由紀さんの手に触れる。
ガチで冷たい。
「次は暖かいのにしようね…」
由紀さんの耳は赤くなっていた。
つづく
0
お気に入りに追加
0
あなたにおすすめの小説
極悪家庭教師の溺愛レッスン~悪魔な彼はお隣さん~
恵喜 どうこ
恋愛
「高校合格のお礼をくれない?」
そう言っておねだりしてきたのはお隣の家庭教師のお兄ちゃん。
私よりも10歳上のお兄ちゃんはずっと憧れの人だったんだけど、好きだという告白もないままに男女の関係に発展してしまった私は苦しくて、どうしようもなくて、彼の一挙手一投足にただ振り回されてしまっていた。
葵は私のことを本当はどう思ってるの?
私は葵のことをどう思ってるの?
意地悪なカテキョに翻弄されっぱなし。
こうなったら確かめなくちゃ!
葵の気持ちも、自分の気持ちも!
だけど甘い誘惑が多すぎて――
ちょっぴりスパイスをきかせた大人の男と女子高生のラブストーリーです。

【完結】愛も信頼も壊れて消えた
miniko
恋愛
「悪女だって噂はどうやら本当だったようね」
王女殿下は私の婚約者の腕にベッタリと絡み付き、嘲笑を浮かべながら私を貶めた。
無表情で吊り目がちな私は、子供の頃から他人に誤解される事が多かった。
だからと言って、悪女呼ばわりされる筋合いなどないのだが・・・。
婚約者は私を庇う事も、王女殿下を振り払うこともせず、困った様な顔をしている。
私は彼の事が好きだった。
優しい人だと思っていた。
だけど───。
彼の態度を見ている内に、私の心の奥で何か大切な物が音を立てて壊れた気がした。
※感想欄はネタバレ配慮しておりません。ご注意下さい。
5年も苦しんだのだから、もうスッキリ幸せになってもいいですよね?
gacchi
恋愛
13歳の学園入学時から5年、第一王子と婚約しているミレーヌは王子妃教育に疲れていた。好きでもない王子のために苦労する意味ってあるんでしょうか。
そんなミレーヌに王子は新しい恋人を連れて
「婚約解消してくれる?優しいミレーヌなら許してくれるよね?」
もう私、こんな婚約者忘れてスッキリ幸せになってもいいですよね?
3/5 1章完結しました。おまけの後、2章になります。
4/4 完結しました。奨励賞受賞ありがとうございました。
1章が書籍になりました。
愛する人は、貴方だけ
月(ユエ)/久瀬まりか
恋愛
下町で暮らすケイトは母と二人暮らし。ところが母は病に倒れ、ついに亡くなってしまう。亡くなる直前に母はケイトの父親がアークライト公爵だと告白した。
天涯孤独になったケイトの元にアークライト公爵家から使者がやって来て、ケイトは公爵家に引き取られた。
公爵家には三歳年上のブライアンがいた。跡継ぎがいないため遠縁から引き取られたというブライアン。彼はケイトに冷たい態度を取る。
平民上がりゆえに令嬢たちからは無視されているがケイトは気にしない。最初は冷たかったブライアン、第二王子アーサー、公爵令嬢ミレーヌ、幼馴染カイルとの交友を深めていく。
やがて戦争の足音が聞こえ、若者の青春を奪っていく。ケイトも無関係ではいられなかった……。

【完結】仰る通り、貴方の子ではありません
ユユ
恋愛
辛い悪阻と難産を経て産まれたのは
私に似た待望の男児だった。
なのに認められず、
不貞の濡れ衣を着せられ、
追い出されてしまった。
実家からも勘当され
息子と2人で生きていくことにした。
* 作り話です
* 暇つぶしにどうぞ
* 4万文字未満
* 完結保証付き
* 少し大人表現あり

愛する貴方の心から消えた私は…
矢野りと
恋愛
愛する夫が事故に巻き込まれ隣国で行方不明となったのは一年以上前のこと。
周りが諦めの言葉を口にしても、私は決して諦めなかった。
…彼は絶対に生きている。
そう信じて待ち続けていると、願いが天に通じたのか奇跡的に彼は戻って来た。
だが彼は妻である私のことを忘れてしまっていた。
「すまない、君を愛せない」
そう言った彼の目からは私に対する愛情はなくなっていて…。
*設定はゆるいです。


五歳の時から、側にいた
田尾風香
恋愛
五歳。グレースは初めて国王の長男のグリフィンと出会った。
それからというもの、お互いにいがみ合いながらもグレースはグリフィンの側にいた。十六歳に婚約し、十九歳で結婚した。
グリフィンは、初めてグレースと会ってからずっとその姿を追い続けた。十九歳で結婚し、三十二歳で亡くして初めて、グリフィンはグレースへの想いに気付く。
前編グレース視点、後編グリフィン視点です。全二話。後編は来週木曜31日に投稿します。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる