4 / 15
“恥ずかしいこと”をした罰(前編)
しおりを挟む
日が長くなり、辺りがだいぶ暖かくなってきた頃、わたしはいつものように家に帰宅した。
玄関のドアを開けると、家の中は“いつもと違う様子”で、わたしは首を傾げる。
リビングから怒気のこもった母のお説教が聞こえてきたからだ。
「あら、帰ったの。」
リビングのドアを開けると、お姉ちゃんが正座をしてお説教を受けていた。
…しかも、パンツやズボンを履かず、“下半身裸”の状態で。
「今、とっても“恥ずかしいこと”をしていたお姉ちゃんを叱っていたのよ。」
母の説明を聞くと、どうやらお姉ちゃんがリビングで“あの行為”をしていたところを、母に見つかったらしい。
普段、基本的にどんなことをしても許される姉だが、1つだけやってはいけないことがあった。
今回、“その行為”をしてしまったために、お説教されている状態だ。
「さあ。わかったらあんたも、下に着ている服を全部脱いで、そこに正座しなさい。」
ここで逆らっても、火に油を注ぐだけだ。
それがわかっているわたしは、スカートを下ろし、パンツと靴下を脱いだ。
姉の隣に正座をすると、足が痺れているのか、姉の身体が震えていた。
30分程だろうか、長い長い母のお説教が終わると、ようやく足を崩す許可が出た。
わたしは普段から“罰”として正座もさせられているため、慣れているが、お姉ちゃんは普段、正座をしないためか、とても辛そうに足をさすっていた。
「今回ばかりは、お姉ちゃん“にも”お仕置きをするわ。…テーブルの上でオムツ替えの姿勢になりなさい。」
わたしへのお仕置きは“当然"、今回はお姉ちゃんにもお仕置きが宣告される。
すでに泣き出しているお姉ちゃんは、痺れる足でふらつきながら、テーブルへ向かっていった。
「さて、まずは“この悪いところ”を2人合わせて200叩きよ。歯を食いしばりなさい。」
お姉ちゃんと同じ姿勢になったとき、“罰”を宣告された。
お姉ちゃんは恥ずかしいのか、”もじもじ”していると、警告として、お尻に平手打ちをされていた。
バヂンッ!!
「いっだぁいっ!」
「1つ。」
お仕置きが始まり、姉の“大切なところ”を叩く音と、悲鳴が部屋中に響き渡る。
まだ1発目だというのに、すでに涙が溢れていた。
バヂンッ!!
「んっ!」
「2つ。」
今度は、わたしが叩かれる。
何度もお仕置きは受けているが、慣れることができない痛みが、“じんじん”と鈍く残っている。
バッヂン!!
「きゃあぁぁっ!」
「3つ。」
さっきよりも強い一撃が鳴り響いた。
お姉ちゃんはとっさに足を閉じていたが、母から“警告”としてお尻を叩かれ、渋々姿勢を戻していた。
・
バッヂンッ!!
「ぎゃぁぁぁあっ!」
「141。」
2人でそれぞれ70回ずつ叩かれ、すでに“あそこ”は真っ赤に腫れ上がっていた。
わたしも次第に余裕が無くなり、顔は涙と汗で“ぐじょぐじょ”だった。
「…お姉ちゃん。何してるの?」
隣に目をやると、姉が自分の“あそこ”に右手を当てている状態だった。
「ご、ごめんなさいっ!?」
「…駄目。これで“警告”は3回目よ。お姉ちゃんに“罰”を追加するわ。」
そういうと母は姉の右手を捻り上げた。
守るものが無くなった場所に目掛け、空いている腕を思いっきり振り下ろす。
バッヂィィィン!!!
「いっだぁぁぁい!」
多分、本気で叩いたであろう音が部屋中に響き渡った。
あの強さだと、恐らく手形の青あざができていると思う。
「この強さで10発よ。あと9発、しっかりと受けなさい。」
「もういやだぁぁっ!」
「……素直に受けられないなら、百叩きに変えてもいいのよ?」
「ひぃっ!?」
突き刺すような視線で姉が静かになった。
その沈黙を“承諾”と受け取った母は、高々と腕を振り上げ、そして振り下ろした。
バッヂィィィンッ!!!
「いぃぃぃっ!」
「2つ。」
バッヂィィィンッ!!!バッヂィィィンッ!!!
「ごめ゛んなざぁぁいっ!!」
「3つ。4つ。」
身震いするほどの迫力に、わたしの“じくじく感”も強くなる。
きっとわたしも、いつもあんな感じでお仕置きされているのだろう。
しばらく、自分以外のお仕置きを目撃していないため、新鮮な“気持ち”が芽生えてくるのがわかった。
バッヂィィィンッ!!!バッヂィィィンッ!!!
バッヂィィィンッ!!!バッヂィィィンッ!!!
「あ゛ぁぁぁぁっ!!!」
「5つ。6つ。7つ。8つ。」
連続で腕が振り下ろされる。
もう泣き叫ぶことしかできない姉は、平手が当たるたび、“ビクッ、ビクンッ”と、身体が反射的に跳ねていた。
バッヂィィィンッ!!!
「ん゛ぎゃぁぁぁっ!!!」
「9つ。」
バッヂィィィンッ!!!
「あ゛ぁぁぁぁっ!!!」
「10。」
…ようやく10発の“追加罰”が終わった。
横向きになったお姉ちゃんは、“息を絶え絶え”に、開放された手で必死に叩かれた場所をさすっている。
「お姉ちゃん、まだ終わりじゃないわよ。早く元の姿勢に戻りなさい。」
「…うぅ…。」
「…そう。まだ足りないのね。」
「っ!?、ご、ごめんなさいっ!?今戻りますっ!!」
焦って戻ろうとして、自分の汗で滑っているお姉ちゃんが、“正直、面白かった”。
なんだか胸の内が“スッと”した気持ちになっていると、母の平手が振り下ろされた。
バッヂィィンッ!!
「い゛ぃぃっ!?」
「142。…お仕置き中に気を抜かないの。」
「は、はいっ!!」
“ジクジク”とした痛みが、大切なところに襲いかかる。
気を抜いたことに後悔しながら、お仕置きに集中を戻した。
・
バッヂィィィンッ!!!
「あ゛ぁぁぁぁっ!!!」
「199。」
バッヂィィィンッ!!!
「いっだぁぁぁいっ!!」
「200。」
ようやく、2人合わせて200発のお仕置きが終わった。
姉は、ようやく終わったお仕置きに安堵感を抱いているようだった。
…でも、わたしは知っている。
母のお仕置きは、“この程度”では終わらないことを…。
「さあ、次は“お尻百叩き”よ。
布団叩きを使うから、2人とも、床の上で四つん這いになりなさい。」
…予想通り、次のお仕置きを宣告された。
玄関のドアを開けると、家の中は“いつもと違う様子”で、わたしは首を傾げる。
リビングから怒気のこもった母のお説教が聞こえてきたからだ。
「あら、帰ったの。」
リビングのドアを開けると、お姉ちゃんが正座をしてお説教を受けていた。
…しかも、パンツやズボンを履かず、“下半身裸”の状態で。
「今、とっても“恥ずかしいこと”をしていたお姉ちゃんを叱っていたのよ。」
母の説明を聞くと、どうやらお姉ちゃんがリビングで“あの行為”をしていたところを、母に見つかったらしい。
普段、基本的にどんなことをしても許される姉だが、1つだけやってはいけないことがあった。
今回、“その行為”をしてしまったために、お説教されている状態だ。
「さあ。わかったらあんたも、下に着ている服を全部脱いで、そこに正座しなさい。」
ここで逆らっても、火に油を注ぐだけだ。
それがわかっているわたしは、スカートを下ろし、パンツと靴下を脱いだ。
姉の隣に正座をすると、足が痺れているのか、姉の身体が震えていた。
30分程だろうか、長い長い母のお説教が終わると、ようやく足を崩す許可が出た。
わたしは普段から“罰”として正座もさせられているため、慣れているが、お姉ちゃんは普段、正座をしないためか、とても辛そうに足をさすっていた。
「今回ばかりは、お姉ちゃん“にも”お仕置きをするわ。…テーブルの上でオムツ替えの姿勢になりなさい。」
わたしへのお仕置きは“当然"、今回はお姉ちゃんにもお仕置きが宣告される。
すでに泣き出しているお姉ちゃんは、痺れる足でふらつきながら、テーブルへ向かっていった。
「さて、まずは“この悪いところ”を2人合わせて200叩きよ。歯を食いしばりなさい。」
お姉ちゃんと同じ姿勢になったとき、“罰”を宣告された。
お姉ちゃんは恥ずかしいのか、”もじもじ”していると、警告として、お尻に平手打ちをされていた。
バヂンッ!!
「いっだぁいっ!」
「1つ。」
お仕置きが始まり、姉の“大切なところ”を叩く音と、悲鳴が部屋中に響き渡る。
まだ1発目だというのに、すでに涙が溢れていた。
バヂンッ!!
「んっ!」
「2つ。」
今度は、わたしが叩かれる。
何度もお仕置きは受けているが、慣れることができない痛みが、“じんじん”と鈍く残っている。
バッヂン!!
「きゃあぁぁっ!」
「3つ。」
さっきよりも強い一撃が鳴り響いた。
お姉ちゃんはとっさに足を閉じていたが、母から“警告”としてお尻を叩かれ、渋々姿勢を戻していた。
・
バッヂンッ!!
「ぎゃぁぁぁあっ!」
「141。」
2人でそれぞれ70回ずつ叩かれ、すでに“あそこ”は真っ赤に腫れ上がっていた。
わたしも次第に余裕が無くなり、顔は涙と汗で“ぐじょぐじょ”だった。
「…お姉ちゃん。何してるの?」
隣に目をやると、姉が自分の“あそこ”に右手を当てている状態だった。
「ご、ごめんなさいっ!?」
「…駄目。これで“警告”は3回目よ。お姉ちゃんに“罰”を追加するわ。」
そういうと母は姉の右手を捻り上げた。
守るものが無くなった場所に目掛け、空いている腕を思いっきり振り下ろす。
バッヂィィィン!!!
「いっだぁぁぁい!」
多分、本気で叩いたであろう音が部屋中に響き渡った。
あの強さだと、恐らく手形の青あざができていると思う。
「この強さで10発よ。あと9発、しっかりと受けなさい。」
「もういやだぁぁっ!」
「……素直に受けられないなら、百叩きに変えてもいいのよ?」
「ひぃっ!?」
突き刺すような視線で姉が静かになった。
その沈黙を“承諾”と受け取った母は、高々と腕を振り上げ、そして振り下ろした。
バッヂィィィンッ!!!
「いぃぃぃっ!」
「2つ。」
バッヂィィィンッ!!!バッヂィィィンッ!!!
「ごめ゛んなざぁぁいっ!!」
「3つ。4つ。」
身震いするほどの迫力に、わたしの“じくじく感”も強くなる。
きっとわたしも、いつもあんな感じでお仕置きされているのだろう。
しばらく、自分以外のお仕置きを目撃していないため、新鮮な“気持ち”が芽生えてくるのがわかった。
バッヂィィィンッ!!!バッヂィィィンッ!!!
バッヂィィィンッ!!!バッヂィィィンッ!!!
「あ゛ぁぁぁぁっ!!!」
「5つ。6つ。7つ。8つ。」
連続で腕が振り下ろされる。
もう泣き叫ぶことしかできない姉は、平手が当たるたび、“ビクッ、ビクンッ”と、身体が反射的に跳ねていた。
バッヂィィィンッ!!!
「ん゛ぎゃぁぁぁっ!!!」
「9つ。」
バッヂィィィンッ!!!
「あ゛ぁぁぁぁっ!!!」
「10。」
…ようやく10発の“追加罰”が終わった。
横向きになったお姉ちゃんは、“息を絶え絶え”に、開放された手で必死に叩かれた場所をさすっている。
「お姉ちゃん、まだ終わりじゃないわよ。早く元の姿勢に戻りなさい。」
「…うぅ…。」
「…そう。まだ足りないのね。」
「っ!?、ご、ごめんなさいっ!?今戻りますっ!!」
焦って戻ろうとして、自分の汗で滑っているお姉ちゃんが、“正直、面白かった”。
なんだか胸の内が“スッと”した気持ちになっていると、母の平手が振り下ろされた。
バッヂィィンッ!!
「い゛ぃぃっ!?」
「142。…お仕置き中に気を抜かないの。」
「は、はいっ!!」
“ジクジク”とした痛みが、大切なところに襲いかかる。
気を抜いたことに後悔しながら、お仕置きに集中を戻した。
・
バッヂィィィンッ!!!
「あ゛ぁぁぁぁっ!!!」
「199。」
バッヂィィィンッ!!!
「いっだぁぁぁいっ!!」
「200。」
ようやく、2人合わせて200発のお仕置きが終わった。
姉は、ようやく終わったお仕置きに安堵感を抱いているようだった。
…でも、わたしは知っている。
母のお仕置きは、“この程度”では終わらないことを…。
「さあ、次は“お尻百叩き”よ。
布団叩きを使うから、2人とも、床の上で四つん這いになりなさい。」
…予想通り、次のお仕置きを宣告された。
10
お気に入りに追加
43
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。


こども病院の日常
moa
キャラ文芸
ここの病院は、こども病院です。
18歳以下の子供が通う病院、
診療科はたくさんあります。
内科、外科、耳鼻科、歯科、皮膚科etc…
ただただ医者目線で色々な病気を治療していくだけの小説です。
恋愛要素などは一切ありません。
密着病院24時!的な感じです。
人物像などは表記していない為、読者様のご想像にお任せします。
※泣く表現、痛い表現など嫌いな方は読むのをお控えください。
歯科以外の医療知識はそこまで詳しくないのですみませんがご了承ください。

身体検査
RIKUTO
BL
次世代優生保護法。この世界の日本は、最適な遺伝子を残し、日本民族の優秀さを維持するとの目的で、
選ばれた青少年たちの体を徹底的に検査する。厳正な検査だというが、異常なほどに性器と排泄器の検査をするのである。それに選ばれたとある少年の全記録。


体育座りでスカートを汚してしまったあの日々
yoshieeesan
現代文学
学生時代にやたらとさせられた体育座りですが、女性からすると服が汚れた嫌な思い出が多いです。そういった短編小説を書いていきます。

お兄ちゃんはお医者さん!?
すず。
恋愛
持病持ちの高校1年生の女の子。
如月 陽菜(きさらぎ ひな)
病院が苦手。
如月 陽菜の主治医。25歳。
高橋 翔平(たかはし しょうへい)
内科医の医師。
※このお話に出てくるものは
現実とは何の関係もございません。
※治療法、病名など
ほぼ知識なしで書かせて頂きました。
お楽しみください♪♪

ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる