上 下
88 / 88
第3章2部【ソルクユポ編】

第85話【終わりと始まりのプロローグ〜じゃあなみんな〜】

しおりを挟む

「着いたわよぉ」
「お、そうか。本当にすまんなこんなところまで。」
「何言ってるのよぉとうまちゃん?私たち仲間じゃないぃ、これくらいするわぁ」
「ありがとうな」

 エイブ・シュタイナーを倒し、漆黒龍ブラックドラゴン召喚を阻止した翌日。
 俺たち4人はミラボレアの協力もあり、ラペルに戻って来ていた。

「じゃあぁ、私はここで待ってるわねぇ。次はぁ、アンテズ村で良いのよねぇ?」
「あぁ」

 俺たちが馬車の荷台から降りると、ミラボレアはおっとりとした声でそう言う。
 こうして俺たちはラペルへと帰って来た。


「――あ!!皆様!!」
「うぉぉぉぉ!!お前ら中央大陸から帰って来たのか!!」
「って事は何とかドラゴンを倒したんだな!!やったじゃねぇか!!」
「何とかドラゴンじゃねぇ!!ダークドラゴンだろ!!」
「それも違うだろ!!」
「「ハハハハッ!!」」
 
「――へへ、ただいま。」

 久しぶりの冒険者ギルドに入った俺たちは、周りの冒険者たちからの熱い声に笑顔で応えながら中へと進んで行く。
 そしてもちろん、あるひとりの女性に声を掛けた。

「帰って来たぜ」「帰ってきたわよ」「よっ、元気そうじゃねぇか」「ただいまぁ!」
「皆様、本当にご無事で良かったです……!!私……ずっと心配してたんですよ!!」
「へへ、すまんすまん」

 目尻に涙を溜めて笑顔でそう言うお姉さんに、こちらも笑顔で謝る。
 あぁ、この感じ。懐かしいなぁ。

 そんなに長い期間離れていたという訳でも無いのに、ここは実家の様な、そんな安心感があった。

「でも皆様、帰って来たという事はもう中央大陸には居ない、という事ですか?」
「いや、実は今からウェーナのところに行って、エスの墓参りをした後にはアンテズ村に行こうと思っていてな。その後は中央大陸に戻る。」
「え……?もしかしてまた新しい脅威が生まれた……とか――」
「いや、別にそんなんじゃないんだが――」

 するとそこで、横に立っていたみさとが俺の袖を引っ張って来た。
 そして、そちらを向くとみさとは俺だけに聞こえる声で、

「ね、ねぇ。別にラペルのみんなになら言っても良いんじゃないの?」
「いや、ダメだ。今日の朝、スザクから念を押されただろ?」
「そ、それはそうだけど……」

 そう、実は中央大陸からファスティ大陸に馬車で移動する直前に、スザクから「前の世界に戻る」や「自分たちは他の世界から転生して来た」という事は言うなと念を押されていたのだ。

 理由は、来者ノ石は本来魔族や1部の冒険者しか知る事が許されていない物だからだそうだ。
 
 だから、今回こうして石の力を使い、俺たちや同じ様に転生して来た人間を前の世界に戻すというのも、エイブ・シュタイナーを倒した俺の願いだから特別らしい。

 その為、そんな石の存在をせめて中央大陸、魔大陸以外では広めない様に、という訳だな。(その場にいた俺たち以外のファスティ大陸の住人、オネメルとヒルデベルトにもしっかりと口封じをしていた)

「そ、そうですか。でも!!また帰って来て下さいね!!私、何時までも待ってますから!」
「……ッ!!あ、あぁ。」

 だから、俺たちはそんなお姉さんの笑顔に対しても、そんなセリフしか吐けなかった。

 ---

 その後、ウェーナの家を訪れ、ギルドのお姉さん同様に軽く話した俺たちは、そのままの足でエスタリの墓へと向かった。

「ふぅ……やっと着いたぜ。」
「ここ……山の上だから結構疲れるわよね」
「本当だよ……」「疲れたぁ~」

「……」
 
 墓の前に着いた俺はまず、まるでそこに居る友人に軽く話しかける様に、

「ただいま、俺たち帰って来たぜ。」
「いやぁ……疲れたよ。――ってか聞いてくれって!俺こんなどうしようもない奴なのにエイブ・シュタイナーとかゆうヤベーマッドサイエンティスト野郎を倒したんだぜ?すげぇだろ?」

 何度も何度も、墓石に向かってそう語り掛ける。
 この時間だけは、最近色んな事が立て続けに起きて大変だった俺に、久しぶりの日常をくれた。

 そして数十分話したところで――別れの時が来た。

「――じゃあ、お前らも話したい事話せたか?」
「えぇ、とうまの愚痴を色々聞いてもらったわ」
「何聞かせてんだよみさと……」
「私ももう大丈夫だぜ」「うん、私も~!」
「よし、じゃあ――」

 そこで、3人からの反応を確認した俺は、背中から剣を鞘ごと取る。
 そして、

「これ、ありがとうな。お前の剣が無かったら勝ててなかったよ。じゃあな。」

 墓の前にそれを置くと、俺たちはエスタリの墓を後にした。

 ---

 それから数時間後、あの後アンテズ村にも訪れ、村長と色々話した後、帝都ティルトルに帰って来た。

「お、やっと帰ってきたか。お前ら遅いて、前の世界に帰りたいっちゅう奴らもう集まってるで。それに魔法陣諸々も描いたから後はお前らがこの上に乗るだけや。」

 ベイユ競技場の前の広場。直径20メートル程の魔法陣の前に立つスザクは、馬車の荷台から降りた俺たちに頬を膨らませ、そう言う。

「あぁ、すまんな。――って、こんなに居たのか、転生して来た人達は。」
「昨日確認したやろ?まぁでもいざこうやって魔法陣の上に集まってもらうと中々の数よな、ワイも結構ビビったわ。」

 俺とスザクは魔法陣の上に集まる数十人の人達を見ながら互いに簡単の声を上げる。
 エイブ・シュタイナーの奴、こんなにも来者ノ石で転生させていたのかよ。
 そしてその中に俺たちも含まれる、と。


 ――するとそこで、さすがに待ちきれなくなった人達が、

「お~い、まだか~?早く帰りたいぞ~!!」
「俺も早くギャンブルしてぇよ!」
「私、帰ったら父さんの農家継ぐんだ!」

 個々に声を上げ始めた。

「あぁ、残念ながら立ち話をしている時間は無いみたいねぇ。」
「じゃあお前らも魔法陣の上に立ってくれ。」

 そこで後ろからミラボレアとスザクが歩いて来る。
 そっか、実はまだ色々話したい事があるんだが――まぁ仕方ないよな。

「あぁ、」「了解よ」「おう」「あぁ、この世界ともバイバイかぁ」

 俺たちはスザクの指示に従い、魔法陣の上に乗る。
 すると、それに合わせてミラボレアは手に持った来者ノ石を魔法陣に翳した。
 次の瞬間、魔法陣から金色の光が溢れて来る。

「じゃあなお前ら!!前の世界でもちゃんとやるんやで!!」
「元気でな」
「ばいばぁいぃ~」

 光に包まれていく中で、俺は様々な人達からの見送りの声を聞いた。
 レザリオやスザクにミラボレア。そして――

「私たちはこの世界で頑張るわ!!とうまたちも頑張りなさいよ!!」
「とうま殿、みさと殿、ちなつ殿、くるみ殿!!どうかお元気でいてくだされ!!」

 オネメルやヒルデベルトも。

「じゃあなぁ、みんな!!異世界も悪くなかったぜぇぇぇ!!」


 こうして俺は、前の世界へと戻った。

 ---

「………………う、うぅ……」
「大丈夫?おじさん?」

 気が付くとそこは見覚えのある場所だった。
 何故か俺はコンクリートの上で倒れており、横には補助輪付き自転車に乗った子供が心配そうに俺を見下ろしている。

 あれ……?俺、なんでこんなところで……って!!!
 そうだ!!って事はここは!!

 すぐに上半身を起こすと、周りを確認する。
 右側には横断歩道があって、その横に小さな公園。
 間違いねぇ……ここは元の世界……!!

 だとすると……これからまずは新作エロゲ――じゃねぇ!!

「帰るぞッ!!」

 そこですぐに立ち上がると、俺は実家目指して猛ダッシュする。
 前はここに来るだけでも息切れをしていたと言うのに、今回は全く疲れる事は無かった。


 そして実家に着くと、すぐに扉を開け、中に入る。
 すると玄関の前には……

「あ、アンタ帰ってくるの早いじゃない。ゲームを買いに行ってたんじゃないの?」

 酷く痩せこけた、母親の姿があった。
 あ、あぁ……お母さん……

 きっと、あの時俺が異世界に転生なんてせず、あのままエロゲを買って帰って来ていたら、「どけよババア」なんて言ってる場面だろう。

 だが、今の俺はそうはしなかった。
 目から涙が溢れそうになるのを必死に堪え、膝を地面に着ける。そして――

「お母さん!!本当に今までごめん!!こんなんでこれまでの事がチャラになるなんて思ってないけどさ……俺、頑張るから、ちゃんと働いて独り立ちして、恩返しさせて下さい!!」

 人生史上、初めて本心から頭を下げ、謝った。

 --それから数ヶ月後--

 
 
 俺は小さな電気会社に就職し、ボロいアパートで一人暮らしをしていた。
 そして今日は週一回の休日だ。

「場所はここで合ってるよな。」

 俺はスマホで調べた場所の写真と、目の前の喫茶店を見比べながらひとりそう呟く。

 そう、実は今日はと再会する日なんだ。
 暇な時に掲示板に「異世界に転生したけど帰って来た」なんてスレタイで書き込んだら運良く3人ともそのスレを見てたらしくてな、連絡もらって、会う日を決めたって訳だ。

 そうして俺は喫茶店に入る。
 すると、入り口から近い席で楽しく雑談をする美少女3人組の姿が目に入った。

「お、久しぶりだなお前ら!!」
「――あ、とうま久しぶり!!」
「変わってねぇじゃねぇかよとうま」
「久しぶり~!!」

 そうして俺は、3人の座る席に笑いながら歩いて行く。

 ---
 
 まだ俺は30歳になってない若造だ。だからこれからも色々な困難が立ちはだかって来る事だろう。
 前の自分ならば解決しようともせずに逃げるかもしれねぇ。
 ――だが、今の俺なら大丈夫だ。

 なんせ、漆黒龍ブラックドラゴンを吸収した男であり、みさと、ちなつ、くるみを従えるパーティーのリーダーだからな。
 どんな困難が立ち塞がろうとも、上手いことやってやるさ。

 じゃあ最後に、ここまで俺の語りに付き合ってくれたお前らにひとつアドバイスをやるよ。
 新作エロゲを買いに行く時は、補助輪付き自転車に乗った子供に気を付けろよ?じゃあな。

 ~完~
しおりを挟む
感想 0

この作品の感想を投稿する

あなたにおすすめの小説

王宮で汚職を告発したら逆に指名手配されて殺されかけたけど、たまたま出会ったメイドロボに転生者の技術力を借りて反撃します

有賀冬馬
ファンタジー
王国貴族ヘンリー・レンは大臣と宰相の汚職を告発したが、逆に濡れ衣を着せられてしまい、追われる身になってしまう。 妻は宰相側に寝返り、ヘンリーは女性不信になってしまう。 さらに差し向けられた追手によって左腕切断、毒、呪い状態という満身創痍で、命からがら雪山に逃げ込む。 そこで力尽き、倒れたヘンリーを助けたのは、奇妙なメイド型アンドロイドだった。 そのアンドロイドは、かつて大賢者と呼ばれた転生者の技術で作られたメイドロボだったのだ。 現代知識チートと魔法の融合技術で作られた義手を与えられたヘンリーが、独立勢力となって王国の悪を蹴散らしていく!

【改稿版】休憩スキルで異世界無双!チートを得た俺は異世界で無双し、王女と魔女を嫁にする。

ゆう
ファンタジー
剣と魔法の異世界に転生したクリス・レガード。 剣聖を輩出したことのあるレガード家において剣術スキルは必要不可欠だが12歳の儀式で手に入れたスキルは【休憩】だった。 しかしこのスキル、想像していた以上にチートだ。 休憩を使いスキルを強化、更に新しいスキルを獲得できてしまう… そして強敵と相対する中、クリスは伝説のスキルである覇王を取得する。 ルミナス初代国王が有したスキルである覇王。 その覇王発現は王国の長い歴史の中で悲願だった。 それ以降、クリスを取り巻く環境は目まぐるしく変化していく…… ※アルファポリスに投稿した作品の改稿版です。 ホットランキング最高位2位でした。 カクヨムにも別シナリオで掲載。

スライムすら倒せない底辺冒険者の俺、レベルアップしてハーレムを築く(予定)〜ユニークスキル[レベルアップ]を手に入れた俺は最弱魔法で無双する

カツラノエース
ファンタジー
ろくでもない人生を送っていた俺、海乃 哲也は、 23歳にして交通事故で死に、異世界転生をする。 急に異世界に飛ばされた俺、もちろん金は無い。何とか超初級クエストで金を集め武器を買ったが、俺に戦いの才能は無かったらしく、スライムすら倒せずに返り討ちにあってしまう。 完全に戦うということを諦めた俺は危険の無い薬草集めで、何とか金を稼ぎ、ひもじい思いをしながらも生き繋いでいた。 そんな日々を過ごしていると、突然ユニークスキル[レベルアップ]とやらを獲得する。 最初はこの胡散臭過ぎるユニークスキルを疑ったが、薬草集めでレベルが2に上がった俺は、好奇心に負け、ダメ元で再びスライムと戦う。 すると、前までは歯が立たなかったスライムをすんなり倒せてしまう。 どうやら本当にレベルアップしている模様。 「ちょっと待てよ?これなら最強になれるんじゃね?」 最弱魔法しか使う事の出来ない底辺冒険者である俺が、レベルアップで高みを目指す物語。 他サイトにも掲載しています。

アイテムボックス無双 ~何でも収納! 奥義・首狩りアイテムボックス!~

明治サブ🍆スニーカー大賞【金賞】受賞作家
ファンタジー
※大・大・大どんでん返し回まで投稿済です!! 『第1回 次世代ファンタジーカップ ~最強「進化系ざまぁ」決定戦!』投稿作品。  無限収納機能を持つ『マジックバッグ』が巷にあふれる街で、収納魔法【アイテムボックス】しか使えない主人公・クリスは冒険者たちから無能扱いされ続け、ついに100パーティー目から追放されてしまう。  破れかぶれになって単騎で魔物討伐に向かい、あわや死にかけたところに謎の美しき旅の魔女が現れ、クリスに告げる。 「【アイテムボックス】は最強の魔法なんだよ。儂が使い方を教えてやろう」 【アイテムボックス】で魔物の首を、家屋を、オークの集落を丸ごと収納!? 【アイテムボックス】で道を作り、川を作り、街を作る!? ただの収納魔法と侮るなかれ。知覚できるものなら疫病だろうが敵の軍勢だろうが何だって除去する超能力! 主人公・クリスの成り上がりと「進化系ざまぁ」展開、そして最後に待ち受ける極上のどんでん返しを、とくとご覧あれ! 随所に散りばめられた大小さまざまな伏線を、あなたは見抜けるか!?

『収納』は異世界最強です 正直すまんかったと思ってる

農民ヤズ―
ファンタジー
「ようこそおいでくださいました。勇者さま」 そんな言葉から始まった異世界召喚。 呼び出された他の勇者は複数の<スキル>を持っているはずなのに俺は収納スキル一つだけ!? そんなふざけた事になったうえ俺たちを呼び出した国はなんだか色々とヤバそう! このままじゃ俺は殺されてしまう。そうなる前にこの国から逃げ出さないといけない。 勇者なら全員が使える収納スキルのみしか使うことのできない勇者の出来損ないと呼ばれた男が収納スキルで無双して世界を旅する物語(予定 私のメンタルは金魚掬いのポイと同じ脆さなので感想を送っていただける際は語調が強くないと嬉しく思います。 ただそれでも初心者故、度々間違えることがあるとは思いますので感想にて教えていただけるとありがたいです。 他にも今後の進展や投稿済みの箇所でこうしたほうがいいと思われた方がいらっしゃったら感想にて待ってます。 なお、書籍化に伴い内容の齟齬がありますがご了承ください。

【完結】神様と呼ばれた医師の異世界転生物語 ~胸を張って彼女と再会するために自分磨きの旅へ!~

川原源明
ファンタジー
 秋津直人、85歳。  50年前に彼女の進藤茜を亡くして以来ずっと独身を貫いてきた。彼の傍らには彼女がなくなった日に出会った白い小さな子犬?の、ちび助がいた。  嘗ては、救命救急センターや外科で医師として活動し、多くの命を救って来た直人、人々に神様と呼ばれるようになっていたが、定年を迎えると同時に山を買いプライベートキャンプ場をつくり余生はほとんどここで過ごしていた。  彼女がなくなって50年目の命日の夜ちび助とキャンプを楽しんでいると意識が遠のき、気づけば辺りが真っ白な空間にいた。  白い空間では、創造神を名乗るネアという女性と、今までずっとそばに居たちび助が人の子の姿で土下座していた。ちび助の不注意で茜君が命を落とし、謝罪の意味を込めて、創造神ネアの創る世界に、茜君がすでに転移していることを教えてくれた。そして自分もその世界に転生させてもらえることになった。  胸を張って彼女と再会できるようにと、彼女が降り立つより30年前に転生するように創造神ネアに願った。  そして転生した直人は、新しい家庭でナットという名前を与えられ、ネア様と、阿修羅様から貰った加護と学生時代からやっていた格闘技や、仕事にしていた医術、そして趣味の物作りやサバイバル技術を活かし冒険者兼医師として旅にでるのであった。  まずは最強の称号を得よう!  地球では神様と呼ばれた医師の異世界転生物語 ※元ヤンナース異世界生活 ヒロイン茜ちゃんの彼氏編 ※医療現場の恋物語 馴れ初め編

捨て子の僕が公爵家の跡取り⁉~喋る聖剣とモフモフに助けられて波乱の人生を生きてます~

伽羅
ファンタジー
 物心がついた頃から孤児院で育った僕は高熱を出して寝込んだ後で自分が転生者だと思い出した。そして10歳の時に孤児院で火事に遭遇する。もう駄目だ! と思った時に助けてくれたのは、不思議な聖剣だった。その聖剣が言うにはどうやら僕は公爵家の跡取りらしい。孤児院を逃げ出した僕は聖剣とモフモフに助けられながら生家を目指す。

その幼女、最強にして最恐なり~転生したら幼女な俺は異世界で生きてく~

たま(恥晒)
ファンタジー
※作者都合により打ち切りとさせて頂きました。新作12/1より!! 猫刄 紅羽 年齢:18 性別:男 身長:146cm 容姿:幼女 声変わり:まだ 利き手:左 死因:神のミス 神のミス(うっかり)で死んだ紅羽は、チートを携えてファンタジー世界に転生する事に。 しかしながら、またもや今度は違う神のミス(ミス?)で転生後は正真正銘の幼女(超絶可愛い ※見た目はほぼ変わってない)になる。 更に転生した世界は1度国々が発展し過ぎて滅んだ世界で!? そんな世界で紅羽はどう過ごして行くのか... 的な感じです。

処理中です...