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変わる日常
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「これから始まる僕のストーリー、まずはお約束のゴブリン殲滅、それか魔武器と使い魔!」
「魔獣使いは厳しい道っていわれているし、魔武器っていうのがどんなものかは解らないけど、頑張って」
「あれー、そういう学校とかでやらないのー」
「学校で魔武器はよくわからないけど、使い魔なんてやったら、街が魔獣だらけになっちゃうよ」
「それもそうだな、HAHAHAHAHA」
「私も最初はあると思ってたなー魔武器と使い魔」
「お母さん、そうなると私たちってどちらかというと使われる側じゃない?」
「まぁ、そうなるな」
やる気が減った状態でダラダラと学校に戻り、食堂の前を通りかかると、まだご飯の時間には少し早いにもかかわらず人だかりができていた。
「なんだアレ」
今日は後の予定が無いためユウキも野次馬に混ざりに行くと食堂の一区画に大きく張り紙がしてあった。
”現在非常事態につき
一日の授業を短縮します
なお、寮、食堂、練習塔、普通校舎等以外の
無許可の立ち入りは厳罰に処します”
「これはいよいよヤバいな」
どこかから声が聞こえてくる。
「どういう事だよ?」
「最近隣国が戦争を仕掛けるって噂だろもしかしたらここも戦火に……」
周囲が動揺するのが伝わってくる。
「それはありえないわ!」
緊張しだした空気を吹き飛ばすような大声が響く。
「先生達は今この時期に一斉に休暇を取っているのよ、この前だってタチアナ先生がやたらツヤツヤしてたでしょ」
生徒達は先生の顔を思い出したようで一気に熱が冷めたのか散り散りになる。
「帰ろ帰ろ」
後ろの方にいたユウキも興味を無くし帰っていった。
翌日、授業が午前で終わり、のんびりしていると、午後の一限だけ授業を終えたマキナが慌ただしく帰ってきた。
「お母さん、大変だよー!」
刺さりそうな勢いで無駄に豪華な封筒を突き出してくる。
「何これ?」
手紙や請求書が来ることはよくあったが封筒で来るのは珍しい、ユウキが無駄に豪華な封筒を受け取り差出人を確認する。
「うわっ!」
思わず差出人を見て投げだしそうになるが何とかこらえる。
「なんかすごく豪華な仕様ってことは結構なお偉いさんだと思うけど……」
「姫様だ……」
ユウキが姫様と呼ぶのはこの国の王妃では無く、隣国の王妃である、それを聞いたマキナが一気に嫌そうな顔をする。
「下手したら外交問題だよ……」
相手が相手なのでこのまま読まないという選択肢はない、もはや嫌な予感の塊を勇気を出して開封する。
「はあぁぁぁぁあああああ!!!」
手紙と封筒を丁寧に畳んでから床に叩きつける。
「お母さん、なんて書いてあったの?」
「パーティの招待状」
「え……?」
「魔獣使いは厳しい道っていわれているし、魔武器っていうのがどんなものかは解らないけど、頑張って」
「あれー、そういう学校とかでやらないのー」
「学校で魔武器はよくわからないけど、使い魔なんてやったら、街が魔獣だらけになっちゃうよ」
「それもそうだな、HAHAHAHAHA」
「私も最初はあると思ってたなー魔武器と使い魔」
「お母さん、そうなると私たちってどちらかというと使われる側じゃない?」
「まぁ、そうなるな」
やる気が減った状態でダラダラと学校に戻り、食堂の前を通りかかると、まだご飯の時間には少し早いにもかかわらず人だかりができていた。
「なんだアレ」
今日は後の予定が無いためユウキも野次馬に混ざりに行くと食堂の一区画に大きく張り紙がしてあった。
”現在非常事態につき
一日の授業を短縮します
なお、寮、食堂、練習塔、普通校舎等以外の
無許可の立ち入りは厳罰に処します”
「これはいよいよヤバいな」
どこかから声が聞こえてくる。
「どういう事だよ?」
「最近隣国が戦争を仕掛けるって噂だろもしかしたらここも戦火に……」
周囲が動揺するのが伝わってくる。
「それはありえないわ!」
緊張しだした空気を吹き飛ばすような大声が響く。
「先生達は今この時期に一斉に休暇を取っているのよ、この前だってタチアナ先生がやたらツヤツヤしてたでしょ」
生徒達は先生の顔を思い出したようで一気に熱が冷めたのか散り散りになる。
「帰ろ帰ろ」
後ろの方にいたユウキも興味を無くし帰っていった。
翌日、授業が午前で終わり、のんびりしていると、午後の一限だけ授業を終えたマキナが慌ただしく帰ってきた。
「お母さん、大変だよー!」
刺さりそうな勢いで無駄に豪華な封筒を突き出してくる。
「何これ?」
手紙や請求書が来ることはよくあったが封筒で来るのは珍しい、ユウキが無駄に豪華な封筒を受け取り差出人を確認する。
「うわっ!」
思わず差出人を見て投げだしそうになるが何とかこらえる。
「なんかすごく豪華な仕様ってことは結構なお偉いさんだと思うけど……」
「姫様だ……」
ユウキが姫様と呼ぶのはこの国の王妃では無く、隣国の王妃である、それを聞いたマキナが一気に嫌そうな顔をする。
「下手したら外交問題だよ……」
相手が相手なのでこのまま読まないという選択肢はない、もはや嫌な予感の塊を勇気を出して開封する。
「はあぁぁぁぁあああああ!!!」
手紙と封筒を丁寧に畳んでから床に叩きつける。
「お母さん、なんて書いてあったの?」
「パーティの招待状」
「え……?」
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