399 / 425
ネトゲに意図せず転生した
運によるから何とも
しおりを挟む
キャラメイクチケットの事をすっかり忘れて数日を過ごしてしまった、気づいたのは転生者が荷物を運ぶ時に大きすぎる胸が邪魔になった事で気づいたようだ。
「また大量に魔物を倒したらいけるかな?」
「やってみるしかないでしょう……」
代表に聞いて2日ほどひたすら魔物を倒すための時間をくれた、それ以上は要相談という事だった。
「というか魔物ってどうやったら出てくるんだ」
「そうだった、戦闘エリアに入ったら自動で出てくる物とばかり」
「それだったら採取の時とかに遭遇してもおかしくないよね」
「確かに……、じゃあ前回は何で出て来たんだ?」
「……とにかく行こう」
「そうですね」
行ってみないとどうしようもないので、ひとまず戦闘をしていた場所に向かう、そこはまだ戦闘の跡が残っており、迷う事なく到着できた。
「何もないですね」
到着したものの魔物はおろか動物なども気配がなかった。
「……こっちに魔物がいる気がする」
転生者がキョロキョロと周囲を見回したかと思うと、何か見つけたようで遠くを見つめていた。
「分かるんですか?」
「アレだ、デームで次の湧きポイントが表示される感じに似ているかもしれない」
転生者が見つめた方向に走り出す、ゲーム時代の武器を持っているので1人で行かせても問題ないだろうが、一応ついていく。
「本当にいた……」
転生者についていくと以前に遭遇したような魔物たちがいた。
「それじゃあ狩と行きましょう」
それからひたすら魔物を倒していった、前回同様に1撃で倒せるので手数が欲しくなる、4人で銃檄しているので何とかなっているが、コレが1人なら結構キツイ物量になっている。
時折色違いの魔物が出てくるが他と同じように1撃で倒しているが何か違いがあるのだろうか……。
「あの色が違う魔物って何かわかりますか?」
「えっとゲームならレアドロップしやすい敵だったかな、確か強化アイテムとかドロップしてたと思う」
ドロップしやすいと聞いたが倒しても何も落としてはいなかった。
そしてしばらく魔物を倒していると大型の魔物が出てきた、コレも前回も同じように処理する、やはり倒した時に何か落とした。
「何か落ちたね」
「でもチケットじゃなさそうだね」
落ちた物はどう見ても長物のようでチケットなどのアイテム類ではなさそうだ、それでも転生者は拾いにいった。
「あ、あぁーコレかぁ」
「それは何ですか?」
「さっき言ってた強化アイテムだよ」
とって来たアイテムを見せてくれた、シンプルな剣の形に鈍い金色をしており強化アイテムっぽい感じはある。
「というか使えるのかな?」
「どうだろ、自分のやってたゲームだと店でやるから持っててもなぁー」
「とりあえず持っておくしかないのかな」
「そうだねぇ、必ずドロップするとかは限らないよね」
「また大量に魔物を倒したらいけるかな?」
「やってみるしかないでしょう……」
代表に聞いて2日ほどひたすら魔物を倒すための時間をくれた、それ以上は要相談という事だった。
「というか魔物ってどうやったら出てくるんだ」
「そうだった、戦闘エリアに入ったら自動で出てくる物とばかり」
「それだったら採取の時とかに遭遇してもおかしくないよね」
「確かに……、じゃあ前回は何で出て来たんだ?」
「……とにかく行こう」
「そうですね」
行ってみないとどうしようもないので、ひとまず戦闘をしていた場所に向かう、そこはまだ戦闘の跡が残っており、迷う事なく到着できた。
「何もないですね」
到着したものの魔物はおろか動物なども気配がなかった。
「……こっちに魔物がいる気がする」
転生者がキョロキョロと周囲を見回したかと思うと、何か見つけたようで遠くを見つめていた。
「分かるんですか?」
「アレだ、デームで次の湧きポイントが表示される感じに似ているかもしれない」
転生者が見つめた方向に走り出す、ゲーム時代の武器を持っているので1人で行かせても問題ないだろうが、一応ついていく。
「本当にいた……」
転生者についていくと以前に遭遇したような魔物たちがいた。
「それじゃあ狩と行きましょう」
それからひたすら魔物を倒していった、前回同様に1撃で倒せるので手数が欲しくなる、4人で銃檄しているので何とかなっているが、コレが1人なら結構キツイ物量になっている。
時折色違いの魔物が出てくるが他と同じように1撃で倒しているが何か違いがあるのだろうか……。
「あの色が違う魔物って何かわかりますか?」
「えっとゲームならレアドロップしやすい敵だったかな、確か強化アイテムとかドロップしてたと思う」
ドロップしやすいと聞いたが倒しても何も落としてはいなかった。
そしてしばらく魔物を倒していると大型の魔物が出てきた、コレも前回も同じように処理する、やはり倒した時に何か落とした。
「何か落ちたね」
「でもチケットじゃなさそうだね」
落ちた物はどう見ても長物のようでチケットなどのアイテム類ではなさそうだ、それでも転生者は拾いにいった。
「あ、あぁーコレかぁ」
「それは何ですか?」
「さっき言ってた強化アイテムだよ」
とって来たアイテムを見せてくれた、シンプルな剣の形に鈍い金色をしており強化アイテムっぽい感じはある。
「というか使えるのかな?」
「どうだろ、自分のやってたゲームだと店でやるから持っててもなぁー」
「とりあえず持っておくしかないのかな」
「そうだねぇ、必ずドロップするとかは限らないよね」
0
お気に入りに追加
139
あなたにおすすめの小説
うちの兄がヒロインすぎる
ふぇりちた
ファンタジー
ドラモンド伯爵家の次女ソフィアは、10歳の誕生日を迎えると共に、自身が転生者であることを知る。
乙女ゲーム『祈りの神子と誓いの聖騎士』に転生した彼女は、兄ノアがメインキャラの友人────つまり、モブキャラだと思い出す。
それもイベントに巻き込まれて、ストーリー序盤で退場する不憫な男だと。
大切な兄を守るため、一念発起して走り回るソフィアだが、周りの様子がどうもおかしい。
「はい、ソフィア。レオンがお花をくれたんだ。
直接渡せばいいのに。今度会ったら、お礼を言うんだよ」
「いや、お兄様。それは、お兄様宛のプレゼントだと思います」
「えっ僕に? そっか、てっきりソフィアにだと………でも僕、男なのに何でだろ」
「う〜ん、何ででしょうね。ほんとに」
私がいなくなった部屋を見て、あなた様はその心に何を思われるのでしょうね…?
新野乃花(大舟)
恋愛
貴族であるファーラ伯爵との婚約を結んでいたセイラ。しかし伯爵はセイラの事をほったらかしにして、幼馴染であるレリアの方にばかり愛情をかけていた。それは溺愛と呼んでもいいほどのもので、そんな行動の果てにファーラ伯爵は婚約破棄まで持ち出してしまう。しかしそれと時を同じくして、セイラはその姿を伯爵の前からこつぜんと消してしまう。弱気なセイラが自分に逆らう事など絶対に無いと思い上がっていた伯爵は、誰もいなくなってしまったセイラの部屋を見て…。
※カクヨム、小説家になろうにも投稿しています!
婚約破棄されたら魔法が解けました
かな
恋愛
「クロエ・ベネット。お前との婚約は破棄する。」
それは学園の卒業パーティーでの出来事だった。……やっぱり、ダメだったんだ。周りがザワザワと騒ぎ出す中、ただ1人『クロエ・ベネット』だけは冷静に事実を受け止めていた。乙女ゲームの世界に転生してから10年。国外追放を回避する為に、そして后妃となる為に努力し続けて来たその時間が無駄になった瞬間だった。そんな彼女に追い打ちをかけるかのように、王太子であるエドワード・ホワイトは聖女を新たな婚約者とすることを発表した。その後はトントン拍子にことが運び、冤罪をかけられ、ゲームのシナリオ通り国外追放になった。そして、魔物に襲われて死ぬ。……そんな運命を辿るはずだった。
「こんなことなら、転生なんてしたくなかった。元の世界に戻りたい……」
あろうことか、最後の願いとしてそう思った瞬間に、全身が光り出したのだ。そして気がつくと、なんと前世の姿に戻っていた!しかもそれを第二王子であるアルベルトに見られていて……。
「……まさかこんなことになるなんてね。……それでどうする?あの2人復讐でもしちゃう?今の君なら、それができるよ。」
死を覚悟した絶望から転生特典を得た主人公の大逆転溺愛ラブストーリー!
※最初の5話は毎日18時に投稿、それ以降は毎週土曜日の18時に投稿する予定です
転生させて貰ったけど…これやりたかった事…だっけ?
N
ファンタジー
目が覚めたら…目の前には白い球が、、
生まれる世界が間違っていたって⁇
自分が好きだった漫画の中のような世界に転生出来るって⁈
嬉しいけど…これは一旦落ち着いてチートを勝ち取って最高に楽しい人生勝ち組にならねば!!
そう意気込んで転生したものの、気がついたら………
大切な人生の相棒との出会いや沢山の人との出会い!
そして転生した本当の理由はいつ分かるのか…!!
ーーーーーーーーーーーーーー
※誤字・脱字多いかもしれません💦
(教えて頂けたらめっちゃ助かります…)
※自分自身が句読点・改行多めが好きなのでそうしています、読みにくかったらすみません
婚約破棄ですね。これでざまぁが出来るのね
いくみ
ファンタジー
パトリシアは卒業パーティーで婚約者の王子から婚約破棄を言い渡される。
しかし、これは、本人が待ちに待った結果である。さぁこれからどうやって私の13年を返して貰いましょうか。
覚悟して下さいませ王子様!
転生者嘗めないで下さいね。
追記
すみません短編予定でしたが、長くなりそうなので長編に変更させて頂きます。
モフモフも、追加させて頂きます。
よろしくお願いいたします。
カクヨム様でも連載を始めました。
誰もシナリオを知らない、乙女ゲームの世界
Greis
ファンタジー
【注意!!】
途中からがっつりファンタジーバトルだらけ、主人公最強描写がとても多くなります。
内容が肌に合わない方、面白くないなと思い始めた方はブラウザバック推奨です。
※主人公の転生先は、元はシナリオ外の存在、いわゆるモブと分類される人物です。
ベイルトン辺境伯家の三男坊として生まれたのが、ウォルター・ベイルトン。つまりは、転生した俺だ。
生まれ変わった先の世界は、オタクであった俺には大興奮の剣と魔法のファンタジー。
色々とハンデを背負いつつも、早々に二度目の死を迎えないために必死に強くなって、何とか生きてこられた。
そして、十五歳になった時に騎士学院に入学し、二度目の灰色の青春を謳歌していた。
騎士学院に馴染み、十七歳を迎えた二年目の春。
魔法学院との合同訓練の場で二人の転生者の少女と出会った事で、この世界がただの剣と魔法のファンタジーではない事を、徐々に理解していくのだった。
※小説家になろう、カクヨムでも投稿しております。
小説家になろうに投稿しているものに関しては、改稿されたものになりますので、予めご了承ください。
その幼女、最強にして最恐なり~転生したら幼女な俺は異世界で生きてく~
たま(恥晒)
ファンタジー
※作者都合により打ち切りとさせて頂きました。新作12/1より!!
猫刄 紅羽
年齢:18
性別:男
身長:146cm
容姿:幼女
声変わり:まだ
利き手:左
死因:神のミス
神のミス(うっかり)で死んだ紅羽は、チートを携えてファンタジー世界に転生する事に。
しかしながら、またもや今度は違う神のミス(ミス?)で転生後は正真正銘の幼女(超絶可愛い ※見た目はほぼ変わってない)になる。
更に転生した世界は1度国々が発展し過ぎて滅んだ世界で!?
そんな世界で紅羽はどう過ごして行くのか...
的な感じです。
お花畑な母親が正当な跡取りである兄を差し置いて俺を跡取りにしようとしている。誰か助けて……
karon
ファンタジー
我が家にはおまけがいる。それは俺の兄、しかし兄はすべてに置いて俺に勝っており、俺は凡人以下。兄を差し置いて俺が跡取りになったら俺は詰む。何とかこの状況から逃げ出したい。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる